マーク金井blog

カテゴリー: ゴルフクラブ分析

2016年01月02日2016年、超私的なアナライズ新製品情報!!!!

年末年始の営業のお知らせ

アナライズの営業に発送ですが27日15時までのご注文分まで年内に発送します(組み立てが必要なものを除きます)年始は1月5日から、ご注文順に徐々に発送を開始します。ご注文はいただけますが、お問い合わせなどのメールの返信もお休みさせていただきます


 


 

 新年明けましておめでとうございます。

 

年末年始は地元大阪に帰省し、大晦日(12月31日)に高野山に行ってきました。高野山へは二度目で、一度目は大学1年生の春のゼミ旅行(ほぼ40年前)、そして今回は開祖1200年。南海電車とケーブルカーに乗りつぎ、総本山金剛峯寺、そして奥の院を参ってきました。今年は雪が少ないですが、高野山にも雪はまったくありませんでした。高野山の歴史でも、年末年始に雪がないのはめったにないそうです。

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年が明けた元旦、新幹線で神田に戻りました。すでにスノボに行きたくてウズウズしていますが、それ以上にウズウズしているのが試作クラブのテストです。昨年から開発しているクラブ、シャフトのサンプルが上がるのを今か今かと待ちわびています。

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そこで今回は一足早く、アナライズの新製品情報をお届けします。

 

 第1弾は60gのウッド用シャフト「W60」。

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新年から発売です。ドライバーのシャフト重量が50g台の人向けに開発したシャフトで、元々はFW用に開発したシャフトです。テストの段階でドライバーに装着してみたら、ドライバーでもかなり使い勝手が良いシャフトに仕上がっています。設計コンセプトは「ミート率の向上」と「捕まり」。高速度カメラでも明らかになっていますが、芯で捕らえることができると飛距離も出ますし、方向性も安定します。ユニフレックスなので硬さはひとつだけ。ヘッドスピードが38~44m/sぐらいの人にちょうど良く仕上げました。

 

 第2弾はロフト17度の3W(3HL)

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こちらも新年から発売します。設計に2年費やしました。ヘッドの大きさは3Wなので大きくて安心感があり、今どきの大型ドライバー(460CC)とのマッチングの良さにこだわりました。ロフトは17度あり、3Wでもボールが上がりやすく、やさしくキャリーが出るようになっています。一見、ロフトが多いだけのFWに見えますが、実はソール形状に工夫を凝らし、ウエッジ、アイアンと同じく、FWにもわずかですがバンス角がついてます。これにより、ダフりのミスにすこぶる強くなっています。バンス角をどれぐらいにするかが難しく、テストを何度も繰り返しました。FWにバウンス角を着けるというのは常識外れですが、このおかげで常識外れにダフりのミスに対して強いクラブができあがりました。そしてルール適合ながら反発が高いフェースを装着し、打感と弾きの良さを両立。純正シャフトはもちろんアナライズのW65、W60をチョイスできます。

 

 第3弾はドライバー並みに飛ぶ3W(3+)

 

こちらは2月ぐらいから発売します。ディープフェースでロフトが13度。主にティショット用の3Wです。こちらは低重心に設計することで、ティアップして打つとドライバー並みの低スピン弾道が打てます。飛ぶ3Wが欲しい人、そしてドライバーが苦手な人が飛距離を最大限に稼げるクラブです。大型ヘッドに比べると重心距離が短いので、球筋を打ち分けるのにも適しています。こちらもバウンスソール、反発が高いフェースを装着することで、打感と弾きの良さを両立させています。

 

第4弾は初心者でも簡単に打てるドライバー

 

こちらは5月くらいに完成予定。このブログでも書いてますが、ゴルフ未経験者、初心者にとって今どきのゴルフクラブはやさしくありません。ヘッドが大きくなったことで重心距離が長くなってしまったからです。ゴルフ未経験者、初心者にとって打ちやすいのは重心距離がほぼゼロのクラブ。コードネームは「ゼロ、グラビティ」。重心距離がほぼゼロのクラブはルール適合ではありませんが、ゴルフ新規参入者が楽しめるクラブは必要だと思い製品化に踏み切りました。

 

 そして第5弾はスイングが良くなるシャフト

 

 

シャフトセミナーで反響が大きかったのがシャフトのしなりをダイレクトに感じられる「超軟らかシャフト」。ウッド用は市販されているものがありますが、アイアン用はマーク金井が満足するシャフトが見当たりません(過去にはアナライズで販売してました)。セミナー受講者からのリクエストに応えるべく、製品化を進めています。こちらは4月ぐらいに販売開始を考えています。

 

 

ゴルフは道具(クラブ)でスイングが良くもなれば、悪くもなります。アナライズのクラブ作りのコンセプトは、スイングが良い方向に導かれるクラブを作ること。スイングが良くなれば、ヘッドスピードが上がり、ミート率が良くなり、飛距離と方向性を両立させることができるからです。

 

 

2016年も残すところ364日。今年もほぼ毎日ブログ更新していきますので、よろしくお願いします~。

 

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皆様あけましておめでとうございます

アナライズお年玉キャンペーン第一弾

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そして車に貼れるアナライズステッカー↓

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をプレゼントします。この機会に是非!!!


2015年12月25日寒くてブルブル震える冬ゴルフで役立つアプローチに適したクラブとは!?

アナライズのクリスマスセール!!

このブログを読んで、クリスマスイブ。クリスマス(25日)に1万円以上アナライズストアでお買い物していただいた方に、各サイズ先着5名まで。MMT9グローブ(限定色の黒)をプレゼントします

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お買い上げの際、備考欄に、ご自身のサイズを必ず書いてください。

XS(18、19)、S(20,21)、M(22、23)、L(24、25)(すいません26以上に該当するサイズはありません)


 

昨日はクリスマスイブ。そして今日はクリスマス。このブログがアップされる頃、マーク金井はスノボの初滑り真っ只中です。場所は、神田からサクッと新幹線に乗っていけるガーラ湯沢。これまで同様、朝一の新幹線に飛び乗り、8時30分くらいから3時間ほどガッツリ滑ってきます。ゴルフに例えるならば、スノボもハーフ(半分)しかプレーしません。そしてお昼過ぎの新幹線で神田に戻り、銭湯でサクッと汗を流して、午後3時過ぎからは普段通りに仕事します。

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ゴルフは18ホール、スノボは朝から夕方まで楽しむものと思っている人には物足りないと思うかも知れませんが、半分にするといろんなメリットがあります。半分ならば疲れが翌日に残りません。加えて、時間を有効に使えます。もうちょっとやりたいと思う時に終わるので、すぐ次も行きたくなって定期的に行くようにもなるのです。昨年はワンシーズンで20回ほどスノボに行きましたが、今シーズンも同じくらい通うつもりです。

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スノーボーダーやスキーヤーにとって、今年は雪が少ないのが心配ですが、ゴルファーにとって雪が少ないのはありがたいことです。ゴルフは雪が積もってしまえばプレーできませんが、雪が積もらなければ年中プレーできるからです。寒いと、ティグラウンドが凍ってティが刺さりにくくなったり、フェアウェイやグリーンが凍って難易度が増してきますが、雪が積もってなければプレー進行に支障が出ないからです。

 

さて、この冬場のゴルフ。

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ティグランドでティが刺さらないのは厄介ですが、実は、地面が凍っている時というのはゴルファーに不利なことばかりではありません。ティショット、そしてセカンドショットに関しては、凍っている時の方が有利なことがあります。まず、ティショットですが、地面が凍っているとダフりのミスは出ません。凍っているとソールが勝手に跳ねてくれます。実は、この跳ね上がりを利用するとスライスを防止できますし、低スピン弾道で飛距離が出る弾道が打ちやすくなるのです。打ち方は簡単、ボールの手前数センチの所を、わざとダフるようにスイングして下さい。やるのはこれだけ、ボール手前の地面をソールでワンタッチすると、その反動でフェースが被りドローが打てます。また、ボール手前の地面をソールでワンタッチすると、アッパーブロー軌道でインパクトを迎えることができ、低スピン弾道が打ちやすくなるのです。地面が凍っている時は、クリーンに打つよりも、わざとワンタッチさせた方がいいショットが打てます。

 

セカンドもしかり。地面が凍っていればザックリ、ダフりのミスは絶対に出ません。凝っているとヘッドが芝の中に潜らないからです。なので、セカンドもわざとダフり気味にヘッドをいていけば、ソールが勝手に滑ってくれ、そこそこのショットが打てます。ただし、地面が凍っていると落下後のランが予想以上に出ます。グリーンに直接どくクラブではなく、花道にキャリーするクラブを選び、わざと手前を狙って下さい。グリーンに直接キャリーさせてしまうと、「コーン」と勢いよく跳ねて、グリーンオーバーして大トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。

 

地面が凍っている場合、難易度が一気に増すのがアプローチです。フルショットと違って、アプローチではハーフトップやトップを打ってしまうとボールが飛びすぎて、オーバーのミスが出やすくなります。また、地面が凍っているとボールの下をヘッドが通過しづらい分だけ、フワッと上げるショットを打つのが非常に難しくなります。ザックリ、ダフりは出ませんが、トップのミスが出やすくなるので注意が必要です。

 

 では、アプローチを打つ時はどんなクラブで打てばトップのミスを減らせるのか?

 

一番確実なのはパターです。凍ったフェアウェイから凍ったグリーンに向かって打つ場合もパターならばミスショットの心配はありませんし、トップの心配もありません。パターで打てば最初から転がるからです。ただし、パターで打つ場合は距離感をつかむのが難しくなります。慣れの問題もありますが、ボールからグリーンエッジまで5ヤードぐらいが限度でしょう(慣れてくればボールからエッジまで10ヤードぐらいでも大丈夫)。

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次に確実なのはFWやUTを使ったアプローチ。これはプロでもやっている人が多いですが、メリットはパターで打つよりもキャリーが出る分だけ距離感を合わせやすいこと。FWやUTならばソール幅が広い(アイアン、ウエッジに比べて)分だけ、凍ったFWでもミスが出づらくなります。ただし、FWやUTで打つ場合、クラブをかなり短く持つ必要があります。右手はシャフトを持つぐらいな感じでグリップを余らせ、短く持った分だけパターで打つ時のような構えをして下さい。短く持ってパターの時のようにアドレスすると、ソールのヒール側が少し浮いた感じになりますが、それでOKです。FWやUTはパターで打つよりもボールが飛びます。キャリーも出るので、ボールからグリーンエッジまで10ヤードぐらいまで行けます(慣れてくればボールからエッジまで20ヤードぐらいでも大丈夫)。

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もしも、もっと手軽でやさしいクラブを求めているならばチッパーをオススメします。
チッパーはアプローチ専用クラブなので、クラブをわざと短く持つ必要がありません。そして、ロフトも適度にあるのでキャリーが出ます。ボールからグリーンエッジまである程度距離があっても使えます。アナライズではUTと同じヘッド形状のチッパー「UT35」をラインアップしてますが、これはロフトが35度。長さと、ライ角はパターとほぼ同じなので、パター感覚で使えます。アプローチショットで大きなミスを減らしたい、確実に1打でグリーンに乗せたい人には、かなりというか相当お助け度が高いクラブです。

 

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チッパーを使うと「ゴルフが上手くならない」と思っているアマチュアの人もいるみたいですが、そんなことはありません。難しいクラブを使ってミスを連発した方が、負の経験を重ねることになって、ますますアプローチで苦手意識が働きます。他方、確実にグリーンに運べるクラブを使って打てば、アプローチでの苦手意識を払拭でき、積極的な気持ちでショットに望めます。アプローチでスコアを浪費する人は、クラブに助けてもうらうのは多いにアリです~。

 

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マジックマリガンUT35【4つのポイント】

こちらついに、販売終了します!!!

MS48MSウエッジです。アナライズで初めて出したクラブです

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販売終了につき特別価格 12960円です。

ちと組み立てに時間がかかりますので、納期は一週間程度かかります

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27度 販売開始!!!

24度も販売再開!!

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よろしくお願いします

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2015年12月17日今どきのドライバー、超私的にジャンル分けするとこんな感じになります!?

今年も残すところ2週間。師走の慌ただしい中、このブログがアップされる頃には千葉市民ゴルフ場にいます。第4回目を迎える世界最小トーナメント、MMT9の本大会が12時31分からスタート。プロ20名、アマチュア20名が参加し、9ホールの熱き戦いが繰り広げられます。世界最小規模のトーナメントですが運営は男子レギュラーツアーにも勝るとも劣りません。スタートホールではプロのアナウンサーがスタートコースしますし、リアルタイムでの速報をやってます。プロの試合ですから、もちろんギャラリーも現地観戦できます。

 

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無料で観戦できます

 

マーク金井は最終組、13時34分にスタート。この試合は競技方法もユニークで、プロはクラブ4本しか使えません。対して、アマチュアは7本です。クラブの本数を制限することでプロならでの技をぞんぶんに見ることができますし、プロはプロで技の引き出しがどれだけあるのか問われます。過去3回はいずれもプロが勝ってますが、9ホールの短期決戦ですから何があるか分りません。アマチュアの優勝も大いにありえる試合です。

 

さて、今日のエントリーは昨日の続きです。今どきのゴルフクラブ、特にドライバーはカテゴリーが分けが難しくなっていると書きました。現在は、ゴルフクラブを以下のようにカテゴライズしています。

 

・ビギナー(初心者、これは昔も今も同じ)
・アベレージゴルファー(昔で言うならば、中級者)
・セミアスリートゴルファー(昔で言うならば、中上級者)
・アスリートゴルファー(昔で言うならば、上級者、プロゴルファー)

 

ゴルフを長くやっている人でもかなり分かりづらいカテゴライズです。プロや上級者がやさしいクラブを使うようになったことが影響しているのだと思いますが、ゴルフ未経験者だけでなく、長年ゴルフをやっている人でもわかりづらくなっています。

 

では、今どきのゴルフクラブ(特にドライバー)は、どんな風にカテゴライズすると分りやすくなるのか?その答えの一つは、価格です。米国では、

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499ドル
399ドル
299ドル

 

と3つのカテゴリーに分かれています。値段が高い、普通、安い。非常に分りやすいカテゴライズですし、ゴルフ未経験者にもクラブを選びやすくなっています。ただし、このカテゴライズだと価格は分っても、クラブの性能を見極めるのが難しくなります。そこで、超私的に提案したいのが、クラブ性能のジャンル分け(カテゴライズ)です。

 

昔と違って、今どきのゴルフクラブ(特にドライバー)は、設計の自由度が高くなったことで見た目だけでは性能が見分けづらくなりましたが、クラブの性能に強い影響を与えているのが、

 

重心距離と慣性モーメントの大きさです。

 

 

この2つの数値が変わると、振り心地、そしてクラブの挙動がガラッと変わります。

重心距離が短い(慣性モーメントが小さい)=ヘッドの操作性が高い
重心距離が長い(慣性モーメントが大きい)=ヘッドの操作性が低い

 

 

操作性と言ってもピンとこない人もいると思いますが、要するに、スイング中に、ヘッドを回転させやすいのが「操作性が高い」、スイング中に、ヘッドが回転しづらいのが「操作性が引く」ということ。

 

スキーやスノボに例えるならば、

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重心距離が短い=サイドカーブが小さい(小回り系)
重心距離が長い=サイドカーブが大きい(大回り系)

 

となります。なので、重心距離が長くて慣性モーメントが大きいクラブというのは、ミスに強い(スイートエリアが広い)という特徴がありますが、同時に、操作しづらいクラブでもあるのです。車に例えるならば、トレーラーや大型トラック。直進安定性にすぐれているので、「オートマチック系」というのが分かりやすい例えです。

 

対して、重心距離が短くて慣性モーメントが小さいクラブというは、ミスに強くない(スイートエリアが広くない)という特徴がありますが、同時に、操作しやすいクラブでもあるのです。車に例えるならば、小型のスポーツカー。ハンドリングがシャープでカーブを曲がりやすいので、「マニュアル系」というのが分かりやすい例えです。

 

今どきのゴルフクラブ(特にドライバー)は、この2つと、その中間的なクラブにジャンル分け(カテゴライズ)できます。クラブメーカーも、このような表記をしていだけると、ゴルファー(ユーザー)がクラブを選びやすくなると思います~。

 

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よろしくお願いします

 


2015年12月16日ここが変だよ日本のゴルフ界!? ゴルフクラブのカテゴリー編

昨日は久しぶりに電車薄暮ゴルフに行ってきました。場所は神田から30分ほどで行ける赤羽ゴルフ倶楽部(東京都、北区)。12月とは思えないほど穏やかな天気の中、担ぎセルフで9ホール。来場者が多かったですが、それでも9ホールに費やした時間は2時間ほど。18ホールの半分ですが、担いで歩いてプレーしているので18ホールをカートに乗ってプレーしているよりも歩いています。2時間ガッツリあるいてプレーすると、9ホールでも十分な運動量。プレー後の生ビールはひときわ美味しかったです(笑)

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そして夜は、インターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。ゲストは東京スポーツの森伊知郎さん。新聞記者の目から、現在のプロゴルフ界についてじっくり話を伺いました。森さんには質問コーナーでも答えていただきましたが、あらためて「ここが変だよ」と思ったのがゴルファーのカテゴライズです。

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質問は、こんな感じでいただきました。

 

 雑誌のドライバー特集で、セミアスリートに良いと目にするんですが、「セミアスリートってなんやねん?」ってマークさん思いませんでしょうか?

 

 

ゴルフを長くやっている人はもとより、ゴルフをまったくやっていない人が「セミアスリート」といったら、恐らく「どんな人なのかまったくイメージ沸かない」と思います。
そもそもゴルフがスポーツであるとするならば、「ゴルファー=アスリート」になるわけですから‥‥

 

 

で、現状から先に申し上げると、ゴルフクラブをカテゴライズ(分類分け)するために、ゴルフメーカーは、以下のようにゴルファーをカテゴライズしています。

 

・ビギナー
・アベレージゴルファー
・セミアスリートゴルファー
・アスリートゴルファー

 

ちなみに、メーカーによっては「プレミアムアスリート」というカテゴリーを作っている所もあったりします。

 

このカテゴライズを、かなり強引に分かりやすく変換すると、、、

 

・ビギナー(初心者、これは昔も今も同じ)
・アベレージゴルファー(昔で言うならば、中級者)
・セミアスリートゴルファー(昔で言うならば、中上級者)
・アスリートゴルファー(昔で言うならば、上級者、プロゴルファー)

 

 

30年前には、アスリートゴルファーとかセミアスリートゴルファーといったカテゴライズはありませんでした。アマチュアゴルファーは単純に、

 

・初心者
・中級者
・上級者

 

という風にカテゴライズされ、ゴルフクラブも初心者向け、中級者向け、上級者向けという風に作られて、そして販売されていました。

 

 では、なぜクラブメーカーはゴルファーのカテゴライズを分かりづらくしたのか?

 

 

ここからはマーク金井の推察ですが、ひとつはゴルフクラブが従来のカテゴライズだとつじつまが合わなくなったのだと思います。30年以上前ならば、プロや上級者は、例外なく上級者向けのクラブを使っていました。中級者向けクラブを使うなんてことは無かったのです。それが、チタンドライバーが登場し、460CCの大型ヘッドが当たり前になってからは、プロや上級者が中級者向けのクラブを使うようになってきました。

 

上級者≒上級者向けクラブ

 

という図式が出来てしまったため、クラブメーカーは「上級者向け」クラブというのが成立しなくなってしまったのです。結果、上級者に変わるカテゴライズとして、

 

上級者=アスリート

 

という図式を作ったのだと思います。アスリート向けが上級者になると、中級者も中級者というカテゴライズができません。結果、「中級者=セミアスリート」というカテゴライズが生まれたのだと思います。もちろん、ゴルファーのカテゴライズは腕前だけでは決まりません。「競技に積極的に参加している人=アスリート」というカテゴライズもなされています。

 

クラブメーカーがゴルファーをカテゴライズしているのは(しなくてはならないのは)、クラブをカテゴライズしないと、ゴルフクラブのジャンル分けができないからです。でも、現在のジャンル分けは、決して、分りやすいジャンル分けではありません。ゴルフをしたことがない人がこのジャンル分けを見たら、「クラブを購入するのは難しい」「クラブを購入するのは面倒」と感じるに違いありません。

 

では、どんな風にクラブをカテゴライズすればいいのか?

 

すごくシンプルですが分りやすいのか、ゴルファーのタイプではなくて、価格で分ければいいと思います。実際、米国ではクラブのジャンルは価格で明確に分かれており、例えばドライバーならば、

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499ドル
399ドル
299ドル

 

と3つのカテゴリーに分かれています。値段が高い、普通、安い。非常に分りやすいカテゴライズですし、ゴルフ未経験者にもクラブを選びやすくなっています。

 

なんでも米国の真似をすればいいわけではありませんが、ことクラブのカテゴライズに関しては価格が分りやすいと思います。クラブのカテゴライズがシンプルなれば、ゴルファーは昔のように、ビギナー、中級者、上級者とシンプルにカテゴライズできます。ゴルフクラブの性能の分け方については、次回、じっくりと説明しましょう~。

 

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こちらついに、販売終了します!!!

MS48MSウエッジです。アナライズで初めて出したクラブです

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販売終了につき特別価格 12960円です。

ちと組み立てに時間がかかりますので、納期は一週間程度かかります

48と、L(60度)しか残っておりませんが、T島は 48度を50度に寝かし、Lを2度立てて58度として使っていました。(AとSはありませんか?とか面倒くさいので聞かないでください。無いもんは無いのです・・)

明日はMMT9 本戦です

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無料で観戦できますので、是非皆さんお越しください

マーク金井ブログ更新していますセミアスリートって・・メーカーの苦悩がにじみに出ていますhttp://analyze2005.com/mkblogneo/?p=14801

Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年12月15日


2015年12月14日2016年のドライバー、超私的に「ぶっ飛び」指数をランキング!!!!

12月のこの時期は忘年会のシーズン真っ只中ですが、今年のアナライズはセミナーシーズン真っ只中。昨日は高速度カメラを使った「インパクトセミナー」を実施し、来週以降も12月20日と12月23日にもセミナーを開催します。嬉しいことに、今年は忘年会の回数よりもセミナーの回数の方が上回りました。

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忘年会は12月にやるから忘年会ですが、12月の恒例行事としては欠かせないのがランキングでしょう。そこで今回のエントリーは、今年試打したドライバーの飛びの性能を超私的にランキングしてみたいと思います。超私的とわざわざ書くぐらいですから、誰が打っても飛ぶという意味ではありません。あくまでマーク金井本人が打った時に、飛び指数が高いドライバーのランキングです。

 

 

では、早速発表します。今年打った中で飛んだトリプルスリーは、、、、

 

テーラーメイド M1

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ナイキ ヴェイパーフレックス440

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テーラーメイド エアロバーナー

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この3モデル。このブログでも紹介してますが、M1エアロバーナーともに2本購入してますし、今年のラウンドで使う機会が多かったのもこの2本です。昔からテーラーメイドのドライバーを使うことが多かったですが、今年は、特にこの2モデルが不動のエースドライバーでした。M1については昨日のブログでも書きましたが、低重心効果で低スピン弾道が打てて飛びます。ナイキのヴェイパー フレックス440もコースで打ちましたが、これも低重心で低スピン弾道で飛距離を稼げます。発売は来年3月4日。すでに購入リストに入っています。

 

このヴェイパーフレックス440の特徴は、ヘッドの60%に軽量素材のRZN(樹脂素材)が採用されていること。チタン素材が使われているのはフェースとボディの前側だけです。これによりに大きなフリーウエート生み出してます。加えて、ソールには重心を前後に移動できるスティック(フレックスフライト)を搭載。これで重心深度を浅くする方向に調整して打つと、低スピンのぶっ飛び弾道が打てました。

 

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3位に入ったエアロバーナーは、重心距離が長めで浅低重心。シャットフェースなトップを作ってインサイドからヘッドを入れると、ドロー弾道で飛距離を稼げます。M1に比べるとややヘッドが軽い(それでも200g弱あります)ので、45.5インチの長さで飛距離を稼げます。

 

トリプルスリーには入りませんでしたが、その次に飛び指数が高かったのは以下の3モデルです。

 

・コブラ Fly-Z+

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・テーラーメイド 初代グローレ

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・ブリヂストン JGR

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Fly-Z+もヘッド上部(クラウン)はカーボン素材。ソールには重心の深さを調整できるウエートが配され、重心を浅くする方向に調整すると低重心効果で低スピンで飛距離を稼げます。重心距離はエアロバーナーよりもさらに長いので、ヘッドの飛び指数も高いです。Fly-Z+はエアロバーナーとM1を足したようなハイテクドライバーで、リッキー・ファウラーも使っているにも関わらず、何故か日本でスマッシュヒットしませんでした。今は、マークダウンされているのでかなりお買い得価格で手に入ります。テークバックでフェースを開いてしまう人には向きませんが、シャットフェースのトップを作れる人には、飛び指数が高いドライバーです。

 

 

初代グローレは発売されたのが2012年。今から3年以上前のドライバーですが、現在も飛び指数はかなりのモノです。テーらメイドにしてはヘッドがやや軽め(それでも日本製ドライバーに比べれば軽くありません)なので、46インチの長尺仕様に作れ、46インチ効果でヘッドスピードを上げて飛距離を稼げます。フェースは鍛造で弾き感、そしてインパクト音が澄んでいます。ことさら低重心ではありませんが、46インチ効果で飛び指数が高くなります。ヘッドはノーマルポジションだとややフックフェースになるので、マーク金井が使う時はフェースを開く方向に調整して使っています。

 

JGRは出たばかりの新製品。ブリヂストンのモデルの中では重心距離がやや長めで、シャットフェースなトップを作る人間にも振りやすくなっています。ルール適合モデルですがフェースの弾き感が良くボール初速が出ます。ヘッドがやや軽めなので46インチぐらいに仕上げると、長尺効果でヘッドスピードを上げて飛ばせるドライバーです。

 

選んだドライバーの6本の内、3本がフルチタンではなく、カーボンや樹脂素材とのコンポジット構造。コンポジット構造の方が低重心に設計しやすいことを考えると、2016年に発売されるドライバーは、ますますコンポジット構造が増えてくるでしょう~。

 

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お待たせしました 

アナライズマジックマリガンUT

27度 12月1日より受注開始!!!

24度も受注再開!!

 

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こちら発売されています↓

「一生役立つ」シリーズの最新作「一生役立つゴルフクラブの見極め方」全5巻がKindleストアで発売開始になりました(各巻162円/税込)。

本書はメールマガジン「マーク金井の書かずにいられない」に連載された「ゴルフクラブの正体を紐解く」を1冊にまとめたもの。重心距離や重心高、シャフトの硬さやキックポイント等々、個々の特性はもちろん、それぞれがどう影響し合っているのかも詳しく解説しています。

雑誌やWebに氾濫するゴルフクラブの情報は、正しい知識を持っていないと間違ったクラブ選びにつながる恐れがあります。ぜひとも本書を読んでゴルフクラブの正体(本質)を理解し、様々な情報に惑わされずにクラブの良し悪しをジャッジしてください。

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