
カテゴリー: ゴルフクラブ分析
2017年10月03日超私的な記者発表インプレッション 10代目ゼクシオはどこがどう進化したのか!?

昨日は品川駅から京浜急行に乗って、生まれて初めて北品川駅で下車しました。向かった先は東京マリオットホテル。ダンロップの主力ブランド、ゼクシオの10代目の記者発表に参加してきました。
ゼクシオはモデルチェンジのサイクルが2年に1度。10代目ということは、18年以上続いているブランドです。そして、初代から9代目に至るまでずっと大ヒットを続けています。この18年間でゼクシオブランドのクラブは累計で1900万本を超え、単純計算すればゼクシオは年間100万本以上売れています。ゴルフクラブ業界では、「年間10万本売れたら大ヒット商品」ということを考えると、ゼクシオがいかに突出したお化けブランドなのかが分ります。
売れることが必然、大ヒットして当たり前という宿命を背負っているゼクシオですが、今回の10代目はどんな風に進化を遂げたのか?
10代目となるゼクシオのコンセプトは、、、
21世紀は、美しく飛ばそう。
なんとも壮大でムード満点のコピーです。美しいという形容詞を使っていることを裏読みしたくなりますが、そこはあえてやめておきます。続いて、クラブのコンセプトは、
「打ちやすさ」
「飛距離性能」
「爽快感」
ここでは少し具体的になってきました。形容詞だけではなくて、飛距離とやさしさをアピールしています。続いて、キャッチフレーズが、、、
飛びの”芯食い”体験
芯を”高める”
芯を”集める”
具体的に言うと、ヘッドの方では従来モデルよりもスイートエリアを広げたことをアピールし、シャフトの方では芯に当たりやすいシャフト(スイングの再現性が高くなるシャフト)を新たに開発したとメーカー側は謳っています。前作、9代目のゼクシオでもそうでしたが、ここにきてゼクシオはスイングに言及するようになっています。アマチュアの多くはミート率が悪い。そのミート率の悪さを解消できるシャフトを作ったそうです。
ちなみにヘッドの方は、今回のモデルチェンジで前作よりもスイートエリアを34%も拡大したとアナウンスしています。
記者発表の場では、10代目のゼクシオは終始、「芯」で捕らえることの重要性を説いています。時間が限られていることもあると思いますが、他の点についてはほとんど振れられていませんでした。
では、実際の10代目のゼクシオはどんな風に進化したのか!?
まだ1発も打ってませんが、10代目のゼクシオは「芯」にこだわっただけでなく、ドライバーに関しては、もうひとつの点にもかなりこだわっていることをクラブが教えてくれました。
それは捕まりです!!!!!!!!!!!!!!
従来モデルと比べると、以下の点が変わっています。
・ライ角がアップライトになっている
・フックフェースの度合いが強くなっている
・フェースのラウンドが減っている
そして、そして転写マーク(クラウンマーク)の位置がフェースセンターではなくて、フェースのトウよりにわざとズラして配置されている!!!!!
5ミリくらいズレています!!!!!!
今発売中の月刊ゴルフダイジェスト11月号でもコメントしてますが、ドライバーで飛距離を伸ばすのに欠かせないのは、フェースが開かない状態でインパクトを迎えることです。いくら芯に当たっても、インパクトでフェースが開いていると(正確に言うと、ヘッド軌道に対してフェースが開くと)、インパクトでエネルギーロスが発生します。アマチュアの多くはプロに比べるとヘッドスピードの割には飛距離が出ないのは、芯に当たっていないことに加え、フェースが開いた状態で当たっているのが原因になっているのです。
これまでのゼクシオは捕まりが良いクラブでしたが、10代目になってさらに捕まりをアップするように作っているのが、クラブを見ただけで窺い知ることができました。
では、なぜ転写マーク(クラウンマーク)はわざとトウ側にズラして配置しているのか?
これはアップライトになったライ角が影響しています。記者発表後、ダンロップのスタッフに「わざと転写マークをズラしていますよね?」と尋ねた所、あっさりと「その通りです」と。転写マークをトウ寄りにズラせた理由は、「少しトウ寄りで打ってもらいたい」という意図の表れです。ライ角がアップライトになると、どうしても打点がヒールに偏ります。それを防ぐ意味で、転写マークをわざとトウよりに少しズラし、ヒール打点になるのを防いでいるのです。
ゴルファーはクラブの見た目に少なからず影響を受けます。その影響を意図的に利用するために、10代目のゼクシオは転写マークの位置がわざとセンターではなくて、少しトウよりにズラすという裏技を用いているのです。
では、実際のつかまりはどうなのか?
来週火曜日、コースで10代目のゼクシオを試打します。コースで打って見てから試打インプレをアップ致します~。
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2017年09月21日超私的な提案 ウエッジ用シャフトはスチールとカーボン、どちらがいいのか!?

10月のセミナー募集開始しています
火曜日、水曜日と関西出張に行ってきました。火曜日は、朝イチから「中西清起、小林佳則の熱血!!ゴルフ塾!」のゲスト出演でジャパンビレッジGC。10月と11月放映分を収録。マーク金井は元阪神のピッチングコーチ、中西清起さんと組んで、小林佳則プロと組んだアマチュアチームと対戦します。オンエアは毎週水曜日の23時~23時30分です。関西エリアの皆様、ご視聴のほどよろしくお願いします。
この番組でマーク金井が使うクラブは、もちろんリンクスのSSマジックマリガンアイアンとSSマジックマリガンウエッジ。手前味噌ですが、どちらもソール幅が非常に広く、かつ、ハイバウンス設計。幅広ソールと強いバウンスによってダフりのミスに強いだけでなく、インパクトではロフトが立ちながら前へ進むので、ダフってもナイスショットした時とほぼ同じぐらい距離が出ます。キャッチコピーはなんと、、、
練習場では最低のクラブ、
コースでは最高のクラブである。
今回の収録でもこのミスに強いアイアンとウエッジのおかげで、小林プロにプレッシャーをかけられるショットを何発も打てました。ミスに強いのが分っているクラブを手にしていれば、テレビカメラが回っていても気楽に打てるからです。
加えて、今回はウエッジのシャフトを新しくしました。アイアンにはすでにフジクラのカーボンシャフト、MCIブラック80(Sシャフト)を装着していたので、今回はアイアンと同じくAW、SW、LWにもMCIブラック80(Sシャフト)を装着。これで、ドライバーからウエッジに至るまで、パター以外はすべてカーボンシャフトです。
ウエッジもカーボンシャフトにした理由は、、、
スチールシャフトよりもカーボンの方がスイング中にシャフトのしなりを感じ取りやすいからです。加えて、カーボンとスチールのしなり感というは違います。同じ硬さ、同じ振動数に揃えたとしても、カーボンとスチールとではしなり感、そしてインパクトの手応えはかなり異なります。スチールとカーボンでは比重が大きくことなります。
鉄(スチール)の比重は7.85
カーボンの比重は1.5~1.7
比重が大きく異なるので、同じ重さでシャフトを作った場合、スチールシャフトはかなり肉薄になり、カーボンシャフトはかなり肉厚になってしまいます。シャフトの肉厚がここまで大きく異なると、素材による違いだけでなく、肉厚による違いによってしなり感、そしてインパクトの手応えがかなり異なってしまいます。
では、ウエッジ用のシャフトはカーボンとスチールとでは、どちらが打ちやすいのか?
ウエッジは遠くに飛ばすクラブではありません。ウエッジに求められるのは距離のコントロールのしやすさ、そして前後のミスが出づらいが出づらいことです。
かつてはカーボンシャフトは「飛ぶけど距離がバラつく」なんてことが言われたりしましたが、今はそんなことはありません。今どきのカーボンシャフトは精度が高く、カーボンだと距離がバラつくなんてことは皆無です。アイアンにカーボンシャフトを装着して3年以上経ってますが、自分が打ち損じない限り距離感のミスは出たことないです。ウエッジ用シャフトもすでにアナライズのmmウエッジではカーボン(MCIブラック80S)を装着してますが、30~80ヤードと言ったコントロールショットも距離感の精度は非常に高く、スチールよりも劣るなんてことは1度もありません。
アイアンやウエッジのシャフトを、「スチールにするのか、カーボンにするのか」は好みで選べばいいと思いますが、シャフトのしなりを使ってスイングしたい、シャフトのしなりを感じながらスイングしたいならば、スチールよりもカーボンをお勧めします。
前述したようにカーボンの方がスイング中にしなりを感じやすくなるからです。また、少し軟らかめのカーボンシャフトを装着すると、切り返しでシャフトがしなるのが分るから、力みづらくなります。また、ウエッジにカーボンシャフトを装着すると、ゆったり切り返せます。
市販の別売りウエッジではスチールシャフトが装着されているモデルがほとんどですが、カーボンシャフト装着のアイアンを使っているならば、ウエッジもカーボンにした方がアイアンの流れでウエッジも使えます。また、セッティングの流れも良くなります。
ゴルフは物理です。
シャフトにこだわるならば、ドライバーやアイアンだけでなく、ウエッジにもこだわって下さい。コースに出たら、ドライバーと同じぐらいウエッジの方が出番が多いですし、ウエッジでいいショットが打てると確実にスコアアップにつながるからです。ウエッジをカーボンシャフトに交換する場合、シャフト重量はアイアンと同じか、アイアンよりも5~10gほど重いシャフトがお勧めです~。
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2017年09月07日超私的な考察 ドライバーで無駄なスピンを減らすための極意とは!?

昨日は月刊ゴルフダイジェストの撮影のお手伝い。ディテクトの高速度カメラを使い、男性アマチュアのインパクトと女子プロのインパクトの違いについて、分析&検証しました。男性アマチュアに比べると、女子プロはヘッドスピードが同じぐらいだと言われてますが、ドライバーの飛距離は女子プロの方が出ます。
両者の違いはインパクトの迎え方にあり、男性アマチュアがヘッドスピードのわりに飛ばない理由、女子プロがヘッドスピードのわりに飛ぶ理由について、かなり細かく検証しました。今回も「ゴルフは物理」であることが、数値でもハッキリ出ています。
今回、男性アマチュアとして登場いただいたのがイラストレーターの野村タケオさん。ヘッド軌道は典型的なアウトサイド・インで、かつドライバーのスピン量がものすごく多いゴルファーです。ドライバーで3500回転を超えるのはザラで、多い時は6000回転超えることも。ちなみに、6000回転というのは7番アイアンでナイスショットした時と、同じぐらいのスピン量です。
では、なぜ野村さんはスピン量が多いのか?
ディテクトの高速カメラはインパクトの瞬間を画像で見せてくれます。スピンが多くなる理由は、、、
・ヘッド軌道に対してフェースが大きく開いている。
・インパクトが逆ハンドファーストになり、ロフトを増やしている
フェースが開き、かつフェースが上を向く。どちらもインパクト時のロフトを増やしているわけで、ロフトが増えることで摩擦が増え、それがスピン量の多さにつながっています。例えるならば、ドライバーでバンカーショットを打っている、ドライバーでロブショットを打っているような感じになっているので、スピンが増えるべくして増えています。そして、これはアマチュアゴルファーにも共通していることで、スピンが多い人の場合、インパクトでフェースが開き、そしてインパクトが逆ハンドファーストに鳴っています。
では、ドライバーでスピンが多い人の場合、なにをすればスピンを減らせるのか?
ヘッド軌道に対してフェースが大きく開いている
↓
ヘッド軌道に対してフェースを少し閉じる
インパクトが逆ハンドファーストになりロフトを増やしている
↓
インパクトはハンドファーストになりロフトを減らす
例えるならば、9番アイアンを手にして7番アイアンよりも低い球を打つ練習をすれば、インパクトでフェースが閉じた感じになりますし、ハンドファーストの状態でボールを捕らえる感じになります。
練習法としてお勧めしたいのが、ドライバーの高さにティアップしたボールをドライバーではなく、SW(サンドウエッジ)で打ってみること。目指す弾道は低いドロー(フック)ボールです。SWのロフトは56度ぐらいありますが、これで低い球を打つには、かなりロフトを減らす必要があるからです。また、ドロー(フック)ボールを打つためには、インパクトでフェースは少しクローズ(ヘッド軌道に対して)になっていることが求められます。
ドライバーのスピン量が多い人の場合、ロフトを減らしたドライバーを使うという方法もありますが、ロフトを減らしてしまうと、視覚的にボールが上がりづらく感じます。その結果、無意識の内にボールを上げたくなってインパクトでロフト増やすという動きを誘発する恐れがあります。なので、スピンが多いからと言って、単純にロフトが少ないドライバーを使うというのはあまり得策ではありません。
ゴルフは物理です。
ドライバーのスピンが多くで飛距離をロスしているのであれば、クラブの中で一番ロフトが多いSWで、低いドロー(フック)弾道を打つ練習をする。これが上手くできるようになれば、ドライバーのスピン量は確実に減ってきますし、飛距離もグンと伸びてくるようになるでしょう~。
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アナライズチャンネルに、ゴルフの竪琴セミナー3回目 アップされました
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2017年08月27日超私的な考察 ゴルファーにとって本当に打ちやすいと感じるアイアンとは!?

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お盆休みが終わり、夏の高校野球も終わりました。にも関わらず関東エリアは暑さ和らぐ気配がちっともありません。木曜日に赤羽で薄暮プレーしてきましたが、薄暮でも凍らせたペットボトルが3ホール目には完全に氷が溶けてました(笑)。
まだまだ暑さ続きそうですが、続いているといえばマーク金井の断捨離。お盆休みで本を200冊、カメラとレンズは10本、そして出番がないゴルフクラブを20本ほどお店に持っていきました。そして断捨離して得た資金で、本を20冊、カメラとレンズを3本、そしてゴルフクラブを数本衝動買い。断捨離したから衝動買いしたのか、衝動買いしたいがために断捨離したのか分りませんが、仕事場の本棚はかなりすっきりしています。
仕事柄、雑誌は毎月10冊以上のペースで手元に届きますが、絶対に断捨離しない(断捨離したくない)雑誌が、これっ。
月刊ゴルフクラシック
シャフト特集、ドライバー重心ハンドブック、アイアン重心ハンドブックの掲載号は可能な限り手元に置いてます。
ゴルフクラシックは毎月21日に発売されますが、今月発売の10月号はアイアン重心ハンドブック号。この号でも新型アイアンヘッド、85モデルの重心スペックが掲載され、今どきのアイアンの傾向についての解説もなれています。ヤマハのUD+2アイアンがヒットしたからだと思いますが、アベレージゴルファー向けアイアンは、これまで以上にロフが立ち、ストロングロフト設計になっています。17年計測モデルのロフト角の平均値は、、、
24.8度(5番アイアン)です。
5番だけを見るとそれほど極端にロフトが立っている感じがしませんが、7番アイアンのロフト角になると、数年前よりもかなりロフトが立っていると思います。
2018年モデルのアイアンを何モデルか試打しましたが、7番のロフトが30度未満というのがかなり増えてきました。飛び系アイアンだと7番のロフトは26度前後というのが当たり前になりつつあります。
では、マーク金井はアイアンの重心スペック(数値)を見る時、どこをまずチェックしているのか?
一番じっくり見ているのは、スイートスポットの位置です!!!!!!!!!!!!
月刊ゴルフクラシックでは「ヘッド重量」「慣性モーメント」「ロフト角(5番)」「ライ角」「FP(フェースプログレッション)」「重心距離」「重心深度」「重心高」「重心角」の計測値が紹介されています。そしてヘッドのアップの写真には、スイートスポット位置(重心位置)を占める丸いシールが貼られています。マーク金井は、この丸いシールの位置が、どこに貼られているのかをじっくり、じっくり、じっくりと見てます。
何故かと言うと、クラブによってスイートスポット位置が
・フェース中央
・フェースのヒール寄り
・フェースのトウ寄り
と3つのパターンがあるからです。
ここからは超私的な考察ですが、ゴルファーは構えた時にクラブの芯(スイートスポット位置)というのは無意識の内に察し、そこで打とうとします。マーク金井の場合は、ドライバーもアイアンもフェース中央で打ちたい。なので、スイートスポット位置がフェース中央にあるクラブを高く評価します。なぜなら、スイートスポット位置がフェース中央から外れた位置にあると、芯で捕らえづらいし、芯で捕らえるために余計な操作をしなくてはならないからです。
2017年版のアイアン85モデルをじっくり見ると、フェースのトウ寄りにスイートスポットが位置するアイアンは1モデルだけ。84モデルはフェース中央、もしっくはフェースのややヒール寄りにスイートスポット位置があります。アイアンはネック重量がけっこうあるので、構造上、フェーストウ寄りにスイートスポットを位置させづらいからです。
フェースのヒール寄りに芯があるアイアン、そしてフェース中央に芯があるアイアン。
どちらが使い勝手がいいのかはゴルファー次第ですが、一般的にはヒール寄りでボールを捕らえて打ちたい人にとってはヒール寄りに芯があるモデルの方がクラブと相性がいいです。対して、フェース中央でボールを捕らえて打ちたい人にとってはフェース中央に芯があるモデルの方がクラブと相性がいいです。
アイアンに関して言えば、重心スペックも大事ですが、フェースのどの部分に芯が位置しているのかを知っておくことがもっと大事です。自分が捕らえた位置と芯の位置がズレていると、いい感じで打った時に、芯を外すことになりますし、それでは飛距離も方向性も安定しづらくなるからです。
ゴルフは物理です。
そしてクラブとスイングの間には密接な関係があるのです~。
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2017年08月24日超私的な試打インプレッション キャロウェイ GBBドライバー(米国仕様)

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今年の夏の甲子園は、14対4で花咲徳栄が広陵を下して優勝しました。埼玉県勢としては夏の大会で初の優勝です。初回から花咲徳栄は効果的に得点を挙げ終始ゲームを支配していましたが、勝負は下駄を履くまでわかりません。高校野球では最終回に一気に大量得点が入ることもあるので、主審のゲームセットの声を聞くまでテレビの前に釘付けになってました。
そして、阪神もヤクルトに鮮やかな逆転勝利。福留選手、糸井選手、そして中谷選手がホームランを放って勝ちました。ヒット数はヤクルトが12本に対して阪神は10本でしたが、得点は阪神が7点なのに対してヤクルトは4点。改めて、ホームランの威力を思い知らされました。
さて威力と言えば、今、日本のゴルフ界で一番威力があるのは松山英樹選手。世界ランク2位で、米ツアーの賞金ランキングは1位。今週から始まるプレーオフシリーズ初戦のパワーランクも松山選手が1位になっています。
その松山選手。今週はパターを5本も持ち込んでいるみたいですが、ドライバーは昨年秋からずっと同じモデルを使い続けてます。契約先のスリクソンではなくて、キャロウェイのグレートビッグバーサ(GBB)の米国仕様がエースドライバー。そこで、今回はマーク金井もお盆休みの時にショップで衝動買いしたGBB(米国仕様)の超私的なインプレッションをお届けしましょう。
GBBは日本でも市販されていますが、日本仕様と米国仕様は同じではありません。まず異なるのがコスメティック。日本仕様は光沢仕上げなのに対して、米国仕様はマットブラック(つや消し)仕上げ。色が違うので見た目が大きく異なっており、日本仕様はソフトなイメージ、米国仕様はハードなイメージがあります。
クラブを計測してみても、米国仕様は日本仕様よりもアスリート向けでした。ヘッド重量は米国仕様の方が少し重く、そして標準装着されるシャフトも硬くてしっかりしています。米国仕様はシャフトが硬いことを考慮して、わざと「R」シャフトを購入しましたが、予想通り日本仕様の「S」よりも少し硬く仕上がってました。
- 日本仕様のSの振動数 240cpm
- 米国仕様のRの振動数 243cpm
- 日本仕様のクラブ重量 308.9g バランスD1.5 長さ45.25インチ
- 米国仕様のクラブ重量 302.8g バランスD2.5 長さ45.25インチ
米国仕様の方がクラブ重量が軽いのにバランスが出ているのは、米国仕様の方がヘッド重量が3gほど重いからでしょう。実際に振り比べてみても、米国仕様GBBの方が明らかにヘッドが重く感じます。ちなみに米国仕様に標準装着されるのは三菱ケミカルのKUROKAGE BLACK TINIという日本未発売のシャフトが装着されています。ちなみに、松山選手はグラファイトデザインのシャフトを装着しています。
では、実際に打ってみてどうなのか?
いつものように、最初の1発目はゴルフ場です。赤羽ゴルフ俱楽部のインコースで6ホール使ってきましたが、現在エースドライバーのGBBエピックスターに比べると、明らかに捕まりがいいです。1番ホールで軽いフェードを打つイメージでスイングしたら、フェードではなくて強めのドロー。あわや左のクリークに入りそうになりました。
続く13番、14番では強めのフェードを打とうとして、ストレート弾道。ダウンからインパクトにかけてフェースが返りやすい。日本仕様もそうでしたが、米国仕様のGBBも
捕まるタイプのヘッドです。GDOの試打インプレッションの時は捕まりを軽減したポジションに調整してイメージ通りの弾道が打てましたが、米国仕様もヘッドの捕まり具合は同じ感じです。
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そして、違いを強く感じたのがヘッド重量。わずか3gですが、ヘッドが重い分だけ少し振り遅れるのと、少しリリースのタイミングが早くなります。これも影響してイメージよりも捕まった球になる感じがしました。超私的なことを言わせてもらえば、米国仕様はヘッドを数グラム軽くした方が、振りやすさがちょうど良くなり、クラブ全体のバランスも良くなる感じがします。
フェースの弾き感がすこぶるいいので、今回は、エースシャフトであるアッタスパンチにリシャフトすること、そして社外品でヘッド重量を軽くできるネジを装着することにしました。リシャフトが完了したら、GBB(米国仕様)の続編をアップします~。
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こちらの動画アップしています
シャフトセミナーの動画第一弾!!
募集の際に、撮影許諾を謳っておりませんでしたので、参加者の方のお姿が映らないように編集しております。つながりも悪い部分がありますが、ご容赦下さい
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