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2005年12月03日黄色と白は相性良いみたい!?

ソール部分に黄色を大胆に配した
ナイキのサスクワッチ。神田スタジオのメンバーS本さんからシャフトテスト用にお借りし、リシャフト1本目として装着したのがこれっ!!
古閑美保ちゃんも使っているピノイージー。彼女はオリジナルバージョンを使っているみたいですが、今回装着したのはプロパー品で60グラム台の「PX-1 6001」のS。トルクが2.8と非常に少なく、手元側が太めに仕上がってます。手元が太いと先調子になるのが普通なんですが‥‥このシャフトはワッグルするとグリップに近い部分がグイッとしなります。
45インチで仕上げて打ってみると‥‥
普段使っている赤マナ73と比べると切り返しでのしなり量はかなり多め、誰かにヘッドを引っ張られたようにググッとしなり、ダウンからインパクトにかけてはスパーンと抜けていきました。トルクを絞っているのが影響しているのでしょう。しなり量が多めの割にはしなり戻りがかなりシャープ。そして、しなりが多い割にはシャフトが硬く感じます。タイミングが合うとヘッドだけでなく、クラブ全体でボールを押す手応えを残しながら、ボールが力強く飛び出します。こういうフィーリングは今まで一度も味わったことはありません!!
しなり感が独特なので‥‥正直、誰が打っても「飛ぶよこれ~」とはならないですが、オールマイティな優等生シャフトに比べると特徴がハッキリしている。ハマれば飛びのポテンシャルはかなり高いと断言できます。
ボクの場合、ベクターでキャリーが255ヤード超えてくると「おお~飛ぶなぁ~」。サスクワッチはノーマルシャフトだとスピンがやや多めでしたが、リシャフト後はスピン量が2500回転前後とほぼ理想的。シャフトでスピンを減らせたので、飛びに最適な弾道に近づけたのでしょう。
んじゃ。
2005年12月02日ロイコレのSWは「キャディさん泣かせ!?」

ロイコレと言えばFW
FWと言えばロイコレ
そのロイコレの新作展示会でボクが「いいなぁ~」(こりゃええわ~)と思ったのがこれっ!!!
ノーメッキ、ストレートネックと単品ウエッジの定番路線を踏襲していますが、驚いたのがスコアラインの鋭さ。指で溝をなぞってみると‥‥
トゲトゲしいのなんの。グイッとこすったら指の皮がむけちゃうほど溝のエッジが角張ってます。ここまで溝がシャープだと‥‥打たなくてもスピン性能が鋭いのは想像できますが、反面、1発打っただけでボールには相当なダメージが出そう。キャディさんも素手でフェースを握ったら、怪我しそうなほどの仕上がり。専務のK山さんは「練習場のダンゴボールも削れまっせ~」と豪語してましたが、もしそうだったら練習場泣かせのウエッジです。
バウンスはロフト56度で14度。ちょっと多めですが、ヒール側のバウンスをスコーンと削り落とした作りなので(ロイコレいわくダブルバウンス)、ヒールサイド部分のバウンスは9度と少なめ。この効果でフェースを開いてもリーディングエッジが浮きません。ヘッドの座りにこだわる人に喜ばれそうな仕上がりですが、反面、アプローチでもバンカー同様、ボールの手前をワンタッチさせて打ちたい(ソールの跳ね上げで球を捕らえたい)人には、座りが良過ぎるのがちょっと気になるかも?
もちろん、ロイコレですからFWも新製品が登場し、06年モデルは前作よりも投影面積がちょっと大きくなり、フェースも従来より若干シャローになってました。
社長の賢見さんいわく、心理的に上がりやすく設計しただけでなく、実際に打ち比べても前作(BBDタイプH)よりも高弾道が打ちやすいとのこと。
ちなみに、アイアンも新作がラインアップに加わり‥‥
これはソフトステンの鋳造。ステンですがネックが曲げられるので、ライ、ロフト調整が可能。「アイアンはネックが曲げられるのが当たり前」と思っているボクには、この手のアイアンが増えることは大歓迎ですわ~。ロフトも5番で26度とストロング過ぎません。
ふーっ、何とか今日中にブログ更新終了!!!
2005年11月30日今度のナイキはFWもデザインがいいっす!!

ダイジェストの打ち合わせの行き帰りに必ず立ち寄るのが○ープ新橋店。いつものようにクラブを物色していたら‥‥
SQ(サスクワッチ)のFWの3+(13度)を発見!!
今使っているT-40ツアーよりも一回り以上デカいですが、SQの統一コンセプトであるクラウン後方のスカート(グレー部分)がヘッドを引き締めて見せいます。このおかげで砲弾形状なのに洋なしっぽく見える。スクエアフェースと相まって、アドレスするとフェースがピシッと目標を向いてくれます。
買ったのは軽量スチール仕様だったので(値段は2万円以下と超格安。リシャフト前提だとスチールの方が断然お買い得!!)
総重量は363.6グラムとかなり重めで、バランスもD4弱とヘビースペック。3Wにしては42.5インチと短めですが、僕のパワーでは到底扱いきれないはず‥‥
ところが、ところが‥‥
リシャフト前に冗談半分で打ってみたら、これが結構振れてしまうから不思議(直前に餃子の王将でギョーザを2人前食ったから?)グリップが太めになっていることもあって(手元が太いと重さを感じにくい)、重さがそれほど気にならず、1発目からそこそこの当たり。13度表示なのでティアップして打ち始めましたが、芯を食ったら‥‥
キャリーが242ヤードでトータル256.8ヤード!!!
スチール仕様にもかかわらずT-40ツアーに匹敵するぐらい飛びましたし、ドライバーのナイスショットと比較しても10ヤード変わるか変わらないか。シャフトで飛距離を稼げるスペックでないことを考えると、こいつもT-40ツアー同様、超重心なのかも? 加えて、芯を食った時はボール初速が結構上がっています。ヘッドが重めで、フェースの反発がすごく良いのかも知れません。
ただし、地面からは上手くヘッドを入れてもライナー弾道(ロフトが少ないんだから当たり前か)。ダフりを嫌がって上から入れたら打ち出しは10度以下。背の高さより上がらないライナー弾道で、飛距離もキャリーが200ヤードに達せず‥‥トホホな弾道に。
見栄を張らないで15度に買い換えるか‥‥もしくはティショット用としてバッグに入れて見栄を張るか‥‥
車のホイールを17インチにするか18インチにするか迷っているみたいですが、僕はこの手の悩みを抱えるのが‥‥ホンマ好きなんですわ~
んじゃ。
2005年11月29日3発で違いが分かる!?

マックテックでお馴染みのマグレガー。
昨年から世界モデルとしてデビューしたNVG(ナビG)の2代目「NVG2」が今日発表され、その記者会見に行ってきました。で、その時にメーカー側から出た言葉がナビシリーズは「3発で違いが分かる!!」というコメント。なんとも大胆なコメントですが、この意見に大賛成。ちなみにボクは「最初の1発」でクラブ性能をジャッジします。1発目というのは自分のタイミングでスイングできるからです。
で、今回のNVG2ですが、
ドライバーについては高反発、ルール適合モデル、そしてツアーの3バージョンがラインアップ。いずれも、従来モデル同様、ソールには重量調整ネジがたくさんついていて(全部で4カ所も)、打ったときのやさしさだけでなく、見た目にも「なんかやってくれそうな」感じを強く、強く、強くアピールした仕上がり。
そして、
フルチタンですが、クラウン部に薄い素材を採用。フェースはカップフェース。単一素材ですが3ピース構造とかなり凝っています(今年モデルにはこの構造が多い)。
ちなみに、今回初登場NVG2ツアーはハードーヒッター向けで重心を浅く、
そして、ネックが長くなっています。吹き上がりを抑えた弾道を打ちやすくしているとのことですが‥‥ネックが長くなれば(そこに重量を持って行かれる分だけ)、一般的には重心距離が短くなるはず。なのに、そのことについてはメーカーサイドは一言もコメントしてません。どうしてなんだろう‥‥実際に試打してから設計意図をじっくり窺ってみたいと思います。
顔つきはツアーの名前通り、アドレスするとソール形状とは対照的にオーソドックス。パーシモンテイストでスクエアフェース。プロ、上級者が満足する仕上がりでした。
今週中には試打クラブが入手できる予定、試打インプレについてはGDOの「打たずに入られない」のページで近々アップします。
2005年11月28日タイガー&ドラゴン!!

とくれば‥‥「俺の話を聞け~」となりますが、ゴルフクラブ界の虎と龍はこれっ!!
ナイキのサスクワッチがタイガーで、
キャロウェイのFT-3がドラゴンでしょう。
(M・キャンベルのウエア背中部分には龍みたいな柄が入っているじゃないですか‥‥)
すでにFT-3は持ってましたが、昨日、サスクワッチを都内USA直輸入ショップ「○ルフフィールズ」さんで衝動買いしちゃいました。
さて、このサスクワッチ。実は超・超・超レアもので来春発売のツアーバージョン。何でもプロモーション用に先行発売したものが日本にやってきたとのことです(プロ支給品ではなくあくまで市販品として)
ヘッドサイズはノーマル同様460CCなんですが、こちらの方が投影面積が小さく引き締まったヘッド形状。ヘッドの奥行きもノーマルバージョンほど深くありません。ツアーと名前がついているぐらいですから、捕まりよりも左へのミスを減らす設計になっているのでしょう(メーカー資料にもそう書いてありました)
で、買ってすぐにやったのが重心アングルの比較!!!
予想通り‥‥
ノーマルバージョンはつかまり重視なんで26度前後とかなり大きい~。460CC級でここまで深いドライバーは滅多にありません。あるのはカーボン複合のFT-3(ERCホット)だけ。やっぱり、タイガー&ドラゴンの名に恥じぬ仕上がり(なんのこっちゃ~)。
続いて、ツアーを計測してみると‥‥
重心アングルは14度あるかないか。同じ体積で10度近くも数値が違うということは、名前同じでもヘッドの性能はまったく違うことが伺えます。
総重量も全然違って、ノーマルバージョンは296.5グラムと軽め(ナイキオリジナルディアマナのS)ですが、
ツアーは327.8グラムとかなり重めの仕上がり。
おーっと、大事なことを忘れてました。このクラブ、来週発売の週刊GD「買わずにいられない!!」用に買ったクラブじゃないですか。これ以上書いてしまうと‥‥飯のタネがなくなってしまう(汗;)
んじゃ‥‥