カテゴリー: 超私的なゴルフ場調査
2013年12月10日超私的なゴルフ場調査~大利根CC(茨城県)前編
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は関東を代表する名門、大利根カントリークラブ。設計は名匠、「井上誠一」。約42万坪の広大な敷地に東コースと西コースを合せて36ホールの林間コース。木々の95%は松。標高わずか16m。コース内の高低差は4~5mと超フラットなレイアウトです。昨日、ゴルフ雑誌「EVEN」の貸し切りコンペが大利根で開催され、マーク金井は東コースをプレーしてきました。
12月9日プレー。
スタート時間 8時28分
天候は曇り時々、晴れ。ほぼ無風。
朝は冷え込み、スタート時間の気温は1~2度。
概要
1960年(昭和35年)10月開場
設計 井上誠一
東コース 7024y パー72
コースレート 73.4
西コース 7065y パー72
コースレート 73.5
JGA KGA加盟
ベント、2グリーン
キャディ付で、歩きでのプレーのみ。
アクセス
車利用の場合
常磐自動車谷和原ICより約12km(25分)
電車利用の場合
つくばエクスプレス・守谷駅
守谷駅から30分(約4000円)
クラブバス有り。
マーク金井は神田からクルマで向かいました。常磐道・柏ICから16号線を利用してコースに向かった所、途中の芽吹大橋が大渋滞。迂回して新利根大橋を渡ってクラブハウスに到着しました。都心から40キロ圏内ですが、最寄りのICからのアクセスがあまり良くありません。朝も夕方も渋滞箇所があるので、時間に余裕を持って早めに出発した方がよいでしょう。
クラブハウス
36ホールのコースですがクラブハウスはそれほど大きくありません。レストランも18ホールのコースの1.5倍ぐらいのスペースです。2階建てのクラブハウスは歴史と風格があって落ち着いた佇まいです。1階に受付、ロッカールーム、風呂場。2階にレストランとコンペルーム。レストランからは東コースの18番ホールを見渡せます。
練習場
ドライビングレンジに加え、100ヤード近く打てるアプローチ&バンカー練習場があります。加えて、西コースのスタートホールの手前にもアプローチ&バンカー練習場が完備しています。
コース
林間コース。すべてのホールが松林でセパレートしており、コース内にも松が至る所に点在。空にもハザードがあるレイアウトは井上誠一ならではです。池も要所要所に配され、コースの難易度を高めています。マーク金井がプレーした東コースはフェアウェイに松が配され、ゴルファーに球筋を求めるホールが多いです。
フェアウェイ 短く刈り込まれていて地面が硬い。。
ソールが跳ねやすいのでディボット跡は深くなりづらい
ラフ 脱出に苦労するほど深くはない。
フライヤーで飛距離が出るので距離感が出しづらくなるが、
アイアンが飛ぶのでアマチュアには喜ばれそう
グリーン スピードはやや早め。スティンプメーターで9.5フィート グリーンはやや軟らかめ。
バンカー バンカーも数多く配されるが、アゴが高くて脱出が大変なバ ンカーは数少ない
マーク金井は東コースをプレー。
ティはレギュラー。グリーンはサブグリーンを使用。
1番、363y パー4
真っ直ぐで真っ平らなミドル。左サイドは練習場でOB。右サイドには松の木がせり出している。グリーン回りには手間にバンカーがひとつだけ。大利根の中ではハザードが少ないホール。マーク金井は、宮里優作も使っているブリヂストンツアーステージGRに、限定カラーのイエローのアナライズW65を入れた、アナライズ仕様のGRでティショットをフェアウェイキープ。残り91ヤードをSWで打つと、手前3メートルにオンしてスルスルと転がりカップイン。おはようイーグルを奪取する。
2番、330y パー4
直角に左ドッグレッグしたミドル。レギュラーからだと200ヤード打つと突き抜ける。アイアンで刻むとフェアウェイキープしやすいが、セカンドの距離が150ヤードぐらい残る。林の上をショートカットすれば距離を稼げるが、越えないと大きなトラブルに巻き込まれる。マーク金井はUTで真っ直ぐ狙うものの、引っかけ球を打って左の林に打ち込む。セカンドはフェアウェイに出して3打目でグリーンエッジまで運ぶものの、そこから3パットで素ダボを叩く。出だしの貯金をすぐに全部はき出してしまった。
この続きは明日アップします~。
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2013年12月02日超私的なゴルフ場調査~チェリーヒルズGC(兵庫県)後編
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は兵庫県のチェリーヒルズ。信和グループ系列のゴルフ場で、設計は世界を代表するロバート・トレントジョーンズ・ジュニア。三宮駅前から約40分ほど神戸エリアからの地の利が非常に良いのに驚きました。タフなレイアウトで定評のあるコースです。後編はじっくりとコースインプレッションしてきましょう~。
キング3番、471y パー5
打ち上げの左ドッグレッグのロング。フェアウェイは左に傾斜し、左サイドにはクリークが流れている。グリーンまでずっと左サイドはOB。右サイドには目印となる大きなフェアウェイバンカー。バンカー左サイドに運べるとセカンドが狙いやすい。打ち上げだったのでマーク金井はドライバーでティショット。2打目はPWで刻み、3打目は9番でピン横2メートルに3オン。グリーンは縦長で距離感が非常につかみづらい。距離的には2オン可能だが、セカンドを大胆に刻んだ方が確実にスコアメイクできる。
キング4番、373y パー4
ほぼストレートでフェアウェイが広々しているミドル。260ヤード先の右側にはクリークが流れている。強いアゲンスト風が吹くのでマーク金井はドライバーでティショット。セカンドは右サイドのバンカーを避け左サイドから狙うとパーが取りやすい。PWでグリーン左エッジに運び、2パットでパー。
キング6番、157y パー3
谷越えのショート。グリーンは横長で手前と奥にバンカー。左手前のバンカーはアゴが深くて要注意。ピンがどこにあってもセンター狙いでワンオンを狙っていきたいホール。フォロー風が強いのでマーク金井は8番でティショット。あわやホールインワンという感じで、ピン奥50センチにキャリーするもののフォローで8メートルオーバー。2パットでパー。
キング8番、302y パー4
真っ直ぐで軽く打ち下ろすミドル。フェアウェイ両サイドはOB。距離が短いがグリーンに近づくほどフェアウェイが狭くなる。マーク金井は7番アイアンでティショット。グリーン左手前は大きなバンカーが3つ配され、セカンドでは視覚的に右に狙いたくなるホール。フェアウェイのど真ん中に運ぶものの、セカンドをハーフシャンクして右にOB。5オン2パットでトリプルボギーを叩く。トレントジョーンズの罠に嵌ってしまった。
キング9番、381y パー4
打ち下ろしで強い左ドッグレッグのミドル。ティからはグリーンはまったく見えない。右サイドのバンカー方向に打つとフェアウェイを広く使え、左サイドOBの上をショートカットするとグリーンにかなり近づける。マーク金井はドライバーで左サイドバンカー狙いでティショット。フェアウェイ中央からAWでピン奥8メートルに2オンしてパーでホールアウト。セカンドからはグリーン奥にクラブハウスを望める美しいホール。
クイーン1番、355y パー4
強い打ち下ろしのミドル。右サイドは3つバンカー、フェアウェイ左サイドはクリークが流れるトレントジョーンズらしいレイアウト。セカンドは右に巨大なバンカー、左はクリークが待ち受ける。距離は短いが、フェアウェイキープしてもセカンドに強いプレッシャーがかかる難ホール。マーク金井はドライバーでティショット。左からの強いサイドアゲンスト風にあおられ、ボールは右サイドのバンカー横のラフに。残り95ヤードからPWで打ってピン横3メートルに2オン。2パットのパーでホールアウト。
クイーン3番、350y パー4
ダラダラ打ち上げるミドル。左サイドにクリークが流れ右サイドはバンカー。マーク金井は19度のユーティリティでティショット。グリーン手前は見た目よりも打ち上げが強くてショートしやすい。グリーンも2段なのでセカンドでは正確な距離感が求められる。
クイーン5番、539y パー5
軽い打ち下ろしのロング。ティショットは左右が広々していてプレッシャーがかからないが、セカンド以降は右サイドに大きな池が待ち受ける。グリーン手前には3つのバンカーが待ち受ける。グリーンは横に2段。3打目はかなり正確な距離感が求められる。マーク金井はドライバー、ユーティリティとつなぎ、残り100yからピン横3メートルに3オン。バーディパットは左カップ淵をかすめてナイスパー。
クイーン6番、303y パー4
距離が短いミドルでグリーン手前にクリークが横切る。フェアウェイの左右にはバンカーが待ち受けているのでフェアウェイキープも容易ではない。ショートホールが2つあるイメージを持って攻めると、パーを取りやすい。マーク金井は19度のユーティリティでティショット。フェアウェイキープからのピン奥5メートルに2オンして2パット。パーでホールアウト。
クイーン8番、107y パー3
グリーン手前には大きな池。距離は短いがグリーンは奥行きがなくて横長。おまけに強い受けグリーン。奥に乗せると強い傾斜の下りパットが残り、距離を合せづらい。マーク金井はPWでティショット。ピン奥30センチにキャリーして3メートルにワンオン。触っただけのパットは2メートルオーバー。なんとか返しを入れてパーセーブ。
クイーン9番、493y パー5
軽く打ち下ろしたロング。チェリーヒルズの名物ホールで、トレントジョーンズらしいレイアウト。フッカーやチーピンに悩む人にとっては左サイドの池が
実に厄介。マーク金井はドライバーでティショットしてフェアウェイキープ。セカンドは7番アイアン。右サイドのバンカーに打ち込むものの、3打目は残り85ヤードからピン奥7メートルに3オン。奥からは下り傾斜が強いが、思ったほどグリーンは速くなくて1.5メートルショート。セカンドパットは右に外れて3パットしてボギーを叩く。
総評
キングは打ち上げ、ドッグレッグが多く、とにかくティショットをいかにフェアウェイキープするかが鍵を握っています。そしてロングは2つで届く感じですが、狙って失敗すると大叩きを避けられません。反面、ショートアイアンで刻むと3打目でピンを狙いやすく、スコアメイクがやさしくなります。クイーンはクリーンと池がアクセントになっているホールが多く、そして左サイドに危険が多いホールが多いです。キングに比べるとレイアウトがオーソドックスでドライバーを振っていけるホールが多い印象を受けました。
どちらもバンカーが多く、おまけにアゴが高い所が多いのでバンカーを避けた方がスコアメイクしやすいでしょう。グリーンはアメリカンスタイルだけあってアンジュレーションが大きいですが、「打ったパットが元の場所に戻る」ほどクレージーな傾斜はありませんでした。開場後、アンフェアに感じる所はコース改造がなされているそうです。
ゴルフは野外でするチェスゲームという言葉通り、チェリーヒルズはゴルフ頭を鍛えるにはまさに理想的なコースでしょう。桜の時期にまたプレーしてみたいと思います~。
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2013年12月01日超私的なゴルフ場調査~チェリーヒルズGC(兵庫県)前編
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は関西編。兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブ(三木市)。世界を代表するロバート・トレントジョーンズ・ジュニア設計のコースです。近隣のゴールデンバレーと同じく「レイアウトがタフで難しい」と評判になっていて、一度はプレーしてみたかったコース。名前に相応しく20種類以上、約1万5000本の桜が春になると咲き乱れるそうです。信和グループのコンペでトークショーをすることになり、それで運良くプレーできました。コースはキング、クイーン、プリンスと3つありますが(それぞれ9ホール)、キングとクイーンをプレーしました~。
11月29日プレー。
スタート時間 9時28分
天候は晴時々曇り。風、ときどき強風。
今年一番の寒さで最高気温5度前後。
概要
1988年(平成1年)11月開場
設計 ロバート・トレントジョーンズ・ジュニア
キング 3425y パー36
プリンス 3379y パー36
クイーン 3379y パー36
コースレート キング&クイーン 71.7(ジョーンズティ)
プリンス&キング 71.4(ジョーンズティ)
クイーン&プリンス 71.5(ジョーンズティ)
JGA KGA加盟
ベント、ワングリーン
乗用カート 電磁誘導式 キャディ付かセルフを選択
アクセス
車利用の場合
山陽自動車道/三木東ICより約8km(12分)
電車利用の場合
神戸電鉄粟生線・志染駅(神戸電鉄粟生線・志染駅下車)
志染駅から15分 約1400円
クラブバス無し
マーク金井は神戸市内三宮からクルマで向かいました。新神戸トンネルを抜けると約30分くらいでコースに着きます。三宮、神戸エリアからは約30キロと交通至便です。大阪からだと高速道路が好いていれば約1時間ほどで到着できます。プレーした日はあいにく中国自動車が事故渋滞で、大阪北部からは少し時間がかかりました。
クラブハウス
27ホールのコースだけあって平屋のクラブハウスはかなり大きく、中もゆったり。通常のレストランの奥に大きなVIPルームがあり、そこにはロッカー、洋室と和室。そして、VIP専用のお風呂も2つ完備しています。マーク金井はトークショーのゲストということもあって、洋室を使わせてもらいました。
平屋ですがレストランからは練習場とコースが存分に見渡せます。
VIPルームのロッカールームは広々してて、一番奥に風呂場。トイレの洗面台には歯ブラシがあって、ウオシュレットもちゃんと完備されています。
コース
丘陵コース。全体的にはゆるやかな起伏があり、適度なアップダウンがあります。真っ直ぐなホール、ドッグレッグしたホール、打ち上げ、打ち下ろし。どのホールもレイアウトが戦略的。距離はそれほど長くなりませんが、とにかく頭を使ってプレーすることが要求されます。設計者のトレントジョーンズはこう言ってます。
「ゴルフは野外でするチェスゲーム」
さあ、次の一手を考えてティショットを打って下さい。まさに、これがチェリーヒルズのコンセプトです。マーク金井は事前にコースを下調べして、FWを2本抜いて16度のユーティティと5番アイアンをバッグに入れました。ティショットで打つ距離のバリエーションを増やしたいからです。
グリーンはスティンプメーターで9.5フィート(11月29日時点)。サンドグリーンでグリーンはやや硬め。フェアウェイからキッチリ打てばボールはピタリと止まりますが、ダフったり、ラフから打つとボールは止まりません。スーッとグリーン奥まで抜けていきます。グリーンは平均700~800平米前後、アンジュレーションは程良くありますが、中にはポテトチップのようなうねったグリーンもあります。
フェアウェイ 短く刈り込まれているのでフライヤーが出づらい。
地面は少し軟らかめなので、ディボット跡は深くなりすい
ラフ 脱出に苦労するほど深くはない。
フライヤーで飛距離が出るので距離感が出しづらくなるが、
アイアンが飛ぶのでアマチュアには喜ばれそう
グリーン スピードは普通だが、グリーンはやや硬め。
バンカー 典型的なアメリカンスタイルなので、これでもかってぐらい プレーヤーをびびらせるバンカーが多数ある
マーク金井はキング&クイーンをプレー。ティはレギュラー使用。
キング1番、351y パー4
軽く打ち下ろしの右ドッグレッグ。右サイドにバンカーがあって、それをコストグリーン近くまでいけるが、少しでも曲げるとトラブルに巻き込まれる。落下地点が一番広いのは210~230y地点。マーク金井は16度のUTでフェアウェイキープ。グリーン左サイドはバンカーだらけ。右サイドから攻略するとパーが狙いやすい。グリーンは縦に長い2段。ピンは手前ぎりぎり。9番でセカンドを打つもアゲンストの風に押し戻されて2ヤードショート。バンカーのアゴの上に止まったところから2mに寄せるものの、フックラインを読み切れずにボギー発進。
キング2番、2番、156y パー3
約20ヤード打ち下ろしのスリリングなショート。打ち下ろしに加えて、風がもろに吹き抜けるレイアウトなので距離感が非常につかみづらい。左右に外すと下りのアプローチとなり寄せワンが難しくなる。マーク金井は風を読み切れずグリーン右側バンカーそばのラフに外す。58度のSWでグリーンエッジに上手く落すものの、下り傾斜にボールがスーッところがり2.5mオーバー。パーパットはカップをかすめて、連続ボギーを叩く。
この続きは明日アップします~。
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乗用カートでのプレーで役立つのが、このiPhone&スマホケース。分厚いエルク革が貴方のiPhone&スマホを保護してくれます。エルク革なので出し入れすると液晶画面が綺麗になるので使い勝手もGOOD~。
2013年11月14日超私的なゴルフ場調査~千葉よみうりCC(千葉県)後編
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は千葉よみうりです。男子ツアーでおなじみの東京よみうりと同じ系列のゴルフ場で、ここはパブリック運営です。圏央道の市原鶴舞ICが開通したことで、都心からのアクセスがかなり良くなりました。クラブハウスは歴史を感じさせますが、コースはしっかりメンテナンスされてますし、プレー料金は非常にリーズナブル。千葉エリアではコストパフォーマンスが高いのが魅力です。後編はじっくりとコースインプレッションしてきましょう~。
13番、392y パー4
軽い打ち下ろしで真っ直ぐなミドル。左サイドワンペナ。右サイドはグリーンまでずっとOBラインが続く。左サイドのから攻めたくなるホールだが、左サイドにはフェアウェイバンカーが配されている。ティショットの落とし所が狭いので、距離よりも方向性が求められる。Aグリーンは縦長。ピンが奥に切ってあるとセカンドの距離感が合わせづらい。ホールのハンデは2。インで最も難しいホール。
14番、360y パー4
右サイドには大きな池、左サイドはOB。ティショットにプレッシャーがかかるミドル。マーク金井はユーティリティで刻んで、残り130ヤード地点付近を狙ってフェアウェイキープ。セカンドは打ち上げでグリーン面は見えない。Aグリーンは見た目よりも受けていて、奥からは思った以上にスルスルと転がってオーバーしやすい。
17番、493y パー5
ティからグリーンまでダラダラと打ち上げているロング。Aグリーンは残り100ヤード地点から大きく左ドッグレッグしている。ティショットが飛ぶと2オンも可能だが、谷越えのリスクが伴う。3打目は打ち上げで、なおかつ斜めに打っていく。距離は短いが油断すると大叩きしやすいホール。
18番、202y パー3
東京よみうりの18番をそっくりそのまま再現したショート。距離はタップリあってグリーンは非常に強い傾斜の受けグリーン。手前から攻めるとそれほど難しくはないが、グリーンの奥に乗せてしまうと難易度が一気に上がる。ピンが手前の場合、奥からパットを打つとまず花道まで転がり落ちる。乗せるならば絶対に手前。ワンオンするよりも手前の花道に刻んだ方がスコアメイクしやすい。
1番、400y パー4
ティショットは強い打ち下ろし、セカンドは強い打ち上げのミドル。軽く左ドッグレッグしてて右サイドは広く見えるが、ロングヒッターは突き抜ける恐れがある。セカンドはグリーン面がまったく見えないので距離感がつかみづらい。スタートホールにしては難易度が高く、ホールハンデも3と少ない。
4番、548y パー5
ティショットは直角に左ドッグレッグしているロング。オーソドックスに攻めるならば正面のバンカーの左。ロングヒッターならば左の林をショートカットすることも可能だ。セカンド以降は左サイドが狭く、右サイドが広め。セカンド以降は右サイドのカート道を狙っていくとスコアメイクがしやすい。
5番、371y パー4
ホールハンデは1と最難関になっているが、千葉よみうりの中ではもっとも雄大でフェアウェイも広々している。右サイドにOBはあるが左サイドは広く、引っかけても大きなトラブルにはならない。ドライバーを気持ち良く使っていける。セカンドからは急激な打ち下ろし。左サイドから攻めた方が攻略しやすいホール。
7番、333y パー4
5番とは対象的にフェアウェイが非常にタイトなミドル。直角に近い右ドッグレッグでティからはグリーンはまったく見えない。右サイドをショートカットしたくなるが、右サイドはすべてOB。距離が短いので左サイドから遠回りした方がスコアメイクしやすい。マーク金井はユーティリティでティショットを打ち、残り115ヤードから2オン2パット。
8番、299y パー4
距離は短いがティからグリーンまでずっと打ち上げ。右サイドはOB、左サイドはワンペナ。確実に行くならばティショットは刻んだ方がいい。フェアウェイキープできると、残り距離が短いのでバーディも狙っていきやすい。
9番、495y パー5
左ドッグレッグのロング。ドローを打ちたくなるレイアウトだが引っかけるとセカンド以降が難しくなる。右サイドから攻めていくと、2打目、3打目がやさしい。グリーンは傾斜も強くないのでフェアウェイキープできているとバーディも狙っていける。
総評
距離は総じて短いが、フェアウェイはそれほど広くない。ドッグレッグが多いのでティショットの正確性が求められるホールが多い。グリーン回りはそれほどバンカーが効いてないので、セカンド以降はそれほどプレッシャーがかからない。白ティからだとセカンドはショートアイアンで打てるホールが多いので、とにかくフェアウェイキープが大事なコース。マーク金井はティショットでユーティリティを多用することでフェアウェイキープ心がけていました。グリーンも受けグリーンが多く、手前から攻めた方がアプローチ、パットとも打ちやすい。見た目に狭いホールが多いので、距離よりも方向性を安定させた方がスコアを出しやすいコースです。
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僕作った新しい練習器具 スーパーシャット君販売を開始しました。自宅で練習できる練習器具です。シャットフェースも覚えられます。
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2013年11月13日超私的なゴルフ場調査~千葉よみうりCC(千葉県)前編
マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回はリーズナブルなパブリックの千葉よみうりです。コース改造によって18番は、男子ツアーの日本シリーズでお馴染みの東京よみうりの18番とうりふたつにレイアウトされています。5人でプレーできたり、初心者応援企画とかもやっているユニークなゴルフ場です。なっています。
10月28日と11月10日にプレー。
スタート時間 8時38分
天候は晴れ(10月28日)、曇りのち土砂降り雨(11月10日)
概要
1978年(昭和53年)開場
設計 阿部恒雄
6594y パー72
コースレート 71.0(バック) 69.4(白ティ)
ベント、2グリーン
乗用カート 電磁誘導式 GPS機能付
セルフプレーのみ
アクセス
車利用の場合
圏央道/市原鶴舞ICより約7km(約10分)
電車利用の場合
JR京葉線経由、内房線五井駅。
そこから小湊鉄道で上総牛久駅下車
事前予約するとクラブバスの送迎あり
最寄りの市原鶴舞ICを下りて10分ほど走るとゴルフ場があります。ICからゴルフ場までは特に渋滞箇所もありません。圏央道が延びるまではICから遠いくてやや不便なゴルフ場でしたが、現在はアクセスが非常に良いゴルフ場になりました。アナライズの神田スタジオからだと、約65分ぐらいクラブハウスに着けました。電車利用だと最寄り駅は大網駅。クラブバスがないので電車ゴルファーにはコスパが低いかも。
クラブハウス
開場35年が経過しているだけあって2階建てのクラブハウスは歴史を感じます。駐車場には電気自動車の充電設備とかもあって、今どきでした。1階に受付、ロッカールーム、トイレ、風呂場。2階にレストラン。レストランからは練習グリーン、そしてコースを見渡すことができます。朝ご飯はメニューが充実してて、マーク金井の大好物、フレンチトーストやパンケーキもありました。コーヒーもお分かり自由で飲み放題です。
ロッカールームは広々してて、一番奥に風呂場。スチール製のロッカーは軽寿あるで市民プールのような雰囲気です。トイレの洗面台には歯ブラシがあって、ウオシュレットもちゃんと完備されています。
コース
典型的な丘陵コース。どのホールも適度なアップダウンがあります。ドッグレッグも多くてティグラウンドからグリーンが見えないホールもありますが、カートには大型ディスプレイが設置されていて、コース図、そしてピンまでの距離が表示されています。初めてのプレーでも「どこに打てばいいの?」なんてことにはなりません。グリーンは2グリーンで受けグリーンになっている所が多く、奥に外すとアプローチの難易度が増してきます。
グリーンはスティンプメーターで9~9.5フィート(11月10日時点)。転がりは非常にスムーズ。グリーンは平均500平米前後、アンジュレーションは程良くあって、特にインはピンの位置でかなり難易度が変わってきます。
フェアウェイ 短く刈り込まれているのでフライヤーが出づらい。
地面は少し軟らかめ。ディポット跡は少し多め。
ラフ 深くなくて、芝もそれほど密集していない。
フライヤーで飛距離が出るので距離感が出しづらくなるが、
アイアンが飛ぶのでアマチュアには喜ばれそう。
グリーン スピードは普通だが、グリーンはやや硬め。
バンカー 和風なレイアウトで形状もオーソドックス。
バンカーの数はそれほど多くない。
マーク金井は白ティ使用。10番からスタート。
グリーンはAグリーン(メイングリーン)
印象に残ったホール
10番、463y パー5
打ち下ろしの真っ直ぐなロング。左右1ペナだが右サイドが広くなっているので狭さは感じない。ティショットがちゃんと当たるとアイアンで2オンも可能。Aグリーンは手前にバンカー。奥は狭くなっているので正確な距離感が求められるが、曲げなければバーディーが取りやすい。マーク金井は残り155ヤードから8番アイアンで2オンして2パットのバーディー発進。
11番、297y パー4
距離は短いが左サイドは池、右サイドはOB。非常にタイトなミドル。Aグリーンは左サイドにあって左ドッグレッグな感じになっている。正面の松に向かって210ヤードぐらい打つとセカンドが狙いやすい。Aグリーンはアンジュレーションが強めで、左手前にカップが切られるとパットの難易度が増してくる。マーク金井はティショットをユーティリティで打ち、残り85ヤードから2メートルに付けるも、傾斜の強いラインを読み切れず2パットのパーでホールアウト。
12番、376y パー4
真っ直ぐなミドル。セカンドからは強い打ち上げでグリーン面はまったく見えない。右サイドにバンカーが2つならぶがフェアウェイは広いのでティショットは打ちやすい。Aグリーンは縦長で2段グリーン。ピンが奥の段だと「あっ、オーバーかな?」というぐらい突っ込んで距離が合ってくる。
この続きは明日アップします~。
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僕作った新しい練習器具 スーパーシャット君販売を開始しました。自宅で練習できる練習器具です。シャットフェースも覚えられます。