カテゴリー: 計測器、分析法
2016年06月24日超私的な考察 ツアープロがティショットで3Wを多用する本当の理由とは!?
毎月21日は月刊ゴルフ雑誌の発売日。月刊ゴルフダイジェスト、ワッグル、月刊ゴルフクラシックが発刊されてますが、今月の注目株は月刊ゴルフクラシック。毎年、8月号には、恒例の付録、「ドライバー重心ハンドブック」があるからです。ゴルフクラシックは昔からヘッド計測してますが、2016年8月号では、最新76モデルの重心スペックが掲載されています。そして付録には、これまでのデータベースを合わせ、なんと1976モデルのヘッドスペック一覧が出ています。なのに、8月号の定価はいつも通りで823円(税込み)。
これはあり得ないほどのバーゲン価格です。ドライバーの重心を1個計測するのは、かなりの時間と労力が必要です。その手間暇をなまじ知っているだけに、8月号がいつも通りの値段というのが信じられません。お世辞抜きに付録だけで5000円、いや1万円ぐらいの価値がありますし、実際、1万円だと言われても即買います。そして、1万円でもいいから、この重心ハンドブックを電子書籍にして発売してもらいたいです。
2016年モデルのドライバーの平均的な重心スペックは、、、、
重心距離 39.3mm
重心高2(有効打点距離) 22.6mm
重心深度 37.4mm
重心アングル 22.2度
(以上、月刊ゴルフクラシック8月号より引用)
モデルによって数値は10mm以上異なることもありますが、今どきの大型ドライバーは、ごく一部のモデルを除いて重心距離が40mmを超えています。これは昔の木製パーシモンドライバーに比べると8mm以上、重心距離が伸びたことになります。
重心距離はヘッドの大きさと比例しやすいスペックなので、アイアンも大型ヘッドは重心距離が40mmを超えているモデルが多くなっています。ただし、ツアープロが好む小ぶりなヘッドは重心距離が長くありません。32~34mmぐらいです。
また、フェアウェイウッド(FW)は昔も今もヘッドの大きさにそれほど差がないので、重心距離は32~34mmぐらいです。
さて、この重心距離。
重心距離が変わってくると、スイングに少なからず影響が出ます。重心距離が短いクラブと重心距離が長いクラブを比較すると、前者の方がヘッドが返りやすく(小さい力でヘッドが返って)捕まりが良く、後者の方がヘッドが返りづらく(大きい力を加えないとヘッドが返りづらく)捕まりが悪くなります。
もちろん、重心距離が長くても、その重心距離に慣れてしまえば捕まった球も打てます。ただし、重心距離が長いクラブを振った直後に、重心距離が短いクラブを振ると、クラブを振った時に感じる手応えがかなり違ってきます。
察しのいい人ならば、もうお分かりでしょう。そうです。ツアープロのクラブセッティングを見ていると、ドライバー以外は重心距離がほぼ同じで、ドライバーだけが重心距離がグンと長くなってしまっています。セッティングで考えると、ドライバーだけがエキストラクラブになっているのが現状ですし、ドライバーを振った直後にアイアンを振ろうとすると、アイアンはかなりフィーリングを変えることが求められます。
先日、ラジオにゲスト出演いただた中井学プロによると、実は、ツアープロでも重心距離が違うクラブを振ることは、かなりデリケートなんだそうです。昔に比べて、ツアープロは3Wでティショットを打つことが増えてますが、これはフェアウェイキープを心がけるのに加えて、、、、、
ティショットとセカンドショットとで振った時のフィーリングを変えたくない。
これも大いにあるそうです。3Wでティショットするならば、次に打つアイアンとの重心距離はほぼ同じ。重心距離が同じな方が、ティショットの次に打つセカンドショットでも、クラブの振り心地に余計な気を使わないで済みます。重心距離が同じだからと言って、3Wとアイアンの振り心地がまったく一緒になるわけではありませんが、ドライバーとアイアンの重心距離が大きく異なるクラブだと、振り心地が大きく変わってくるのを避けられません。ツアープロは、この振り心地が大きく変わることによるミスショットを避けたいがために、ティショットでわざと3Wを使っているケースも多々あるそうです。
加えて、今どきの3Wはフェースの反発が高く、かつ低重心。ドライバーのようなスピンが少ない弾道が打てるので、3Wでもドライバーに近い飛距離が出ます。この点もティショットで3Wを使う機会が増える要因になっています。
ドライバーとアイアンとで重心距離のギャップが大きいと、プロ以上に、アマチュアの場合はどちらが上手く打てると、どちらかが上手く打てなくなる場合があります。もしもアイアンに比べて、ドライバーの重心距離が8mm以上長いならば、ティショットで3Wを使うのは大いにアリです。また、ドライバーの弾道が左右にバラつく度合いが大きい人は、3Wでティショットを打った方が、ティショットでのミスを減らせる確率が上がってきます。
マーク金井は世界で一番難しい3W、マジックマリガン3+プロト、3+を作りましたが、これはティショット用としては理想的な3W、すなはちドライビングスプーンです。ティショットをどんなクラブで打つかはゴルファーが選択できます。ツアープロがやっていることは真似できないことが多いですが、ティショットを3Wで打つことはすぐにでも真似できますし、真似した方が確実にスコアアップが望めます~。
マジックマリガンFW3+プロトは限定につき、メール頂いての販売となります。
スペック
■ アナライズW60カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:325.9g前後/振動数:246前後/バランス:D2前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度
■ アナライズW65カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:329.5g前後/振動数:247前後/バランス:D2.5前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度
※若干の個体差がある場合がございます。あらかじめご了承ください
とスペックはこんな感じ!
お値段は 40000円+税 送料別途
(プロトタイプ専用シャフト、プロトタイプ専用ヘッドカバー付アフターマーケット用シャフトの装着も別途承りまります。その際はシャフト代金が新たに発生したします。)
ご注文はこちらのメールにて承ります。(yoyaku@analyze2005.com)
ご希望のシャフト、お名前、電話番号、郵便番号、ご住所、お支払方法をご記入の上、メール下さい。
今なら3〜4日でお届けできます(カスタムオーダーはもう少しお時間頂きます)
通常の3+は↓こちらをクリックしてください
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インパクト解析セミナー
6月25日13時 残りあと僅か(まだ間に合います)
アナタのインパクトをマーク金井が丸裸にします
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
こちら販売再開しました!
↑よろしくお願いいたします
2016年06月12日超私的な提案、スコアアップに役立つショットデータの取り方とは!?
こちら販売再開しました!
↑よろしくお願いいたします
一昨日は兵庫県の福崎東洋ゴルフ倶楽部で18ホールプレー。お世話になっているリンクスゴルフさんのコンペに参加してきました。福崎東洋でのプレーは3年振りぐらいで2度目です。アップダウンが少なくレイアウトでグリーンはベントのワングリーン。梅雨入りしたとは思えないほどの晴天で、最高気温は30度。真夏のような強い日差しの中でのプレーでした。
平日ということもあってピンがかなり左右に振ってありましたが、珍しくパットの調子が良くて3パットは1回だけ。1パットが4回ありましたが、すべてバーディパット。パー5で2オンしたホールもあったので5つバーディ-が取れました。ボギーは4つありましたが、ダボをひとつも叩いてません。
久しぶりにアンダーパーのスコアが出ましたが、スコアカードを見たら、いいスコアが出る理由が分りました。ショットとパットの調子が良かったこともありますが、コースとの折り合いが非常に良くて、それが好スコアにつながったのです。
コースとの折り合い!?
コースと相性が良いという意味もありますが、実はもうひとつの意味合いがあります。それは、、、、、
難易度の低いホールでパーとバーディーをたくさん取り
難易度の高いホールボギーをちゃんと叩いている
野球のピッチャーに例えるならば、クリーンアップにはシングルヒットは打たれていても長打やホームランは打たれていない。下位打線に対してはヒットやファーボールを許していない投球内容です。
実際、一昨日のラウンドを振り返ってみても、、、、
ボギーを叩いたホールのハンデキャップ(難易度)は、
7h(H5)、9h(H1)、14h(H16)、15h(H8)
対してバーディーを取ったホールのハンデキャップ(難易度)は、
1h(H17)、3h(H11)、5h(H9)、10h(H14)、11h(H10)
このスタッツ(結果)から見ても分るように、やさしいホールでバーディーをたくさん取り、難しいホールでボギーを叩いている傾向があります。福崎東洋は難易度の設定がユニークです。アウトもインも上がり3ホールに難易度の高いホールが集中していました。前半、設計者の思惑通りに後半でボギーを叩きましたが、前半の貯金で何とかなりました。
野球もそうですが、ゴルフもスコアやプレーの内容を分析することが大事です。ただし、ゴルフの場合は分析の仕方も大事です。超私的ですが、プロがスコアメイクするのに必要なデータ分析と、アマチュアがスコアメイクするのに必要なデータ分析はちょっと違うと思います。アマチュアの場合、大事なのはナイスショットの分析よりもミスショットの分析だと思います。ゴルフはナイスショットしたからと言っていいスコアが出る保証はありませんが、ミスショットしたらスコアが悪くなる確率がかなり高くなるからです。
加えて、ゴルフにはやっていいミスとやっていけないミスがあります。これをちゃんと数値化して分析することが、正しくPDCAを回すことになるからです。
野球の場合、クリーンアップから三振を奪っても8番バッターにホームランを打たれてしまうのは好ましくありません。ゲームの流れが悪くなるからです。ゴルフもしかりで、難しいホールでパーやバーディーを取っても、やさしいホールでボギーやダボを打つのはスコアメイクとしては致命的なミスです。もちろん、ゲームの流れも悪くなってしまうので、プレーが安定しづらくなります。
ゴルフには叩いていいホールと、叩いてはいけないホールとがあります。難易度の高いホールで必死のパッチでパーで上がるのは気持ちが良いものですが、難易度の低いホールでボギーやダボ、ましてや大叩きしてしまうのは「やってはいけないミス」です。言い替えると、ホールの難易度とスコアが比例していない時というのは、かなり危なっかしいゴルフをしているとも言えます。また、スコアの波が激しい人ほど、難しいホールでいいスコアを出し、やさしいホールでスコアを崩している傾向があります。
スコアカードには数字しか書いてありませんが、ホールの難易度とスコアの関係を見ると、ゴルファーの腕前、そしてその日の調子を窺い見ることもできるのです。
次回は、スコアアップに役立つスコアカードの付け方、そして分析の方法について超私的に説明したいと思います~。
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シャフトセミナー
6月19日13時
マーク金井が、シャフトのしなりの使い方を伝授します
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格はドタキャンしない方(汗)
お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
ゴルフの竪琴セミナー
6月25日11時
時間は1時間30分 お値段は3000円 人数は6名限定です。
参加資格は、ゴルフの竪琴をお持ちの方。当日お買い上げいただける方となります。(同類他社製品はNG) そして確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
講師はもちろんマーク金井です。場所は神田アナライズ。
お申し込みはyoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
あっ こちらしばらく売り切れとなっておりましたが入荷しました
スーパーシャット君!!
マジックマリガン UT35
販売再開しました ↑クリック
ゴルフの竪琴売れています!!↓クリック
2016年06月02日超私的な考察、50年前のゴルフクラブは実際にコースで使うことができるのか!?
アナライズからお知らせ
6月5日(日)
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始 時間は2時間半です
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
一昨日、見るからに最先端なゴルフクラブ、PXGのアイアン「0311」が手元に届きました。大蔵ゴルフスタジオでオーダーさせていただき、シャフトはこれまた最先端なフジクラのMCIブラック。最先端と最先端の組み合わせ。コースで打ちたくて打ちたくてウズウズしています。
そして、ウズウズに拍車を掛けているのがクルマ。1966年式のミニが今日納車されます。ミニを購入するのはこれで3代目。1台目のミニは19歳の頃、2台目のミニは41歳の時、そして3台目のミニは57歳での購入。38年間の間に3台のミニを所有することになりましたが、一番古いのが今日納車されるミニ。50年前に作られたミニを買いました。
排気量は998CC。ツインキャブが欲しくて買いました。当たり前ですが、今どきのクルマと比べるとスピードは出ませんし、快適でもありません。もちろんクーラー(エアコン)なんて気の利いたモノもついてません。移動手段として考えると不便極まりないクルマですが、反面、運転していて楽しいクルマです。そして何より50年前の歴史を存分に味わいながら公道を走れるのがスゴイです。クルマに関しては、最先端よりも古いクルマの方が飛ばさなくても運転を楽しむことができます。そしてクルマに関しては、古くても整備がちゃんとなされていればちゃんと走ることができます。
では、ゴルフクラブは一体何年前ぐらいのモノまで実用可能なのか?
クルマに関しては最低速度と制限速度があります。道路によって違いますが、時速80キロで巡航できれば高速道路も走れます。今回購入した50年前のミニはこの問題をクリアしています。
ゴルフクラブに関しては、クルマのような最低飛距離、最高飛距離の制限はありません。飛距離を求めるならば50年前のクラブはかなり不利ですが、使えるかどうかと聞かれれば、ちゃんとメンテナンスされているならば使えます。滑らないグリップ、そして錆が浮いてないないシャフト(スイング中に折れないシャフト)が装着されているならば、コースで使っても問題ありません。ちなみに50年前のクラブは、ウッドだとヘッドは木製で、アイアンはほとんどがマッスルバック形状。シャフトはどちらもスチールです。マーク金井はゴルフ歴44年ほどなので、ほぼ50年前に売られてのと同じようなクラブでゴルフを始めました。
50年前のドライバーやFWのヘッドは木製で2種類ありました。ひとつはムクのパーシモン、もうひとつは合板ウッド。メーカーの主力モデルはパーシモンが多かったですが、ピンやウイルソンは主力モデルに合板ヘッドを使ってました。当時は反発係数とかを謳うメーカーは少なかったですが、合板ヘッドを作っているメーカーは合板の方が弾きが良いことをアピールしてました。ちなみに、見た目と言葉の響きが影響しているのでしょう。当時の合板ウッドはパーシモンに比べると人気がありませんでした。
50年前のゴルフクラブは今どきのクラブに比べると、飛距離性能はまったくかないませんが、ではスコアは悪くなるかというと、これは別問題です。短い距離のコースであれば(ドライバーの飛距離が求められないコースであれば)、50年前のドライバーでも今どきのクラブを使った時と同じスコアを出せますし、ドライバーが苦手な人ならば今どきのクラブを使うよりもいいスコアが出る場合もあります。
一昨日発売されたチョイスでも書かれてますが、昔のドライバーはヘッドが小さい反面、シャフトの軸線とスイートスポットまでの距離、いわゆる重心距離が短くなっています。このため、スイートエリアが小さい反面、クラブの挙動をコントロールしやすいので芯で捕らえやすくなっているからです。芯を外すと飛距離はガクンと落ちますが、ミートしやすくなっています。ゴルファーのヘッドスピードによっても変わってきますが、ドライバーの飛距離が200ヤード以下でいいのであれば、50年前のドライバーはかなり戦闘能力が高いクラブになるのです。
ゴルクラブは飛距離を求めて進化(変化)しています。クルマもかつてはスピードを求めて進化(変化)してきましたが、クルマの場合は通常走行で出せるスピードは決まっています。180キロ出せるクルマで180キロ出してしまうとスピード違反で捕まります。ゴルフクラブには飛距離制限はありませんが(反発規制はあります)、もしもクルマみたいに飛距離に制限がかかれば、クラブは今のような形になっていないかもです。
現在、アナライズでは世界で一番難しい3W「マジックマリガン3+」を販売していますが、このクラブは主にティショット用として開発しました。プロや上級者にとってはぶっ飛びスプーンとして使っていただき、ドライバーが苦手な人にはドライバーの代わりに使ってもらうというコンセプトです。3Wにしてはヘッドが大きいですが、ドライバーに比べるとヘッドの大きさは半分以下です。ヘーゲルの弁証法的に言えば、50年前のドライバーを「らせん的発展」を意識して設計しました。
50年前のミニは1000ccで馬力も大きくありません。50馬力ちょっとですが、車体重量が600キロちょっと、非常に軽いです。ボディが軽いのでアクセルを踏むと心地良い加速感を味わえます。50年前のドライバーも飛距離性は高くありませんが、重心距離が短いので芯で捕らえやすいメリットがあります。飛距離が求められないコースならば、50年前のクラブはまだまだ現役で使えるでしょう~。
(▼▼)b
マジックマリガンFW 3+プロトタイプ
大好評でございます
スペック
■ アナライズW60カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:325.9g前後/振動数:246前後/バランス:D2前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度
■ アナライズW65カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:329.5g前後/振動数:247前後/バランス:D2.5前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度
※若干の個体差がある場合がございます。あらかじめご了承ください
先行発売価格 40000円+税 送料別途
(プロトタイプ専用シャフト、プロトタイプ専用ヘッドカバー付
アフターマーケット用シャフトの装着も別途承りまります。その際はシャフト代金が新たに発生したします。
ご注文はこちらのメールにて承ります。(yoyaku@analyze2005.com)
ご希望のシャフト、お名前、電話番号、郵便番号、ご住所、お支払方法をご記入の上、メール下さい。
2~3週間お時間を頂きますがご了承下さい。
こちら是非よろしくお願いします
あっ こちらしばらく売り切れとなっておりましたが入荷しました
スーパーシャット君!!
マジックマリガン UT35
販売再開しました ↑クリック
ゴルフの竪琴売れています!!↓クリック
2016年05月29日 超私的な練習法、左右に曲がる人はどんな練習をすれば方向性が安定するのか!?
昨日はアナライズのセミナーデー。午前の部は高速度カメラを使った「インパクトセミナー」、30分の休憩を挟んで午後からは「シャフトセミナー」を実施しました。インパクトセミナーはレクチャー中心で、最後に自分のインパクトがどんな風になっているのか体験していただいてます。インパクトの解析では、
ヘッドの軌道(アウトサイド・インなのかインサイド・アウトなのか)
ブロー角(ダウンブローなのかレベルブローなのかアッパーブローなのか)
左右の打点位置(トウ寄りなのか、中央なのか、ヒール寄りなのか)
上下の打点位置(フェース下部なのか、中央なのか、フェース上部なのか)
インパクト時のフェース向き(オープンなのか、スクエアなのか、クローズなのか)
ゴルフ経験が少ない人ほど、スコアが良くない人ほどショットの精度は不安定になります。対して、スコアが良い人ほどショットの精度が安定し、同じようなインパクトを迎えています。ただし、ゴルフの上手下手に関係なく、9割近くのアマチュアには共通していることがあります。それは、
ナイスショット時もミスショット時もヘッドの軌道はほぼ同じ!!!!!
拙著「一生役立つ『スイングタイプ上達法』」(マイナビ出版)でも詳しく説明してますが、ヘッド軌道というのは、言葉に例えるならば「方言」(癖)のようなもの。アウトサイド・インに振っている人が突然インサイド・アウトの軌道なることはまずありませんし、インサイド・アウトに振っている人が突然アウトサイド・インの軌道になることもありません。打つたびにヘッド軌道が変わってしまうゴルファーはまずいません。アマチュアゴルファーの多くは、曲げたくない時ほど、アウトサイド・イン軌道の人はアウトサイド・インの度合いが強くなり、インサイド・アウト軌道の人はインサイド・アウトの度合いが強くなります。
では、なぜヘッド軌道が同じなのに、ナイスショットが出たりミスショットが出てしまうのか? では、なぜヘッド軌道が同じなのに、逆球が突然出てしまうのか?
インパクトセミナーでも「左右に曲がる」「逆球が出てしまう」という悩みを抱える人が後を絶たないですが、これらのミスが出る理由は大まかに言うと、2つあります。
ひとつはインパクト時のフェース向きの狂い
もうひとつは打点位置の狂い
この2つの要因がミスショットを生み、この2つ要因が逆球を生んでしまうのです。
逆に言うと、ミスショットを減らすコツは、、、
インパクト時のフェース向きを安定させること
打点位置を安定させること
この2つを正しくコントロールすることができれば、ミスショットが減りますし、逆球も減ります。ナイスショットとミスショットのギャップも小さくなってくるのです。言い替えると、左右に曲がるミスを減らしたい、逆球を減らしたいのであれば、インパクト時のフェース向きを安定させる練習、打点位置を安定させる練習をすることが必要不可欠です。ちなみに、ナイスショットを打とうとするだけでは、この2つの精度を高めることはできません。
では、どんな練習をすればインパクト時のフェース向き、そして打点位置を安定させることができるのか?
ヘッド軌道に関係なく、インパクトでヘッド軌道に対してフェースが大きく開くとボールは右に飛び出し、かつボールに強いスライス回転がかかります。対して、インパクトでヘッド軌道に対してフェースが大きく閉じるとボールは左に飛びだし、ボールにフック回転がかかります(引っかけ)。まずはこれを理解して下さい。スライスしている人の場合、インパクトでフェースが大きく開けばどスライス、フェースが閉じ過ぎると逆球の引っかけが出ます。左右に大きく曲がるアマチュアの多くは、このパターンに陥ってます。
スライサーの場合、逆球はフェースを閉じすぎたことによって発生します。そして、フェースが閉じすぎるミスが出るのは、その前にフェースが開き過ぎてどスライスを打っていることにあります。
ですので、練習の時にはインパクトで、はわざとフェースを大きく開く練習、そしてわざとフェースを閉じる練習をしてみて下さい。そしてどれぐらいフェースが開けばどスライスになり、どれぐらいフェースを閉じれば引っかけになるかをつかんで下さい。軌道のことは意識する必要はありません。インパクトのフェースの向きを感じながらスイングするのです。もしもインパクトでのフェース向きが分らないのならば、アドレスで調整しても構いません。アドレスでフェースを開いて構えたり、フェースを閉じて構えてボールを打って下さい。そして、アドレスでフェースの向きを変えたら、球がどんな風に飛ぶのかをチェックして下さい。
練習では真っ直ぐ打とうとする必要はありません。大事なことはフェースの向きとボールの飛び方の因果関係(相関関係)をちゃんと知ることです。次回はインパクト時のフェースの向きを調整する方法について説明しましょう~。
(▼▼)b
こちら残り少なくなってきました
マジックマリガンFW 3+プロトタイプ
大好評でございます
スペック
■ アナライズW60カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:325.9g前後/振動数:246前後/バランス:D2前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度
■ アナライズW65カーボンシャフト装着時
長さ:43.5インチ/重量:329.5g前後/振動数:247前後/バランス:D2.5前後/リアルロフト:11.5度/フェース各:-1.0度/ライ角:58度
※若干の個体差がある場合がございます。あらかじめご了承ください
先行発売価格 40000円+税 送料別途
(プロトタイプ専用シャフト、プロトタイプ専用ヘッドカバー付
アフターマーケット用シャフトの装着も別途承りまります。その際はシャフト代金が新たに発生したします。
ご注文はこちらのメールにて承ります。(yoyaku@analyze2005.com)
ご希望のシャフト、お名前、電話番号、郵便番号、ご住所、お支払方法をご記入の上、メール下さい。
W60シャフトは2~3週間お時間を頂きますがご了承下さい。
W65シャフト、先着13名様(残りわずか)は3~7日でお送りいたします。それ以降のお客様は2~3週間お時間を頂きますがご了承下さい。
W60が人気のようです!!
こちら是非よろしくお願いします
あっ こちらしばらく売り切れとなっておりましたが入荷しました
スーパーシャット君!!
マジックマリガン UT35
販売再開しました ↑クリック
ゴルフの竪琴売れています!!↓クリック
2016年05月11日超私的な提案、スコアアップに本当に必用なショットデータとは!?
毎週火曜日はインターネットラジオ、ソラトニワ、「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア日。昨日のゲストは、ゴルフジャーナリストであり、法勝寺住職でもある三田村昌鳳さん。過去42年間で35回もマスターズを現地取材されているゴルフ記者の大御所です。マーク金井はたった一度だけしか現地観戦してません。比べものにならないのは重々承知してましたが、番組ではマスターズ論を交わさせていただきました。
スピースが12番で池ポチャした時の模様に始まり、マスターズも最初の頃はチケットが全然売れなかったそうです。ギャリーサービスのために、いろいろなイベントもやっていたそうで、その名残がパー3コンテストです。マスターズは伝統と格式がある大会だと言われてますが、最初からフォーマットが整っていたわけでもなく、そしてギャラリーが大勢詰めかけてたわけでもありません。新しいことを色々チャレンジした結果、ゴルファーなら誰もが観戦したいトーナメント、ツアープロなら誰もが出場したいトーナメントになったそうです。
ちなみに最近はグリーンジャケットを着ている役員がコースに積極的に出て、ギャラリーサービスに努めているそうです。加えて、SNSや動画配信をどのトーナメントよりも積極的に行っています。伝統にこだわりながらも、伝統にとらわれないでいろんなチャン時をしているのがマスターズの凄いところだとおっしゃって下さいました。そして、伝統を維持するために必用なのは3つの「C」だとも。
- Change(チェンジ)
- Challenge(チャレンジ)
- Creative(クリエイティブ)
伝統というと古くさいモノ、ずっと同じことを継承することだと思われがちですが、それだけでは伝統は維持できません。基本哲学を継承しつつも、変革、挑戦、そして独創的な考え方も必用なのです。マスターズというトーナメントを観ていると、まさに3つのCを具現化しています。
マスターズではパー3コンテストも欠かせないイベントとなってますが、イベントと言えば、世界最小プロトーナメント、「MMT9パー3チャンピオンシップ」も5月8日に開催されました。場所は兵庫県のダンロップゴルフコース パー3コース。最短は52y、最長が130y。ショートアイアンですべて打てますが、打ち上げ打ち下ろしがありますし、谷越えや池越えもあります。変化に富んだレイアウトで通常のコースのパー3に近いホールが数多くあります。アイアンショットの腕を磨けるコースです。
マーク金井は大会会長ですが、選手としても出場しました。ダンロップパー3コースは練習ラウンドを2回、そして本戦と合計3回プレー。
1度目のスコアはパープレー(3ボギー、3バーディー)
2度目のスコアは3アンダー(2ボギー、5バーディー)
3度目のスコアは1オーバー(2ボギー、1バーディー)
スコアは凸凹してますが、3回ともボギーの数はほぼ同じ。そしてボギーを打ったホールはすべて1オン3パットです(笑)。もちろん、すべてのホールをパーオンしたわけではありません。アプローチの時、ウエッジではなくパターで打っています。不思議なことに、グリーン外からパターで打ったホールはすべてパーで上がっていました。
ではなぜ、アプローチの時にウエッジではなくて、パターで打ったのか?
ウエッジよりもパターの方が大けが(ザックリ、トップ)しないこともありますが、実はもうひとつ大きな理由があります。それは、グリーンを外したショットのすべてが、パターで打てる所にあったのです。ボールからグリーンエッジまで一番遠い時で3ヤードしかありませんでした。パターで打っても距離感がつかみやすい所にボールがあったから、グリーンの外からパターでアプローチしたのです。
ダンロップパー3コースでの3回のラウンド、ティショットで目の覚めるようなナイスショットはそれほど多くありませんでしたが、目を覆いたくなるようなミスショットは1発もありませんでした。バンカーにも1発も入ってません。
かなり前置きが長くなりましたが、実は、グリーンを狙うショットにおける本当に必用なショットデータというのは、グリーンを外した時、ボールからグリーンまでどれぐらい離れているかを数値化することなのです。パーオン率を上げることも大事ですが、グリーンを外した時のショットがすべて同じ点数というのでは、ショットの精度を精査することはできません。グリーンを外したショットがグリーンエッジに止まるのと、バンカーよりもさらに遠くに曲げてしまった時とでは、次のショットの難易度が劇的に変わるからです。
ゴルフはミスのゲームです。このゲームの本質を考えると、ナイスショットした数を増やすことよりも、ミスショットの度合いを正確にチェックすること。グリーンを外した時のショットがすべてパターで打てる人と、グリーンを外した時の次のショットで20yヤード以上残すのとでは、ミスの度合いが全然違いますし、当然、リカバリー率も大きく変わってきます。
スコアカードで分析することは良いことだと思いますが、分析の仕方を間違ってしまうと上達の糸口を見つけづらくなります。本気でスコアアップを目指すならば、ミスショットの度合いを具体的に数値化する。そして、ミスの度合いを減らすことを考えてプレーしてみて下さい。このPDCAをきちんと積めば、大叩きが出なくなるだけでなく、確実にスコアも良くなってくるのです~。
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