
カテゴリー: トーナメントから
2014年12月01日少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?

先週の「カシオワールドオープン」は最終組のひとつ前からスタートした片山晋呉プロが、8バーディ、1ボギー「65」をマークして通算17アンダーとし、逆転で今季初勝利を飾りました。圧巻だったのは12番からの4連続バーディーと、18番のサードショット。2打目をレイアップして望んだ3打目。ウエッジで放たれたショットはピンの真上にキャリーし、バックスピンでカップ方向にスルスル戻りカップのフチに止まりました。テレビで観ていても、背筋がゾクゾクするようなショットにシビレました。2位には同郷で片山プロを師と仰ぐ冨山聡プロが入り、賞金ランクを一気に36位まで上げて賞金シード権を手に入れました。この大会は賞金王争いもさることながら、シード権のボーダー線上の選手にとっては事実上の最終戦。来年の運命を決める残酷な大会でもあります。
次戦の国内メジャー最終戦は年間の優勝者など出場資格が限られています。矢野東プロ、横尾要プロ、上平栄道プロらが賞金シードを喪失しました。
片山プロと言えば数少ない永久シード選手であると同時に、練習器具マニアとしても有名な選手です。トーナメント会場には数多くの練習器具を持ち込み、それを駆使して練習しています。手前味噌ですが今年の日本オープンの週からは「ゴルフの竪琴」も練習器具として加わりました。もちろん今週のカシオでもスタート前後のドライビングレンジでは「ゴルフの竪琴」を欠かさず振ってもらってます。
もちろん練習器具を使って練習すればゴルフが上手くなるとは限りません。「ゴルフの竪琴」にしても所有しているだけでは上達できません。正しい使い方をしてこそ、正しい練習をしてこそスイングが良くなり、スコアも良くなります。そこで今回のエントリーは
少ない練習で上手くなる人、たくさん練習しても上手くなれない人の違いはどこにあるのか!?
ゴルフに限らず何事もたくさん練習(努力)しても結果が出ない人、あまり練習(努力)しなくても結果が出る人がいます。まずはその差はどこにあるのかを考える必要があるのですが、ゴルフの場合、多いのが‥‥
少ない練習で上手くなれる人=運動神経が高い
たくさん練習しても上手くなれない=運動神経が低い
とか
少ない練習で上手くなれる人=ゴルフの才能がある
たくさん練習しても上手くなれない=ゴルフの才能がない
と考えている人が少なくありません。そして中には練習しても結果が出ない状態が続くと、ゴルフ(スキルアップ)に対するモチベーションが低くなったり、ゴルフの上達をあきらめてしまう人もいます。対して少ない練習で上手くなっている人の場合は、スキルアップにつながる練習をしている人が多く、自分を客観的に見ることができる人も多いです。
では、本当にゴルフは運動神経とか才能に左右されるのか?
もちろん運動神経とか才能は無いよりもあった方が有利なのは事実です。しかし、練習しても上手くなれない人には、共通した勘違いがあります。それは‥‥
たくさん練習(努力)すれば上手くなれる。
たくさんボールを打てば(努力)上手くなれる。
このパターンに入ってしまうと、実は、練習(努力)しても上手くならない可能性が高くなるのです。最近読んだ本、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」(林修著、青春出版社刊)にこんなことが書かれています。
結果が出なければ「努力した」なんて言えません。
主観的に判断するのはやめましょう。
そして、
朝から晩まで働いているのに成果が上がらないなら、努力する場所を見直す必要があります。それには、努力を主観的に測るのをやめることが重要です。そうではなく、その努力からどういった結果が出たか。さらには、他者はどう評価したか。そういうふうに、自分の努力を「外から」見るようにすべきなのです。
(以上、「林修の仕事原論 壁を破る37の方法」から引用)
抽象的な表現ですが、これはゴルフ上達にも当てはまります。片山プロは練習器具をふんだんに使っていますが、それは練習のクオリティを高められるからです。ただがむしゃらにボールを打つことは絶対にやりません。やるべきテーマを決めて、それをクリアするために必要な練習器具を用いて練習。そして、結果を逐一フィードバックし、どうすればイメージ通りのスイング、イメージどおりのショットを打てるかを常日頃考えながら練習してます。現在、片山プロは「ゴルフの竪琴」を使って練習していますが、竪琴を使った方が効果的に自分のスキルアップにつながると思っているから、積極的に竪琴を使って入るのだと思います。
では、アマチュアゴルファーはどんな練習をすれば上達できるのか?
大事なことなので繰り返します。努力(練習)を主観的に判断しないことです。自分がやりたい練習(努力)をするのではなく、スキルアップ、スコアアップに役立つ練習(努力)をした方が、練習(努力)が報われるのです。次回は具体的な練習法について説明したいと思います~。
(▼▼)b
片山晋呉プロが使用しているのが、随所で目撃されております。
ゴルフの竪琴
よろしくお願いします。
ゴルフの竪琴は出来るだけ安く効果的に!をテーマに作った練習器具です。安価にするため、若干の仕上げの悪さ、スポンジの凹み(時間が経てば戻ります)がありますが、それは練習するのに支障はありません。少々いいよ!!という方だけ購入下さい(笑)練習するのが目的です!頑張って上達して下さいね
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2014年11月30日スタートホールの緊張をほぐすのに役立つシンプルな戦略とは!?

今日の日曜日は男子ツアープロにとってかなり大事な日曜日です。開催中の「カシオワールドオープン」の結果で、今シーズンのシード権が決まるからです。今年からはシード権の枠組みが変わりました。これまでは上位70位までが賞金シードでしたが、来シーズンからは上位60位までが賞金シードとなります。前年よりも10名枠が狭くなっています。ただし、新しいシード規定として61位から75位までの選手は「準シード権」というステータスを得ます。これにより、来期の前半戦は賞金シード選手同様、レギュラーツアーの出場権があります。そして、前半戦の獲得賞金によって順位がシャッフルされ、後半戦の出場権を得ることになります。言い換えると、来シーズンからはファイナルQTからレギュラーツアーに出場できる選手の枠が狭くなるのです。
このブログがアップする頃には優勝争いを演じるプレーヤー、シード権争いを演じるプレーヤー、ともにスタートホールをホールアウトしていると思います。チャレンジツアーの今季賞金王の今平周悟選手は3日目を終えて11アンダーとトップタイ。レギュラーツアーでは現在、賞金ランク117位です。同じく11アンダーの平本穏選手は賞金ランク100位。そして、10アンダーの久保谷健一選手は賞金ランク116位。この3名も2位までに入れば、大逆転で賞金シードを手に入れられ、3位までに入れば賞金での準シードに滑り込むことができます。
カシオワールドオープンは賞金総額2億円と超大型大会ですが、その正反対なのが世界最小のMMT9トーナメント。9ホールのプロトーナメントで賞金総額は60万円。優勝は15万円です。極めて小さいトーナメントですが、アマチュア予選会が先週木曜日に千葉市民ゴルフ場で開催されました。予選通過は10名(参加33名)ですが、カットラインのスコアは38のカウントバック。非常にハイレベルな戦いが繰り広げられました。本戦が9ホールですので、アマ予選ももちろん9ホールです。世界最小トーナメントですが速報版もちゃんとインターネット上にアップされており、アマ予選の時も選手の順位、スコア、ホールバイホールをパソコンやスマホ、iPhoneでリアルタイムで見ることができます。
そのMMT9のアマ予選のホールバイホールを見て感じがことがあります。それは、上がりホールのスコアとスタートホールのスコアの比較。前回のブログでも書きましたが、予選通過のプレーヤーと予選を通過出来なかったプレーヤー(11~20位)の最終ホール(パー5)のスコアを比較すると、
予選通過者の平均スコアは4.8。
2名がバーディーで、8名がパー。ボギー以上は1人もいませんでした。
対して、予選通過出来なかった人の平均スコア(11~20位)は5.9。
2名がボギー、ダボが2名、トリプルが1名。バーディーは1人もいませんでした。
予選通過者は最終ホールでスコアを崩していません。対して、予選を通過出来なったプレーヤーは最終ホールで叩いている選手が目立ちました。では、スタートホールはどうなのかというと、これまたユニークなデータが出ています。千葉市民の1番ホールは335yのパー4。左サイドはずっとOBが続きますが、フェアウェイは広く花道もワイドです。右サイドにはフェアウェイバンカーはありますがアゴは高くありません。右はどれだけ曲げてもセーフです。難易度はそれほど高くないミドルホールです。
予選通過者の平均スコアは4.3。
1人がバーディーで、5人がパー。ボギーは4人もいました。
平均スコアはパー以上です。
対して、予選通過出来なかった人の平均スコア(11~20位)は4.0。
2人がバーディーで、6人がパー。ボギーは2人だけです。
平均スコアはパーです。
意外なことに、予選を通過しなかった方のプレーヤー達の方が平均スコアが良く、バーディーを取っている選手も多いのです。統計としての母数は少ないのでこれですべてを語れるわけではありませんが、このデータから言えることは、スコアメイクで大事なのは出だしよりも上がりホールなんです。
最終ホールのスコア>スタートホールのスコア
マーク金井もしょっちゅうゴルフをしていますが、おはようバーディーを取るとなぜかスコアがまとまりません。出だしでバーディーを取ると楽なはずなのに、上がってみればハーフ40以上叩くことがしょっちゅうあります。なので、おはようバーディーはあまりうれしくなりません。出だしはパーで上がれれば上出来、ボギーでも全然OKって感じでプレーしています。実際、出だしボギーでも上がってみれば30台、出だしボギーでも上がってみれば36が出ることが多々あります。
ゴルフとは面白いもので、スタートホールのスコアがトータルスコアにまったく直結しないことが多いのです。超一流のプロ、超一流のアマチュアならば出だしからバーディを奪って波に乗ってハイスコアをマークすると思いますが、普通のアマチュアの場合、出だしからバーディーを取っても「いいスコア」が出るとは限らないのです。
これが何となく分かってからは、スタートホールはいい意味で「適当にプレー」するようになりました。パーで上がれば上出来、ボギーでも全然OK。ダボでも何とかなるという感じで気楽にスタートしています。そんなわけですから、スタートホールで気合いが入ることはありませんし、出だしのティショットでナイスショットを打ちたい気持ちもありません。フェアウェイキープなんて考えておらず、ラフでもOK。ドライバーで200yくらい飛べばいいと思って打ってます。それでもたまにティショットをチョロしたりしますが、チョロでもOBじゃなければボギーオン狙いに切り替え、ボギーかダボで上がるようにしています。
スタートホールは18分の1(ハーフプレーだと9分の1)ではなく、何か特別なホールだと思っているアマチュアゴルファーが少なくありません。最初の1打はその日のゴルフを占う1打だと思っているゴルファーも結構います。しかし、ゴルフを40年以上やった経験から言うと、スタートホールは18分1(ハーフプレーだと9分1)に過ぎません。それが分かってしまうと、スタートホールで緊張する度合がかなり減らせます。今では、かなり適当にティショットを打ってますし、セカンドもかなり適当。とりあえず交通事故(取り返しのつかないミス)だけ起こさないように心がけながらプレーしています。というか、最初からナイスショットを打つ気がありません(笑)。
スタートホールは緊張して上手くプレーできない。
スタートホールは緊張して普段通りのショットが打てない。
練習場で打てるショットがコースで打てないのはアマチュアだけではありません。プロでもコースに出た時、満足行くショットはそんなに多くないのです。満足行くショットが打てなくても、なんとかスコアメイクしていくのがゴルフ。スタートホールで思い切ってショットの閾値(いきち)を下げましょう。とりあえずボギーかダボで上がることを目標にすれば、自分で自分にプレッシャーをかけないでプレーできますし、それがスタートホールを上手くやり過ごす基本であり極意なんです~。
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12月7日
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2014年11月24日1~2mのパッティングのショート癖を矯正する特効薬とは!?

今週は出歩き過ぎたので、昨日は久しぶりに神田から出歩かないことを決め込み、午後からは男子ツアーをテレビ観戦。テレビ放映が始まる前は、PCでダンロップフェニックスの公式サイトで動画配信を見てました。Twitterで教えてもらったのですが、なんとスタート前の練習で片山晋呉選手がゴルフの竪琴をしっかり振っています。数ある練習器具の中からゴルフの竪琴を使ってもらえる嬉しい限りです。ゴルフの竪琴はハンガーに似たような形状ですが、重さがしっかりあるので体幹をしっかり使る感覚を養えます。加えて、スイング作りに不可欠な「右手を上」にしてスイングを養うことができます。
ダンロップフェニックスも生中継ではなく録画中継でしたが、いざ番組が始まるとそんなことを忘れるぐらい画面を見入ってしまいました。最終ホールまで4人のプレーヤー、松山英樹選手、岩田寛選手、J・スピース選手、B・ジョーンズ選手が優勝争いを演じ、72ホールを終えて、岩田選手と松山選手がともに15アンダーでホールアウト。プレーオフの末、松山選手が初のダンロップフェニックスのタイトルを手に入れました。松山選手16番を終えて13アンダーまでスコアを落とし、そこから17番、18番で連続バーディー。米ツアーで初優勝した時同様、終盤の強さが際立ってました。SNSで結果が分かっていても、ドラマティックな試合展開をじっくり観ることができました。
さて、ダンロップフェニックスを見ていて感じたのですが、ツアープロでも惜しいパットには共通項があります。
それは、距離感。
ラインを読み違える場面もありましたが、象徴的なのはショートしてカップに届かないこと。象徴的だったのが最終日15番のJ・スピースのバーディーパット。完全にラインに乗って転がってましたがカップ直前でボールは止まりました。本人もショートしたことに対してかなり苛立ってましたが、他にもタッチ(距離感)が弱いことで、パットが決まらない場面が多々ありました。ゴルフには「ネバーアップ・ネバーイン(届かなければ入らない)」という格言がありますが、昔も今も届かないパットを打つと、いくらラインの読みが正確でもカップインは望めませんし、スコアも縮めることはできません。
そこで今回のエントリーはパッティング、特に入れ頃外し頃の短いパットのショート癖を矯正する練習法について書きたいと思います。強気にガンガン打てる人にとってはまったく役に立たたない話ですが、ショート癖を矯正したい人には瞬時とはいかないまでも、かなり役に立つ話です。
では、どんな練習をすればパットのショート癖を矯正できるのか?
パットがショートする時というのは、2つのパターンがあります。
ひとつは距離感そのもの勘違い。
もうひとつはインパクトが緩むことによって発生するミス。
入れ頃外し頃や、ショートパットに関しては距離感そのものが狂うことはまずありません。ショートする原因の90%以上はインパクトが緩むことによって発生してます。言い換えると、外してオーバーし過ぎるのが怖いから、タッチが弱くなる(インパクトが緩んでしまう)のです。特に、高速グリーンでプレーする機会が多くなると、インパクトが弱くても距離が届いてしまうために、余計に、タッチが弱くなる傾向が強くなり、それがショート癖につながってきます。
対して、高麗グリーンのように転がりが遅いグリーンでプレーするとタッチが強くなる傾向があります。強く打たないとカップに届かないのが分かるのと、少々強く打ってもカップを大オーバーしません。強く打つことに抵抗(恐怖)がなくなるので、ショートしづらくなるのです。
もう答えはお分かりでしょう。そうです、ショート癖の特効薬は遅いグリーンでプレーしたり、上りの遅いラインで入念に練習することです。拍子抜けするような答えかも知れませんが、試していただくと分かります。遅くてカップ際でブレーキがかかるようなグリーンでプレーすると、タッチが弱い人でも徐々にタッチが強くなります。理由は単純、最後の一転がりが期待できないのが分かれば、カップの向こう側まで打ちたくなる気持ちが強くなるからです。加えて、ガツンと強めに打ってもオーバーし過ぎません。これもまた、タッチが強くなるのを後押ししてくれます。
高速グリーンでのパットはスリリングで楽しいですが、高速グリーンに慣れすぎてしまうとタッチが弱くなってきます。高速グリーンは惰性でボールが転がる距離が長いために、インパクトが緩み気味でもカップに届くことがあるからです。
マーク金井は高麗グリーンの赤羽でしょっちゅうプレーするようになってから、高麗グリーンでも、ベントの高速グリーンでもインパクトが緩むミスがかなり減りました。もちろんインパクトが緩むミスがゼロになったわけではありませんが、高麗グリーンのおかげでしっかり打つ癖が付いたからです。
高速グリーンや下りのラインは触っただけでも勝手に転がります。この早さに慣れることも大事ですが、早さに慣れすぎてしまうとショートパットでインパクトが緩んでしまう悪癖が体に染みつく恐れもあるんです~。
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時間:90 分 11時開始
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料金は5000円です。(当日ストレッチパッドを購入された方は2000円引き)
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2014年11月17日テニスの錦織圭から学ぶスコアメイクの極意とは!?

昨日は午前中に原稿を1本、レギュラーの撮影を1本済ませた後、「VISA太平洋マスターズ」を観戦。大混戦の中、D・オー選手がプレーオフの末、ツアー初優勝を遂げました。最終ホールのセカンドショットがダフって大ショートした時はどうなることかと思いましたが、池ポチャにならなかったのが幸い。3打目をピタリと1mに寄せてバーディーで、勝利をみずからたぐり寄せました。注目のバッバ・ワトソン選手は最終日もスコアを伸ばし切れずに24位タイでフィニッシュ。ロングヒッター有利なコースだけに優勝争いが期待されましたが、3日目にダボを2つ叩いたのが何とももったいなかったです。
そしてもったいなかったと言えば、テニスのATPファイナルの準決勝。錦織圭選手は世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手と対戦。両者1セットづつを取り合って接戦でしたが、ファイナルセットは6ー0と大差を付けられて負けました。勝負の分かれ目となったのが、第3セットのファーストゲーム。ジョコビッチのサービスゲームで、15ー40とダブルブレイクポイントのチャンスを得ながらも、ジョコビッチのサービスをブレイクできませんでした。そこからは完全にジョコビッチ選手のペースになってしまい、最後はダブルフォルトでゲームセット。本人も試合後のコメントで残してましたが、勝負所で決め切れなかったことが敗因です。最後のダブルフォルトが錦織選手のプレーぶりを象徴していたような気がします。テニスはサーブに占める割合が大きいなんてことは、本人も百も承知だとは思います。野次馬が解説者気取りになって申し訳ないですが、錦織選手がジョコビッチ選手に勝てそうな試合展開だっただけに、無性に解説者を気取りたくなってしまいました。
テニスとゴルフ。
テニスに比べるとゴルフは不確定要素が強く、対戦相手よりもフィールド(ゴルフ場)をいかに攻略するかが求められるゲームです。そしてテニスに比べると、ゴルフは考える時間が長い競技です。テニスは飛んでくるボールに素早く反応しなければなりませんが、ゴルフは止まっているボールを打つので自分の間合いで打てます。同じ球技でも、テニスが動ならばゴルフは静の要素が大きいです。しかし、昨日のテニスの試合を見ていて思ったのは、テニスにもゴルフにも勝負所があり、その対処の仕方で試合の流れ、ゲーム展開、スコアが大きく変わることです。
1打にしのぎを削るプロの試合だけでなく、100切りを目指すアマチュア、70台で回りたいアマチュアにも18ホールプレーしていると、かならず勝負所があります。そして、スコアメイクに長けている人ほど勝負所がどこかを理解し、勝負所できちんと結果を出しています。対して、スコアメイクにくろうしている人ほど勝負所がどこなのか分かっていなかったり、勝負所で手痛いミスをしがちです。
では、ゴルフの勝負所は一体どこなのか?
ゴルフの場合、分かりやすい勝負所はは「いいショットを打ったのに、結果が良くない時の直後」と、「ナイスショットした直後」です。この2つの直後のショットがゴルフにおいて勝負所となり、この2つのシチュエーションでいい結果を出せた時(ミスを上塗りしない時)はゲーム展開が有利に運び、スコアメイクがしやすくなります。
具体的に言うと、「いいショットを打ったのに、結果が良くない時の直後」とは、
・ドライバーがいい当たりすぎてバンカーや深いラフに入った
・ドライバーがナイスショットだったのにボールはディボット跡
・アイアンがいい当たり過ぎてグリーンオーバー
・アイアンが上手く打てたのに、風に負けて手前のバンカー
・ロングパットが上手く打てたのに、カップの縁をなめて1.5mオーバー
こういう場合、次のショットを打つ時に冷静さを保つのが難しいです。そして、冷静さを保てない分だけミスが出る確率が上がりますし、ミスしてしまうと、そこからズルズルとスコアが崩れてしまう場合が多々あります。この勝負所で大事なのは、「いいショットを打ったという事実を忘れ、目の前のショットに集中すること」です。実際に実行するのは簡単ではありませんが、この切り替えが上手くできていないとミスをズルズル引きずることになります。ナイスショットが悪い結果になった時の最善策は、ナイスショットしたことを忘れることです。言い換えると、ゴルフにおいて一番タチが悪く、ゴルファーにダメージを与えるのは「ナイスショットが悪い結果」になってしまった時です。これはミスショットを打った時よりもダメージが大きいし、その後のショットに悪影響を与えやすくなるのです。
次に「ナイスショットした直後」というのは分かりやすいと思います。例えば、
・ティショットが良くて絶好のポジションからのセカンドショット
・セカンドショットが良くて2メートルについた
・パー3のティショットでベタピンにワンオン
・パー5で2オンに成功
・バンカー超えのアプローチがピタッと1mに寄った
いわゆるバーディチャンスやパーチャンスを迎えた時が「ナイスショットした直後」です。チャンスを迎えたわけですから、チャンスをしっかりモノにしなくてはなりません。
チャンスというのは分かりやすい勝負所で、これがモノにできるとゲームの主導権を手に入れられますし、スコアメイクしやすくなります。言い換えると、
チャンスはピンチでもあるのです。
チャンスを確実にモノにできないと、必ずと言っていいほど次にピンチが訪れます。例えば、2メートルの絶好のバーディパットが打ち切れずショートすると、潮目が変わります。次のホールのティショットでミスする確率がグンと高くなり、スコアメイクしづらくなるのです。ゴルフも潮目を引き寄せられるかどうかは、チャンスを確実にモノにできるかどうかにかかっているのです。
いいショットを続ければスコアが良くなり、ミスショットを打てばスコアが悪くなる。そう思っているアマチュアが多いと思いますが、ゴルフには勝負所があり、潮目があります。そして、ゴルフのショットはナイスショットとミスショットだけでなく、そこそこのショット、つなぎのショットというのもあるのです。ショットには3つのショットがあることが分ってくると、スコアメイクするのに何が必要なのか分かりますし、ナイスショットがなくてもいいスコアが出せることが分かってくるでしょう~。
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2014年11月16日バッバ・ワトソンから学ぶインパクトの極意とは!?

昨日はカリスマフィッター鹿又さんが主宰するゴルフマジックの合同試打会に顔をちょびっと出してきました。場所は9ホールの聖地、千葉市民ゴルフ場からも近いジャパンゴルフスクール。今年で6回目ということもあって大賑わいでした。試打好きなマーク金井も、ちょびっと顔を出し、打ったことがないクラブやシャフトをガッツリ打ってきました。シャフトではコンポジットテクノが10月に出したプロトタイプとACCRAの新製品は完成度が高く、飛びっぷりも良かったです。クラブではマックスソウルのアイアン、RA11が感触が良かったです。このアイアンのバックフェース、かつてジャンボ尾崎さんが使っていた、ブリヂストンのチタンマッスルそっくり。懐かしいデザインですが、打ってみるとマッスルバックのような形状なのにミスに強くてやさしい。中空構造によりスピンが利いたアイアンらしい球が打てました。
午後からは「VISA太平洋マスターズ」をテレビ観戦。注目のバッバ・ワトソン選手はスコアを大きく崩してしまったのは残念ですが、テレビで見ていてもワトソン選手のドライバーショットは図抜けていて、迫力満点でした。そして、このブログでも注目選手として取り上げた、D・オー選手が3位タイから通算10アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に浮上しています。ワトソン選手はかなり個性的なスイングをしているのに比べると、オー選手はプレーン感があってアマチュアのお手本のようなスイングをしています。
そして2人に共通しているのは、ヘッドスピードを効率良く上げた状態でインパクトを迎えていること。
前回のブログでも書きましたが、ダウンスイングでは手首のコックがキープされ、インパクトゾーンでは、グリップスピードの減速によってシャフトをしなり戻らせ、ヘッドを効率良く走らせています。この2つは効率良く飛距離を稼ぐために不可欠な要素で、アマチュアゴルファーも大いに参考すべきポイントです。
では、どうすればダウンスイングで手首のコックをキープでき、インパクトゾーン(正確にはダウンスイングの途中から)、グリップ(手元の)スピードを減速できるようになるのか?
お勧めしたいのはスローモーションのようにゆっくり動きながらスイング作りすることです。スピードを遅くすることで動き(形)を意識できます。ビデオのスロー再生するような感じで、普段の10分の1のスピードでスイングする感じで、10秒時間を使ってスイングする感じでボールを打って下さい。素振りはダメです。ティアップしたボールでいいですから、ショートアイアンでいいですから、とにかくスローモーションでスイングしてボールを打って下さい。普通のスイングだとコックがほどけてしまう人でも、スローモーションならば手首のコックをキープできるはずです。そしてスローモーションでスイングする時でも、ダウンスイングの途中からはグリップ(手元の)スピードを減速させながらインパクトを迎えて下さい。この2つがちゃんとできれば、シャフトのしなり戻りを上手く利用でき、ヘッドスピードを効率良く上げていけます。
もしもスローモーションのスイングでグリップ(手元の)スピードを減速させる感じがつかめないならば、もうひとつのドリルを試してみて下さい。
それは、寸止め!!
いつも通りにテークバックしてトップまで上げ、ダウンスイングを開始したら、インパクトを迎える直前で急停止。ヘッドがボールに当たる直前でヘッドの動きをピタッと止めることをやって下さい。寸止めする感じをつかむには、ペットボトルやタイヤでもいいですし、マーク金井の場合はボールを入れる筒を使って寸止めドリルをしています。
寸止めドリルをする時は、スマホで自分のスイング自撮りをして下さい。グリップが左太ももぐらいに達した時にヘッドが寸止めできるのが理想です。グリップがおへその手前で寸止めするのは好ましくありません。これだとブレーキをかけるタイミングが早過ぎます。グリップが左太もも内側に達した時、ヘッドがボールの手前ギリギリの所で止まる。これを目指して下さい。
この寸止めドリルをやると、腕、手元(グリップ)を速く振ってしまう動きは出ません。そんなことをすると寸止めできないからです。男性用カーボンシャフトのRぐらいでもかなりシャフトはグニャリとしなり戻るのが手に伝わります。動画で自撮りすると、シャフトが逆にしなり、ヘッドが前に飛び出しているのが画像で確認できるでしょう。そうです、
寸止め=腕、手元(グリップ)を減速する感覚を養える
寸止め=シャフトのしなりを使える
実際のスイングは寸止めほど強いブレーキを掛ける必要はありませんがが、腕の振り、グリップ(手元)を減速させることが上手くできるようになると、シャフトはしなり戻りが発生し、それがエネルギー効率が高いインパクト、ヘッドスピードアップ、そしてボールを捕まえることがやさしくなるのです。
スイングの型を覚えるのは素振りが効果的ですが、手首のコックをキープする感覚、グリップ(手元の)スピードを減速する感覚を養うのには、この寸止めドリルがかなり効果的です。
FBにもアップしましたが、最近のツアープロはドライバーもハンドファーストな状態でインパクトを迎えています。ハンドファーストな状態でも振り遅れていないのは、グリップ(手元)スピードをタイミングよく減速させているからです~。
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