
カテゴリー: トーナメントから
2015年04月08日マスターズでレフティが有利なのには理由がちゃんとある!!
明日4月9日10時から販売します
こちらが売り切れても来週もまた販売します! 詳しくは このブログとマーク金井ブログをチェックして下さい。必ず事前に告知しています!!
- 数量限定です(入荷数が限定ですが継続して入荷してきます)
- 売り切れとなっても定期的に入荷しますのでご心配なく!
- 商品のお届けは、一週間前後かかります
- 転売防止の為お一人様2つまでです
申し訳ありませんがご予約は受け付けておりませんので、この機会にお求めください
毎週継続して販売します、お時間いただければ確実に手に入ります。ヤフオクなどで高価に取引されている商品には手を出さないようにお願いします
桜が散りはじめているにも関わらず、昨日も定例の早朝スノボに行ってきました。あいにくの雨だったこともあり、サクッと80分ほど滑ってきました。スノボウエアも雨が降ると水が浸みてくるからです(笑)。これで今年のスノボも終わりです。数えてみると、今シーズンは22回。目標だった2級検定は1発合格できたので、来シーズンは1級目指して頑張りたいと思っています。検定のために滑っているわけではありませんが、技術レベル上げると、スノボは本当に気持ち良く滑ることができます。ゴルフと同じで、レベルアップするほど、楽しさのレンジが広がってくるんです。
今週はいよいよマスターズがはじまります。マーク金井は今から22年前、1993年に一度だけ現地、オーガスタナショナルに行くことができました。当時はフリーランスのゴルフ記者で、現在も連載している新聞、日刊現代が取材枠を下さったのです。取材当時は、ゴルフクラブの進化の過渡期。選手によってはドライバーは木製のパーシモン、選手によってはドライバーは金属製(ステンレス製)のメタルを使っていました。そして、取材した年までは、「金属ヘッド」を使って優勝した選手は登場してません。93年に優勝したドイツのベルンハルト・ランガーもパーシモンで優勝しています。
さて、このマスターズ。今年で79回目を迎えます。最多優勝は帝王、ジャック・ニクラウスの6回。続いて、アーノルド・パーマーとタイガー・ウッズが4回勝っています。2000年以降で調べてみると、面白いデータがあります。それはレフティの優勝回数。直近14年間では、マイク・ウェア(2003年)、フィル・ミケルソン(2004、2006、2010年)、バッバ・ワトソン(2012、2014年)と、レフティが6勝もしています。
14年間でレフティが6勝。
14年間でレフティの勝率は42.9%
レフティのツアープレーヤーの数はほんの一握りだと言うことを考えると、この勝率は尋常ではありません。詳しく調べたわけではありませんが、他のトーナメントと比較しても、マスターズはレフティの勝率が非常に高い大会ではないでしょうか? そして、今年も優勝の有力候補には、レフティのワトソンとミケルソンが入っています。
では、なぜレフティはマスターズと相性がいいのか?
GDOのサイトにマスターズが開催されるオーガスタナショナルのホール図がアップされていますが、ここはドッグレッグホールが多いのが特徴です。パー3を除いて、真っ直ぐなホールは、出だしの1番、3番、7番、11番、14番、15番、16番。7ホールです。
左ドッグレッグしているのが、2番、5番、8番、9番、10番、13番
右ドッグレッグしているのが、18番
オーガスタナショナルは戦略的なコースと言われてますが、ホールの作りはかなり偏っています。左ドッグレッグしているホールが6つもあるのに対して、右ドッグレッグしているのは1つだけ。明らかに右打ちの場合、右から左に曲がるドローボールの方が攻略しやすい(飛距離を稼げる)のです。実際、コースを歩いてみても2番ロング、9番ミドル、10番ミドル、13番ロング。この4つのホールはドロー(フック)を打つのと、フェード(スライス)を打つのとでは、距離が30ヤード以上変わってきます。特に、2番と10番と13番は、強いフックボールを打てるとものすごく距離を稼ぐことができます。そういうこともあって、マスターズはドローヒッターが有利と言われてきました。フェードが持ち球のスーパーメックスこと、リー・トレビノは「このコースは俺向きじゃない」と戦う前から白旗を揚げてました。
ここまで書くと、察しのいい人はもう答えがお分かりでしょう。
そうです。レフティの場合、オーガスタナショナルを攻略するのにはフェードが打てると非常に有利です。そして、フェードはドローに比べると、ミスした時に大けががしにくいです。ドローは捕まり過ぎるとチーピンが出る怖さがありますが、フェードだとチーピンが出る怖さがありません。プロにとっては、スライス系の弾道は方向性をコントロールしやすいメリットがあります。加えて、今どきのチタンドライバーは低スピン弾道が打ちやすい。スライス系の球を打っても吹き上がりません。ドローと同じだけ飛ばせます。2000年以降にレフティの勝率が上がっているのは、フェード(スライス)を打っても吹き上がらないドライバーが登場していることも少なからず影響しているのです。
昔も今も、レフティのツアープロはそれほど多くありません。今回のマスターズでもレフティの選手は数名です。にも関わらず、歴代優勝者は3名も出場でき、優勝候補に2名もいます。マスターズは他のメジャー競技と違って、大会で使われるコースはいつも同じです。左ドッグレッグのホールが多いことが変わらない限り、これからもレフティの勝率が低くはならないでしょう~。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月7日
2015年04月06日観客の立場で考えるゴルフトーナメントに最も適したゴルフ場とは!?

先週金曜日は国内女子ツアー「ヤマハレディスオープン葛城」を観戦し、昨日、日曜日は東京ドームでセリーグ公式戦「巨人、阪神戦」を観てきました。スポーツはテレビやインターネットで観るのも良いですが、やっぱり現地に足を運ぶのには適いません。ライブで観た方が見応えがありますし、その場の空気を吸うことでワクワクドキドキできます。
「ヤマハレディスオープン葛城」は首位と5打差の4位から出た渡邉彩香プロが、7バーディ、2ボギー「67」とスコアを一気に伸ばして通算7アンダーでホールアウト。追いすがる後続を振り切って、昨年の「アクサレディス in MIYAZAKI」に続くツアー2勝目を達成しました。単独首位から出た藤本麻子プロは9番で4パットのダブルボギーを叩いて失速し、首位と4打差の単独4位に終わっています。首位と1打差の2位タイには、前田陽子プロと、イ・ボミ(韓国)プロが入りました。
そして、今季初のドーム観戦となった巨人阪神戦は、巨人が3対0で完封勝ち。阪神は打線がまったく機能せず、チャンスらしいチャンスは9回だけでした。先発した藤浪投手はそこそこいい感じでしたが、暴投で失点したこと、そして2度の送りバントを失敗したのが痛かったです。これで阪神は首位から陥落し、2位。貯金も1に減りました。阪神に変わって首位に立ったのは開幕カードで阪神に3連敗した中日です。今年も東京ドーム、神宮球場、横浜球場にせっせと出向いて阪神を応援していきます。
プロゴルフ観戦とプロ野球観戦。
観客目線で考えると、ゴルフに比べると野球の方がかなり身近です。しょっちゅういきたくもなります。プロ野球は基本、自分の席がちゃんと確保されており(客席に座れる)、座った場所からフィールド全体を見渡せます。自分の席でビールを飲んだり、食事もできます。映画やお芝居を観るような感覚で観戦できちゃいます。加えて、ゴルフに比べると野球は地の利がすこぶるいい。例えば、東京ドームはJR水道橋駅(都営地下鉄、水道橋駅)から徒歩数分。車よりも電車の方が便利です。対して、ほとんどのゴルフ場は郊外にあるため、プロ野球のように電車でサクッと行ける所はほとんどありません。加えて、車で行っても、ギャラリー駐車場から大会会場までのアクセスがあまりよろしくありません。ゴルフトーナメントは会場にたどり着くまでにかなりの時間と労力が求められます。プロ野球に比べるとゴルフ観戦をするには、かなりの気合いが必要です。
それぞれのトーナメントはギャラリーの数を増やすために、いろんなアイデアを出してますが、根本的にプロ野球のレベルほどギャラリーを増やすことは難しいです。仕事帰りにサクッと観ることもできないので、新規に観てもらう人を増やすのも観点ではないです。
しかし、ゴルフ場を選ばなければプロ野球のように電車に乗ってサクッと観戦できるトーナメントも開催可能です。日本国内には2000以上のコースがありますが、その中でももっとも地の利(交通アクセス)が良いのは、
場所は大阪府枚方市。大阪と京都のほぼ中間に位置し、淀川南岸の河川敷コースですが、最寄り駅の京阪樟葉駅から、クラブハウスまでは徒歩2分。水道橋から東京ドームに向かうよりも近く、大阪からだと車で向かうよりも電車利用の方が便利なコースです。ここで開催すれば、
野球観戦をするのと同じぐらい手軽にゴルフ観戦できます。
加えて、くずはゴルフ場はパブリックコースなので、トーナメント開催した後、アマチュアゴルファーが気軽にプレーできるメリットもあります。その地の利を生かして、かつてくずはゴルフ場では、男子のツアー競技も開催されていました。くずは国際という大会が1965~1990年(昭和40年から平成2年)、26回開催されていたのです。第1回大会の参加プロはわずか5人でしたが、回を重ねるごとに出場選手が増え、海外招待選手の中には世界ランク1位に輝いたグレッグ・ノーマンも出場し、優勝もしています。ジャンボ尾崎プロももちろん出場してました。くずはゴルフ場はゴルフ人口を増やしただけでなく、プロゴルファーを「観る場」「観せる場」としても大きな貢献を果たしていたのです。
昨今、ゴルフトーナメントの活性化、ギャリー動員増についていろんな提案がなされていますが、観客目線で考えるならば、観に行きやすい場所でトーナメントを開催するのも大いにアリだと思います。くずはゴルフ場は6000y弱と距離が短いですし、コースレートも決して高くはありません。でも、そんなことは観客側にはあまり関係ありません。プロのショットを間近で見ることの方が大事だからです。そして、難易度についてはクラブの使用制限をかければ、いくらでもプロの技を観ることができます。マーク金井は昨年から世界最小プロトーナメント「MMT9」を主催していますが、この試合でプロが使えるクラブは
4本以内
使えるクラブの本数が減れば、減った分だけコースは難しくなります。戦略性がそれほど高くないコースでも、使えるクラブが4本になれば簡単にバーディーを重ねることはできません。使うえるクラブを減らせば、観客がワクワクドキドキできるプレーを観ることができます。
いきなり男子のレギュラーツアーで4本プレーは難しいと思います。なので、まずはツアーの登竜門とも言えるチャレンジツアーをくずはゴルフ場で開催することをかなり真面目に考えています。観客が観たいのはゴルフ場ではなくて、プロゴルファーのプレーです。かつてのくずは国際も2日間開催でした。業界ではゴルフの活性化が叫ばれてます。プロ野球を観るように電車で見に行けるトーナメントを開催することも、活性化、そして新規参入者を増やせると思います~。
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年4月5日
2015年03月30日プレーオフを制して優勝した笠りつ子プロに学ぶゴルフ上達法とは!?

プロ野球のペナントレースが金曜日から開幕しました。セリーグではなんと阪神が開幕3連勝。スタートダッシュを決めています。オープン戦ではからっきし打てなかったゴメスもいざ開幕するとキッチリ仕事してくれてます。オープン戦とペナントレースは別物と言われてますが、まさに今年の阪神はペナントレースに合わせて選手が仕上がっています。
ゴルフでは、すでに開幕4戦目となる国内女子ツアー「アクサレディス in MIYAZAKI」では、最終日、通算7アンダーでイ・ボミプロと笠りつ子プロが並んでホールアウト。国内女子ツアー3戦連続のプレーオフとなり、3ホール目にバーディーを奪った笠プロが勝ち名乗りを挙げました。笠プロの優勝は2012年「ヤマハレディース」以来。これでツアー通算3勝目です。
さて、この笠プロ。マーク金井はフリーのライターをやっている頃に何度か会っています。最初に取材したのが1997年の12月。坂田信弘プロが主宰する坂田塾の取材で熊本県のゴルフ場(くまもと阿蘇カントリークラブ湯ノ谷コース)に訪れた時、ジュニアゴルファーを10名ほど取材しました。その中に、笠りつ子プロ(小学生)がいたのです。熊本の坂田塾には、古閑美保プロ、上田桃子プロ、青山加織プロもいました。
女子ツアー選手を多数輩出している坂田塾ですが、教え方が実にユニークです。塾生は小学生と中学生ばかりですが、とにかくクラブを持っている本数が少ない。練習場では多くの塾生は6番アイアンだけでボールを打ってます。ドライバーも打ちませんし、ウエッジも打ちません。ひたすら6番アイアンだけで練習しています。笠プロも当時は6番アイアンだけで練習してました。
なぜ、坂田塾は6番だけなのか?
ライターとして記事を書いた月刊ゴルフダイジェスト(1998年3月号)で、坂田プロはこう語っています。
「今まで日本では、ドライバーやサンドウエッジから始めて、14本の中で端からスイングを作りにいった。サンドから始めて9番、9番が打てるようになったら7番という風に。
でも、これじゃ1本づつ克服していくのに時間がかかり過ぎるのよ。全部打てるようになるのにまで、最短でも1年はかかっちゃう」
「そこで私は最初に6番アイアンを徹底的にマスターさせることで、その半分の時間で全部のクラブを打てるようにしてます。6番のロフトは35度前後なのですが、これはドライバーとサンドの中間のロフト角。おまけにクラブの長さも真ん中。この6番がマスターできたら、スイングの基礎は出来上がったも同然。次に5番と7番とすんなり進んでいけるんです」
(月刊ゴルフダイジェスト1998年3月号)
当時、マーク金井はハンデ5とか6でした。坂田プロを担当してからは徹底的に6番アイアンを練習。コースに出た時も、セカンドショットでは迷わず6番アイアンを手にする機会を増やしました。坂田塾のジュニア達ほど急激に上達しませんでしたが、1本だけの練習は効果覿面。コースに出た時、それもプレッシャーがかかった場面でも6番を手にすると何とかなるようになり、セカンドでのミスが劇的に減りました。パー3でも6番アイアンを使えるホールでのワンオン率が上がるようになりました。
一芸に秀でる者は多芸に通ず
という諺がありますが、ゴルフにおいても信頼できるクラブが1本あると、コースに出た時にかなり頼りになります。あれもこれもと欲張らず、まずはひとつ、これだけは誰にも負けないという”何か”。ゴルフの場合ならば、得意クラブを1本作ることが、ゴルフ上達につながるのではないでしょうか。
笠プロが育った坂田塾では、ラウンドもクラブ制限があります。ある程度のスコアが出るまでは、コースでは6番アイアンとパターしか使えません。1998年に笠プロを取材した時、彼女もこの2本のクラブでラウンドしてました。6番アイアンでティショットを打ち、6番アイアンでセカンドを打ち、そして6番アイアンでアプローチショットを打っていました。使えるクラブが6番だけなので、必然的にティショットは飛距離を稼げません。バンカーに入れたり、バンカー越えのアプローチを残したら、絶体絶命のピンチになります。それが分かるから、子供の頃からコースマネジメント(コース攻略)についても学習できます。
加えて、クラブが2本しかないのでキャディバッグを担がなくてもプレーできます。クラブ選択も迷わないからスロープレーにもなりません。マーク金井はMMT9で使えるクラブを「プロは4本、アマは7本」と制限していますが、このアイデアは坂田塾からいただきました。
当時の坂田塾では、クラブを握って1年足らずで70台のスコアを出してくる子供達もいました。練習量が豊富とはいえ、練習の仕方、プレーの仕方も良かったからだと思います。
今からでも遅くありません。ゴルフが上手くなるコツは絶対的得意クラブを1本作ること。笠プロがやったように、練習場で使うのは6番アイアンだけ。コースでも6番アイアンとパタープレーしてみてはいかがでしょうか。ちなみにマーク金井が練習で使うのはPW。PWで100yをきっちり打つことばかりやっています~。
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4月5日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始
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Posted by マーク金井のアナライズ on 2015年3月29日
2015年01月28日クラブが進化しても、アマチュアに恩恵が少ない本当の理由とは!?

昨日(火曜日)は恒例の早朝スノボ。朝イチの新幹線に乗るために神田駅まで歩いたのですが、午前6時はすでにじゃじゃ降りの雨。新幹線でガーラ湯沢(新潟県)に到着すると曇り空。今シーズン初めて吹雪が吹いてませんでした。リフトに数本乗るぐらいまでは視界も良かったのですが、9時半を過ぎたくらいから雨がしっかりと降り出しました。ゴルフの雨はからっきし苦手ですが、スノボの雨は気になりません(笑)。吹雪よりは雨の方が視界が良いので滑りやすいからです。
昨日は新しいバートンの板と、ウェアラブルデジカメ「HX-A500」を持ち込んだこともあって、雨が降ってもお構いなしで3時間ガッツリ滑ってきました。新しいドライバーをコースに持ち込んでプレーするのと同じく、新しい板をゲレンデに持ち込むとそれだけで気分が高揚し、雨の中、ハイテンションで滑りまくりました。新しい板はバートンの「カスタムX」。今まで乗っていた板よりも軽くて、硬め。板の反発を使えるようになったこともあって、切り換え時における硬さの違いを実感。ちゃんと曲がれるようになると、硬くて反発が高い板の方がシャープなターン弧を描けます。
そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」のオンエア。昨夜のゲストは元ツアープロキャディの岩本美都樹さん。大学時代は体育会ゴルフ部で鍛え、日本女子アマにも2度出場。会社勤めを経験した後、大学のゴルフ部監督から紹介を受けて尾崎直道プロのキャディをしたそうです。それからは、桑原克典プロの専属キャディをしたり、マネージャー業も経験。その後、再び、尾崎直道プロの専属キャディとマネージャーをされたそうです。ひとつひとつエピソードが面白くて、昨夜は「マーク金井の聞かずにいられない」って感じでした。
オンエアの最後では、直近で購入した本ついて喋りますが、昨日紹介したのは、
ピケティ入門
「21世紀の資本」の読み方
竹信三恵子著、(株)金曜日
ピケティとはパリ経済学校のトマ・ピケティ教授のことで、「21世紀の資本」はピケティ教授の著書。700ページで6000円もする経済の専門書にも関わらず、すでに日本でも16万部以上売れているベストセラーです。700ページの専門書を読む気力が無かったのでガイドブックを八重洲ブックセンターで衝動買いしました~。
「21世紀の資本」を衝動買いしたくなったのは、公式に興味を持ったからです。
r>g
rが資本収益率で、gが経済成長率です。ピケティ教授によるとビックデータを元に解析すると、資本収益率は経済成長率をたえず上回るそうです。例えば、経済成長率が2%ならば、資本収益率は4%という風になるそうです。結果、今の社会は資本を持っている人の方が利益を上げやすい。結果、富裕層はますます富裕になり、そうではない人はあまり資産が増えない。結果、経済格差が広がるという説明がなされています。
実はこのような格差が生じてるのは経済だけではありません。ゴルフにおいてもまったく同じことが当てはまっています。
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rはプロ、上級者
gは、アベレージゴルファー、初心者
ゴルフクラブはめざましい進化を遂げています。昔の木製のドライバーに比べると、今どきのチタンドライバーは劇的に性能がアップしています。しかし、その進化の恩恵というのはゴルファーが平等に享受しているわけではありません。例えば、ゴルフクラブの飛びの性能が5%アップしたとしましょう。この場合、
プロ(上級者)は5~10%飛距離アップし、
アベレージゴルファー、初心者は3%未満しか飛距離アップしません。
今どきのゴルフクラブというのは、ゴルファーの腕前によって享受できるメリットの度合が異なる、いわゆる格差が生じやすくなっているのです。その証拠に、プロ、上級者の飛距離は昔よりも格段に伸びています。また、シニアツアー選手のドライバーの飛距離を見ても、50歳を超えても飛距離が落ちないプロがかなりいますし、飛距離を伸ばしているプロも少なからずいます。これはひとえに、クラブの性能向上のおかげです。
他方、アベレージゴルファー、初心者の場合は、クラブが進化するペースに合わせて飛距離アップしているとは限りません。プロ(上級者)に比べると、性能アップの恩恵を受ける度合があきらかに少ないです。多くのアマチュアはプロほど飛距離が伸びてないことが何よりもの証拠でしょう。
では、なぜプロ(上級者)とアベレージゴルファー(初心者)との間で飛距離の格差が生まれるのか?
最終電車の時間が迫ってきました。この続きは次回じっくりと説明しましょう~。
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アナライズからのお知らせ
2月1日
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)
10時開始
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開催場所
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階
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こちらも売り切れが予想されますお急ぎ下さい
2015年01月01日男子ツアー開催にもっとも適したゴルフコースはどこか!?

アナライズよりお知らせ
新年あけましておめでとうございます
アナライズは1月4日までお休み。ご注文はWEBで24時間365日受け付けておりますが、発送は1月5日までお休みさせていだきます。6日より通常通り発送開始します。よろしくお願いします!!
※ご注文が殺到しているため、営業開始後も発送にお時間をいただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
新年あけましておめでございます。今日から新しい1年が始まりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。マーク金井は生まれて大学を卒業するまで育った大阪で新年を迎えました。いくつになっても地元とはありがたい場所で、懐かしさを感じるとともに、自分の昔をすぐに思い出すことができます。
マーク金井は中学から大学まで同じ学校に通い、大学は7年間在籍(笑)。ゴルフは中学2年生から始め、高校2年の夏で一度辞め、大学4年からまた始めました。中学、高校の3年間はゴルフ漬けの日々を過ごしてました。地元の練習場には毎日のように通い、週に1度は河川敷コースでプレー。ラウンドデビューは大阪駅からも近い、淀川ゴルフ場でした。それからは、河川敷コース通いが始まり
くずはパブリックゴルフコース
京阪ゴルフ場
高槻ゴルフ倶楽部
始発電車に乗ったり、バスにのって河川敷コースを回っていました。当時、関西エリアでは河川敷コースで腕を磨き、ハーフ50を切れるようになったら「山」でプレーできる資格を得られました。「山」とは河川敷以外のコースの俗称です。「山」でよくプレーしたのは
読売パブリックゴルフ場
ダンロップゴルフコース
あいがわカントリー(キャディのバイトしてたゴルフ場)
40年前も河川敷は手軽にプレーできることから人気がありましたが、ジュニアゴルファーにとってありがたいのは交通アクセスの良さ。電車やバスで行くことができたので、クルマを運転できない(持てない)人間にとっては非常に有り難かったのです。
思い出話はこれくらいにしておいて、今日のエントリーはゴルフトーナメント開催コースについてです。男子ツアーは数が減ったとはいえ、年間20試合以上あります。毎年同じ場所で開催する大会もあれば、毎年開催場所を変える大会もありますが、残念ながらギャラリー来場者はそれほど多くありません。主催者発表で、
http://www.golf-gtpa.or.jp/shared/garally.php?type=men
昨年一番ギャラリーが多かったのが中日クラウンズで40603人
昨年一番ギャラリーが少なかったのがトーシンゴルフトーナメントで6825人
偶然だと思いますが、どちらも中部エリアでの大会です。出場選手が異なっているので単純に比較できませんが、この2つの大会で大きく異なることがあります。それは交通アクセス。中日クラウンズが開催される名古屋ゴルフ倶楽部は名古屋市内から近く、地の利が非常に良いです。対して、トーシンゴルフトーナメントが開催されたトーシンゴルフクラブは岐阜エリア。名古屋市内からも時間がかかりますし、最寄り駅からも近くありません。交通のアクセスの違いもギャラリー数に少なからず影響していると思います。
トーナメント開催するコースの条件はいくつもあるかと思いますが、ギャラリー側から考えると、交通アクセスの善し悪しは重要なファクターです。スポーツ観戦というと、プロ野球、Jリーグ(サッカー)がポピュラーですが、どちらもスタジアムは駅から遠くにはありません。例えば、東京ドームは水道橋の駅のそばですし、Jリーグの埼玉スタジアムも最寄りの浦和美園駅から歩いて行けます。野球とサッカーに関しては、観戦するのにクルマは必要ありません。
では、ゴルフはどうか?
お世辞にも観戦しやすい場所のゴルフ場はありません。昨年開催された男子ツアーのコースを調べてみても、駅から歩いていけるゴルフ場は皆無でした。ゴルフ場の立地を考えると致し方ないところもありますが、公共交通機関を使って手軽に観戦できるゴルフトーナメントがないのが現実です。これはギャラリー数を増やすのにはかなり手強いマイナス要因です。
しかし、探せば野球場やサッカースタジアムのように便利なゴルフ場があります。駅から歩いて行ける代表的なゴルフ場としては、
東は赤羽ゴルフ倶楽部(東京都北区)
西はくずはパブリックゴルフコース(大阪府枚方市)
赤羽は最寄りの浮間舟渡駅から徒歩7分、くずはパブリックは最寄りの樟葉駅から徒歩2分でコースに行けます。この便利さは東京ドーム、埼玉スタジアムに引けを取りません。ゴルフのトーナメント観戦は「クルマじゃ無ければ行けない」「駐車場からギャリーバスに乗らなければコースに行けない」なんて面倒なことはありません。野球やサッカーを観戦するのと同じ感じで、手軽にゴルフトーナメントを観戦できます。
昨日、30年ぶりにくずはパブリックに足を運びましたが、電車の駅の隣にクラブハウスがあり、道路隔てた向こう側にはコースが広がっています。赤羽は土手とコースが非常に近く、土手から選手のプレーぶりを観戦できます。加えて、くずはパブリックでは男子ツアーが25回も開催された実績があり、歴代優勝者には世界を代表するプロゴルファー、グレッグ・ノーマンも名前を連ねています。それを考えれば、赤羽にバッバ・ワトソンが出場したり、くずはにアダム・スコットが出場しても全然不思議ではないのです。
戦略性が高いコースで試合を繰り広げるものプロトーナメントの醍醐味ですが、ギャラリーが手軽に観戦できるコースでトーナメントを開催すれば、それだけでギャラリー数を増やしやすいと思います。男子プロの迫力あるショットはコースを選びません。戦略性がそれほど高くないコースで面白みに欠けるというのであれば、選手が使えるクラブの本数を減らすというのもアリです。実際、世界最小プロトーナメント、MMT9ではプロが使えるクラブの本数は4本のみ。クラブの本数を減らせば、否応なしにコース攻略の難易度が上がりますし、プロならではのテクニックを見ることもできます。
男子プロのショットはテレビで観るのと生で観るのとでは大違いです。プロにしても多くのギャラリーの前でした方がやりがりがあると言うものです。
演劇は役者と観客によって成り立ちます。そして観客が役者を育てます。ゴルフもしかり。プロトーナメントは選手とギャラリーによって成り立つとマーク金井は思っています。演劇同様、ゴルフもギャラリーが選手を育てます。年に1〜2度でいいから、電車で観戦できるゴルフ場でプロトーナメントを開催したい。ゴルフ業界を活性化することが色々論じられてますが、観に行きやすいゴルフ場でトーナメントを開催することも、業界活性化につながるでしょう〜。
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