
カテゴリー: トーナメントから
2016年09月02日超私的な提案、ショットの調子が悪くなった時はどんな練習をすればいいのか?

先週、国内男子ツアー「ライザップ KBCオーガスタ2016」で優勝した石川遼選手。今週のフジサンケイでも優勝が大いに期待されています。優勝した勢いもさることながら、試合会場である富士桜CCとは相性がすこぶる良いからです。2010年に優勝した時、最終日、最終18番のティショットは左バンカー。そこから8番アイアンでベタピンショットを放って勝利を手にしています。
石川プロですが、実はKBCの直前まで調子は決して良くなかったそうです。石川選手のコーチでもあった吉岡徹治さん(アジアジュニアゴルフ協会代表理事)のブログにはこう書いてありました。
私もジュニア達とのラウンドに同行しましたが、正直決して良くなかったですね。時に左にボールを曲げてしまっていました。ラウンドの後は、すぐに練習場に直行して、8番アイアンを1時間以上打ち込んでいました(吉岡さんのブログから引用)。
吉岡さんのブログによると、調子が悪い時、石川選手は「シャフト軟らかい、シャフト軟らかい」というフレーズを呪文のように唱えながら練習するそうです。加えて、軟らかい練習用シャフトが装着された6番アイアンを使うこともあるそうです。
では、なぜ石川選手はわざと軟らかいシャフトをイメージしているのか?
ここからはマーク金井の推察ですが、軟らかい(非常に軟らかい)シャフトは、切り返しやダウンスイングで打ち急ぐとタイミングが取れません。軟らかいシャフトで打ち急ぐとヘッドが遅れっぱなしになるからです。インパクトでもシャフトがしなり戻るのを待つようになります。そして、軟らかいシャフトだと、シャフトがグニャッとしている分だけ、スイング中、タイミングのズレを感知しやすくなるのです。
石川選手に限りませんが、ツアープロであっても調子が悪くなると打ち急ぎますし、インパクトのタイミングもズレてきます。ツアープロによって修正方法は色々あると思いますが、軟らかいシャフトを使って練習すると、道具(クラブ)で悪い動きを修正できるのです。
この軟らかいシャフトを使っての練習というのは、30年ぐらい前でもすでにポピュラーな練習法でした。マーク金井が知っている限りでは、リー・トレビノ、フレッド・カプルスも「調子が悪くなった時は女性用(軟らかいシャフト)クラブで練習すると調子を取り戻せる」と言ってました。昔の女性用クラブはシャフトは軟らかかったですが、スチールシャフトなので今の女性用クラブに比べると、かなり重さがありました。
アマチュアの中には(実はプロの中にもそう考えている人がいます)、硬いシャフトの方が飛ばせる、硬いシャフトの方が真っ直ぐ飛ぶと思っている人がすくなからずいます。
硬いシャフトは打ち急いでも(タイミングがズレても)、シャフトが動きすぎない分だけボールに当てやすくなります。しかし、硬いシャフトで曲がりを軽減させるようなことをすると、スイングに良い影響を与えることはありません。スイングが悪くなることはあっても、スイングが良くなることはほとんどありません。他方、軟らかいシャフトは打ち急いだり、振り遅れたりすると、とんでもなく曲がりますが、シャフトのしなりを感じながらスイングすると、徐々に打ち急がなくなりますし、振り遅れのミスも矯正できます。自分のタイミングではなく、シャフトのタイミングに合わせる感じでスイングでき、真っ直ぐ打てるようになってくるのです。
スイングは道具(クラブ、シャフト)によって変わります。
今回は石川選手を引き合いに出しましたが、軟らかいシャフトを使っての練習はプロだけでなく、アマチュアゴルファーにも非常に効果がある練習方法です。グニュっと大きくしなるシャフトを振ると、初心者でも力みません。力む癖がある人が使えば、シャフトが力みを取り除いてくれます。
たかがシャフト、されどシャフト。
もちろん軟らかいシャフトも万能薬ではありません。軟らかいシャフトにも短所はあります。それについてはまた機会を改めて説明させていただきます~。
(▼▼)b
アナライズマジックマリガンUTに30度が追加されました。もう超やさしく打てます!!!ぜひお試し下さい↑クリック
イージーフレックスEF009のSW販売開始~!!!
アプローチやバンカーが劇的に上達する!!!SW版です!!!!
こちらはアイアン版とセットになってます。2本でお得!!
イージーフレックスEF009 7I&SW 2本セット版↓クリック
超柔らかのシャフトのウエッジです。コレを使うと、なかなかウエッジで感じられない、切り返しでのシャフトのタメ。左手ブレーキが覚えられますでぇ
9月のセミナーこちらが現時点で決まっております
(マーク金井が行うセミナーは日程調整中で決まり次第告知開始します)
- 9月4日
- (日)4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円
- レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
- 9月22日
(木)ストレッチパッドセミナー カラダが変わればスイングも変わります11時開始〜時間は1時間30分 / 料金:5,000円 (当日ストレッチパッドをお買い上げ頂いた方は2000円引き)/ 人数:6名限定 - 参加資格は、確実にお越しただける方!、ドタキャンしないぜ!って方 (いやぁ・・ なんかよくわからない理由で当日にキャンセルされる方が意外と多いんです。)
- 講師はもちろん、ストレッチパッド開発者の背筋ピン助先生です。場所は神田アナライズ。
お申し込みは yoyaku@analyze2005.comお名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
2016年08月19日超私的な提案、2020年東京オリンピックで試してほしいゴルフ競技方法とは!?

毎日、毎日、深夜にテレビを4時間以上観ています。こんなに真剣にオリンピックを観ているのは生まれて初めてかも知れません。昨日は、女子ゴルフ、女子レスリング、そして卓球男子団体決勝を観ました。いずれも手に汗握る展開でハラハラドキドキしまくりましたが、特に女子レスリングは最後の最後で、3人とも逆転勝ちで金メダル。欧米人に比べると日本人は「プレッシャーに弱い」「メンタルが弱い」なんて言われたりした時期もありましたが、彼女たちを見る限り、今や、日本人が一番プレッシャーに強く、メンタルが強いと確信しました。
わずか数分の競技時間で勝負が決まるレスリングに比べると、ゴルフは競技時間がとてつもなく長く感じます。1日18ホールプレーするのに5時間近くかかっています。ホールアウトに要する時間はマラソンの2倍以上。ゴルフをしない人にとって、この時間の長さはデメリットの方が大きいと思います。4日間競技でもいいですが、できれば1日のホール数は18ホールではなくて9ホールで十分だと思います。プレーヤーにとっては物足りないかも知れませんが、観客側からすれば(特にゴルフ未経験者にとっては)、9ホールでも十分過ぎると思います。
ちなみに柔道の競技時間はわずか5分です。この時間を考えると9ホールが短すぎるということはないと思います。
さて、今回は2014年のオリンピックの競技方法について超私的に書いてみたいと思います。リオオリンピックでは4日間競技で予選落ちがありません。ストロークプレーで勝敗を決します。ゴルフをやっている人にとっては非常に馴染がありるので、何ら違和感がないと思います。しかしながら、ゴルフをまったくやっていない人にとっては、ストロークプレーが必ずしも分りやすい競技になるとは限りません。
では、どんな競技方法がいいのか?
ぜひとも採用して欲しいのはステーブルフォードでの競技です。ステーブルフォードというのは、スコアを数えて合算するのではなく、それぞれのホールのスコアをポイント換算し、そのポイント合計で順位を決める方式です。例えば、米PGAツアーでかつて実施されていた「モディファイド ステーブルフォード・スコアリングシステム」だと、
- アルバトロス:8ポイント
- イーグル:5ポイント
- バーディ:2ポイント
- パー:0ポイント
- ボギー:-1ポイント
- ダブルボギー以上:-3ポイント
ストロークプレーと比較すると、いいスコアには高得点が付くシステムです。例えば、9ホールすべてパーで回って、スコアが36だとしましょう。この場合、得点は0点。対して、3バーディ、3ボギーで回ってスコアが36だとしましょう。この場合、得点は3点です。ストロークプレーだとどちらも36ですが、この「モディファイド ステーブルフォード・スコアリングシステム」だと、獲得得点が3点も異なるのです。
ストロークプレーになれている人には得点を付けるのが面倒な感じがしますが、「モディファイド ステーブルフォード・スコアリングシステム」の魅力はプレーがアグレッシブになること。アグレッシブにピンを狙う、アグレッシブにバーディパットを打つので、ギャラリー(観客)にアピールするプレーが増えてきます。ストロークプレーよりもステーブルフォードの方が攻撃的なプレーになる分だけ、耐えるゴルフではなく、魅せるプレーが増えてきます。ゴルフの魅力を引き出しやすいと思います。
それだけではありません。オリンピックでステーブルフォードを実施してもらえると、
ゴルフ=ストロークプレー
という固定観念を持たないプレーヤーも増えてきます。日本では「ゴルフ=ストロークプレー」になっていますが、米国や英国、そしてオーストラリアといったゴルフが盛んな国や地域では、ストロープレーだけでなくステーブルフォードでのプレーも普及しています。オリンピックでステーブルフォードを実施すれば、日本国内でもステーブルフォードでのプレーを浸透させやすくなるのです。
ステーブルフォードでのプレーが浸透させることは、観る楽しみが増えるだけではありません。ゴルフ場においてはスロープレーを解消できますし、初心者にとってはゴルフプレーが楽しくなるメリットもあります。なぜなら、ステーブルフォードの場合、ダブルボギー以上のスコアは、いくら叩いても点数が変わらないから。ダブルボギーでもダブルパーでも点数が同じなので、ダブルボギー以上叩いた時点で、そのホールでプレーを続行する必要がありません。結果、1ホールで大叩きすることがなくなるので、プレーの進行が速くなります。初心者もバンカーから何発も何発も打たなくていいので、ゴルフが嫌いにならなくてすみます。
アマチュアの中には、完全ホールアウトしなければゴルフじゃないと思っている人も少なからずいますが、そんなことはありません。ゴルフは元々マッチプレーからスタートしてますが、マッチプレーの場合、勝敗がついた時点で負けている方のプレーヤーは、そのホールはギブアップします。完全ホールアウトというのは・・
決してゴルフのゼネラルスタンダードではないのです。
ゴルフがオリンピック競技になったことは大変素晴らしいことですが、どうせ実施するならばエキサイティングなプレーが楽しめる競技方法、そして、これからゴルフを始める人が、プレーを楽しみやすい競技方法を実施するのも多いにアリだと思います~。
(▼▼)b
好評発売中↑クリック
しばらく売り切れてましたUT70シャフト入荷しました!!
ということでマジックマリガンUTのカーボンシャフト販売再開します
8月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを
2016年08月14日超私的な考察 スライスを矯正するのに一番簡単確実な方法とは!?

昨日(土曜日)、そして今日(日曜日)は恒例のアナライズセミナーデー。昨日は、インパクトセミナーとシャフトセミナーを実施し、今日は、ゴルフの竪琴セミナーと、リピーターセミナーを実施しています。お盆の時期ということもあって神田は無人街と化していますが、ここアナライズ神田スタジオだけではゴルフ大好き人間で賑わっています。
セミナーに受講される方はそれぞれ悩みを抱えていますが、多いのがスライスと飛距離不足。多くのクラブメーカーがアンチスライなクラブを作り続けていますが、これはユーザーのニーズ(アンチスライス)に応えようとしているからです。
では、なぜアマチュアの多くはスライスに悩み続けるのか?
ボールがスライス(右曲がり)になる原因、それは、フェースの向きとヘッドの軌道で決まります。ゴルフ雑誌などでも言われているように、
ヘッド軌道がアウトサイド・イン
インパクトでフェースがオープン(フェースが開いている)
これがスライスの主たる原因で、実際、1000分の1秒を撮影できる高速カメラで撮影しても、スライサーの多くはアウトサイド・イン軌道で、フェースが開いた状態でインパクトを迎えています。
では、どうすればスライスを矯正できるのか?
矯正法は二つあります。
ひとつはヘッド軌道の矯正。アウトサイド・イン軌道をインサイド・アウト軌道に変えることができるとスライスの度合いが軽減されてきます。インサイドからアタック(ヘッドを入れる)ことができると、ボールにフック回転をかけやすくなるからです。
もうひとつはフェース向き。アウトサイド・イン軌道であっても、インパクト時にフェースの向きがヘッド軌道にクローズ(左を向いていれば)、ボールにスライス回転はかかりません。フック回転になります。例えば、アウトサイド・インの度合いが5度の場合、インパクト時のフェース向きが5度以上クローズ(左向き)ならば、ボールにはフック回転がちゃんとかかります。
ヘッド軌道に対してフェース向きがクローズの状態というのは、、、、
インパクト時のフェースの向きに対していえば、ヘッドはインサイド・アウトに振っていることと同じになるからです。本人はアウトサイド・インに振っていても、インパクト時のフェース向き次第では、物理的にはインサイド・アウトに振ったことと同じ状態でインパクトを迎えることになるのです。
では、ヘッド軌道を矯正するのと、インパクト時のフェース向きを矯正するのとでは、どちらの方が簡単かつ、即効性があるのか?
個人差はありますが、9割近くの人は、インパクト時のフェース向きをクローズにすることを意識した方が簡単かつ、即効性があります。遊びのつもりで試していただきたいのですが、アドレスでフェースの向きを20度以上左に向け、その状態でクラブをグリップしてスイングしてみて下さい。アドレスした時、ボールが極端なぐらい左に飛び出す感じで構えるのです。
アウトサイド・インに振っている人の多くは、アウトサイド・インの度合いは5~10度ぐらいです。20度フェースをクローズ(左向き)にすれば、少々振り遅れてもインパクトでフェースが開きません。これならばインパクトでフェースがクローズ(左向き)になり、ボールは左に飛び出して左に曲がる、いわゆるプルフック(引っかけフック)が打てるようになります。
この練習で大事なことは、極端なぐらいフェースを左に向けておき、インパクトでもフェースが極端なぐらいクローズ(左向き)になった状態をキープすること。ヘッドの軌道はまったく意識する必要はありません。フェース向きだけ意識します。
試していただくと分りますが、インパクトでフェースがクローズ(左向き)ならば、ボールは右に飛び出しません。ボールはインパク時のフェース向きにほぼ飛び出し、そしてアウトサイド・イン軌道で振っていても、ボールにはフック回転がかかります。
スライサーの場合、最初から綺麗なドローボールやフックボールを打つのはかなり難しいですが、プルフック(引っかけフック)を打つのはそれほど難しくないのです。スライスとは真逆のひどいミスショットですが、実は、これを一度経験しておくと、知らず知らずの内に、アウトサイド・イン軌道が緩和されてきます。その理由については、次回、じっくりと説明しましょう~。
(▼▼)b
好評発売中↑クリック
しばらく売り切れてましたUT70シャフト入荷しました!!
ということでマジックマリガンUTのカーボンシャフト販売再開します
8月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを
こちら販売再開しました!
2016年08月10日超私的な試打インプレッション PRGR RSスピンボール

オリンピックで毎日寝不足状態が続いていますが、一昨日は18ホールプレーしてきました。朝5時過ぎに起きて向かった先は所はザ・カントリークラブジャパン(千葉県)。クラブメーカーのPRGRが主催するミニツアー「2016 RSカップ」の第3回予選大会に出場しました。この試合はシングルスとダブルスに分かれており、マーク金井が出場したのはシングルス。プロ2名とアマチュア2名とが同じ組でプレーするので、競技としての緊張感を味わいつつも、プロのショットを間近で見ることもできます。
同じ組でプレーしたプロは、矢部直弘プロと尾崎慶輔プロ。台風通過の影響があって風速10Mを超えてましたが、プロのショットは風をものともしません。矢部プロはパンチショットで風を攻略し、尾崎プロはとてつもなく速いヘッドスピードで、風を切り裂くようなショットを連発してました。尾崎プロは高校が明徳義塾で大学が東北福祉大学。なんと松山英樹プロと同じ高校、大学で学年はひとつ上。ドライバーのヘッドスピードは50m/sを楽に超えるロングヒッターです。
風の中のプレーということもあって、シングルスに出たアマチュアのスコアは思ったほど伸びませんでした。マーク金井もスコアメイクに苦労し、11番ホールでは「9」の大叩き。ティショットを左に引っかけてOB。グリーン上では4パットをしでかしました。しかしこのホールを除くと、強い風の中でもショットが大きくブレることがなく、風に負けないショットが打てました。
競技でしたので新しいクラブを持ち込むんで試打はしてませんが、この試合では新しいボールをテストしました。PRGRから新しく登場した、、、
RSスピンボール
PRGRの試合だから使ったということもありますが、実は、もうひとつ理由があります。
一週間ほど前、普段プレーしている赤羽でRSスピンボールを使ってみたところ、9ホールで2バーディー、1イーグル。河川敷の赤羽は風がつきものですが、風の中でもいいショットが連発したので、RSカップでも使うことにしたのです。ちなみに競技でPRGRのボールを使うのは初めてのことです。
そこで今回は超私的な試打インプレッション、RSスピンボールです。
メーカーカタログでは、
RSスピンは、プロが求める「飛距離」と「スピン性能」を実現した、高性能ボール。柔らかくなった「新ソフトウレタン薄カバー」が、スピン性能をさらに向上。進化した「高反発アイオノマーカバー」が、更なる飛びを実現した。2016年7月発売
(以上、 PRGRカタログより引用)
同社契約の矢野東プロ、平塚哲二プロとも、このRSスピンボールをトーナメントで使っているそうです。適応ヘッドスピードは40~50m/sとなっています。
RSスピンボールは、ウレタンカバーのスピン系ボール。タイトリスのプロV1やブリヂストンのTOURB330、スリクソンのZスターと同じカテゴリーのプロ、アスリート向けボールです。このカテゴリーのボールで求められるのは、飛びもさることながらグリーンでの止まりやすさ(スピン性能)です。
実際に2回コースで試しましたが、飛びに関してはコアの反発の高さを感じます。インパクト時の打感はアスリート向けボールの中ではソフトな部類ですが、当たりが柔らかいにも関わらずボール初速がしっかり出ます。ドライバーを打った時のインパクト音は爽快感があります。そして、ドライバーやロングショットに関しては直進性の高さを感じます。落ち際までボールの勢いが衰えないので、横風が吹いても左右に流される度合いが少なく感じ、それが気に入りました。
アイアン、アプローチのスピン性能に関しては、ほどよい止り具合です。好みの問題もあると思いますが、必要以上にスピンがかかり過ぎると距離感を合わせづらくなります。RSスピンボールはイメージ通りの止り具合で、落下後のランが計算しやすく感じました。フェースにボールが乗る感じがあるので、方向性も出しやすいボールです。
ドライバーが飛んで、アプローチがピタッと止まるのが理想のボールですが、このRSスピンボールはかなり期待に応えてくれてます。打感が柔らかいのにボール初速が出やすい点、そして風の影響を受けづらい点は、正直、予想外の性能の高さに驚いています。しばらくは、RSスピンボールを使用球にしていきたいと思います~。
(▼▼)b
アナライズでは
リオ・オリンピック 片山晋呉応援キャンペーン
やってます↑詳しくは上クリック
しばらく売り切れてましたUT70シャフト入荷しました!!
ということでマジックマリガンUTのカーボンシャフト販売再開します
8月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを
こちら販売再開しました!
2016年08月05日超私的な提案、オリンピックに適したゴルフ場とは、どんなゴルフ場なのか?

アナライズからお知らせ
8月7日(日)まだ間に合います
4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)10時開始〜時間は2時間半です / 料金:8,000円レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8,000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
UT70シャフト入荷しました!!販売再開します
リオオリンピックがいよいよ開幕します。ゴルフで出場する片山晋呉プロは開会式にも出ます。1964年からオリンピックを見ているので、すでに50年以上オリンピックを見ていますが、一緒に仕事をした人が選手として出るのは初めてです。いつもにもまして、今回の開会式はテレビの前にかじりつきたいと思います。
今回、112年ぶりにゴルフがオリンピック競技として復活しましたが、開催コースはオリンピック用に作られています。GDOによると、、、
コースは男子7133ydで、女子6314ydのパー71。パー5は4つだが、パー3が5つある。芝は、ティとフェアウェイが高麗芝の一種である「ゼオン・ゾイシア」(Zeon Zoysia)で、グリーンは「シードワーフ」(Sea Dwarf)という品種のパスパラム芝。平坦な敷地にレイアウトされたコースだが、フェアウェイとグリーンがアンジュレーションに富み、ティショットは比較的寛容ながら、グリーンを狙うショットに高い精度が求められる設計となっている(以上、GDOニュースから引用)
オリンピックでは、開催国が開催に合わせて様々な競技施設を作りますが、土地が一番必要なのはゴルフでしょう。市街地でやる競技ではマラソンがありますが、マラソンは街中を走るので、わざわざコースを作る必要はありません。ゴルフの競技場(コース)を作ることは、オリンピック競技の中でももっとも大変な事業です。
ちなみに、2020年の東京オリンピックは、今の所、霞ヶ関(埼玉県)で開催することが予定されています。「東京でやるんだから、若洲ゴルフリンクスがいい」という意見も出ていますが、マーク金井が東京都知事ならば、迷わず、、、
現存のコースで実施するならば軽井沢72。
軽井沢ならば夏でも暑くありません。2年前に世界アマチュア選手権を実施した実績もあります。加えて、新幹線を利用すれば東京からのアクセスもすこぶるいいし、宿泊や練習施設のインフラも整っているからです。霞ヶ関は非常にいいコースですが、都心から公共交通機関で向かうには、軽井沢よりも不便です。
そして、もしも本当にゴルフを普及させることを考えているならば、リオオリンピックと同じく、オリジナルのコースを作ってみたいです。ゴルフの普及を本気で考えているならば、求められる条件は2つです。
- アクセスの良さ
- 観戦のしやすさ
ゴルフに比べるとフィールドは狭いですが、野球場はこの2つを満たしています。東京ドーム、神宮球場、横浜球場、甲子園球場、、、ざっと上げても便利な所ばかり。加えて、野球は椅子に座って観戦できます。オリンピックもそうで、陸上競技、水泳、体操、柔道、レスリング、ボクシング、バレーボール、サッカー、、、、すべて椅子に座って観戦できます。マラソンは椅子に座ってみることはできませんが、街中を走るのでチケットいらずで手軽に観戦できます。
では、ゴルフはどうすればいいのか?
ヒントは全英オープンにあります。全英オープンはほとんどのホールに巨大がスタンドがあります。ゴルフの場合もホールを囲むようにスタンドが作れるようなコースにします。そして、スタンドに座っている人が見やすくなるようにするため、
6ホールのコースを作り、選手は6ホールを3回プレー
18ホールのコースだと、スタンドからだと1回しか見ることができません。でも、6ホールならば3回も見ることができるのです。加えて、6ホールならば土地の広さは18ホールの3分の1。土地代、そしてコース造成地を大幅に少なくできます。
それだけではありません。6ホール単位のコースを作れば、オリンピックの後、パブリックコースとして解放して運営すれば、収益も見込めます。ゴルフをこれから始める人を増やせるだけでなく、有効利用もできるのです。
もちろん、6ホールといえどもコースを作るとなると土地を下がすのは大変なことです。どこでも作れるわけではありませんが、超私的に言わせていただくと、都内でアクセスが比較的良い場所はあります。例えば、調布市にある野川公園。ここは昭和49年まで、国際基督教大学(ICU)のゴルフ場でした。もともと18ホールのゴルフ場があった場所ですから、6ホールのコースを作ることは十分可能だと思います。他の候補地としては、都立の砧公園。ここも元々はゴルフ場だと聞いてます。
6ホールのコースというと突飛に思うかもしれませんが、国内にはすでに6ホール単位のコースがあります。日本で4番目に作られた旧軽井沢ゴルフクラブは、アウト、インとも6ホールです。

旧軽井沢ゴルフクラブ
オリンピックはアマチュア競技ですが、ほとんどの競技場は選手がプレーする場所よりも観客席の方が広いのです。ゴルフの場合、これがまったく逆転していますが、やりようによっては改善可能です。東京オリンピックが野川公園や砧公園で開催されると思うと、ワクワクしませんか~。
(▼▼)b
8月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを