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2016年07月21日超私的な考察、2011~2012年はアイアンの当たり年かも~。
145回目となる今年の全英オープン、歴史に残る大激戦の末にクラレットジャグを抱きしめたのがスウェーデンのヘンリック・ステンソン。40歳にて初のメジャータイトルを手に入れ、世界ランクも5位に上昇しています。

写真はGDOより転載、撮影はJJ田辺カメラマン
H・ステンソンは2位P・ミケルソンとともにキャロウェイの契約選手ですが、メーカーがとしては痛し痒しになっています。ステンソンが使うクラブはドライバーを除いて、最新モデルではありません。今は生産終了になっている旧モデルを使っているからです。
ティーショットで多用していたスプーンはDIABLO OATANE TOURの13度。キャロウェイはFWを作るのが上手いメーカーですが、なぜかこのディアブロはヒット商品になりませんでした。マーク金井はステンソンと同じモデルの18度を2011年の6月に新橋の劇安ショップで衝動買い。その時のお値段はなんと、、、

1万3800円(税込み)
この当時、キャロウェイの主力ブランドはレーザーホークでした。ディアブロはセカンドブランドとして発売されていたモデルです。2011年に衝動買いした時は、まさかこのFWが全英オープンで大活躍するクラブになるなんて露とも思いませんでした。
http://www.analyze2005.com/?p=1445
(マーク金井のクラブ指南こちらクリック)
ステンソンはアイアンもかなり古いモデルを使っています。それも日本限定で発売されたという、、、
初代レガシーブラック(2011年モデル)
今から5年前に発売されたモデルです。ゴルフクラシックでスペックを調べてみると、、
5番アイアンのデータ
重量 247.3g
慣性モーメント 2295gcm2
ロフト 26度
ライ角 59.3度
FP 4.5mm
重心距離 36mm
重心深度 4.6mm
重心高 17.7mm
重心角 10.6度
(以上、ゴルフクラシック2012年8月号より引用)
このアイアンの特徴をざっと上げると
- ヘッドは軟鉄鍛造だけどアンダーカット構造のキャビティ
- 重心距離はほどよい長さ
- セミグースネック
- 重心はほどよく深い
- 重心アングルは大きめで捕まりが良い
見た目通り、バリバリのアスリート向けアイアンではありません。ゼクシオほどやさしいはありませんが、マッスルバックやアスリート向けキャビティに比べると、ミスに強く、そして捕まりが良い。軟鉄鍛造でそこそこ見栄が張れて、打てばそこそこやさしい。所有欲とやさしさを両立させたモデルです。今どきのアイアンと比較しても、かなり完成度が高いと言えます。
そして、レガシーブラックのスペックを調べてみると、もうひとつ大きな発見がありました。実は、2011~2012年に発売されたアイアンは、歴史に残る名作が数多くあるのです。ざっと上げると、、、
2代目AP-1(タイトリスト)


ツアーステージV-iQフォージド(ブリヂストン)
SFDフォージド(ロイヤルコレクション)
ドライバーやFWに比べると、アイアンはそれほど頻繁にクラブを衝動買いしません。にも関わらず、2011~2012年にかけて、マーク金井は2代目VG-3、i20、eggフォージド、SFDフォージドを購入。そして、現在も2代目VG-3とi20、そしてSFDフォージドはは所有しています。現在、アイアンは6セット所有していますが、何と、その半分はステンソンが使っているアイアンと同じ世代のモデルです。
クラブは日進月歩で進化していますが、その一方で、アイアンの当たり年というのがあるのかも知れません。超私的ではありますが、1年間でアイアンを1セットも買わない年もあったりすることを考えてみても、2011~2012年はアイアンの当たり年。ステンソンが全英オープンに勝ったたことで、良いことが思い出せました~。
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2016年07月20日超私的な旅日記、ニューカレドニア楽園ゴルフ その2
昨日は千葉のオークヒルズCCでサクッとプレー。そして夜はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない!」のオンエア。ゲストはプロギアの山崎さんと西澤さん。新発売のドライバー、RSシリーズについてじっくりと話を伺いました。今回の開発コンセプトは、、、、

Wクラウン設計でGiRiGiRi(ギリ×ギリ)の初速性能を実現。
クラウンの前側が大きくたわみ、これによりSLEルール(高反発規制)限界の反発性能を得ています。飛びの3要素は「ボール初速」「打出し角」「スピン量」。この3要素の中でもっとも飛距離に影響が大きい「ボール初速」が拡大するエリアが拡大されたのが、SRシリーズの特徴です。
さて、今日のエントリーはニューカレドニア楽園ゴルフの後編です。今回は政府観光局からゴルフアンバサダーの役をいただき、天国に一番近い島と称されるニューカレドニアのゴルフ場でプレーすることになりました。ニューカレドニアには現在4つのゴルフ場がありますが、2つめにプレーしたのが、GOLF DE DEVA(デバゴルフ場)。フランス語が公用語ということもあるのでしょう。この地のゴルフ場は○○カントリーとかではなく、GOLF DE○○という風になっています。
GOLF DE DEVAは中心地ヌメアからクルマで約2時間半。日本で例えるならば、東京から伊豆の川奈までドライブするのと同じぐらいです。まだ出来たばかりのゴルフ場なのですが、設計はダイ・デザイン(ピート・ダイの会社)。シェラトンホテルがかなり力を入れて作ったゴルフ場です。
移動の途中、これぞ満天の星空を眺められるハプニングがありました。ニューカレドニアの夜空は日本で眺める夜空と比べものになりません。同じ地球上にも関わらず、空を見上げると星だらけ。生まれて初めてミルキーウエイ(天の川)をリアルに観ることができたのはラッキーでした。
シェラトン ニューカレドニア リゾートスパ&ゴルフに到着したのは夜の10時半。ホテルのメインエントランスは巨大な木造建築でロビーは奥のレストランまで吹き抜け。天井は5メートル以上もあってとにかく壮大。ホテルというよりは、どこかの大富豪が構えた別邸みたいです。でも、ここには宿泊施設はありません。広大な敷地にコテージが建てられており、そこに宿泊します。


1棟がワンルームで、外からみるとメラネシアの民家風。まん丸くてサイロのような感じですが、一歩中に入るとそこは別世界。外見とは裏腹に、部屋の中は最新設備が施され現代的で西洋風。部屋の中も当然円形ですが、ベッドルーム、バスルーム、リビングエリアがセパレートされていますし、バスタブは広くて深く、身長183センチのマーク金井もゆったり肩まで湯に入れました。コテージの外観と部屋の中のギャップは小洒落てて、このセンスには脱帽です。
では、肝心のコースはどうなのか?

乗用カートに数分揺られてスタートホールに到着してんみると、そこは別世界。ニューカレドニアにいるはずなのに、前方に広がるのは英国リンクスの風景。フェアウェイはそこら中がうねっていますし、フェアウェイの両サイドにはススキのような深いラフ。バンカーもこれでもかって配され、グリーンはポテトチップのような強い傾斜が付いています。加えて、近くの山はスコットランドの山々と同じく荒涼感があるのです。

今回は、GOLF DE DEVAのクラブプロ、グレッグがガイド役として一緒にラウンドしてくれましたが、とにかくどのホールも変化に富んでいます。全体的にはリンクス風ですが、バンカーやグリーンの形状はアメリカンスタイルで、プレーしていると米国や英国のコースにいるような錯覚に陥りました。どのホールも戦略性が高く、挑戦意欲がかき立てられるホールが次々と続きます。

コースの芝は、フェアウェイがバミューダで、グリーンがパスパラム。どちらも洋芝ですが、暖地系なので暑さに強い芝です。最初にプレーしたGOLF DE TINAに比べるとグリーンは少し遅めですが、転がりはスムーズです。

全体的にはリンクス風ですが、リンクスと違って池も要所要所に配されてます。9番ホールの左サイドはティからグリーンまで巨大なビーチバンカーありましたし、11番と14番も「何だ、こりゃ」って感じるぐらいバンカーが多いホールでした。

そして圧巻なのが18番。それまでと打って変わり、ここは林間風。フェアウェイの両サイドには大きな木が立ちはだかり、かつフェアウェイ右サイドには巨大なバンカー。それまでとは打って変わって、重厚な雰囲気がありました。
GOLF DE DEVAは練習環境も充実しており、芝から打てる巨大なドライビングレンジ、そして広々としたアプローチ&バンカー練習場も完備。プレーの前後に、思う存分好きなだけ練習できます。

このGOLF DE DEVAはフランスはもとより、南半球を代表するコースになり得る資質を持っています。今回はイルデバン島へのツアー、無人島ツアーといったアクティビティもあったためゴルフは2ラウンドだけでしたが、海と大自然を堪能できるホテルでの時間、フレンチの食事のひととき、そして挑戦欲をかき立ててくれるコースでの時間。そして、5日間の滞在を24時間態勢で支えて下さったガイドの大川さんのおかげで、ニューカレドニアをこれでもかってぐらい存分に満喫できました。
ニューカレドニアでの楽園ゴルフ。
このブログを書いていたら、飛行機が大の苦手なのにも関わらず、GOLF DE DEVAの難関18番ティに立ちたくてウズウズしてきました~。
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2016年07月18日超私的な旅日記、ニューカレドニア楽園ゴルフ その1
男子メジャー第三戦、全英オープンを見ながらこのブログを書いています。舞台となるロイヤルトゥルーンは典型的なリンクスコース。リンクスの特徴をざっと上げると、海沿いで風が強く吹く、ラフが深い、フェアウェイが凸凹しててうねっている、アゴの高いポットバンカー等が配され、グリーンのうねりも大きい。そして、何より、、、
ナイスショット≒いい結果
とはならないことです。ラグビーボールはどんな風に跳ねるか分らないとの同じく、リンクスでプレーするとボールはどんな風に跳ねるか予測がつきません。この予測のつかなさ加減こそがリンクスの最大の特徴だと思います。そんな予測不可能なコースで最終日もスコアをグイグイ伸ばしたのが、最終組のH・ステンソンとF・ミケルソン。出だしからバーディ合戦で、終わってみればステンソンは20アンダーまでスコアを伸ばして優勝。2位のミケルソンも17アンダーと、これまた2位のスコアとしては記録更新です。ここまでスコアが伸びるとは、誰も予測してなかったと思います。
さて、予測がつかないと言えば、マーク金井的には「旅」です。仕事柄いろんな所を旅しますが、先週はなんとニューカレドニア島を「旅」してきました。同行者のイラストレーター、野村タケオさんは「千葉のカレドニアン・ゴルフクラブではなくて、外国のニューカレドニア」ですと言ってましたが、まさに同じ感覚。ゴルファーにとってニューカレドニアはそれぐらい馴染がない場所ですが、今回の旅の目的は「ニューカレドニアのゴルフ場」の紹介。縁あって、観光局からゴルフアンバサダーの役をいただき、天国に一番近い島と称されるニューカレドニアのゴルフ場でプレーすることになりました。
さて、このニューカレドニア。
成田からだと直行便で約8時間30分。位置的にはオーストラリアとニュージーランドの中間で、日本との時差は2時間。日本よりも時計が2時間進んでいます。飛行時間はハワイよりも少し長いですが、時差が少ないのが助かります。実際、旅行初日も時差ボケがなく、普段通りの時間に休むことができ、普段通りの時間に目が覚めました。

飛行機は週5便で、成田をお昼の12時頃に出発し、ヌメア(ニューカレドニア)に到着が午後10時30分頃(時差2時間)。出国手続きを済ませてホテルに到着したのが深夜12時ぐらいでした。
ニューカレドニアはフランス領ということもあって、フランス語が公用語です。どこもかしこもフランス語ばかりですが、多くの公共機関では日本語表記もなされています。日本の地下鉄にはフランス語表記なんてまったくありませんが、ニューカレドニアでは日本語表記が至る所にあります。初日と2日目に泊ったメリディアンホテルも、なんと部屋のテレビでNHKの放送を見ることができますし、電源コンセントも日本対応になっていたりと、至れり尽くせり。サクッと原稿を1本仕上げてから、日本のホテルの倍ぐらいある巨大なベッドに寝落ちました。

翌朝、ホテルで豪華朝食バイキングをいただき、向かったのは「GOLF DE DEVA」。和訳すると、デバゴルフ場(デバは地名)。中心地ヌメアからクルマで約20分ほど。ニューカレドニアの碧い海を見ながらスイスイ走るとクラブハウスに到着。クラブハウスは平屋でこぢんまりしています。アメリカンのパブリックコースの雰囲気と似た感じで、ゴルフショップのカウンターでティータイムをもらい、カートの鍵を受け取ってスタートします。プレーフィーは日本円で9000円前後です。

恐らくパブリックコースなんでしょう。キャディバッグの積み下ろしは自分で行うシステムで、バッグを積んだら1番ホールに向かいます。クラブハウスのすぐ前に練習グリーンがあるので、ボールを転がしてみると、、、かなりグリーンは速め。冬場ということもあって芝が少し枯れていることもあって、スティンプメーターで9.5フィートぐらい出てる感じです(南半球なので季節は日本と逆です)。

1番ホールはクラブハウスから近く、練習グリーンから数十メートルの所にティグラウンドがありました。距離表示はオーストラリアと同じく、メートル表記です。レーザー式距離測定器(ブッシュネル)は必要必需品。これがあると、ヤードで距離を正確に調べることができます。

ティグラウンドに上がってみると、強い打ち下ろしでほぼ直角の右ドッグレッグ。グリーンはまったく見えません。出だしのホールとしてはプレッシャーが強くかかります。
続く2番も強い右ドッグレッグで、セカンドからは打ち上げ。3番は強い打ち下ろしのパー3。海に近いはずなのに海はまったく見えません。アップダウンがあり典型的な丘陵コースで、日本のゴルフ場に近い感じです。同じに見えるホールはひとつもありません。攻めがいがあるホールが続きます。ただし、日本と大きく異なるのが芝質。フェアウェイもラフも暖地系の芝で、いわゆる熊笹に近い感じで1本1本の芝が幅広。日本だと六甲山山頂にある神戸ゴルフ倶楽部の芝に似ています。レイアウトもどことなく神戸ゴルフ倶楽部や川奈の大島コースに似ていて、正確なショットが求められるホールが多いです。

アウトは山沿いにホールが続きますが、インに向かうと景色がガラッと変わりました。10番ホールからは海沿いにホールが続くという、典型的なシーサイドコース。ニューカレドニアならではの碧い海をぞんぶんに眺めることができるのですが、実際、プレーしていると海を見ている余裕なんてありません。インはフェアウェイが結構タイトで、少しでも曲げるとOBが待ち構えているからです。スコアなんて気にせず景色を楽しめばいいと分っていても、ゴルファーの性(さが)でフェアウェイばかり見てしまいました(笑)。

2人乗りの乗用カートはフェアウェイに乗り入れ可能なので、ほとんど歩かないでプレーできます。この時期のニューカレドニアは冬と言うこともあって南国でも風は涼しく、暑さでバテることもありません。日中の気温は24度前後ぐらいです。
18ホールスループレーを終えた後は、クラブハウスでランチ。ホテルと同じく、ここもカジュアルフレンチ。サラダ、シーフード、そしてパンが美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。個人的にはエスニック風の味付けではなく、フレンチ的な味付けがgoodです。

ツルツルと滑るグリーンと相性が良かったこともあり、ニューカレドニアの初ラウンドではバーディーが4つ。後半のインでは海を意識し過ぎてボギーを連発しましたが、なんとか目標通り「80」で回ってこれました。海外リゾート地でのゴルフは、これまでグアム、ハワイ、フロリダ、タイ、マレーシア、オーストラリアと経験していますが、ニューカレドニアにはいずれの国とひと味もふた味も違います。景色は南国ならではの解放的ですが、料理だけでなく、至る所でフランスを強く感じました。
次回は、ニューカレドニアなのに全英オープンのようなリンクスコースについて、超私的にレポートしたいと思います~。
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2016年07月17日超私的に提案、アゴが非常に高いバンカーショットを上手く打つコツとは!?
男子メジャー第三戦、全英オープンも今日が最終日。今年の舞台はスコットランドの西海岸に面するロイヤルトゥルーン。典型的なリンクスコースで、プレーヤーを苦しめているのが深いラフと至る所に配されるバンカーです。息が抜けるホールはひとつもありませんが、中でも、難易度が高いのが8番ホール。「Postage Stamp」と命名されてますが、距離はたったの
123y
メジャー開催コースとしては、もっとも距離が短いパー3です。にも関わらず、多くのプレーやここで大叩きしています。このホールは風の影響を受けやすく、加えて縦長の小さなグリーンの左右には深いポッドバンカーが配されています。グリーン周りはバンカーに転がり落ちるようなレイアウトなので、少しでも左右にブレると、バンカーにボールが転がり落ちてしまいます。国内勢では宮里優作選手が初日に「7」を叩き、2日目には今平周吾選手が「7」。2人ともバンカーからの脱出に苦労し、それが大叩き(+4)につながっています。ちなみに、トリプルボギー(+3)よりもさらに1打悪いスコアのことを、正式にはクアドラプルボギー(+4)というそうです。
この8番のバンカーには小型カメラが設置されていますが、形状は蛸壺(たこつぼ)で、アゴは直角で非常に高くなっています。真上にボールを上げるような感じのショットを打たないと、バンカーから脱出できません。アゴまでの距離が近い時は、プロでもピンとはまったく関係方向に打つことが余儀なくされます。
我々が普通にプレーするコースには、この8番ホールのようなアゴが直角にそびえるバンカーはまずありません。しかしながら、アメリカンスタイルのコースやリンクス風のコースには、「なんだこりゃ」ってぐらい高いバンカーもあったりします。そこで今回はアゴが非常に高いバンカーの脱出法について超私的に説明したいと思います。
アゴが非常に高いバンカーからショットを打つ時、まずチェックしたいのがアゴの高さと角度、そしてボールからアゴまでの距離です。例えば、アゴの高さが2mで、ボールからアゴのまでの距離が1mしかなかったとしましょう。この場合、どんなに上手く打ってもアゴを超えるショットを打つのは不可能です。アゴまでの距離が近すぎると上手く打ってもアゴの途中に突き刺さります。前方のアゴをクリアするためには、
アゴの高さ<ボールからアゴまでの距離
これが絶対条件です。例えば、アゴの高さが2mの場合、ボールからアゴまでの距離は2m以上あれば脱出可能です。ただし、ここでも条件があります。ボールが砂に沈んでいないこと、そしてボールのライが平坦、もしくは左足上がりになっていることです。ボールが少しでも砂に沈んでいたり、ライが左足下がりだと、上手くスイングしてもボールがちゃんと上がってくれません。ライに問題がある時はアゴが低いエリア、もしくはボールからアゴまでの距離が離れているエリアを狙って下さい。
バンカーからボールを高く打ち出す打ち方のポイントは2つです。
ひとつは極端なぐらいフェースを開く(ロフトを寝かせる)こと。シャフトを右に倒しリーディングエッジをかなり右に向け、フェースが真上を向くぐらいフェースを開きましょう。フェースを開くほどロフトが増えて、ボールが高く上がりやすくなります。
もうひとつのポイントはインパクトゾーンでシャフトのしなり戻り(逆しなり)を強く発生させることです。シャフトが逆にしなった状態でインパクトを迎えると、ボールの下にヘッドが入りやすくなります、かつインパクトでロフトを増やせます。しなり戻らせるコツは、インパクトで手元の動きを急減速させること。手元が急減速すると、その反動でシャフトがしなり戻り(逆しなり)が強く発生します。
通常のショットではハンドファーストな状態でインパクトを迎えますが、アゴが高いバンカーショットの時にはハンドファーストではなくてヘッドファーストになるぐらいの感じを意識するのもいいです。ボールをすくい上げようとするのではなくて、インパクトでロフトを増やしながらインパクトを迎える。これがボールを高く上げるコツです。
ちなみに、ボールを高く上げようとすればするほどボールは前に飛びません。ボールを高く上げるバンカーショットは通常のバンカーショットよりもボールが飛ばない分だけ、オーバー目の距離感が求められます。
バンカーショットはアゴが高くなるほど、そしてボールとアゴの距離が近づくほど難易度が増します。バンカーに入ってみて「これは越えない」と少しでも感じたならば、無理せず、潔く横に出しましょう。人間の直感はほぼほぼ当たります~。
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是非宜しく
2016年07月15日ゴルフの弾道計測器は、どんな風にして弾道と飛距離を計測しているのか!?
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神田のアナライズにスタジオを構えて早11年。元々はゴルフライターという職業でしたが、ゴルフクラブを同じ条件でテストしたくて試打スタジオを作りました。ゴルフクラブに限らず、道具の性能を見極めるのが好きな性分が高じて2005年にアナライズを立ち上げました。

ゴルフクラブの性能を見極めるには、計測器(測定器)が必要です。シャフトの硬さを調べるには振動数計を使いますし、ヘッドの重さを調べるには秤(ハカリ)を使います。ボールの飛び方を調べるには、弾道計測器(測定器)が必要不可欠。アナライズを設立した時も、スタジオには計測器(測定器)が2種類ありました。それは、、、

アキュベクターとユピテル
現在は、これらの計測器に加えて、フライトビジョンとディテクトの高速カメラ「プレシオ」も完備し、計4台の計測器(測定器)を使っています。もちろん、他にも計測器は多数市販されており、主なところでは、


- トラックマン
- フライトスコープ
- GC2
- スカイトラック
- レッドアイ(プロギア)
- サイエンスアイ(ブリヂストン)
- デジタルインパクトワールド(ダンロップ)
などがあります。これらは誰でも購入出来るものもあれば、購入できないものもあります。価格もピンキリで、パソコン1台分ぐらいから、クルマ1台分よりも高いモノもあります。
さて、この弾道計測器(測定器)。大きく分けると計測方法は2つに分かれます。ひとつは、画像(動画)を撮影しての計測。もうひとつはレーダー方式を用いての計測です。
主立った所で言えば、
画像(動画)撮影方式は
- アキュベクター
- GC2
- フライトビジョン
- プレシオ(高速度カメラ)
- レッドアイロボ
- サイエンスアイ
- デジタルインパクトワールド
- スカイトラック
レーダー追尾方式は
両者は計測方向がまったく違います。画像(動画)撮影方式はボールが飛び出した直後の状態で弾道と飛距離を算出し、レーダー追尾方式はドップラー効果で打ち出されたボールを追尾することで、弾道と飛距離を算出しています。画像撮影方式はカメラ撮影するために、室内仕様になっており(屋外で使えるのもあります)、レーダー追尾式は屋外でも屋内でも使えるようになっています。
そして計測器(測定器)の設置位置を見れば、その計測器(測定器)はどちらのタイプか分ります。画像(動画)撮影方式はボールの前もしくは上方、後者はボールの飛球線後方に計測器(測定器)が設置されます。ちなみに、レーダー追尾式を屋内で使う場合は、、ボールがネットにぶつかるまでを測定し、そのデータから残りの弾道を計算します。
クラブメーカーの多くは、画像(動画)撮影方式とレーダー追尾式の両方を使って弾道を計測しています。もちろん、アナライズも両方を使っています。理由は単純、2つの方式で弾道計測(測定)した方が、より多角的に弾道を分析できるからです。
では、どこの計測器(測定器)を使えば、一番、正確なデータが取れるのか?
上記の計測器(測定器)をすべて試したことがありますが、弾道データ、インパクト解析データは計測器(測定器)によって微妙に異なります。どれが一番正確なのかは、正直分りません。ボールが飛び方も、インパクトの迎え方も、瞬間すぎて自分の目では確認することができないからです。
ただし、これまでの経験で分ることがあります。一般的には計測(測定)に手間がかかる方が、計測誤差が少ないです。レーダー追尾方式はボールが飛んでいる様をリアルに計測しているので、打出し角、ボール初速、飛距離(特にキャリー)の数値は精度が高いと思います。対して、画像(動画)撮影方式は、スピン量、インパクト時の打点位置、インパクト時のフェース向き、ヘッドの入射角、ヘッド軌道のデータが取れ、これらの数値は精度が高いです。
アナライズは室内スタジオなので、打った直後にボールはネットに当たってしまいます。
なので、レーダー追尾方式を設置してもそのメリットを最大に生かせません。なので、高速度カメラや画像撮影方式の計測器をメインにして弾道計測しています~。
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7月のセミナー予定をアップしています ↓こちらを
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