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2017年08月31日超私的な考察 ドライバーの飛距離にもっとも影響を与える動作とは何か!?
マーク金井のシャフトセミナー その2公開されました
マーク金井”ここだけの話”
9月4日21時 配信決定!!
昨日は千葉県のブリック&ウッドクラブでプレーしてきました。D・ミュアヘッド設計のコースはレイアウトがスリリング。ティショットは方向性だけでなく距離感も求めるホールが多く面白かったです。また、パー3は打ち上げ、打ち下ろしが強く、こちらも距離をアジャストする楽しみがありました。普段、フラットな河川敷でプレーしている人間にとっては、1打1打が新鮮でした。
そして同伴者も新鮮そのもの。なんとマーク金井よりも50歳も若いジュニアプレーヤー。8歳の少年のスイングは今の道具を上手く使いこなすクラブさばきをしており、かつ、身体をダイナミックに使っています。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、とても58歳の人間が真似できるものではありません。
では、マーク金井はドライバーの飛距離が落ちているかと言えば、そんなことはありません。実はゴルフを始めた45年前(当時14歳)の頃よりも今の方が距離が出てますし、高校生の頃と比較しても、今の方が飛んでいます。昨日もレーザー式距離計測器「ブッシュネル」で測ったら、いい感じで打った時は260ヤードを楽に超えてました。
飛距離が出るようになったのは、もちろん、クラブとボールの進化の恩恵を受けているからですが、実は、飛距離が落ちないのにはもうひとつ理由があります。それは、、、
手と手首と、腕を上手く使い、クラブを上手く捌けるようになったからです。
T島ブログでも書かれてますが、手のさばき、すなはち手打ちがちゃんとできるようになると、体力、筋力が落ちてきても飛距離の落ち込みを軽減できます。誤解を恐れずに言えば、手打ちがちゃんとできていない人の場合、手打ちがちゃんとできるようになれば、
手打ちってそんなに悪いの?!&トミーヒルフィガーのウェアはいかが?!
50歳を越えてもドライバーの飛距離を伸ばせるようになってきます。
ここからは超私的な分析ですが、ドライバーの飛距離にもっとも影響が大きいのは手と腕のアクション(手の捌き)で、これは飛距離の約80%。体重移動とか下半身のパワーとかボディーターンで得られる飛距離というのは約20%ぐらいのような気がしています。なぜなら、手と腕を完全に固定し、身体(体幹)や下半身だけでスイングした時、ドライバーで100ヤードも飛ばせないからです。
対して、体重振動やフットワークが使えない状況下、例えば、椅子に座ってスイングした場合ならば、200ヤード以上飛ばせます。昨日、神田のスタジオでロフト13度のミニドライバーで椅子打ちをしてみたら、200ヤードどころか220ヤード以上飛ばすことができました。椅子に座っていても体幹は使えますが、普通にスイングする時に比べると、手打ちになります。
ミニドライバーで普通に打った時の距離はMAX260ヤード
ミニドライバーで椅子打ちした時の距離はMAX222ヤード
椅子打ちでの飛距離ロスは40ヤード弱。普通にアドレスして身体をしっかり使える状況に対して飛距離減は15%弱です。言い換えると、飛距離不足に陥っているアマチュアゴルファーの場合、手の捌きに問題がある可能性が高いと思います。にも関わらず、練習では手の捌きよりも他のことを意識しながらボールを打ってい可能性が非常に高いと思います。
ゴルフは物理です。
ゴルフの世界ではなぜか「手打ち」が悪者あつかいされていますが、手打ち(手の捌き)がちゃんとできれば、クラブを鋭く振ることができますし、効率良く飛距離を出せるようにもなってきます。もちろん手打ちだけでは最大限の飛距離を得ることができませんが、身体をダイナミックに使うことは、手打ちをマスターしてからでも遅くないと思います。
それだけではありません。手の捌きが正しく行なうことができれば、ヘッドの軌道も良くなってくるのです。この点についてはYouTube動画、そしてオンプレーンセミナーでじっくり説明しています。もちろん手打ちにも正しい手打ちと間違った手打ちがありますので、その点は誤解いただかないようにお願いします~。
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2017年08月29日超私的な考察 ゴルフ練習場が新たな顧客を集めるために取り組むべき事とは!?
8月最後の日曜日、生まれて初めてJR新川崎駅に行きました。目的地はゴルフ練習場のLINX新川崎。ここで日本初のLEDGOLFのイベントゲストとして参加してきました。
LEDGOLFとは、その名の通りに「LEDのキラキラな照明」×「ゴルフ練習場」を組み合わせた取り組みです。練習場のフェアウェイがLEDライトアップされ、打席にはスキー場のように音楽がガンガンかかっています。
LEDの照明によって普段見慣れた練習場の景色が、一瞬にして異空間に変わりました。演劇でもそうですが照明の威力は絶大です。テーマは「スペースワールド」だそうです。
マーク金井はトークショーと、最後に自ら発光するゴルフボール(LEDボール)を使ってのドライバーのデモンストレーション。後にも先にも打てるのは1球だけ。この1球だけという緊張感を存分に楽しむために手にしたのはアナライズオリジナル「バンパードライバー」です。DJのかけ声とともに放ったショットは狙い通りドロー弾道の放物線を描き奥のネットに突き刺さりました。真っ暗な空間に青く光ったボールが飛んでいく様は、なんとも幻想的で新鮮でした。
今回のイベントが開催されたLINX新川崎は立地も良く、こんな大がかりなイベントをしなくてもお客様はどんどんやってくるでしょう。にも関わらず、これまでの練習場の常識を覆すような大胆な貸し切りイベントを開催。ゴルフ練習場の新しいスタイルを我々に見せてくれ、そして体験させてくれました。
米国にはすでにエンターテインメント型ゴルフ練習場として「トップゴルフ」がありますが、日本では未だ「トップゴルフ」のようなスタイルの練習場はありません。そういう意味では、今回のLINX新川崎でのLEDGOLFは、エンターテインメント型練習場の第一歩を踏み出したと言えるでしょう。10年後の練習場はこんな風になっている可能性も大いにあります。
そこで今回のエントリーは、これからのゴルフ練習場が取り組んだらいいと思う事を、超私的に書いてみたいと思います。
現在の練習場のサービスをざっと挙げると、こんな感じです。
・ボールが打てる(時間制打放題が増えた)
・飛んでいくボールを目で追える(広い所の方がgood)
・オートティーアップ(ティの高さも変えられる)
・スイングチェックできる機器が設置されている
・空調がある(エアコン、ミスト、暖房)
マーク金井がゴルフを始めた44年前に比べると、かなりサービスが充実しています。ボールを打つことに関してはかなり快適になっていますが、本質的には44年前も現在も変わっていないことがあります。それは、ボールを打つ場所、ゴルフの練習をする場所を提供しているというスタンス。練習場だから当たり前といえば当たり前なんですが、昔も今も、訓練の場という感じです。
では、練習場は新たにどんなサービスを提供すれば新しい顧客を取り込めるのか?
ロードサイドにある回転寿司屋さんみたいな感じになるのがいいと思います。
回転寿司ポピュラーになる前は、お寿司を食べに行くというのは手軽ではありませんでした。お寿司というのは高級料理でしたし、お寿司屋さんは子供連れで行きづらい場所でもありました。それが回転寿司が普及したことで、お寿司を日常的に食べる人が劇的に増え、家族でお寿司を食べに行きやすくもなりました。
回転寿司は本格的な江戸前寿司とは違います。昔からあるネタもありますが、「これってお寿司と呼んでいいの?」と言いたくなるようなお寿司「もどき」もあったりします。しかしながら、小さい頃から回転寿司に行っていれば、その中の何割かは本格的なお寿司を食べたり、回らないお寿司屋さんに行く人も出てきます。回転寿司はお寿司を食べる分母を広げているのです。
ゴルフもしかり。
現在のゴルフ練習場の多くは、ゴルフ場に行く人が主たる顧客。お寿司に例えるならば、すでに高級寿司を食べている人ばかり。もしも練習場が新規顧客を獲得したいのであれば、ヒントは回転寿司。そうですゴルフ「もどき」を提供することであり、練習場で完結するようなサービスを提供することです。
米国のトップゴルフのように、今回のLEDGOLFのように練習場を練習場の場としてでなく、楽しめる場にしてしまうことです。例えるならば、ボウリング場やバッティングセンターに近くして、そこに行けば遊びが完結する。ゴルフの魅力のひとつはボールを遠くに飛ばせること、そしてターゲットを狙うこと。この2つを初心者でも楽しめるサービスを提供していけば、ゴルフに対するハードルが下がりますし、それは新規顧客獲得にもつながります。
では、具体的にはどんなことから始めればいいのか?
回転寿司はロボットで寿司を作れるようになったことが大きいです。それまで難しいとされていた「寿司を握る」ということがオートメーションになっています。ゴルフに関して言えば、初心者は「ボールが上手く打てない」「ゴルフが難しい」というのがハードルの高さになっています。ならば、初心者にもやさしく打てるクラブ(道具)を提供すればいい。昨年、「バンパードライバー」を作りましたが、これは重心距離をほぼゼロに設計することで、初心者でも簡単にナイスショットが打てるクラブ。ルール不適合なので、いわば「ゴルフクラブもどき」ですが、初心者でも簡単にボールが打てるようになればゴルフに対するハードルを確実に下げられます。
昨日のLEDGOLFを体験して、「バンパードライバー」はこれからの練習場には欠かせないアイテム、初心者にゴルフを楽しんでもらえるアイテムなると確信しました。これからは、ゴルフ練習場に「バンパードライバー」をレンタルクラブとして置いてもらえるように、日本全国を行脚します~。
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2017年08月27日超私的な考察 ゴルファーにとって本当に打ちやすいと感じるアイアンとは!?
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お盆休みが終わり、夏の高校野球も終わりました。にも関わらず関東エリアは暑さ和らぐ気配がちっともありません。木曜日に赤羽で薄暮プレーしてきましたが、薄暮でも凍らせたペットボトルが3ホール目には完全に氷が溶けてました(笑)。
まだまだ暑さ続きそうですが、続いているといえばマーク金井の断捨離。お盆休みで本を200冊、カメラとレンズは10本、そして出番がないゴルフクラブを20本ほどお店に持っていきました。そして断捨離して得た資金で、本を20冊、カメラとレンズを3本、そしてゴルフクラブを数本衝動買い。断捨離したから衝動買いしたのか、衝動買いしたいがために断捨離したのか分りませんが、仕事場の本棚はかなりすっきりしています。
仕事柄、雑誌は毎月10冊以上のペースで手元に届きますが、絶対に断捨離しない(断捨離したくない)雑誌が、これっ。
月刊ゴルフクラシック
シャフト特集、ドライバー重心ハンドブック、アイアン重心ハンドブックの掲載号は可能な限り手元に置いてます。
ゴルフクラシックは毎月21日に発売されますが、今月発売の10月号はアイアン重心ハンドブック号。この号でも新型アイアンヘッド、85モデルの重心スペックが掲載され、今どきのアイアンの傾向についての解説もなれています。ヤマハのUD+2アイアンがヒットしたからだと思いますが、アベレージゴルファー向けアイアンは、これまで以上にロフが立ち、ストロングロフト設計になっています。17年計測モデルのロフト角の平均値は、、、
24.8度(5番アイアン)です。
5番だけを見るとそれほど極端にロフトが立っている感じがしませんが、7番アイアンのロフト角になると、数年前よりもかなりロフトが立っていると思います。
2018年モデルのアイアンを何モデルか試打しましたが、7番のロフトが30度未満というのがかなり増えてきました。飛び系アイアンだと7番のロフトは26度前後というのが当たり前になりつつあります。
では、マーク金井はアイアンの重心スペック(数値)を見る時、どこをまずチェックしているのか?
一番じっくり見ているのは、スイートスポットの位置です!!!!!!!!!!!!
月刊ゴルフクラシックでは「ヘッド重量」「慣性モーメント」「ロフト角(5番)」「ライ角」「FP(フェースプログレッション)」「重心距離」「重心深度」「重心高」「重心角」の計測値が紹介されています。そしてヘッドのアップの写真には、スイートスポット位置(重心位置)を占める丸いシールが貼られています。マーク金井は、この丸いシールの位置が、どこに貼られているのかをじっくり、じっくり、じっくりと見てます。
何故かと言うと、クラブによってスイートスポット位置が
・フェース中央
・フェースのヒール寄り
・フェースのトウ寄り
と3つのパターンがあるからです。
ここからは超私的な考察ですが、ゴルファーは構えた時にクラブの芯(スイートスポット位置)というのは無意識の内に察し、そこで打とうとします。マーク金井の場合は、ドライバーもアイアンもフェース中央で打ちたい。なので、スイートスポット位置がフェース中央にあるクラブを高く評価します。なぜなら、スイートスポット位置がフェース中央から外れた位置にあると、芯で捕らえづらいし、芯で捕らえるために余計な操作をしなくてはならないからです。
2017年版のアイアン85モデルをじっくり見ると、フェースのトウ寄りにスイートスポットが位置するアイアンは1モデルだけ。84モデルはフェース中央、もしっくはフェースのややヒール寄りにスイートスポット位置があります。アイアンはネック重量がけっこうあるので、構造上、フェーストウ寄りにスイートスポットを位置させづらいからです。
フェースのヒール寄りに芯があるアイアン、そしてフェース中央に芯があるアイアン。
どちらが使い勝手がいいのかはゴルファー次第ですが、一般的にはヒール寄りでボールを捕らえて打ちたい人にとってはヒール寄りに芯があるモデルの方がクラブと相性がいいです。対して、フェース中央でボールを捕らえて打ちたい人にとってはフェース中央に芯があるモデルの方がクラブと相性がいいです。
アイアンに関して言えば、重心スペックも大事ですが、フェースのどの部分に芯が位置しているのかを知っておくことがもっと大事です。自分が捕らえた位置と芯の位置がズレていると、いい感じで打った時に、芯を外すことになりますし、それでは飛距離も方向性も安定しづらくなるからです。
ゴルフは物理です。
そしてクラブとスイングの間には密接な関係があるのです~。
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2017年08月24日超私的な試打インプレッション キャロウェイ GBBドライバー(米国仕様)
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今年の夏の甲子園は、14対4で花咲徳栄が広陵を下して優勝しました。埼玉県勢としては夏の大会で初の優勝です。初回から花咲徳栄は効果的に得点を挙げ終始ゲームを支配していましたが、勝負は下駄を履くまでわかりません。高校野球では最終回に一気に大量得点が入ることもあるので、主審のゲームセットの声を聞くまでテレビの前に釘付けになってました。
そして、阪神もヤクルトに鮮やかな逆転勝利。福留選手、糸井選手、そして中谷選手がホームランを放って勝ちました。ヒット数はヤクルトが12本に対して阪神は10本でしたが、得点は阪神が7点なのに対してヤクルトは4点。改めて、ホームランの威力を思い知らされました。
さて威力と言えば、今、日本のゴルフ界で一番威力があるのは松山英樹選手。世界ランク2位で、米ツアーの賞金ランキングは1位。今週から始まるプレーオフシリーズ初戦のパワーランクも松山選手が1位になっています。
その松山選手。今週はパターを5本も持ち込んでいるみたいですが、ドライバーは昨年秋からずっと同じモデルを使い続けてます。契約先のスリクソンではなくて、キャロウェイのグレートビッグバーサ(GBB)の米国仕様がエースドライバー。そこで、今回はマーク金井もお盆休みの時にショップで衝動買いしたGBB(米国仕様)の超私的なインプレッションをお届けしましょう。
GBBは日本でも市販されていますが、日本仕様と米国仕様は同じではありません。まず異なるのがコスメティック。日本仕様は光沢仕上げなのに対して、米国仕様はマットブラック(つや消し)仕上げ。色が違うので見た目が大きく異なっており、日本仕様はソフトなイメージ、米国仕様はハードなイメージがあります。
クラブを計測してみても、米国仕様は日本仕様よりもアスリート向けでした。ヘッド重量は米国仕様の方が少し重く、そして標準装着されるシャフトも硬くてしっかりしています。米国仕様はシャフトが硬いことを考慮して、わざと「R」シャフトを購入しましたが、予想通り日本仕様の「S」よりも少し硬く仕上がってました。
- 日本仕様のSの振動数 240cpm
- 米国仕様のRの振動数 243cpm
- 日本仕様のクラブ重量 308.9g バランスD1.5 長さ45.25インチ
- 米国仕様のクラブ重量 302.8g バランスD2.5 長さ45.25インチ
米国仕様の方がクラブ重量が軽いのにバランスが出ているのは、米国仕様の方がヘッド重量が3gほど重いからでしょう。実際に振り比べてみても、米国仕様GBBの方が明らかにヘッドが重く感じます。ちなみに米国仕様に標準装着されるのは三菱ケミカルのKUROKAGE BLACK TINIという日本未発売のシャフトが装着されています。ちなみに、松山選手はグラファイトデザインのシャフトを装着しています。
では、実際に打ってみてどうなのか?
いつものように、最初の1発目はゴルフ場です。赤羽ゴルフ俱楽部のインコースで6ホール使ってきましたが、現在エースドライバーのGBBエピックスターに比べると、明らかに捕まりがいいです。1番ホールで軽いフェードを打つイメージでスイングしたら、フェードではなくて強めのドロー。あわや左のクリークに入りそうになりました。
続く13番、14番では強めのフェードを打とうとして、ストレート弾道。ダウンからインパクトにかけてフェースが返りやすい。日本仕様もそうでしたが、米国仕様のGBBも
捕まるタイプのヘッドです。GDOの試打インプレッションの時は捕まりを軽減したポジションに調整してイメージ通りの弾道が打てましたが、米国仕様もヘッドの捕まり具合は同じ感じです。
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そして、違いを強く感じたのがヘッド重量。わずか3gですが、ヘッドが重い分だけ少し振り遅れるのと、少しリリースのタイミングが早くなります。これも影響してイメージよりも捕まった球になる感じがしました。超私的なことを言わせてもらえば、米国仕様はヘッドを数グラム軽くした方が、振りやすさがちょうど良くなり、クラブ全体のバランスも良くなる感じがします。
フェースの弾き感がすこぶるいいので、今回は、エースシャフトであるアッタスパンチにリシャフトすること、そして社外品でヘッド重量を軽くできるネジを装着することにしました。リシャフトが完了したら、GBB(米国仕様)の続編をアップします~。
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シャフトセミナーの動画第一弾!!
募集の際に、撮影許諾を謳っておりませんでしたので、参加者の方のお姿が映らないように編集しております。つながりも悪い部分がありますが、ご容赦下さい
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2017年08月22日超私的な試打インプレッション ピン G400ドライバー
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ご注意 弊社のセミナーは、動画撮影、写真撮影をする場合がございます。参加申込みの方は、撮影、配信の許諾を前提としておりますので、ご確認の上お申込み下さい。
昨日は久しぶりに関東エリアが晴れました。8月に入ってちゃんと晴れたのは初めてで、そんな最中、プロギアが主催するRSカップ第3戦に出場してきました。プロギアが主催する競技会ですが、特に、クラブやボールの縛りはありません。競技はシングルスとダブルスがあって、マーク金井はシングルスに出場。プロギア縛りではありませんが、今回も使用ボールはプロギアはRSスピンのイエローです。昨年、RSカップに出場した時、参加賞でもらったのですが、使ってみると大満足。
RSスピンは、アイアン、アプローチのスピン性能が高いだけでなく、ドライバーでは適度に低スピン弾道が打てます。かつ、ルール適合でありながらボールの反発が高いのが気に入ってます。RSカップは残り1試合、そして決勝大会が残ってますが、この2試合だけでなく、普段のラウンドでもRSスピンの出番が一番多くなりそうです。
さて、昨日は月刊ゴルフ雑誌の発売日。手元には月刊ゴルフクラシック、ワッグル、そして月刊ゴルフダイジェストが届いてますが、今回は月刊ゴルフダイジェストに少し登場しています。ピンの新作ドライバー「G400」の試打記事です。
さて、このG400ドライバー。超私的なことを言わせてもらうと、2018年モデルの中で「すぐに買いたくなる」ドライバーの1本です。月刊GDでもコメントしてますが、飛距離性能が優れているだけでなく、コントロール性能にも優れているからです。
では、なぜG400は飛距離とコントロール性能が両立するのか?
超私的に分析すると、一番の要因はヘッドのサイズダウンでしょう。前作Gドライバーは体積が460CCだったのに対して、G400は445CC。ヘッドサイズというのはクルマに例えるならば、ホイールベースの長さに相当します。たかが15CCと思うかも知れませんが打った感じは「何だこりゃ~」ってぐらい手に伝わる感触が異なり、取り回しがずいぶん楽になりました。マーク金井はフェースをシャットに使うので重心距離が長いドライバーと相性が良いのですが、それでも前作Gドライバーは重心距離の長さを持て余し、右にスッポ抜ける弾道が出てしまうことがありました。対して、G400には右にスッポ抜ける怖さがありませんし、イメージ通りのドローが打てるようになっています。
ヘッドサイズは15CCのサイズダウンですから、Gドライバー同様、G400ドライバーも重心距離は楽に40mmを超えているでしょう。しかしながら他のスペック、例えば、重心深度、そしてネック軸周りのモーメントがG400ドライバーの方が、少し数値が小さくなっているような気がします。そして数値としてはそれほど大きな差がありませんが、打ってみると、数値以上に取り回し(操作性)が上がっている感じがします。
それともうひとつ感じたのが捕まりが良くなったこと。
前作Gドライバーは一番捕まるのはSFテックでしたが、それでも他社ドライバーに比べると捕まりが良いというほどではありません。Gシリーズの中で捕まるという位置付けでした。それがG400になると、スタンダート(G400)でも、前作GドライバーのSFテックよりも捕まりが良くなっている感じがしました。浦和ゴルフ俱楽部でG400を試打したのですが、16番(288ヤード)を狙い通りの軽いドロー弾道でワンオン。この時手にしたのは、スタンダード(G400)です。
16番は右サイドがずっと林でかつOBラインも迫っています。左サイドには池とバンカー。ワンオンさせるための着弾点(花道)の幅は5ヤードほどしかありません。そこに狙い通り打てた時は、「これ持って帰らせて下さい~」と思わず叫びました。
モデルチェンジでヘッドを大きくするのに対して、モデルチェンジでヘッドを小さくするのにはかなり勇気が必要です。ヘッドを小さくすると、イメージ的に「やさしさ」が薄れてしまうからです。普通のメーカーならば、なかなかやりづらいことをピンはやってのけている点も大いに評価したいです。
前作同様、G400もヘッドは3種類ラインアップされていますが、使うとなればG400の9度か、LSテックの10度です。現在迷ってますが、迷うと大人買いする性分なので、恐らく、2本同時に購入するでしょう~(笑)。
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