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2017年11月21日超私的な考察 なぜボールを打とうとすると手元が浮いてしまうのか!?
本日よりゴルフの竪琴 販売再開しました(ストアページの表示も本日中に変更になります)
(順次発送してまいりますが、注文殺到が予想されるため、お届けには若干お時間がかかることが予想されます。ご容赦ください)↓クリック
12月のセミナー募集開始しました↓クリック
先週の国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」は、米国のB・ケプカ選手が20アンダーで優勝。ケプカ選手は大会史上5人目の連覇達成。初日から首位を走り続けた完全Vは、大会史上6人目です。2位との9打差は、2004年のT・ウッズ選手の8打差を抜いて、大会の最多差V記録も塗り替えています。まさに記録づくめの優勝でした。
国内勢最上位(5位)となったのは世界ランク4位の松山英樹選手。3番ホールではホールインワンをやってのけています。秋から国内ツアーに出場している石川遼選手も最終日にスコアを3つ伸ばし27位タイ。遅まきながら、今季初の予選通過を果たしました。
さて、本日21日は月刊のゴルフ雑誌発売日。月刊ゴルフダイジェスト、月刊ゴルフクラシック、ワッグルが手元に届いています。いずれも発売日にがっつり目を通しますが、まっさきに目にとまったのがこの特集です。
ニッポンの夜明け
インパクトの夜明け
自分史上”最高の当たり”を手に入れよう
「手の浮かないインパクト」の作り方
(月刊ゴルフダイジェスト1月号より引用)
なんとも壮大なタイトルですが、壮大なタイトルになる理由があります。それは、アマチュアのみならず、プロにとっても「インパクトで手元を低く収める」ことが「やりたいけれど、出来づらい」からです。石川遼選手も、自分のスイングを分析する時に、
インパクトで手が浮くのを修整したい!!
と何度も発言しています。また、練習器具を駆使して練習に励む片山晋呉選手も、スタート前の練習ではシャフトを斜めに突き刺して、インパクトゾーンでの手元が通過するポジションを毎回毎回チェックしています。言い換えると、ゴルフの上手下手に関係なく、人間がゴルフクラブを手にしてボールを打とうとすると(スイングすると)、インパクトで手元が浮き上がりやすくなるとも言えます。
では、なボールを打とうとするとインパクトゾーンで手元が浮き上がるのか?
月刊ゴルフダイジェストでは手元を低く保つためのコツや練習法が紹介されていますが、超私的なことを言わせてもらうならば、練習に取り組む前に知ってもらいたいことがあります。それは、、、、
手元は浮くのではなくて、手元は浮かされてしまうということ!!!!
自分の意思で手元を浮かせているならば、「手元を低く保とう」と考えるのは至極真っ当だと思います。しかしながら、自分の意識の範疇ではないことで「手元が浮かされてしまう」というのであれば、「手元を低く保とう」という考え方はあまり得策ではありません。何故かと言うと、「手元を低く保とう」と考えるだけでは、「手元が浮かされてしまう」要因がどこにあるのかにたどり着けないからです。
では、なぜゴルフクラブを手にしてゴルフボールを打つと、インパクトゾーンで手元が浮かされてしまうのか?
その答えを知るのに役立つのが胸の高さにあるボールを打つ水平振りと、ひざ立ちした状態でボールを打つひざ立ち打ち。ゴルフクラブを使ってこの2つのドリルをやってもらうと、プロゴルファーを含めて95%以上のゴルファーは「自分が思っているよりもヘッドは下を通過」し、そして「インパクトゾーンで手元が浮き上がり」ます。
手元が浮き上がってしまう、正確に言うと「手元が浮かされてしまう」理由についてはアナライズのオンプレーンセミナーでじっくり説明していますが、最大の理由は、、、
ゴルフのクラブの握り方、すなはちグリップにあります。
ゴルフクラブを握る時、ゴルファーは両手をくっつけて握ります(正確に言うと、同じ場所を握り、握りコブシ1個分だけ離れています)。実は、この握り方でゴルフクラブをボールにめがけて振ろうとすると、インパクトゾーンでは手元が浮き上がりやすくなってしまうのです。
その証拠と言ってはなんですが、両手が離れた状態で握れる練習器具、ゴルフの竪琴を使ってスイングすると、初心者でもプロでも、インパクトで手元が浮き上がることはまずありません。ゴルフの竪琴でスイングすると手元の高さを意識しなくても、インパクトゾーンで手元を低く保てるようになるのです。

片山晋呉プロもゴルフの竪琴を愛用
手元を低く収めるというのは、ゴルファーにとって永遠の課題でもありますが、この課題をクリアするヒントは「手元は浮き上がる」のではなく「手元は浮かされている」ということを自覚することです~。
(▼▼)b
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2017年11月19日超私的な考察 時間制打ち放題のゴルフ練習場を上手に活用する方法とは!?
ゴルフの竪琴再入荷します!!!
11月20日午前中から注文受付開始!
(注文再開しますと、注文殺到が予想されますので、発送にお時間かかることが予想されます。何卒ご容赦下さい)
昨日は横浜旭ファミリーゴルフさんのお客様感謝イベントのお手伝いで、上田栄民プロとトークショー。トークショーの後は、1階打席にてアナライズセミナーを実施させていただきました。天気予報は雨、気温が低かったにもかかわらず多数のご来場をいただきありがとうございました。
トークショーでは上田プロと「練習場の上手な活用法」について話をしました。横浜旭ファミリーゴルフさんは平日だけでなく土日も時間制打ち放題。2時間以内ならば何球打っても値段は同じです。そこで、ご来場者に何球打っているのかと質問したら、、、
95%以上のアマチュアゴルファーは2時間で200球以上、400球打つツワモノもいらっしゃいました。
説明するまでもありませんが、時間制打ち放題ならば球数が多いほどお得感があります。加えて、たくさんボールを打った方が汗をかきますし、練習したという達成感もあります。
では限られた時間でたくさんボールを打てば、ゴルフが上手くなるのでしょうか?
「習うよりも慣れろ」という意味では球数が多い方がいいです。しかしながら、練習場と違ってコースに出たら、何発も続けてボールを打つことができません。すべてが1球勝負となります。練習場でたくさん打つことに慣れれれば慣れるほど、コースに出た時、1球勝負に対してプレッシャーがかかることはあっても、慣れることにはなりません。上田プロもおっしゃってましたが、2時間で打つボールの適正数は100~150球ぐらい。球数こだわらない方が上達につながります。
ただし、明確な目的を持ってボールを打つのであれば200球ぐらい打つのもアリです。例えば、同じ距離を違うクラブで狙う。100ヤードのグリーンを狙うとすれば、PWやAWのフルショットで狙うだけでなく、7番や5番アイアン、ユーティリティ、FWやドライバーで100ヤードのグリーンに乗せるのです。遊び感覚で全然構わないので、いろんなクラブを使って同じ距離を打つ練習をする。これをやるとコントロールショットを打つ感覚を養えますし、クラブが変わると弾道の高さが変わることも理解できます。
例えば、わざとミスショットを打ってみる。フェースに打点位置がチェックできる市販のショットマーカーを貼ったら、わざとフェースのトウ寄りで打ったり、わざとフェースのヒール寄りで打ってみる。わざとフェースの上側で打ったり、わざとフェースの下側で打って見るのです。ナイスショットを打つだけが練習ではありません。わざと芯を外す練習をした方が、クラブの挙動をコントロールする感覚を養えます。加えて、フェースのトウ寄りとヒール寄りで打てるようになれば、、、、、この2つが上手く打てるようになってくれば、フェース中央で打つことは造作なくなるのです。
例えば、わざとボールを左右に曲げてみる。スライスを打つならどれぐらいボールを右に曲げることができるのか。フックを打つならばどれぐらいボールを左に曲げられるのか。チーピンに悩んでいる人ならば、どチーピンを打つ練習をするのです。これも打ち放題ならば
気兼ねなく練習できます。そして、何よりボールを意図的に曲げる練習をし、自分の意図通りにボールを曲げることができてくれば、曲がり幅を小さくすることもできるようになってきます。
ボールを左右に曲げるコツはヘッドの軌道に対してフェースの向きを意図的に変えてやることで。ヘッド軌道に対してフェースを開けば開くほどボールにはスライス回転が強くかかり(大きく右に曲がり)、ヘッド軌道に対してフェースを閉じれれば閉じるほどボールにはフックが回転が強くかかり(大きく左に曲がり)ます。どチーピンを打つコツは、普段よりもさらにインサイドアウト軌道を意識してスイングすれば、チーピンが出る度合いが強くなります。
コースでわざとミスショットを打つとスコアメイクが難しくなりますが、練習場ではわざとミスショットを打てば打つほど、クラブをコントロールする技術を磨くことができますし、ミスショットをわざと打てるようになれば、コースに出た時に想定外のミスショットを減らせるようにもなるのです。
ゴルフはミスのゲームです。
「逆もまた真なり」ではありませんが、練習場ではミスを避けようとしてボールを打つよりも、意図的にミスを打つ練習をしてみて下さい。きっと上達につながる発見があるはずです~。
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2017年11月16日超私的な考察 クラブが進化しているのに、なぜアマチュアの飛距離は思ったほど伸びないのか!?
今度の週末↓11月18日こちらマーク金井が横浜に登場!
トークショーとセミナーやります
お問合わせは 横浜旭ファミリーゴルフ 045-954-3587 へお願いします
インターネットでは様々なコンテンツを無料で視聴できますが、その中でも注目を浴びているのがYouTubeとインターネットTV。AbemaTV(アベマTV)では元SMAPのメンバーが出演して72時間オンエアしていますし、YouTubeではありとあらゆるコンテンツを無料で視聴できます。そして、どちらもインターネット回線を使っているので、iPhoneやスマホで手軽に観ることができます。
マーク金井も数ヶ月前からYouTubeにゴルフコンテンツをアップしています。最初に始めたのが、アナライズセミナーの実況中継、続いて、クラブ試打と練習器具のインプレッション。先週は、アスリート系ゴルファーの三枝こころさんが神田のスタジオにやってこられたので、ゴルフの竪琴の使い方をコンテンツとしてYouTubeにアップしました。
(注 今回はスーパーシャットくんの動画です。ゴルフの竪琴が再入荷してからゴルフの竪琴編をアップします)
三枝さんは自他共に認めるアスリート系ゴルファーだけあって、ゴルフの竪琴の使い方をすぐにマスターし、同時にスイングも劇的に良くなりました。当たり前と言えば当たり前ですが、スイングが良くなれば飛距離が伸び、かつ方向性も安定してきます。言い換えると、クラブがどんなに進化しても、良いスイング(理に叶ったスイング)をしないことにはボールを遠くに飛ばすことはできません。
身も蓋もないことを言ってしまいますが、今どきのゴルフクラブはパワーもさることながらスキル(技術)がある人の方が飛ばせるように作られています。その証拠と言ってはなんですが、40年前に作られたパーシモンドライバーには重いスチールシャフトが装着されています。総重量は360gを超えてました。この時代はスキルがあってもパワーがなければ、ボールを遠くに飛ばせません。対して、今どきのドライバーは300gを下回っているモデルもたくさんあります。パワーがなくてもスキルがあれば遠くに飛ばすことができるのです。
では、今どきのドライバーを使っても飛距離が今ひとつ伸びない人は、スイングにどんな問題を抱えているのか?
飛ばない人に共通していることは、
・インパクトゾーンで手元が減速していない
・ダウンスイングの前半で手首のコックがほどけている(アーリーリリース)
・インパクトでフェースが開いている
振り方については人それぞれ違いますが、飛ばない人のスイングを観察すると、この3つがスイングに含まれています。対して、プロ、アマチュアを問わず、今どきのクラブを上手く使いこなして飛距離を出している人は、
・インパクトゾーンで手元がタイミング良く減速している
・ダウンスイングでタメがちゃんとできている
・インパクトでフェースが開いていない(スクエアもしくはややクローズ)
ダウンスイングでタメを作る、インパクトゾーンで手元を減速する、そして、インパクトでフェースを開かない。実はこの3つのことは互いに関連しているのです。ダウンスイングでタメがほどけやすい人ほど、インパクトゾーンでは手元が加速しやすくなり、インパクトゾーンで手元が加速する人ほど、インパクトでフェースが開きやすくなるのです。
対して、ダウンスイングでタメがちゃんとできる人ほど、インパクトゾーンで手元を減速しやすくなり、そしてインパクトでフェースが閉じづらくなるのです。なぜなら、ダウンスイングでタメが作れると(その結果、ヘッドが遅れて下りてくるため)、インパクトゾーンで手元を減速しないと振り遅れるのが分るからです。そして、インパクトゾーンで手元が減速すれば、シャフトのしなり戻りが発生し、インパクでフェースが開きづらくなるのです。
アナライズでは「飛距離アップセミナー」を実施していますが、このセミナーでは飛ばすために必要な動作をどうして会得するのかをレクチャーしています。そして飛距離アップセミナーについては、誰でも無料で視聴できるように近々YouTubeにアップするつもりです。
ゴルフは物理です。物理的に理に叶った動きをするためにはパワーは必要ありません。必要なのはスキル(技術)です~。
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2017年11月14日超私的な提案 ゴルフの調子が悪い時にやった方がいい練習とは!?
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今度の週末↓11月18日こちらマーク金井が横浜に登場!
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昨日は、久しぶりに六本木ミッドタウンに行ってきました。神田から六本木までというのは新宿までとほぼ同じ距離なのですが、体感的には遠く感じます。六本木という場所に不慣れなことに加え、駅から目的地まで迷うことが多いからです。昨日もミッドタウンまでは迷わなかったのですが、そこからリッツ・カールトンホテルに行くのに迷ってしまいました(笑)
リッツ・カールトンは世界を代表するホテルですが、そこで開かれたのが、超高級ブランドPXGの記者発表。創設者のボブ・パーソン氏がプライベートジェットで来日し、これからのPXGのあり方についてコメント。そして質疑応答からのフォトセッションです。日本におけるPXGの販売方針も刷新されるみたいですが、なぜかこの記者発表ではアナウンスがなされてません。
そして、夜はYouTube生放送「マーク金井のここだけの話」をオンエア。
ここでも調子が悪い時の練習法について話をしましたが、調子が悪い時にやって欲しいことは、、、
- ゆっくりスイングする
- ボールをわざと飛ばさない
- ボールをわざと曲げる
- 練習器具を積極的に活用する
ゆっくりスイングするのに役立つのが超軟らかシャフトです。シャフトが軟らかい方がゆったりとテークバックできますし、ゆったりスイングしたくなるからです。米ツアーで活躍したリー・トレビノやフレッド・カプルスは「調子が悪くなったら女性用クラブで練習するといい」と言ってますが、女性用クラブはシャフトが軟らかい。軟らかいシャフトで練習した方が、スイング全体のバランスを整えやすくなるのです。
わざと飛ばさないのも、スイング全体のバランスを整えやすくなります。手打ちではなく体(特に下半身)をしっかり使ってスイングし、それでボールを飛ばさない。例えば、ドライバーでナイスショットしたら250ヤード飛ばせる人ならば、200ヤード飛ばすつもりでスイングするのです。50ヤード飛距離を落とそうとすれば力もうと思っても力めません。力まないでゆったりスイングしたくなるからです。
ゆっくりスイングするとスイング全体のバランスを整えることができるのに加え、もうひとつチェックできることがあります。
それは、スイング中のフェースの向きをチェックしやすいことと、インパクトゾーンでのフェース向き(フェースtoパス)をチェックしやすくなることです。
ショットを安定させるには、ヘッド軌道もさることながら、ヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールすることが大事。ヘッド軌道に対してフェースの向きがスクエアになっていれば、スピン軸が左右に傾きません。スピン軸の傾かなくなれば、ボールは左右に曲がらなくなりますし、弾道も非常にコントロールしやすくなるからです。
ボールを曲げるという練習もヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールする感覚を養えます。ヘッド軌道に対してフェースが開いていればスピン軸は右に傾き、ボールにはスライス回転がかかります。逆に、ヘッド軌道に対してフェースが閉じていればスピン軸は左に傾き、ボールにはフック回転がかかります。わざとスライスやフックをかける練習をし、イメージ通りにボールを曲げられるようになれば、ヘッド軌道に対するフェース向き(フェースtoパス)をコントロールできたことになります。
ゴルフは感覚やフィーリングが大事ですが、調子が悪い時ほど感覚やフィーリングは鈍ってきます。感覚やフィーリングが鈍っている時は、良かった時の感覚やフィーリングを求めるのではなく、ドリルや練習器具を積極的に活用し、新たな感覚を構築した方が不調から脱出しやすくなるのです~。
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2017年11月12日超私的な提案 ゴルフの調子が悪い時、やった方がいい練習、やってはいけない練習とは!?
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OUTUBEアナライズチャンネル 名物の生配信
マーク金井ここだけの話
11月13日21日からの配信決定
録画ありません。生でしかご覧いただけませんので是非!
今回は、あの・・プロの不調の原因をマーク金井が超私的に分析する予定です
今週は三井住友VISA太平洋マスターズが開催されます。現在賞金ランクトップのC・キム選手は途中棄権。3日目を終えて賞金ランク3位の宮里優作選手、4位の小平智選手がともに3位につけています。宮里選手、小平選手とも優勝すればキム選手を抜いて賞金ランク1位に立ちます。
賞金王争いが大いに気になりますが、それと同じぐらい気になっているのが石川遼選手の低迷です。三井住友VISA太平洋マスターズでは2日間ともスコアがまとまらず下位で予選落ち。これで男子ツアー5週連続の予選落ちとなりました。どんな一流選手でも好不調の波はありますが、これまでの戦績を考えると誰もが予想しなかった事態に陥ってます。
そこで、今回は不調時における練習の仕方について超私的に書いてみたい思います。アマチュアゴルファーの中には好調時よりも不調時の方が長いという人も少なくありませんが、そうなってしまう理由についても超私的に書きます。
前述したようにゴルフには好不調の波がつきものですが、不調時に多くのアマチュアゴルファーがやってしまいがちなのが、、、
- 調子を取り戻すためにボールをたくさん打つ
- 調子を取り戻すために一生懸命練習練習する
- 調子を取り戻すためナイスショットを増やす練習をする
- 力強い球、ボールを遠くに飛ばす練習をする
こういうパターンに陥りがちですが、実は、これらは不調から抜け出すのにはあまり役に立ちません。誤解を恐れずに超私的に言えば、こういうことを続けるほど、ゴルフの場合、不調から抜け出しづらくなります
なぜなら、ゴルフというのは、、、、
たくさんボールを打てば、間違ったスイングをしていてもナイスショットが打ててしまうからです。
また、ボールをたくさん打てば打つほど、ナイスショットの数も増えてくるからです。ナイスショットが増えれば調子が良くなるとも言えますが、練習と違ってゴルフのプレーはいつも「1球勝負」。打ち直しはできません。たくさん打つ癖がついてしまうと、「たくさん打てばナイスショットが何発か打てる」ということにはなれても、「唯一無二の1球でナイスショットを打つ」という領域にたどりつく保証がないのです。
そして、調子が悪い時にボールをたくさん打ってしまうと、ナイスショットが出ることの引き換えに
間違ったスイングでナイスショットを打つということがプログラミングされる恐れがあるのです!!!!!
では、どんな練習をすれば不調から脱出できるのか?
これまた超私的なことを言わせてもらえば、
- ボールをたくさん打たない
- 一生懸命練習しない(遊び心を持って練習する)
- わざとミスショットを打つ
- わざとボールを遠くに飛ばさない
- わざとボールを曲げる
- わざとゆっくり振る
スキーやスノーボードは調子が悪くなると、急斜面ではなくて緩斜面、いわゆる初心者ゲレンデで練習をします。緩斜面の方がスピードが出ません。スピードが出ない方が、動きを正しく、かつ客観的にチェック(フィードバック)できるからです。緩斜面はゴルフに当てはめれば、ゆっくり振る(ボールを飛ばさない)というのに相通じるのです。
ボールをたくさん打たない方がいいのは、型や形を修整する時は、ボールを打つよりも素振り(シャドースイング)や練習器具を使ったりドリルをした方が効果的だし、間違った打ち方でナイスショットが出るのを防げるからです。
ゴルフは勘違い、錯覚が生じやすいスポーツです。そして、調子が悪くなるほど、勘違いや錯覚の度合いが大きくなることはあっても、小さくならないのです~。
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