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2018年01月21日超私的な考察 50歳からドライバーの飛距離を伸すコツ その3
フレループ!アナライズで発売開始
↑よろしくお願いします。
昨日はアナライズセミナーデー。前半は自分のダウンスイングのヘッド軌道をチェックする「オンプレーンセミナー」。1時間の休憩を挟んだ後半は、ダウンスイングの軌道を正しく導くためのノウハウをレクチャーする「脱アンダー星人セミナー」を実施しました。
どちらのセミナーともダウンスイングの軌道についてレクチャーしてますが、セミナー受講者の95%以上は、自分のクラブヘッドがどこを通っているのかの自覚がありません。このため、ヘッド軌道をチェックするドリル(水平打ち、ひざ立ち打ち)をやってもらうと、これでもかってぐらい自分のイメージと実際の軌道との間にズレがあります。水平打ちにおいてはボールの20センチぐらい下にヘッドが通過し、ひざ立ち打ちに置いては、ボールの30センチぐらい手前をダフってしまいます。
セミナーでは問題点がどこにあるのかを自覚してもらい、そして問題点の解決法についてレクチャーしてます。解決法については「ボールの20センチ下を振っているから、20センチ上を振って下さい」なんてことは絶対に言いません。そんなことではスイング(ヘッド軌道)が修整できないからです。ボールの20センチ下を振ってしまうメカニズムを説明し、20センチ下を振らないためのメカニズム(コツ)をレクチャーします。言葉で説明するよりも実際にレクチャーのシーンをみていただいた方が分りやすいので、近日中にセミナーの模様をYouTubeにてオンエア致します。
さて、前置きが長くなりましたが今回は前々回の続きです。50歳からドライバーの飛距離を伸す具体的な方法について説明します。
前々回、スライサー(アウトサイド・イン軌道)のゴルファーがインパクト効率を高めるためのコツを説明したので、今回はフッカー(インサイド・アウト軌道の)のゴルファーがインパクト効率を高めるためのコツについて説明します。
まず、インサイド・アウト軌道のフッカーの場合、一番嫌なミスは引っかけとチーピンです。チーピンとは真っ直ぐかやや左に飛び出し、そこからギュイーンと急激に左に曲がるミスのことです。チーピン曲がりが強いためにOBになる確率が非常に高いミスですが、実は、チーピンというのはインパクト効率という観点が見れば、決して悪いショットではありません。その証拠と言っては何ですが、チーピンの弾道は非常に力強く、落下後のランもたくさんでます。フワッとボールが舞い上がるようなソフトな弾道のチーピンというは打とうと思っても打てません。
ただし、チーピンは弾道が力強くても距離は出ません。なぜならチーピンは弾道が低くてキャリーが出ないからです。
では、どんな打ち方をしたらチーピンが出るのか?
チーピンはヘッド軌道に対してフェースがクローズ(左を向く)度合いが強い時に出ます。例えば、5度のインサイド・アウト軌道でフェースが3度クローズになるとチーピンが出ます。この場合、ヘッド軌道に対してフェース向きが8度もクローズになってしまっているからです。ヘッドスピード、ドライバーのロフトや重心位置によっても変わってきますが、一般的にはヘッド軌道に対してフェース向きが5度以上クローズ(左を向いた状態)になっていると、フックではなくてチーピン弾道になります。ヘッド軌道に対してフェースがクローズな状態というはインパクト効率は高いですが、クローズになりすぎた状態だと、ボールが上がりづらくなるだけでなく、スピン軸が左に傾きすぎてフックスピンが強くかかってしまうからです。
では、どうすればチーピンではなくてドロー弾道で飛ばせるのか?
ヘッド軌道に対してフェースがクローズになる度合いを減らせばいいのです。例えば、インサイド・アウト5度でスイングしている人の場合ならば、インパクトでフェースが3度オープンになればいいい。フェースを3度も開いたら右にプッシュアウトしそうな感じがするかも知れませんが、そうはなりません。インサイド・アウト5度でスイングしているならば、ヘッド軌道に対しては2度クローズになっているからです。ヘッドスピード、ドライバーのロフトや重心位置によっても変わってきますが、ヘッド軌道に対してフェース向きが1度~3度クローズを保っていれば、チーピンは絶対に出ません。ドロー弾道で飛距離稼げます。言い換えると、フッカーの場合は、インパクトでフェースがやや開いているのが(実際は、これでインサイド・アウト軌道に対してフェース向きやややクローズ)、左曲がりの度合いが弱まるだけでなく、インパクト効率が良くなって飛距離を稼げるのです。
では、ストレート弾道とドロー(フック)弾道とでは、どちらの方が飛ばせるのか?
超私的なことを言わせてもらえば、ストレート弾道よりも、チーピンにならない程度のドロー(フック)弾道の方が飛距離が出ると思います。チーピンにならない程度のドロー(フック)弾道を打った時の方が、ヘッド軌道に対してフェース向きがややクローズになっている分だけ、分厚い当たりになる(インパクト効率が上がる)からです~。
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YOUTUBEのアナライズチャンネル
フレループセミナーその1配信開始しました
2018年01月18日超私的な試打前インプレ テーラーメイド M3&M4のねじれフェースの効果とは!?
フレループ!アナライズで発売開始
↑よろしくお願いします。
1月20日土曜日
- 脱アンダー星人セミナー
まだ若干空きがあります!この機会に是非ご参加下さい↓詳しくはこちらをクリック
米国PGAマーチャンダイジングショーのタイミングに合わせるかのように、米国大手メーカーが立て続けに新製品の記者発表を行なっています。キャロウェイゴルフは新ブランドのローグのドライバー、FW、UT、アイアン。ピンゴルフはG400MAXドライバーとG700アイアン、そしてテーラーメイドはM1&M2のリプレイスモデルとしてM3&M4を市場投入しました。
3つの記者発表すべてに出席しましたが、いずれのメーカーも新製品ではさらなる「飛び」をアピールしていますが、キャロウェイとピンの新しいドライバーは、ヘッドを大型化することで「さらなるやさしさ」を強くアピールしています。キャロウェイの場合、エピックスターに比べると、ローグの方が一回り投影面積が面積が大きく、ピンの場合も、G400シリーズに比べるとG400MAXの方が一回り投影面積が大きくなっています。「人は見た目が9割」ではありませんが、クラブも見た目が9割。どちらのモデルとも、ボールを打つ前から「ミスに強い」ドライバーであることが分かり、そしてどちらのモデルとも慣性モーメントが大きい分だけ直進性が高い弾道が打ちやすいことが分ります。
ただし、見た目に大きなヘッド(慣性モーメント)が大きいヘッドというのはクルマに例えるならば大型トラックと同じです。操作性が低くなるので、運転の仕方(スイングの仕方)にもコツがあります。そのコツがちゃんと分っている人が使えば、さらなる飛びとやさしさを享受できると思いますが、そうではない人には慣性モーメントの大きさを持て余し、振り遅れのミスが出たり、ボールが捕まりづらくなる可能性もあります。
キャロウェイとピンは従来モデルにバリエーションの追加というのに対して、テーラーメイドの新製品はモデルチェンジです。M1&M2の後継機種としてM3&M4が登場し、メーカー側もモデルチェンジしたことを強くアピールしています。そしてモデルチェンジの目玉として訴えているのが、、、、
ツイストフェース!!!!!
ツイストフェースを日本語に訳すると「ねじれたフェース」となり、実際、ねじれていることをメーカー側もアピールしています。フェース面というのは、従来の常識ではトウヒール方向にラウンド(バルジ)があり、上下方向にもラウンド(ロール)があります。分りやすくいうと曲面形状になっているのですが、ツイストフェースはこの局面を意図的にねじっているのです。具体的に言うと、
- フェースのトウ側はロフトが増え、かつフェースが右を向くようにねじれ、
- フェースのヒール側はロフトが減り、かつフェースが左を向くようにねじれています。
これによりどんな効果があるのかというと、フェースのトウ側でヒットした時、ロフトが減りづらく、かつボールが右に飛びやすくなります。フェースのヒール側でヒットした時はロフトが増えづらく、かつボールが左に飛びやすくなります。テーラーメイドは、これを意図的に狙いたいがために、意図的にフェース面をねじっているのです。
では、なぜフェース面を意図的にねじる必要があるのか?
テーラーメイドが公式にコメントしている文言は少し言葉が足りてません。超私的に言葉を付け加えるならば、、、
ゴルファーが芯を外して打った場合、次の傾向が見受けられる。フェースのトウ寄りにヒットしている時は、インパクトでフェースが被った状態(フェースが左を向いた状態)になっている。このため、フェースが被ってトウ寄りでヒットした場合、通常のゴルフクラブだとフェースが被っている分だけロフトが減ってボールが上がりづらくなり、かつフックの度合いも強くなる。ところが、フェースをねじってフェースのトウ側のロフトを増やして、かつフェース面を右に向けておくと、インパクトでフェースが被った状態になっていてもロフトが減りすぎないのでボールが上がりやすい。かつフェースが右を向いているので、フックの度合いも少なくなる。結果、左への曲がりを軽減できる。
逆もしかり。ゴルファーがヒール寄りでヒットしている時は、インパクトでフェースが開いた状態(フェースが右を向いた状態)になっている。このため、フェースが開いてトウ寄りでヒットした場合、通常のゴルフクラブだとフェースが開いている分だけロフトが増えすぎてボールが上がり過ぎる。かつスライスの度合いも強くなる。ところが、フェースをねじってフェースのヒール側のロフトを減らして、かつフェース面を左に向けておくと、インパクトでフェースが開いた状態になっていてロフトが増えすぎないのでボールが上がり過ぎない。かつフェースが左を向いているので、スライスの度合いも少なくなる。結果、右への曲がりを軽減できる。
フェースをねじってもギア効果は発生します。打点が左右にブレるとインパクトの衝撃でフェースが回転するからです。そして、ギア効果に関しては昔ほどは強くかかりませんが、それでもゼロはありません。今回のテーラーメイドのツイストフェースはこのギア効果を上手くコントロールするために考えられたアイデアだと思います。
ちなみに、実際のクラブに装着されるツイストフェースはプレゼンで使われたツイストフェースほどのねじれはありませんでした。目で見ても、手で触ってみても、フェースがねじれているのかどうかが、分るか分らないかのレベルです。実際のクラブに装着されるツイストフェースのねじれ具合は微細なのでちょっと安心しました。極端にフェースをねじってしまうと、ねじの境目に当たった時に、予想も付かない方向にボールが飛んでしまう恐れがあるからです。
ゴルフは物理です。
M3&M4のツイストフェースはどれぐらいショットに影響を及ぼすのか? 近々、神田のスタジオで、高速度カメラを使ってじっくりとテストしてみたいと思います~。
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フレループ 遂にアナライズでも販売開始しました!!! 是非宜しくお願いします↑クリック
2018年01月16日超私的な提案 50歳過ぎてドライバーの飛距離を伸すコツ、 その2
お待たせしました
明日から、アナライズのWEBショップでもフレループ販売開始します
よろしくお願いします。
1月20日土曜日
- オンプレーンセミナー
- 脱アンダー星人セミナー
まだ若干空きがあります!この機会に是非ご参加下さい↓詳しくはこちらをクリック
昨日は今年初のゴルフ場でのプレー。2月にオンエアされる「武井壮のゴルフコロッセオ」に出演して5ホールプレーしてきました。場所は真名カントリー真名コース(千葉県)。生まれて初めて行きましたが、フェアウェイが広くゆったりと落ちついたレイアウトのコースでした。
冬場はスノボ三昧ということもあり、アプローチの距離感が今ひとつ出ませんでしたが、ロングショットはそれなりにイメージ通りのショットが打てました。普段、神田のスタジオでフレループ、ゴルフの竪琴、そして超軟らかシャフトのEF009を振っているおかげです。ボールを打つことよりも練習器具で正しい動きをチェックした方が、体にいい動きをインプットできます。昨日の撮影ではそれを再確認できました。
そして撮影を終えた午後には、メトログリーン東陽にて三菱ケミカルの新製品「KUROKAGE XD-Series」を試打。50g台のR、SR、S、X、60g台のSRとS、計6モデルを打ちましたが、いずれもしなり感はクロカゲならでは。シャフトの挙動は穏やかでコントロール性に優れています。XTシリーズに比べると、少しだけ手元側が軟らかくて、先端側の強度が上がっています。これにより、インパクトでしっかり叩けるテイストを実現しつつ、低スピン弾道が打ちやすくなってます。試打ヘッドがテーラーメイドのM1だったということもあり、直進性が高く、そして低スピン感が強い弾道。高弾道でキャリーを稼ぐというよりは、中弾道でキャリーとランが出やすい球が打てます。フォロー風よりもアゲンスト風で飛ばせるシャフトという印象を受けました。
さて、今回も50歳からの飛ばしのコツについて。キーワードとなるのが「分厚いインパクト」「厚い当たり」「捕まった手応え」です。これらの条件を満たすには、以下の3つの要素が求められます。
・芯に当てる(芯で捕らえる)
・ヘッド軌道に対してフェース面がスクエア、もしくはややクローズ
・シャフトがしなり戻りながらインパクトを迎える
芯で捕らえることについては説明の必要がないと思いますが、2つめの「ヘッド軌道に対してフェース面がスクエア、もしくはややクローズ」については、正しく理解する必要があります。ミスショットして飛ばない時、「インパクトでフェースが開いた」と口にする人がいますが、この「フェースが開いた」は何に対して開いたのかを理解しておかないと、効率の良いインパクトを迎えることはできません。
フェースが開いたというのは、正確に言うと、ヘッド軌道に対してフェースが開いたということです。アウトサイド・イン軌道のスライサーの場合、フェースが目標を向いた状態でインパクトを迎えても、ヘッド軌道に対してはフェースが開いた状態になります。例えば、3度のアウトサイド・イン軌道でスイングしている人の場合、インパクトでフェースがスクエア(0度)でもフェースが開いたことになりますし、インパクトでフェースが2度クローズでもフェースが開いたことになります。どちらの場合も、ヘッド軌道(3度のアウトサイド・イン軌道)に対しては、フェースが開いた状態になるからです。
そして、物理的な説明を加えると、アウトサイド・イン軌道の人の場合、フェースの向きが同じであっても、アウトサイド・イン軌道の度合いが強くなるほど、結果的にはフェースが開いた度合いが強くなり、インパクト効率が下がって飛距離が出づらくなるのです。すなはち、アウトサイド・イン軌道に振るというのは「インパクトでフェースを開いた」ということと同じなんです。
ですので、アウトサイド・イン軌道でスライスになっている人の場合、インパクト効率を高めるには、インサイド・イン軌道の人や、インサイド・アウト軌道の人よりも、かなりフェースを閉じる度合いを強くして、初めて「厚いインパクト」「捕まった手応え」になるのです。例えば、5度のアウトサイド・イン軌道の人の場合、インパクトでフェースが5度以上クローズ(5度以上被った状態)になることが求められるのです。
5度もフェースが被った状態でインパクトを迎えると「引っかけ」のミスが出そうな感じがするかもしれませんが、5度アウトサイド・イン軌道で振っている人の場合、フェース向きが5度クローズで、「5ー5=0」となり、ボールは左に5度飛び出しますが、ボールにはスライス回転がかかりません。5度左にストレート弾道で飛びます。このタイプの人の場合、フェアウェイに真っ直ぐ打ちたいならば、アドレスであらかじめ5度右を向いておけばいいだけのことです。
アウトサイド・インのカット打ちは飛ばないと言われてますが、これはアウトサイド・イン軌道そものもが悪いわけではありません。アウトサイド・イン軌道になるほど、インパクトでフェースが開く(正確にはヘッド軌道に対してフェースが開く)度合いが大きくなるからです。言い換えると、アウトサイド・イン軌道でも、しっかりフェースを閉じることができていれば、インパクト効率が高くなり、ミート率を1.5に近づけることが可能になるのです。次回は、フッカーがインパクト効率を高めるコツについて説明します~。
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冬場のアプローチがとってもやさしくなる
2018年01月14日超私的な提案 50歳過ぎてドライバーの飛距離を伸すコツ、 その1
一昨日金曜日はライオンズCC(兵庫県)にて新製品の高反発ドライバーと高反発アイアンの動画撮影。昨日同様日は、アナライズ神田スタジオにで「インパクトセミナー」と
「シャフトセミナー(ウッド編)」を実施しました。動画撮影とセミナーは脈絡がなさそうですが、実はつながっています。
セミナーで説明していることを意識するだけで、クラブの性能を引き出しやすくなり、開発者が意図したショットが打てるようになるからです。守秘義務があるのでクラブ名は公表できませんが、今どきのクラブは性能を引き出せるスイングをしてやれば、パワーは必要ありません。体の負担が少ないスイングでヘッドスピードが40m/sぐらいでも250ヤード近く飛ばすことが可能です。
さて、今回も50歳から飛距離を伸す方法について超私的に説明します。前回のエントリーでも書きましたが、クラブの性能を引き出して飛距離を伸すために必要なことは、
・エネルギー効率が高い(エネルギーロスが少ない)インパクト
・テコの原理を上手く使うこと
・シャフトのしなりを上手く利用すること
この3つを実現できれば今どきの進化したドライバーの性能を100%引き出せますし、50歳過ぎてもドライバーの飛距離を20ヤード以上伸すことも十分可能です。ルールを超えた高反発ドライバーを使えば、さらに飛距離を伸ばせるようにもなってきます。
今回は、この3つの中でもっとも効果があって、もっとも手っ取り早く実現できるエネルギー効率が高い(エネルギーロス)が少ないインパクトについて説明します。
エネルギー効率が高い(エネルギーロス)が少ないインパクトというのは、弾道計測を使うと「ミート率」という数値で出ます。ミート率の数式は、、、
ボール初速÷ヘッドスピード=ミート率
例えば、ヘッドスピードが40m/sでボール初速が60m/sでならばミート率が1.5。ヘッドスピードが40m/でボール初速が56m/sならばミート率が1.4となります。
物理的にはミート率が1.5というのが理想値で、プロのミート率というは1.5に限りなく近いです。対して、アマチュアゴルファーの多くは1.45以下です。このミート率を上げることができれば、ヘッドスピードがまったく同じでも飛距離を5~10ヤードは伸ばせます。
ちなみにインパクト効率が低い人(ミート率が低い人)の場合、クラブを振った方向と全然違う方向にボールが飛び出しやすくなります。ドライバーの場合、クラブを振った方向ではなくて、インパクト時のフェース向きの方向にボールが飛び出しやすくなるからです。
では、どうすればプロのようにミート率を1.5に近づけることができるのか? キーワードとなるのが「分厚いインパクト」「厚い当たり」「捕まった手応え」です。これらの条件を満たすには、以下の3つの要素が求められます。
・芯に当てる(芯で捕らえる)
・ヘッド軌道に対してフェース面がスクエア、もしくはややクローズ
・シャフトがしなり戻りながらインパクトを迎える
プロのインパクトを分析するとこの3つの条件がすべて満たされてます。対して、アマチュアの多くはこの3つの条件がすべて満たされている人は少ないです。芯で打つことはできた時でも、ヘッド軌道に対してフェースが開いていたり、シャフトのしなり戻りがタイミング良く発生していない状態でインパクトを迎えています。このため、フェースの芯で捕らえて打った時でもミート率が1.4~1.45ぐらいに留まってしますのです。
ミート率が1.5に限りなく近い人を除けば、インパクト効率を上げることができればすぐに10ヤードぐらいは飛距離を伸ばせます。50歳以上の人でもインパクト効率を上げることは十分可能です。なぜならインパクト効率を上げるのにあパワーが必要ないからです。
次回はインパクト効率を1.5に近づけるコツについて、じっくりと説明します~。
(▼▼)b
アプローチがとってもやさしくなる
2018年01月11日超私的な提案 50歳を過ぎてからドライバーの飛距離を伸すコツとは!?
今週末(1月13日土曜日)の
インパクト解析セミナー
シャフトセミナー(ウッド編)
まだ若干空きがあります!この機会に是非ご参加下さい↓クリック
一昨日(平成30年1月9日)、キャロウェイの新製品「ROGUE」の記者発表がありました。昨年大ヒットしたEPICの流れを汲んだモノ作りがなされてますが、EPICのモデルチェンジではなく、新しいブランドとして売り出されます。名前がまったく違うわけですから当たり前と言えば当たり前な展開です。
ROGUE(ローグ)の発表前のキャッチコピーは「エピックを超えなければ出す意味がない」。なんとも挑戦的で魅力的なコピーですが、ローグの特徴は、、、
常識を変える、「飛距離性能」「やさしさ」「フィーリング」。
エピックの飛び性能を踏襲しつつ「やさしさ」を増しているのがローグということになるようです。実際、クラブを見比べてみてもローグの方がヘッドが大ぶりで、見た目のやさしさを強くアピールしています。重心が深くなるような設計もなされているので、エピックよりもローグの方がボールが上がりやすくなっているのでしょう。記者発表の席ではエピックよりもローグの方が慣性モーメントが10%増したとコメントされていたことを考えると、重心距離も少し長くなっているのかも知れません。
シャフトのバリエーションも豊富でストックシャフト(純正シャフト)で40g台、50g台、60g台をチョイスできます。3つの重量帯をラインアップすることで、40歳以下、50歳代、そして60歳代のゴルファーをカバーしようと考えているのでしょう。これは非常にユーザーにはありがたい配慮で、他のメーカーもぜひとも追従してもらいたく思っています。手前味噌ですが、アナライズのクラブもシャフト重量のバリエーションがあり、ウッド用シャフトは40g台、50g台、60g台、そして65g台の4つの重量帯をラインアップしています。
キャロウェイに限りませんが、新製品を出すときメーカーはマストセールスポイントとして「さらなる飛び」をアピールしています。来週発売されるピンとテーラーメイドの新製品も「さらなる飛び」「史上最高の飛距離」を謳ってくるはず。実際、プロゴルファーがテストした場合、このキャッチコピーには嘘偽りがなく、新製品で飛距離アップを実現していると思います。
では、アマチュアゴルファーがこれらの新製品を使えば、「さらなる飛び」を手に入れられるのか?
結論から先に言うと、「さらなる飛び」を得られるとは思いますが、プロに比べると「飛び」の恩恵を受ける度合いが少ない人の方が多いでしょう。ゴルフクラブは楽器と同じで、演奏者(プレーヤー)がどんな風に楽器(クラブ)を使うかで音色(飛距離)が変わってくるからです。誤解を恐れずに言えば、道具が進化すればするほど、上手な人が得られるメリットが大きく、下手な人は得られるメリットが小さくなるのです。
今どきの進化したゴルフクラブはパワーがなくても、スキル(技術)が高ければ道具の進化の恩恵を存分に受けることができ、飛距離を伸すことができます。ドライバーのヘッドがパーシモンでシャフトがスチールの時はパワーがなくては飛距離は出ませんでしたが、今どきの大型ヘッドでシャフトが軽いカーボンの時代は、パワーがなくても飛距離を出せます。スキル(技術)があれば、50歳を過ぎても、60歳からでもドライバーの飛距離を今よりも20ヤード伸すことは可能なんです。
では、どんなスキル(技術)があれば、50歳過ぎてもドライバーの飛距離を伸ばせるようになるのか?
50歳以上のゴルファーが飛ばすために必要なスキルは、、、
・エネルギー効率が高い(エネルギーロスが少ない)インパクト
・テコの原理を上手く使うこと
・シャフトのしなりを上手く利用すること
この3つです。この3つをスイング中に実現できれば今どきの進化したドライバーの性能を100%引き出せますし、50歳過ぎても飛距離を20ヤード以上伸すことも十分可能です。もちろんこの3つを会得することは簡単ではありませんが、ベンチプレスで100キロ持ち上げたり、フルマラソンを3時間以内で走るような体力は必要はありません。50歳過ぎた人で1日1万歩ぐらい歩ける体力、駅の階段を上り下りできる体力が備わっていれば、ことさら筋トレしなくても、会得できるスキルです。
50歳過ぎたら体力が落ちて飛距離も落ちるのは致し方ない、、、
それをカバーするために新しいドライバーを手に入れることは至極真っ当なことです。しかしながら、道具に頼って飛距離を伸すには、プレーヤーが道具の良さを引き出せるようになっていることです。次回は50歳から飛距離を伸すために必要なスキルの磨き方についてじっくり説明致します~。
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インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください
シャフトスタビライザー ←クリック
インパクトでグリップが浮いて、ヘッドが垂れる人、チーピン、フックに悩む人、ミート率が悪い人に効果があります!! 是非お試しください





























