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2018年03月22日超私的な考察 ゴルフには初心者を定義付けできる基準がないって本当なのか?

 

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昨日の関東エリアは真冬に戻ったような寒さで、多くの場所で雪も降りました。神田もみぞれっぽい雨が終日降り続きましたが、そんな中、マーク金井は神田のスタジオアナライズセミナーを開催。午前中は「初心者セミナー」、1時間の休憩を挟んで午後からは「飛距離アップセミナー」そして、30分弱の休憩を挟んでプライムゴールド会員に向けて個人セミナーを実施しました。

 

アナライズ「初心者セミナー」は他とちょっと違い、ゴルフ歴が1年未満の初心者だけでなく、ゴルフ歴が10年以上の人も参加します。初心に戻ってゴルフを見つめ直したい人にも門戸を開いているからです。

 

では、「初心者セミナー」ではどんなことをレクチャーしているのか?

 

一般的なゴルフスクールでは、グリップやアドレスから教えることが多いですが、アナライズ「初心者セミナー」ではそれは省きます。グリップの握り方については、野球と同じ握り方。ゴルフのベースボールグリップではなくて、野球のバットと同じ握り方をしてもらっています(野球の握り方にこだわる理由についてはYouTubeで説明してますので、ご覧になって下さい)。

そして、実際にレクチャーに始める前に、こんな質問をします。

 

 ゴルフの初心者とはいったいどんな人(技術レベル)なのか?

 

 

参加者にこの質問をした所、いろんな答えが返ってきましたが、明確に初心者を定義できる答えは返ってきませんでした。もし、皆さんもこの質問を投げかけられたら答えに戸惑うのではないのでしょうか?

 

初心者とは技術が未熟な人の総称で、ざっくばらんに言えば「ゴルフの下手な人」ということになり、上級者は「ゴルフが上手い人」になります。では、下手な人と上手い人の違いを具体的に問いただされたら、具体的に答えられるかというと、はなはだ疑問です。その証拠と言ってはなんですが、ゴルフ雑誌やレッスン書、インストラクター向けの指導書にも初心者を具体的に定義する説明はなされてません。

 

他方、スノボの場合は、初心者から上級者までの明確な基準があります。そして、スノボスクールではその基準にのっとってクラス分けがなされます。

 未経験者
 横滑りは何とか出来るレベル(初心者)
 左右どちらかのワンターンができるレベル(初心者)
 連続ターンができる(中級者)
 カービングターンらしきものができる(中級者)
 カービングターンができる(上級者)
 ショートターン(小回り)がちゃんとできる(上級者)

 

スノボの場合、自分がどこまでできるかを自分で判断できますし、コーチも判断できます。なので、スノボの場合は自分が初心者なのか、中級者なのか、上級者なのかの見極めやすいし、腕前を見極めることに対する勘違いも少ないです。

 

ゴルフの場合、このスノボのような基準は残念ながらありません。スコアが110以上だと初心者とか、100を切ったら中級者というのはありますが、スコアとスイングの習熟度は必ずしも一致するわけではありません。スコアが良くてもスイングに問題を抱えている人が少なからずいるからです。

 

では、初心者の定義はどんな風にすれば、スノボのように分りやすく定義できるのか?

 

超私的なことを言えば得て、ゴルフもスノボと同じく技術レベルで判断基準を作った方が、分りやすいし、技術レベルを上げていけるようになると思います。スノボのように、ここまでしかできない人は初心者、ここまでできたら中級者、これができたら上級者という風になれば、ゴルファー自身が自分のレベルを把握できますし、レベルアップの為に何が必要かが分ってくるからです。

 

では初心者はどんなことができていないのか?

 

練習場でボールを打っている初心者を観察すると、共通している動作がいつかあります。

 

それは、左右の手の役割分担がちゃんとできていないことと、ボールを捕まえるということができていないことです。

 

 

スコアが非常に悪い人に共通していることですが、ボールがちゃんと当たらない人、ボールがちゃんと飛ばない人9割近くの人は、両手の役割分担がちゃんとできてませんし、ボールを捕まえるために必要な動作ができてません。

 

言い換えると、初心者が中級者になるために必要なことは、

 

両手の役割分担を理解し、スイング中に右手と左手の動作を正しく行なうこと。そして、ボールをちゃんと捕まえられるようになること。この2つができれば、そのゴルファーは初心者から卒業して中級者の仲間入りでき、この2つができていなければ、そのゴルファーはスコアが良くなったとしても、スイング的には初心者のままだということです。

 

初心者は何ができていないのかが明確になれば、やるべきことがちゃんと決まり、やるべき練習も決まってきます。やるべきことが明確に決まっていれば、初心者から中級者にレベルアップするのに余計な回り道をしなくてすむと思います~。

 

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2018年03月20日超私的な考察 ナイスショットとミスショットの差はいったいどれぐらいあるのか?

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昨日は兵庫県のジャパンビレッジGCにてサンテレビの「中西清起、小林佳則の熱血ゴルフ塾」にゲスト出演してきました。サンテレビは長寿番組が多いのですが、この熱血ゴルフ塾も10年以上続いており、毎週水曜日の23時からオンエアマーク金井も数年前から定期的にゲストで出演させてもらってます。

 

撮影は時折雨が降りましたが、ズブ濡れになるほどではありませんでした。気温もそれほど低く無かったこともあり、予定通りに収録終了。今回もリンクスゴルフのサポートで高反発ボール「飛砲」を使いました。ルール適合外のボールだけあって、飛距離性能は申し分ありません。ドライバーも飛びますが、アイアンの弾道がとにかく強く、普段よりも1.5クラブ分ぐらい飛距離が伸びました。競技志向ではなく、飛距離不足をギア(道具)でリカバリーしたいシニアゴルファーにとっては、高反発ボールは大いにアリだと思います。

 

さて、一雨ごとに桜の開花が近づいています。マーク金井もスノボモードからゴルフモードに切り替わりつつあり、神田のスタジオでは試打に加えて、自主練習の時間も増やしています。昨日も姫路から新幹線で東京に戻り、そこから神田のスタジオに向かって、サクッと新製品ドライバーの試打とコソ連を15分ほどやってきました。試打の時は高速度カメラで1球づつ計測し、コソ連の時は1球づつiPhoneでスイングを自撮りします。

 

1球打っては自撮りした動画をチェックしてますが、

チェックする度に思う事があります。それは、いい感じで球を捕らえてナイスショットした時と、当たり損ねたミスショットをした時を比較すると、

 

 スイングに中の動きに大きな差がない!!!!!

 

ということ。アマチュアゴルファーの中には、ナイスショットした時とミスショットした時では「これでもかってぐらい動きが違う」と思っている人が少なからずいますが、そんなことはありません。ナイスショットした時とミスショットした時では、スイング中の動きの差は、微細なんです。そして、誤解を恐れずに言うと、ミスショットした時でもスイング中の動きは「わりといい感じ」なんてことが少なからずありますし、ナイスショットした時でも「スイング的にはあまりよくない動き」をしていることも少なからずあるのです。

 

では、なぜ動きの差が微細なのに、ショットの結果は大きな差になるのか?

 

ここからは超私的な推測ですが、ひとつはゴルファーの感覚が思いのほか鋭いからだと思います。ナイスショットとミスショットの違いはミリ単位にしか過ぎませんが、そのミリ単位な出来事をゴルファーはセンチ単位、10センチ単位で感じ取っているのです。客観的にみた動きの差は微細でも、本人が感じている違和感が大きいために、ミスした時はとてつもない悪い動きをしたと感じ取ってしまうのでしょう。

もうひとつ考えられることは、タイミングのズレです。ナイスショットとミスショットとで動きの差は微細であったとしても、インパクトを迎えるタイミングがズレます。このタイミングのズレに対して、ゴルファーは重篤な失敗をしでかしたと感じ取ってしまうのだと思います。言い換えると、プロだけでなく、多くのアマチュアもミスに対してのセンサーが鋭いのです。

 

 では、このミスに対する鋭敏なセンサーはゴルファーの上達に役に立つのか?

 

この点に関しても超私的なことを言わせてもらうと、実は、この鋭敏なセンサーは上達にはあまり役に立ちません。何故かと言うと、ナイスショットを打った時のスイングとミスショットを打った時のスイングに違いがあるとジャッジしてしまうと、「悪い打ち方をした時にナイスショットが出ると、その打ち方は良い打ち方をした」と判断を下す可能性が非常に高くなるのです。

 

大事な事なので繰り返すと、ショットの結果に対してフィードバックを重要視すると、「悪い打ち方でナイスショットを打ってしまうと、悪いスイングを固める」というリスクが増してくるのです。

 

ゴルフに錯覚はつきものですが、ゴルフは良いスイングをしてもミスショットになることもあれば、悪いスイングをしてもナイスショットが出ることもあるのです。この残酷な現実を知っているのと知らないのとでは、ゴルファーの行く末は大きく変るのです~。

 

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2018年03月18日超私的な考察 真面目に練習場に通ってもスコアアップしない理由とは!?

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一昨日の金曜日、2週間ぶりに早朝スノボに行ってきました。シーズン中は週2ペースで滑っているので久しぶりという感じでした。雪なのか雨なのかよく分らない天気だったこともあり、30分滑っては40分休憩というまったりしたペースで滑走。スキー場にも関わらず、休憩時間はずっとゴルフ談義してました(笑)。

 

 

昨日土曜日は、快晴。ガーラ湯沢もいいお天気みたいでしたし、アナライズがある神田も快晴。絶好のスノボ日和り、絶好のゴルフ日和の中、神田のスタジオではアナライズセミナーを実施しました。前半は「ゴルフの竪琴セミナー」、1時間の休憩を挟んだ後半は「シャフトセミナー、アイアン編」。おかげさまでどちらも満員御礼です。

 

セミナーの受講料は3000円。都心の練習場でがっつりボールを打った時とほぼ同じぐらいだと思います。セミナー中、受講者がボールを打つ数は10球ほどなことを考えると、1球あたりの単価は練習場の方が断然安いです。ボールを打つことが練習だと思っている人にとっては、アナライズセミナーは相当割高で、練習場よりもコスパがかなり悪いことになります。

 

 では、真面目に練習場に通ってボールを打つと本当に上手くなれるのか?

 

マーク金井は冬の間、頻繁にスノボに行きますがフリーで滑ることは皆無です。ガーラ湯沢で滑る時も、北海道で滑る時もスノボのコーチに教わりながら滑ります。教わらないで滑ると変な癖が付くリスクがあるのと、コーチと一緒に滑って方が怪我やリスク回避につながるからです。

 

ゴルフもしかりです。

 

練習場に頻繁に通ってボールを打つと、ボールを打つ事に慣れてきます。しかし、スノボがそうであるように、ゴルフの場合も未熟な人の場合、教わらないでボールを打つと我流になるリスクが高まります。教わりながらボールを打てば、練習場に通うほどに上達できますが、そうでなければ練習場にしょっちゅう行っても右肩上がりで上達できるとは限らないのです。

 

 

それだけではありません。実は、練習場に頻繁に通っているゴルファーには、もうひとつ落とし穴が待ち受けているのです。

それは、、、、

 

 ナイスショットの呪縛です!!!!

 

 

コースと違って練習場は何発でも続けて打ちます。コースでプレーする時のように歩いては打つということはしません。打ってボールがネットに当たったり、着地したら、すぐに次のボールを打てます。打ち放題ならば、打っては次のボール、打っては次のボールを打つ人もめずらしくありません。そして、練習場でボールを打っている人の大半は、ナイスショットの数を増やそうとしがち。ナイスショットがたくさん出れば「調子が良く」、ナイスショットの数が少ない時は「調子が悪い」という判断を下してます。

 

 練習場ではナイスショットを打つことが練習の目的になりがちなのです。そして、ナイスショットを打った時というのは「気持が良い」わけですから、練習場では、無意識の内にナイスショットの「気持ち良さ」を増やしたくなるのです。

 

その結果、コースに出た時も、練習場と同じく「ナイスショットを打ちたい」「ナイスショットを打って気持ち良くなりたい」という風になり、、、、

 

ナイスショット=良いスコア

 

という図式が、無意識の内に脳内プログラミングされてしまうのです。

 

ナイスショットを打てば、もちろんいいスコアを出す上でアドバンテージになります。しかしながら、コースでは「ナイスショット=良いスコア」になるとは限りません。ドライバーが今日イチの当たりでフェアウェイキープしても、セカンドを引っかけてグリーンを外せばボギーやダボが簡単に出てしまうからです。

 

ゴルフはミスのゲームです。

 

 

プロでもスタートホールから最終ホールまでナイスショットを打ち続けることはめったにできません。プロや上級者が良いスコアを出せるのは、ナイスショットが多いからではなく、いいスコアが出やすいミスショットを打っている回数が多いからなんです。

 

 

ナイスショットは打つと気持ちいいですが、ゴルフでいいスコアを出す極意は気持ち良さを求めるのではなく、スコアに響かない(悪いスコアにならない)、レベルの高いミスショットの数を増やすことなんです。超私的なことを言わせてもらうと、ミスショットでいいスコアを出すコツが分ってくれば、いいスコアが出るミスショットを打つ練習をすれば、9割以上のアマチュアゴルファーは、練習すればするほど右肩上がりでスコアが良くなってくるのです。

 

 ゴルフは確率のゲームです。

 

練習場を本当に上手く活用するには、ナイスショットを増やすことよりも、良いスコアを出せるミスショットを打てるようになること。ナイスショットよりもミスショットにこだわって練習できるようにならば、ゴルファーの努力は必ず報われるのです~。

 

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2018年03月15日超私的な提案 ダフりのミスが出やすい春先の芝から上手くボールを捕えるコツとは!?

こちらのアナライズのプライム会員の募集は

本日の午後2時まで

午後2時以降応募できません。(銀行振り込みをご希望された方 お申込み頂いても、本日午後2時までに振込されていない方は、申し込みは無効となりますので、振り込みのご確認を)


関東エリアは一気に春めいてきました。昨日は富里ゴルフ俱楽部でドライバーの試打&撮影をやってきましたが、半袖でも汗ばむ陽気。最高気温は20度近くあり、帰りの車中ではエアコン(冷房)を入れました。ここまで暖かくなると、スノボよりもゴルフに行きたくてウズウズしてきます。確定申告も済ませたので、早朝スノボから、薄暮ゴルフ三昧にシフトします。

 

ゴルフにもってこいの季節がやってきましたが、フェアウェイの芝はまだ茶色いままです。芝が緑色になるにはあと1ヶ月ほどかかりそうですが、この時期、ゴルファーを悩まされるのが芝の薄さと、芝がぬかるんだ状態でのショットでしょう。フェアウェイにボールがあっても、芝が薄かったり、芝がぬかるんでいると、ボールはまったく浮いてません。見るからに、嫌な感じがしますし、実際ちゃんと打つのが難しいライです。

 

 

春先の芝は、夏場の元気な芝に比べるとミスの許容範囲が狭くなり、ダフったり、ザックリのミスが出やすくなります。ダフらないようにボールだけクリーンに打とうとするほど、余計にダフってしまう人も少なからずいます。

 

では、どんなことを考えて打てば、春先の芝でボールを上手く捕えられるのか?

 

ボールを普段よりも右に寄せ、ハンドファーストに構える。

 

ボールを右に寄せた方がダフりにくいと思っている人、芝が薄い時にダウンブローに打ち込みたい人は、こんなことをしがちです。確かに、ボールを右に寄せた方が上からヘッドを入れやすくなります。しかしながら、この方法はかなりリスキーなので、あまりお勧めしたくありません。上からヘッドを入れる感じが強くなると、入射角が鋭角になり、少しでも打点がズレたら、大ダフりやザックリになったり、トップが出やすくなるからです。

 

超私的な提案ですが、春芝(薄い芝、ぬかるんだ芝)では、ボールをクリーンに打とうとするよりも、わざと少し手前からヘッドを入れることをお勧めします。例えば、ボールの少し手前にガムテープが敷いてあるとすれば、アイアンのソールでガムテープをはぎ取るような感じでスイングするのです。ガムテープをはぎ取るためには、ボールに対してダイレクトにヘッドを入れるのではなくて、ボールの少し手前から「浅い入射角」でヘッドを入れることが求められます。

 

「浅い入射角」で、ボールの手前からヘッドを入れることができると、春芝でもボールを上手く拾うことができますし、ダフり気味にヘッドが入っても、ソールが滑ってくれるので大きなミスになりません。ナイスショットした時の9割ぐらいの飛距離が出るので、グリーンエッジまでボールを運べるようになるのです。わざと手前からヘッドを入れるようにすれば、ナイスショットの確率は下がるものの、大ダフり、ザックリといった致命的なミスを劇的に減らせるのです。

 

 

 

このガムテープのイメージは練習場でも試せます。

 

 

5センチぐらいに切ったガムテープを人工マットに貼り、その上にボールを置いて打って下さい。ボールの手前側にガムテープを少しはみ出させておき、ボールではなく、ガムテープをクラブのソールではぎ取るようにするのです。試していただくと分りますが、ガムテープを上手くはぎ取れると「なんだこりゃ~」ってぐらい、芯を喰った当たりになるのが体感できます。

 

 

春芝はメンタル的な対処法もあります。ボールをライが悪くて「ダフりたくないなぁ」と感じた時、クリーンに打とうと考えると自分で自分にプレッシャーをかけることになります。こんな時は、「バンカーからホームラン打つ」というイメージを持ってスイングしてみて下さい。説明するまでもありませんが、バンカーショットはわざとボールの手前をダフらせ、砂の爆発力を利用して打ちます。ホームランというのは、ダフらせて打とうとしたにも関わらず、ダフらないでクリーンヒットしてグリーンオーバーしたミスです。

 

 

そうです。ホームランのミスはダフって打とうとした時にクリーンに当たるミス。ならば、春芝の時も、「ここはバンカーだと思ってホームランを打ってやれ」という風に、自分を上手く騙せばいいんです。

 

子供だましみたに感じるかも知れませんが、まずは騙されたと思って試してみて下さい。いろんなゴルファーにこの方法を試してもらいましたが、実は、5割以上の確率でナイスショットが出ています。クリーンに打つというのもホームランというのもやっていることは同じですが、ホームランの方がゴルファーに与える心理負担が軽減され、それが好結果につながるようです~。

 

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2018年03月13日超私的な試打ラウンドインプレッション テーラーメイド M4 D-TYPEドライバー

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一昨日の日曜日は東日本震災チャリティコンペ。規模としては小さいですが、今年で8回目の開催です。今回は参加者の皆さんのおかげで20万4000円のチャリティ基金が集まりました。復興は進んでいるとはいえ、まだまだ震災の傷跡は残っています。来年も再来年も、そしてできうる限りこのチャリティコンペを続けていくつもりです。

チャリティコンペは毎年、9ホールの聖地とも呼ばれる「千葉市民ゴルフ場」で開催。クラブは7本以内、担ぎセルフ、そして目土をしながらのプレー。マーク金井もそのルールに乗っ取り、当日はドライバー、UT(18度)、7I、9I、PW、SW、パターというセッティングでプレー。今シーズン、初の担ぎセルフ9ホールでしたが、2番でラッキーなチップインバーディーで波に乗れ、終わってみればノーボギー、3バーディー。120ヤード以下のセカンドショットが安定したこと、そして3パットが無かったことが好スコアにつながりました。

 

ー○ーー○ー○ーー 33
202212122 14

 

千葉市民は初心者にもプレーしやすいレイアウトで、OBはコースの外周だけ。フェアウェイも広々しているのでクラブをテストするのにも適しています。日曜日のラウンドでは、テーラーメイドM4 D-TYPEを試打してきました。

 

 

さて、このM4 D-TYPE

 

 

米国では通常のM4と併売されていますが、日本では未発売モデル。M4 D-TYPEのネーミングが示す通り、ドローが打ちやすい(捕まりが良い)のが特徴です。ソールを観ると、通常のM4はバックフェースにウエートが配されていますが、M4 D-TYPEはヒール寄りにウエートが配されています。重心距離を測ってみると、

 

M4の重心距離が44.5ミリなのに対して、M4 D-TYPEの重心距離は38ミリ。

なんと、なんと6.5ミリも違います!!!!!

見た目はほとんど変らないのに重心距離が6ミリ以上も異なるドライバー作ってしまうなんて、今までありません。テーラーメイドの設計陣が相当頑張ったことが窺い知れます。

 

では打ち比べてみてどうなのか?

 

スペックだけでクラブの性能が決まるわけではありませんが、重心距離が6ミリ以上異なれば、捕まり具合の差は歴然。M4に比べると、M4 D-TYPEの方が捕まりが格段に良くなってます。M4は普通に打つとストレートから軽いフェードになるのに対して、M4 D-TYPEはドローから強めのドロー弾道。M4を基準にすれば、M4 D-TYPEはドローが打ちやすくチューニングされていますし、一般的な460ccドライバーの中でも捕まりがいい部類です。そして、M4 D-TYPEを基準にすれば、M4は左へのミスが出づらく捕まりづらいドライバー、一般的なドライバーの中でも捕まりづらい部類です。

 

 

捕まり以外に関しては、M4M4 D-TYPEの間には差がほとんどありません。ボールの上がりやすさ、スピン量に関してはどちらも同じ感じですし、ツイストフェースが及ぼす影響も変りません。どちらもリアルロフトが少なめなので、ロフト9.5度だと少しボールが上がりづらく、抑えた弾道が打ちやすくなっています。

 

ただし、両者は重心距離が大きく異なるためにスイートスポット位置が異なります。

 

M4のスイートスポット位置はフェースのほぼ中央に対し、
M4 D-TYPEのスイートスポット位置はフェース中央よりもヒール側にあります!!

 

 

ピンは捕まりが異なるタイプのドライバーを日本でもラインアップしているのに対して、テーラーメイドは今のところM4はノーマルタイプのみの販売。M4 D-TYPEをライアップから外しています。超私的なことを言わせてもらうならば、スライサーにはM4よりもM4 D-TYPEの方が相性がいいし、やさしく飛距離を伸ばせます。M4はまだ発売したばかりなことを考えれば、今からでも遅くありません。M4 D-TYPEの日本発売をぜひともやってもらいたいです。

 

今のところ、M4 D-TYPEはインターネット通販で入手可能です。マーク金井は現地のショップにも行ったことがあるカリフォルニア州のFAIRWAY GOLFで購入。ここはドライバーの購入だと送料無料なのでありがたいです~。

 

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