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2019年01月22日超私的なスローガン 今年はグリップの太さをじっくりと研究します!!
YouTubeアナライズチャンネル 新しい動画は
今話題のテーラーメイドM5ドライバーをマーク金井が徹底試打インプレッションします
ここでも書きましたが、先週の水曜日、ボウリングを再デビューしました。スノボの時もそうですが、ボウリングもやるからにはちゃんとプロに教わります。教わるのは東京ポートボウル内でプロショップを運営されている半井清プロ。先週はマイボールを作っていただき、そして投げ方、狙い方を教わりました。
今週も2回ほど投げに行くつもりですが、それと同時にマイシューズと2つめのボールの製作をしてもらいます。ボウリングはゴルフよりもレンタルが充実していますが、本格的にやるにはマイボールとマイシューズがあった方がいいと思うからです。
さて、このボウリングのボール作り。
マイボールを作る時に選択する項目は、ざっとこんな感じです
ボールの重さ
ボールの材質(曲がりの特性)
指を入れる穴の大きさ
スパン(穴と穴の間隔)
穴を空ける位置決め
ゴルフに比べるとかなり細かく自分の手のサイズを計測されます。指の太さ、指の長さ、、そして手の平の大きさ。また、親指がどれぐらい曲がるかもチェックされました。なんでも、親指の関節が硬いか軟らかいかでリリース(ボールを離す)のタイミングが変り、
親指の関節が硬いか軟らかいかでも穴の開け方が変るそうです。
半井プロに言われるがままに手を計測してもらい、マイボールを作ってもらいました。マイボールを作るのも46年ぶりですが、ボウリングがいいなぁと思ったのは、計測してすぐにマイボールが出来上がること。その場でボールを選び、穴のサイズを測り、その場でドリルで穴を空けたら完成。出来たてほやほやのマイボールで2ゲーム投げたら、、、
1ゲーム目が104点
2ゲーム目が188点
わずか1ゲームを消化しただけで、自分でもびっくりするような好スコアが出たのは、もちろん半井プロのアドバイスとマイボールのおかげです。自分の手にちょいどいいサイズだから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、手に持った時、穴とスパン(穴と穴の間隔)がちょうどいいので持つのに余計な力が入りません。投げる時も必要以上にボールを握り込まないで済むので、力まずリラックスして投げることができました。
そして、マイボールで投げてみて改めて感じたのが、ゴルフにおいてもグリップの太さというのは「スイングに少なからず影響が出る」ということです。
ゴルフはボウリングのようにクラブを放り投げることはやりませんが、ボウリングと同じく道具を握ります。握って道具を操るということを考えると、手のサイズとグリップの太さには何らかの因果関係があり、グリップの太さが手のサイズに合っていないとスイングしづらくなる可能性が非常に高いのです。
ゴルフの場合、左手にグローブをはめます。グローブのサイズは男性用ならば21センチから1センチ刻みで26センチぐらいまで選べます。
対して、ゴルフクラブのグリップの太さというのは、グローブのようにサイズ(太さ)が明記されていませんし、市販クラブではサイズを選ぶということもほとんどできません。今のところ、大手メーカーでサイズ違いのグリップを最初から数種類ラインアップしていて、グリップの太さもフィッティングしているのはピンだけでしょう。
グローブのサイズは数値化されていてバリエーションがあるのに、グリップの太さは数値化されておらずバリエーションも豊富じゃありません。ボウリングでマイボールを作ってみたら、これってちょっと変なような気がしてなりません。そしてマイボールを作って投げてみて分ったのですが、初心者ほど自分の手のサイズに合ったグリップが装着されたクラブを使った方がスイングしやすいと思えてならないのです。
では、どれぐらいの太さのグリップを選べば、初心者はスイングしやすくなるのか?
手の全体の大きさ、指の長さ、手の平の大きさ、手の厚さ。これらで適正なグリップの太さが決まると思いますが、今の所、明確な指針はありません。手が大きい人は太いグリップ、手が小さい人は細いグリップというのが一般的ですが、これだとボウリングに比べるとアバウト過ぎます。ボウリングを始めたおかげで、ゴルフにおいても手の大きさとグリップの太さの相性について思いを巡らせることができました。これから適正なグリップの太さについてもじっくり考えていきたいと思います~。
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2019年01月20日超私的な考察 テーラーメイドのM5、M6とキャロウェイのエピックフラッシュ。一体どちらが飛ぶのか!?
2019年の1月20日になりました。1月20日と言えば、お年玉年賀はがきの当選番号発表日。今年の1等は現金30万円とのことですが、物心ついてから当たったことがあるのは3等のお年玉切手シートだけです(笑)
そして今日(1月20日)と言えばTV東京「石田純一のサンデーゴルフ」のオンエア日。
マーク金井は先週に引き続き、ゲスト出演させていただきました。午前11時からの放映なので、お時間ございましたらご覧になっていただけると嬉しいです。
2019年に入ってすでにスノボには3回行き、ゴルフクラブの新製品の記者発表(展示会)にも3回行きました。そして生まれて初めて東京オートサロン2019を見学し、46年ぶりにボウリング再デビューを果たしました。スノボの時もそうですが、ボウリングでも最初は肝心なので、東京ポートボウルの半井プロにマイボールを作ってもらい、そしてレッスンを受けてから投げました。第1ゲームはビギナーらしく104点、第2ゲームはビギナーズラックで188点。これから3ヶ月は週2ペースで半井プロのレッスンを受けながら、ボウリングの上達を目指します
この冬はスノボとボウリングが欠かせない行事になってますが、それと同じぐらい欠かせないのが新製品の試打です。1月に入って新製品のドライバー試打も3回行なっていますが、いろんな人から必ずと言っていいほど尋ねられるのが、、、、
ここだけの話、キャロウェイのエピックフラッシュとテーラーメイドのM5、M6とでは、一体どちらの方が飛ぶの?
です!!!!!!!!
ゴルファーならば本当のことを知りたいと思う気持ちは分ります。しかしながら、この手の質問というのは、超私的に言わせてもらうと、、、
キャノンとニコンとではどちらの方が「綺麗な写真」が取れるの?
と聞かれるようなものです。キャノンにはキャノンの良さがありますし、ニコンにはニコンの良さがあります。どちらが良いかは、最終的には使い手の好み、使い手との相性にあると思いますが、実はゴルフクラブにも当てはまるのです。
メーカーに忖度するわけではありませんが、エピックフラッシュとM5、M6の場合においても、最終的には使い手によって導き出される答えは決まります。エピックフラッシュの方が飛ぶ人もいれば、M5、M6の方が飛ぶ人もいるというのが、嘘偽らざる応えです。そして、もしも自分はどっちの方が飛ぶのかを知るためには、両方を大人買いして、実際にコースで試すのが一番確実です。何故かと言うと、人間は選択した方よりも選択しなかった物の方が「より価値がある」と思いたがる習性があるからです。
では、エピックフラッシュとM5、M6の飛ばしのロジックはどう違うのか?
こう質問されれば、明確に違いを説明できます。
どちらもルール適合内でのフェースの反発の高さをアピールしていますが手法が大きく異なります。キャロウェイはAIテクノロジーとスーパーコンピュータを駆使して、波打つような形状の薄肉フェースを搭載。これまでの常識とは逆に、ルール上限ギリギリにも関わらずフェース中央部分が薄くなっているのが特徴です。
対して、テーラーメイドはルール上限を超えた肉薄フェースを搭載し、後からヘッドを一個づつ検品し、レジン(樹脂)をフェース裏側に注入することで(性能低下させることで)、ルール上限ギリギリに収まるようにしています。
この両者の違いは打感にハッキリと出ており、エピックフラッシュは「ガキーン」とフェースが割れるかのような甲高いインパクト音が出ます。M5、M6に関してはレジン(樹脂)がフェース裏側に張り付いているので甲高い金属音ではなく、インパクト音ややや控えめです。
どちらもルール上限ギリギリに迫っているので物理的には「飛び」極端な差は出ないと思いますが、ゴルファー(人間)が打った場合は5ヤードぐらい差がでる場合があります。
エピックフラッシュの方が飛びそうな感じがすると思った人はこちらの方がM5、M6よりも5ヤード以上飛ぶ可能性が高いでしょう。逆もしかりで、M5、M6の方が飛びそうな感じがすると思った人は、こちらの方がエピックフラッシュよりも5ヤード以上飛ぶ可能性が高いです。何故かと言うと、、、
病は気から
という効果が少なからずあるからです。思い込みと言ってもいいですが、実は、この思い込みがいい方向に働くことでスイングがほんの少し良くなって、ミート率がほんの少し良くなってくれば、それだけで5ヤードぐらい距離差が出るのです。これは完全に物理の範疇外ですが、人が無意識に持つ「ポジティブな思い込み」は飛びに少なからず左右するのです。恐らく、メーカー側もそれがちゃんと分っているから、「なんだかとてつもなく飛ぶんじゃないなか」と思わせるティザー広告をやっきになって露出させているのです~。
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2019年01月17日超私的な考察 フェースの反発と同じぐらい飛距離に影響を及ぼす要素とは!?
YouTubeアナライズチャンネル
マーク金井ここだけの話
1月21日21時から生配信します 録画はありませんのでぜひ生でご覧ください
2019年に入って2週間が過ぎようとしています。ゴルフの初打ちはまだ済ませてませんが、今日も早朝スノボに励んでいます。ゴルフは寒いとグリーンが凍って大変ですが、スノボは寒い方が雪のコンディションが良くなります。スノボをやる前は冬の寒さは大の苦手でしたが、スノボを頻繁にやるようになってからは冬の寒さがまったく気にならなくなりました(笑)
寒い方が楽しめるスポーツをやるようになってから冬に対する考え方がガラッと変りましたが、最近、ガラッと変ってきたのがクラブを試打する時の考え方です。かつてマーク金井は典型的なドロー(フック)打ちで、ヘッドの軌道は強いインサイド・アウト。ミスと言えばチーピンと引っかけでした。
それがフレループを振るようになってからは球筋がガラッと変り、今では持ち球がストレートから軽いフェード。ヘッドの軌道はストレートから軽いアウトサイド・インになり、左へのミスはほとんど出ません。ミスする時は、大抵がボールが右に飛びます。
球筋が変われば、当然のことながらクラブに対する考え方(好み)もガラッと変りました。インサイド・アウトでフックを打っていた時は左に飛びづらいクラブの方が上手く打てました。それがややアウトサイド・インでフェードを打つようになってからは捕まりが良いクラブの方が上手く打てますし・・
飛距離、弾道も安定するようになってきたのです。
具体的に言うと、重心距離がとてつもなく長いクラブよりも、重心距離はほどほどの長さの方がクラブの挙動をコントロールしやすくなっています。
そして、ヘッドの軌道がガラッと変ったことで改めて分ったことがあります。
それはインパク時のフェース向き!!!!!
同じヘッドスピード、芯を喰った時でもヘッドの軌道に対してフェースが少しでも開いているとボール初速は上がりません。対して、ヘッド軌道に対してフェースがほんの少し閉じた状態だとボール初速はグンと上がります。例えば、ヘッド軌道に対してフェース向きが1度開いた状態と、フェース向きが1度閉じた状態だと、ボール初速が2m/sぐらいは簡単に変り、飛距離も10ヤードぐらいは平気で変ってくるのです。
超私的なことを言わせてもらうと、どんなにフェースの反発が高いドライバーを手にしていても、ヘッド軌道に対してフェースが開いた状態になっていると、フェースの反発を100%引き出すことはできません。フェースの反発を100%引き出せないわけですから、当然、ボール初速も上がらず、飛距離を伸すこともできないのです。
2019年に入り、テーラーメイドとキャロウェイはルール上限ギリギリの高反発フェースを搭載したドライバーを登場させています。これは非常に魅力的なことですが、インパクトでフェースが少しでも開いてしまうと、高反発フェースの恩恵を受ける度合いは減ってしまうのです。
引っかけやチーピンというのは曲がりが大きくて致命的なミスショットですが、この2つのミスショットというのはボール初速が出ています。なぜならインパク時、ヘッド軌道に対してフェースの向きがクローズ(閉じた)状態になっているからです。皆さんも、フワッとゆっくり飛ぶチーピンというのは、今まで一度も見たことはないはずです。
ドライバーは年々進化を遂げていますが、その進化の恩恵を受けるためにはヘッド軌道に対してフェースがスクエア、もしくはややクローズの状態になっていることが求められるのです。言い換えると、クラブ選びでもっとも大事なのは、インパクト時のフェース向きがオープンにならないクラブをチョイス(選択)することなんです。
ゴルフは物理です。
ヘッドの軌道に対してフェースの向きがスクエア、もしくはクローズになっていると捕まった球が打てます。捕まった球を打つことができた時、今どきの進化したフェースの恩恵を受けられることを、ぜひとも覚えておいてください~。
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2019年01月15日超私的な考察 ドライバー用シャフト、カーボンとスチールで飛距離差は一体どれぐらいなのか?
1月最初の3連休。皆さんはどんな風に過ごされたでしょうか。マーク金井は3連休の初日と最終日に神田のスタジオでアナライズのセミナーを実施し、日曜日は仕事で使っているクルマのシート(助手席)を交換してもらってました。
交換してもらったのは、運転席と同じくレカロのスポーツスター。腰痛持ちということもあり、仕事で使っている椅子とクルマのシートは贅沢をさせてもらっています。車用のレカロに初めて座ったのは30年前。仕事でしょっちゅうお世話になっているカメラマンに中古のレカロを譲っていただいたのが最初で、それ以降は、クルマは替えてもシートはレカロ。同じクルマでもシートがレカロになると腰への負担が劇的に軽減されるだけでなく、クルマの挙動がダイレクトになるのでドライビング(運転)も心地良くなります。
超私的なことを言わせてもらうと6年以上の前の中古車でもタイヤと足回り(ショック&スプリング)、そしてシートをレカロにすれば、乗り心地は劇的に改善され、新車に引けを取らなくなります。今乗っているクルマ(135クーペ)は2011年式ですが、タイヤをミシュランのパイロット4、足回りをビルシュタインに交換しました。これで8年前のクルマとは思えないほどシャキッとし、キビキビ走ります。
さて、レカロは30年前からお世話になってますが、それよりもずっと前にお世話になっているウッド用のシャフトと言えばスチールシャフト。現在はスチールシャフトと言えばアイアン専用というのが常識ですが、30年以上前はアイアンだけでなくウッド(ドライバーやフェアウェイウッド)もスチールシャフトが当たり前でした。
さて、このウッド用スチールシャフト。
重さは100~125gのモノが現在も市販されており、100g前後のモノが軽量タイプです。
シャフト単体の長さはFW用だと43.5インチ、ドライバー用だと46インチ。FW用でもドライバーの長さを44インチ以内にするならば装着できます。
マーク金井は昨年12月、重心距離がゼロに近いドライバー、バンパーに島田ゴルフのウッド用スチールシャフトを装着したプロトタイプを作りました。スペックをざっと紹介すると、、、
長さ 43.25インチ
重さ 353g
バランス C9
振動数 265cpm(Rフレックス)
対して、昨年後半末に衝動買いしたキャロウェイのエピックフォージド(カーボンシャフト装着)のスペックは、、、
長さ 45.5インチ
重さ 291.5g
バランス D1
振動数 250cpm
クラブの重量差が60g以上もあります。クラブ重量が350gオーバーというのは男子プロが使うドライバーよりも重いですが、不思議なことに実際にスイングするとそれほど重く感じません。先日も70歳を越えたアマチュアゴルファーの方に振ってもらいましたが、何の違和感もなくスイングされていました。重さを感じないのは、恐らく、長さが2インチ以上短いこと、そしてヘッド重量自体は重くなっていないからだと思います。
では、スチールシャフト装着とカーボンシャフト装着とではどれぐらい飛距離の差が出るのか?
重くなると振りづらくなる分だけヘッドスピードが下がります。例えば、マーク金井の場合、50g台のカーボンシャフト装着ドライバーのヘッドスピードは45~46m/s。対して、100g台のスチールシャフト装着のドライバーのヘッドスピードは43~44m/sになります。ヘッドスピードが1m/s変ると飛距離は6~7ヤードぐらい変ると言われてますから、
物理的には、スチールシャフトはカーボンよりも12~14ヤード飛距離が落ちる
と言うことになりますが、実際に弾道計測器を使って打ち比べてみるとそこまでも差が出ないこともしばしばありました。昨日もスチールシャフトが装着されたバンパースチールと、カーボンシャフト装着のエピックフォージドの飛距離計測をしてみましたが、超私的には、、、
スチールとカーボンの飛距離差は最小で6ヤード、最大で14ヤード!!!!!!
この差を大きいと考えると小さいと考えるかは個人差があると思います。1ヤードでも遠くに飛ばすことを考えるならばカーボンシャフトの方が有利なのは間違いありませんが、スチールを使うメリットもあるのです。スチールシャフト装着のドライバーの長さは43.25インチ前後。これは今どきのスプーンと同じ長さです。
ヘッドが巨大なスプーンを使っていると考えるならば、スチール装着のドライバーはスプーンよりも飛距離が出ます。そして何よりヘッドが大きいからミスに強い。男子のツアープロは狙い打ちをしたい時、必要以上に飛ばしたくない時、スプーンでティショットを打つことが多いですが、スチール装着のドライバーならば、それと同じ事ができるのです。
フェアウェイキープ用のセカンドドライバーとしては、非常に魅力的なクラブになります。
加えて、スチールは重さがあるのでゆったりとしたタイミングでスイングできますし、スチールならではの「ボヨヨ~ん」とまったりとしたしなり感は切り返しのタイミングが取りやすく、弾道安定性にも優れているのです。
ティショットはテニスのサービスと同じです。ティショットでOBやチョロが多く、それでスコアメイクに苦労しているならば、スチール装着のドライバーを使ってるのは大いにアリです。10ヤード前後飛距離が落ちますが、それと引き換えにティショットでスコアを浪費することを確実に減らせるのです。
バンパースチールは近々発売を予定してます。発売日が決まり次第、このブログ、そしてFBで告知させていだきます~。
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こちらでスイングのレベルアップを!
レディース用も販売開始しました
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フレループにレディースモデルが登場。
商品仕様
長さ:39インチ
総重量:525g
シャフトカーブ:800r(半径80cmの曲線)
重さは変わらないのですが、長さが1インチ短くなってます。これだけでかなり違いますよ。レディースだけ注文してもらっての取り寄せになるので、発送までお時間いただきます。よろしくおねがいします。
2019年01月13日超私的な試打前インプレッション テーラーメイド M5&M6ドライバー
先週の金曜日は久しぶりにめまぐるしく動き回りました。午前中は幕張メッセで開催されている東京オートサロン2019に出向き、午後からは都内赤坂で開かれたテーラーメイドの新製品記者発表に出席。終わるやいなや、ゴルフ雑誌イーブンの撮影をサクッとこなし、その後はゴルフパート-ナーの「マーク金井の試打職人」の撮影をこなしました。
途中で息切れしては行けないと思い。イーブンの撮影前にユンケルを注入。健康ドリンクの効き目がどれほどのモノかは定かではありませんが、飲まないよりは飲んだ方が体がいうことを利いてくれる感じがします。
さて、今週のブログは試打ウイークということで、超私的なテーラーメイドのM6の試打インプレッションです。テーラーメイドもディザー広告を積極的に行なっており、その広告のビジュアルイメージがフェース下部の2ヶ所の赤いビス(ネジ)。この2つの赤いビスには一体どんなしかけがあるのか気になってしょうがないという人も多かったと思いますが、その正体とは
レジン(樹脂)をフェース内側に注入するためのビス!!!!!!
ではなぜ、フェース内部にわざわざレジン(樹脂)を注入しなければならないのかと言うと、M5、M6に搭載されるフェースは従来よりもフェース外周を20%薄くし、ルール上限を超えるフェース(高反発フェース)になっています。もちろん、ルールを超えている場合もクラブによって個体差がありますが、この個体差をおも考慮し、出荷するすべてのクラブ、1本1本にレジン(樹脂)をフェース裏側下部に注入することで、ルール適合の限界値になるように調整しているのです。
クルマに例えるならば、280馬力がルール適合だとしましょう。テーラーメイドのM5 とM6は最初から300馬力ぐらいのエンジンが搭載され、それを280馬力ちょうどまでディチューン(性能低下させる)ためにフェース内にレジン(樹脂)を注入しているのです。これが、今回のM5とM6の最大のセールスポイントです。
ディザー広告では赤いぽっちが目立ってましたが、赤いぽっち自体は何かをする装置ではなかったということです。
もちろん、モデルチェンジではフェースの反発以外の要素もバージョンアップがなされています。、まず、M5に関して言えば、、、、
ソール下部のアジャスタブル機能が拡大しています。前作(M3)の時、レールはバックフェースに向かってYの字でしたが、M5はTの字。バックフェース側のレールの形状に関しては、かつてのミズノMP600やキャロウェイのエピックフラッシュと似たような形状です。
これにより重心位置の移動距離が拡大し、よりアジャスタブル可能になったとメーカー側が謳っています。M5のセールスポイントはアジャスタブル(調整機能)なので、M3よりも進化しているのは間違いありませんが、重心距離を動かしたくないゴルファーにとっては過剰装備と言えなくもありません。
続いてM6ですが、こちらは前作(M4)同様、M5に比べるとソールに配されている調整機能が省かれています。M5と同じくモデルチェンジによるM6の最大の特徴は、フェーステクノロジー。ルールを超える肉薄フェースを採用し、レジン(樹脂)を注入することでルール適合の限界値になっています。
そして、M5と比較するとM6はソール部分のカーボン占有率が増え、これにより設計の自由度が増しています。カーボンの占有率を高めることで余剰重量を生み出し、その余剰重量をソール中央下部に集中的に配した設計がなされています。ソールのM6のロゴが入っている部分はなんと46g。ヘッド重量の2割強がソール中央下部に配され、これにより低くて深い重心位置を達成しているのです。
超私的なことを言わせてもらうと、M6の方が設計の自由度が増しており、「高打出し、低スピン弾道」を実現させやすい設計がなされています。加えて、M5に比べるとM6の方がヘッドの構造がシンプル。コストを下げやすいだけでなく、商品精度を高めやすいと思います。
キャロウェイはAI技術を駆使してルール上限ギリギリのフェースを搭載。テーラーメイドはルールをいったん飛び越えてから、ルール上限ギリギリのフェースに仕立て上げています。
どちらのメーカーも強く謳っているのがフェースの反発。そうなると、今月下旬に発表されるピンの新製品もフェースの反発をアピールしてくる可能性は非常に高いと思われますが、ドライバーの飛び性能はフェースの反発だけで決まるわけではありません。実は、ボール初速に強い影響を及ぼす要素は他にもあるのです。それについては、近々このブログで説明させていただきます~。
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