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2019年09月03日超私的な考察 常識として知っておきたいスイング改造する時に適した環境とは!?
YouTubeセミナー 振り遅れセミナー配信開始。 正しい振り遅れ覚えましょう!
チャンネル登録もよろしくお願いします
昨日の午後の新幹線で姫路に向かい、今日は「姫路オープンがゴルフフェスティバル2019」が開催されるには姫路シーサイドGCでプレーしています。朝7時のスタートなのでこのブログがアップされる頃は最終ホールのティグラウンドあたりかと思います。
FBでも練習中の動画をアップしていますが、神田のスタジオでの練習時間は20分前後。球数は15球前後で、1球打つごとにiPhoneでスイングを確認します。ボールを打つのは数秒ですが、動画を確認する時間は1分弱。自分のイメージと現実がどれぐらい違っているかを「これでもかってぐらい確認するので」ボールを打つよりもスイングチェックの方が時間がかかります。
現在、スイングで意識しているのはダウンスイングの軌道と、骨盤の開き。ダウンスイングではこれでもかってくらい「シャフトを寝かせ」、骨盤に関してもこれでもかってくらい「お尻が2つ見える」ように心がけ、それがちゃんとできているかどうかをiPhoneで1球づつチェックしています。
渋野日向子選手ほどではありませんが、マーク金井もこの1年でダウンスイングの感じが少し変わってきました。ダウンでのシャフトの角度は45度に近づき、インパクトで骨盤の開けるようにもなっています。1年前のスイングと現在のスイングを比較すると、現在の方がダウンの軌道がシャローになり、骨盤も開いています。ただし、コースに出ると練習の時のようなスイングにはなりません。
練習場のスイングが100点だとすれば、コースに出た時のスイングはせいぜい20点ぐらいです。なので、現在は、コースに出た時でも50点ぐらいができるように意識しながらプレーしています。
コースに出た時に練習場でできたスイングができない最大の理由、それは結果を求めてしまうからです。いい結果を出したくなるほど(ミスショットを打ちたくないと思うほど)、今まで慣れ親しんだスイングになってしまいます。言い換えると、ナイスショット出た時は、十中八九は自分がやりたくないスイングになっています。
さて、このスイング改造。
練習場であれ、コースであれ、スイングを変える時に最大の障害となるのは「結果をすぐに求めてしまう」ことにあります。しかしながら結果を早急に求めるほどに、スイング改造は実現しません。なぜなら、動きを変えたらミスショットが出るのは当たり前だからです。誤解を恐れずに言えば、変えたらすぐに良い結果が出ている時というのは、実際に動画でチェックしたら「まったく動きが変わってない」場合がほとんどです。
ナイスショットが出た時はスイングが変わっていない
ミスショットした時はスイングが変わっている場合もある
ミスショットをしたからと言ってスイングが良くなっているとは限りません。動きが変わっている場合もあれば、変わっていない場合もあるからです。なので、スイングを変えている時は球をどう打てたかというのは判断基準としては適しません。スイングが変わったかどうかの判断基準として役に立つのは「動画でスイングを確認」すること。もしくは想定したミスショットがちゃんと打てているかどうかです。
そしてもうひとつ大事なことは、「これじゃ空振りするんじゃないのか」というぐらい極端に動きを変えることです。FBでも練習動画を上げてますが、マーク金井の場合、素振りでは「どチーピンを打つぐらい、ボールの手前1メートルぐらいダフる」ぐらいのつもりで素振りし、そのイメージで実際にボールを打ってます。これぐらい極端なことをやっても、実際にボールを打つた時の動画を確認すると、ほんのちょびっと動きが変わるぐらいです。
ある程度ボールが打てるようになると、スイングを変えることは容易ではありません。ある程度ちゃんと打てる人ほど、スイングのどこかを変えるとスイング全体のバランスが崩れ、ちゃんと打つことができないからです。なのでマーク金井はスイング改造している時にはゴルフボールを打ちません。テニスボールぐらいのサイズのスポンジボールを打ってます。ボールを大きくすることで心理的な負担を減らせるからです。
手前味噌ですが、スイング改造する時はゴルフボールを打つよりも、テニスボールぐらいのサイズのスポンジボールで練習することをお勧めします。そして打球の行方が気になりづらい室内打席の方がお勧めです。スイングを本気で変えたいならば、変えやすい環境を作ることも大事ではないかと超私的に思っています~。
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2019年09月01日超私的なご案内 姫路オープンゴルフフェスティバル2019に出場します!!
YouTubeセミナー 振り遅れセミナー配信開始。 正しい振り遅れ覚えましょう!
先週は水曜日は松本日帰り出張。木曜日は午前中がPRGR egg5500の試打ラウンド、夕方からテニスを2時間。金曜日は朝6時30分から中山カントリークラブにてピンのタイアップ撮影、夕方5時から講談社フォルツァスタイルの編集長、干場義雅さんとYouTube動画撮影。めまぐるしく動き回っていたら、あっという間に今日から9月です。
9月に入ると大きなイベント、「姫路オープンゴルフフェスティバル2019」に出場します。14日のプロアマ大会に出ると思っていたのですが、なんと15日の本戦に出場。ワンデートーナメントですが優勝賞金は500万円。日競技としては破格の優勝賞金です。
出場選手はレギュラーツアー、女子ツアー、そしてアマチュア。4つの異なるカテゴリーの選手が出場し、4つのカテゴリーの選手が同組でプレー。もちろん、ギャラリーも観戦できます。大会会場は姫路シーサイドGCで、山陽電鉄の大塩駅から徒歩15分ほどでコースに着けます。お時間ございましたら、ぜひとも現地に足を運んでいただけると嬉しいです。
通常のトーナメントと異なり、レギュラーツアー、シニアツアー、女子ツアーのプロに加え、アマチュアも同組でプレーします。説明するまでもありませんが、この4つのカテゴリーがまったく同じ土俵でプレーしたらレギュラーツアーの選手が圧倒的に有利です。なので、4つのカテゴリーのドライバーの飛距離差を考慮してユニークなプレー方式がとられています。
4つのカテゴリーとも同じティグラウンドでプレーしますが、パーの設定がカテゴリー毎に異なるのです。設定距離は6363ヤード(予定)で、
レギュラーツアーはパー68(パー5がすべてパー4)
シニアツアーはパー70(パー5の2つがパー4)
女子ツアーとアマチュアはパー72
レギュラーツアーはパー5がすべてパー4になり、シニアツアーは4つあるパー5の内の2つがパー4になります。女子とアマチュは4つのパー5はそのままパー5という設定です。
カテゴリー毎にパーの設定を変えることでドライバーの飛距離差を埋めるという試みは、恐らく、国内プロトーメンとしては初めての試み。ティグラウンドを同じにすることでギャリーは観戦しやすくなりますし、パーの設定を変えることでどのカテゴリーの選手も優勝を狙えるわけです。
マーク金井はコースの視察でインコースだけをプレーしましたが、レイアウトはいわゆる癒やし系。バーディー合戦が予想されます。ただし海に面しているのでひとたび風が吹くと難易度が一気に増します。天候次第ですが、優勝スコアを予想すると、、、、
64!!!!!
レギュラーツアーの選手ならば4アンダー、シニアツアーの選手ならば6アンダー、女子とアマチュア選手ならば8アンダーを出すと優勝できるのではないかと思っています。
レギュラーの選手はパー5がひとつもないので、短いパー4、短いパー3でバーディーをどれだけ奪えるか。シニアツアーと女子ツアー、アマチュア選手はパー5で確実にバーディーを取った選手が優勝争いに絡んでくるでしょう。
ちなみにマーク金井の現時点での目標スコアは5オーバー(77ストローク)。風が強かったら8オーバー(80ストローク)ぐらいを目指してプレーします。まあ、スコアはパット次第なんですが、今回は強力な助っ人がキャディをして下さるので3パットの数は普段よりも減らせそうです。この姫路オープンは全選手が帯同キャディ付き、もしくはセルフプレーになります。
14日のプロアマ大会には石田純一さん、山内鈴蘭さん、ゴルゴ松本さんらが大会を盛り上げ、プレー後は撮影会も予定しているそうです。
今年の初試合となる姫路オープンフェスティバル2019。大会開催まで残すところ2週間。幸いなことに薄暮でプレーしている赤羽も風がしょっちゅう吹いてます。大会に備えて風の強い日を狙って練習に励みたいと思います~。
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2019年08月29日超私的な考察 素振りと実際のスイングとの間にギャップが大きい人の共通点とは!?
Youtube動画 新シリーズ『ゴルフの真理』今回はピンG410LSTです。
昨日は松本に日帰りで行ってきました。神田から松本までの距離は約240キロ。神田から中央線で新宿に向かい、新宿からは特急あずさに乗って松本に到着。電車移動で3時間弱の道のりでした。新幹線に比べると在来線の特急はスピードが出ませんが、そのおかげで小澤さんのYouTubeをタブレットでがっつり観ることができました。
松本到着後は松本カントリーで午後から9ホール。その後、ゴルフスイング物理学でおなじみの小澤康祐さんとYouTube生放送。生放送が終わるや最終のあずさに飛び乗り、新宿経由で神田へ。このブログがアップされる頃は、千葉のゴルフ場で新製品の試打ラウンドをやっています。
ゴルフ場に行く機会が増えたことで、アマチュアゴルファーの使用クラブやスイングを観察する機会が増えてきましたが、今さらながら感じるのが素振りと本番(実際のスイング)とのギャップの大きさ。ゴルフの腕前が上がるほどに素振りと本番の違いが減ってきますが、ゴルフがそう上手くない人になるほど素振りと本番のギャップが大きくなり、中には、素振りと本番では別人のような振り方になる人もいます。
例えば、素振りだとオンプレーンに振っているのに、いざボールを打とうとすると極端なアウトサイド・インになったり、極端なインサイド・アウトになる人が少なからずいます。素振りだと体をしっかり使っているのに、いざボールを打とうとすると下半身がまったく動かず手打ちになる人もいます。ゴルフには「素振りシングル」というあまりありがたくない褒め言葉(揶揄言葉)がありますが、昔も今も、多くのアマチュアは実際にボールを打とうとすると、素振りからかけ離れたスイングになってしまいます。
では、なぜアマチュアゴルファーの多くはボールを打つ時に素振りのようなスイングができないのか?
ナイスショットを打ちたい、ボールを芯で捕らえたい、ミスしたくない、OBやチョロを打ちたくない、、、、いろんな理由があると思いますが、素振りのようにスイングができない要因は2つです。それは、、、、、
ボールとターゲット(目標)です!!!!!
ボールをちゃんと打ちたい、ボールを強く打ちたい、ボールを遠くに飛ばしたい、ボールを真っ直ぐ飛ばしたい、、、いずれも意識がボールに向かっています。素振りはクラブを振ることだけやってますが、本番では目の前のボールをなんとかしたいになっています。
ターゲット(目標)もしかり。ターゲット方向にボールを打ちたい、左のOBを避けたい、右の池を避けたい、、、いずれも意識がターゲット(目標)に向かっています。素振りではクラブを振ることに集中してますが、本番ではターゲット(目標)に対しての意識が勝っています。
素振りと本番のギャップを埋めることに必要なのはリラックスすることや、気楽に打つ事や、素振りのようなスイングを意識するのではなく、ボールをなんとかしたいと思わないこと。そしてターゲット(目標)を意識をもたないことです。打つ前にボールの位置とターゲットを確認して構えに入ったら(正しい方向に構えたら)、後はボールに対してスイングしないこと、ターゲットに対してスイングしないことです。素振りのようにスイングしようとするのではなく、素振りと同じ精神状態を維持してスイングするのです。
もちろん、これは言葉でいうほど簡単ではありません。誰だってボールを上手く打ちたいし、誰だってターゲット(目標)にボールを運びたいです。しかしながら、ボールやターゲットを意識するほどに、スイング中に好ましくない余計な動きが入り、それが体の動きを狂わせ、クラブの動きを狂わせてしまうのです。
テニスや野球と違って、ゴルフは止っているボールを打ちます。ボールが止っているので打つ直前、そしてスイングしている最中もいろんなことを考える時間があります。「下手な考え休むに似たり」ではありませんが、ボールのこと、ターゲットのことを考えるほどにスイングは悪くなるのです。セットアップが決まったら、あとはインサイド・インの軌道でクラブを丸く振る。ボールとターゲットに対する意識が薄れればクラブは丸く振りやすくなりますし、それは素振りに近づくことにもなるのです~。
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2019年08月27日超私的な提案 渋野日向子が使うピンG410+を上手く使いこなすコツとは!?
アナライズ9月のセミナー募集開始しました
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Youtubeセミナー 今回は超マニアック?!ジャイアントスイングセミナーです 今回が2回目(全2回)
(間延び感を無くすために大胆に編集しております)
ゴルフスイングに大切な先行の動作の極意を教えます
先週の国内男子ツアー「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」は初日にトップに立った石川遼選手が4日間首位をキープし、通算20アンダーで今季2勝目を挙げました。これで国内賞金ランクもトップに立ち、世界ランクも178位から122位と大幅にジャンプアップ。テレビで石川選手のプレーぶりを観戦しましたが、この感じでショットとパットが噛み合っていれば、これからの秋のシーズンであと2つか3つは勝利を重ねてくれそうです。
セガサミーの初日、石川選手は全身黒の出で立ち。パンツとウエア、そしてキャップも黒。キャップとウェアは、米カリフォルニア州で生まれた『TravisMathew(トラビスマシュー)』というブランドですが、もちろん契約するキャロウェイゴルフの傘下のブランド。今回の優勝でトラビスマシューの人気も一気に上がりそうですが、ゴルフクラブで一気に人気が上がっているのは
発売当初から売れ行きは好調でしたが、全英女子で優勝した渋野日向子選手が使っていることもあって、人気に拍車がかかりさらに売れています。新品ゴルフクラブでの売り上げももちろんナンバーワンです。
さて、このピンG410+。飛距離性能、そしてやさしさについてはフィルミー、「マーク金井のゴルフの真理」でじっくりと解説してますのでご覧になっていただけると嬉しいです。最近のピンはヘッドの慣性モーメントの大きさに並々ならぬこだわりを持っていますが、それをものの見事に具現化しているのがG410+。G410シリーズは3つの異なるヘッドがラインアップしていますが、その中でももっともヘッドの慣性モーメント値が大きいのがG410+です。
では、誰が打ってもG410+は飛んで曲がらないドライバーになのか?
G410+は物理的に優位性が非常に高いドライバーです。ただしい、物理的に優位性が高いドライバーにも短所があります。ヘッドの慣性モーメントの数値を大きくするほど、重心距離(シャフトの軸線からスイートスポットまでの距離)が長くなります。結果、テークバックでフェースを開いていたり、トップでフェースを開くスイングをしてしまうと、インパクトでフェースをスクエアに戻しづらくなるのです。
渋野日向子選手のスイングを観ていただくと分りますが、トップでフェースは完全に空を向いています。これはフェースを開いた状態とは逆の状態、いわゆるシャットフェースです。そして、インパクトではハンドファーストの状態になっています。インパクトゾーンでまったくリストターンをしてません!!!!
要するに、ピンのG410+(ヘッドの慣性モーメントが大きいドライバー)を上手く使いこなすためには、フェースをシャットに使うこと、そしてインパクトゾーンではリストターンをしないことが求められます。逆に言うと、テークバックでフェースを開いてしまう人。スイングに中にフェースの開閉が大きい人、リストターンで球を捕まえるのが上手い人というのは、G410+の良さを引き出すのが難しいですし、打球の方向も安定しづらくなるのです。
テークバックでフェースを開かず、シャットフェースのトップを作って、ハンドファースの状態でインパクトを迎える!!!!!!
渋野選手のようにフェースをシャットに使え、インパクトでリストターンしない人にとっては、ピンG410+は飛んで曲がらないドライバーになります。しかしながら、そうではない人にとっては、ゴルフの腕前に関係なく、G410+は飛ぶドライバーではあるけれども弾道が不安定になるリスクが伴うのです。
クラブが進化すれば求められるスイングも変わるのです。
かつてはシャットフェースは「左のミスが出やすい」とか「チーピンが出る」といういう風に言われてました。しかしながら、ヘッドの慣性モーメントが巨大になっているドライバーには、この常識は当てはまりません。ピンのG410+を上手く使いこなせるかどうかは、フェースをシャットに使えるかどうかで決まるのです~。
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Youtubeマーク金井チャンネルの人気シリーズ
【おしえてマークさん】最新作は”フェイスプログレッション”です。
ぜひご視聴ください、チャンネル登録も是非お願いします
ツアープロも使っている⇩こちら 渋野日向子プロも使っているとか・・
2019年08月25日超私的な考察 軽いクラブと重いクラブ、どちらの方がスイングが良くなるのか!?
Youtubeマーク金井チャンネルの人気シリーズ
【おしえてマークさん】最新作は”フェイスプログレッション”です。
ぜひご視聴ください、チャンネル登録も是非お願いします
今週は水曜日に兵庫県のサンロイヤルGCで9ホール、木曜日に赤羽GCで9ホールプレーしてきました。金曜日は神田のスタジオで取材を3本こなし、その合間にブリヂストンさんとミーティング。新しいJGRのクラブについて、そして新しいテニスラケットについても色々と情報を仕入れることができました。
ブリヂストンはクラブメーカーですが、テニスラケットメーカーでもあります。テニスラケットは3本所有していますが、あらたにブリヂストンのラケットが1本加わりました。重さは300gでグリップサイズは3。打球面の大きさは98で、ストリングスのテンションは45ポンドです。
ゴルフクラブと違って、テニスのラケットは同じモデルで異なる重さが数種類ライアップされている場合が多いです。今回、手に入れたブリヂストンのテニスラケット、X-BLADE BXシリーズだと、305g、300g、290g、280gと4種類の重さを選べます。ゴルフのようにシャフトの硬さは選べませんが、ラケットの重さはプレーヤーの好みで選ぶことができます。
言い換えると、テニスの場合はラケットの重さというのがストロークのしやすさに大きな影響を与えているから、ラケットメーカーは同一モデルで異なる重さのラケットを市場に投入しているのです。
では、ゴルフはどうなのか?
テニスと同じく、ゴルフも道具を振り回す競技です。クラブの重さが変われは振り心地は大きく異なります。テニスもゴルフも軽い方が「振り回しやすく」、そして手先だけでも操作できます。対して、重い方が「振り回しづらく」、そして身体の大きな筋肉をしっかり使えるようになります。
そして、テニスもゴルフも、、、、
軽い方が初心者向き、シニア、女性向き
重い方が上級者向き、パワーがある人向き
という風にメーカー側はアナウンスしています。
確かに、初心者や非力な人にとっては重いよりも軽い方が道具(ラケット、クラブ)を動かしやすいです。しかしながら、軽い道具は手打ちになるリスクも大きくなります。身体をしっかり使った動きを行なうためには、初心者や非力な人でもある程度重さがあった方が、手打ちの癖がつきません。テニスラケットもドライバーも、一般男性ならば300g前後がちょうどいいのではないかと超私的に思っています。ちなみにマーク金井はドライバーに軽量スチールを装着してますが、このドライバーの総重量は350g。かなり重位ですが、長さが43.5インチと短いので、重くてもちゃんと振り切ることができますし、シニアゴルファーでも普通に振り切ることができます。
ゴルフクラブもテニスラケットの用に、重さのバリエーションをラインアップしてもらえるとすごく嬉しいし、これがユーザーフレンドリーになると超私的に思っています。
例えば、ドライバーならば、315g、305g、295g、285gという風に。今どきのドライバーの多くはカチャカチャ式なので、異なるシャフトをラインアップすれば、4つの重量帯をラインアップできます。60g台、50g台、40g台、30g台とシャフトを揃えれば、同じヘッドで4つの異なる総重量のドライバーをラインアップできます。今は、男性向け、シニア向けとクラブがラインアップされていますが、カチャカチャ式ならばひとつのヘッドで一般男性用、シニア用の両方に対応できます。
ちなみにシャフトメーカーはすでに、同一モデルで異なる重量帯のシャフトを豊富にラインアップしてます。なのになぜか市販のゴルフクラブには、異なる重量帯のシャフトをラインアップされることはほとんどありません、、、、、
ゴルフに関して言えば、ヘッド重量も選べるようになるとさらにいいです。例えば、ヘッドに重量調整ができるネジを装着すれば、ネジの重量を変えることでヘッド重量を変えられます。例えば、ネジの重さを変えれば185g、190g、195g、200gといヘッドを簡単に作れるのです。
ゴルフクラブではシャフトの硬さのバリエーションは豊富ですが、こと重さに関してはバリエーションが豊富なモデルはほとんどありません。ヘッドの重さに関しても、豊富に選べるモデルは非常に少ないです(大手メーカーの場合)。
テニス同様、ゴルフクラブにおいても総重量やヘッド重量をチョイスできた方が、より良いクラブを手にできると超私的に思います。そして、すぐにやってもらいたいのが、ゴルフクラブもグリップの太さを選べるようになること。ゴルフグローブはサイズを豊富に選べるのに、肝心のグリップの太さはサイズを選べません(ピンだけはグリップの太さを数種類用意してます)。テニス業界の人たちからみれば、ゴルフクラブはかなり不親切な道具であることは間違いないでしょう。
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