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ブリヂストン X-DRIVE GRユーティリティ(2011)

このインプレッションは、2011年11月に書かれたものです。

僕のエースアイアンは2本柱で、PINGのG15アイアンBRIDGESTONEのGR C-1アイアンを気分で使い分けている。先々週BS オープンを観に行ったからというわけではないけど、BSオープン以降GRを使うことがが多い。

アイアンが日本のメーカーだったら、UTも日本という風に、和物には和物、洋物には洋物と揃えるのが、僕の拘りでもある。たまたま背の高いお客さんのUTを僕が探すことになり、中古ショップを物色していたら、GRのUTに出会った。構えた瞬間に「なんじゃこれは!」と思うぐらいアップライト。メーカーの発表値はロフト21度でライ角60.5度、23度のもので61度、しかし目測で62度以上は
ある。それにGRは新しいモデルがまだ発表になっていないけど、マークダウン情報を掴んでいたので、狙い撃ちで購入。

実はUTだが、近年総じて大きく変わったことがある。僕が2004年より愛用していたテーラメイドのレスキューMID TPなどとくらべると、シャフトの長さが1インチ近く短くなっているのだ。UTはFWとアイアンの間として位置づけられているが、当時はFWの代わりにUTを選ぶという位置づけだった。アイアンセットの概念が変わり、5番からが標準になり、最近では6番からというアイアンセットも出始めている。UTも23度、26度、30度というロフト設定も増えてきて、アイアンとどう組み合わせるか?という選択肢がより明確になってきた。 このGR UTは23度が、GR C-1アイアンの4番と同じロフトで、長さが0.5インチ長い39インチ。完全にアイアンの代わりの設定だ。

実際に打ってみるとボールの弾きの良いフェイスが気持ちよく、ボールがスッっと上がり、球が止まりやすい。球の高さは6,7番アイアンと同じぐらい。低スピンで飛距離が出るUTではないが、止まり系UTで、アイアンの代わりとして申し分ない。シャフトはツルーテンパーのGS95が入っているが、これはヘッド買いとして合格。なのでATTAS HYの75か85にリシャフト決定。

スタジオで実際にライ角を計測してみると、どちらも63度と見立て通り。身長が高い人や、5番アイアンのライ角が64度以上の人は是非試して欲しい。ヘッドカバーもしっかりしているのが魅力的、ココだけの話、UTだけでなく本家TOURSTAGEのXシリーズよりもGRの方が、僕的にはお勧めだ。

BRIDGESTONE TOURSTAGE GR UT 21度+GS95 (S)
———–DATA——————————–
長さ39.5inch/重さ386.8g/バランスD1/振動数298cpm/センター
フレックス値6.42/表示ロフト21度、リアルロフト20.5度/フェイス角-0.5度
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BRIDGESTONE TOURSTAGE GR UT 23度+GS95 (S)
———————————DATA——————————
長さ39inch/重さ391.8g/バランスD1/振動数307cpm/センター
フレックス値6.78/表示ロフト23度、リアルロフト21.25度/フェイス角-1.5度
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現状ロフトの差が少ないので、リシャフト時UT4 23度のものは、ロフト22度、フェイス角-0.75度ぐらいまで調整する予定である


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