このインプレッションは、2011年9月に書かれたものです
僕の今のエースパターは、スパイダーゴーストのセンターネック。気に入っているがいつも35インチを使ってる僕はゴーストが34インチと短いのが気になってきた。
人気のパターなので買取査定もそれなりにいい。35インチを買いなおそうと、新橋のゴルフパラダイスへ。いつものように査定してもらっている待ち時間に、パターコーナーを物色。
僕のパター選びの基本は、iPINGでもハッキリしたがフェイスバランスのパター、ストロークはストレートタイプ、そしてセンターネックが好き。色々手に取っていると見たこと無いパターを発見。おもわず”なんじゃこりゃ”と声が出たほどのパターは、ホワイトアイスの2ボールブレードでセンターネック。
オデッセイのパターは新製品発表会などでこまめにチェックしているから、ほとんど知っている。しかしはじめてみるセンターネック。もしやニセモノ?と思い、マジマジとチェックした。偽物は時計なども同じだけど、見るポイントがある。よく見るとどこか質感の劣る部分がある。真っ先にロゴを見る、ニセモノはロゴがにじんでいたりするもの、しかしクッキリとしている。フェイスインサートの仕上げも完璧だ。転がしてみると”ニセモノでもいいや”と思えるぐらい。
こういう場合ツアー支給品と言う可能性が出てくる。しかし売価は18500円と微妙。もしツアー支給品であれば、値段は倍近くするはず。取り敢えず購入して帰り。HPを調べるが載っていない。つるやゴルフ神田駅前店のY店長に、見せるとかなり驚いてくれて、調べてみたがわからない。最後の手段でFacebookで、キャロウェイの昔からの知り合いH氏に聞いてみるが、返事がない。忘れた頃にメールがあった。やはりツアー支給品だが、ごく一部のキャロウェイの販売店で極めて少量売られた製品であることがわかった。
さてこのパターだが、ゴーストのセンターネックのスティングレーにも似て、深重心で易しいほうに分類されるがが繊細なフィーリングが出るパター。どちからといえば車に例えると、マニュアル感覚。僕は車でもFFとFR、マニュアルとオートマと、両極端の2台を所有。両極端があることで、スタンダードが見えてくる。というのが持論。
パターもマニュアル感覚の、スティングレーや2ボールブレードセンター、オートマ感覚のゴーストスパイダーセンターネック、両端を常に持っていることで、フィーリングがイイ時は、マニュアルを使い、フィーリングが無くなるとオートマなパター。いつも同じ感覚で打てればいいが、人間の感覚は日替わりメニュー。プロでも日替わりだから、アマチュアは更にその傾向が強くなる。両方用意し
ておくことで、その時の感覚を上手く行かせる事ができる。僕はもともと初代のホワイトホット2ボールブレードを長く愛用した経緯がある、多分このセンターネックは手放さずに、長く使う予感がする。