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ナイキVR STR8-FIT TOUR (2010)

このインプレッションは2011年1月に書かれたものです

前回のこのコーナーで、3Wが1Wより飛ぶ可能性があると書いた。これはプロゴルファーの塚田プロも言っていたこと、実際は冬の風邪対策では、UTでロフトを立てて低スピンの冬用クラブを使っている。以前はナイキのT40ツアーの13°を冬用として使っていたことを思い出した。このクラブの3Wは15°と13°がラインナップされていた。僕は気に入ってどちらも持っていた。13°はまさに、ぶっ飛びスプーン仕様でティショット専用、表示は13°だけどリアルロフトは12°以下、中古市場では、かなり手頃な値段になっている。そのおかげでそこそこ売れるけど、かなりの確立で買取保証で戻ってくるクラブらしい。15°は、3年以上僕のエース3Wだった名器。表示よりリアルロフトが無い(表示15°→リアルロフト13.25°フェイスアングル-1.5)ので、ヘッドスピードが最低でも45m/s無いと、ティアップ無しではボールが上がらない。しかし低スピンで強弾道。フェアウェイウッドの大好きな僕には強力な武器になった。しかしすでに発売から4年以上たち最近は極力新しいクラブを使うようにしている。メルマガ読者なら知っていると思うけど、気に入ったらなかなかクラブを変えないケド、可能性を求めて『買わずにいられない』のは僕の使命。今回もT40TOURの13°を引っ張り出すのではなく。またまたJYPERSで衝動買い。

VR STR8-FIT TOUR FW13°+VOODOO SVR7 S

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——————————–DATA——————————–
長さ42.5inch/重さ343g/バランスD3/振動数276cpm/センターフレックス値

4.94/ロフト11.75/フェイス角-1.5(ULポジション)/ロフト12°/フェイス

角-1.25°(FL)/ロフト14°/フェイス角0.5°(L)ロフト9.25°/フェイス角-3.25 (R)
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このモデルは、ネックの調整により32通りに調整出来る。代表的な4つのポジションを計測データに入れているが、これを見るとわかるように、ロフトとフェイス角の関係がわかると思う。フェイス角がオープン(マイナス)になると、ロフト角が減る。フェイス角がクローズになると(プラス)になると、ロフトが増える。僕はFLポジションで使いたいので、ロフト12°のフェイス角-1.25で使う。使って打ってみるとロフトはあるけど、1Wと違ってヘッドがアッパー軌道で打ちにくいため、ボールが低い。

やはりヘッドの大きさが違うと、重心高は低くできるのと、重心深度が少なくなるので、重心が浅いということは、フェイスの近くに重心がある為、ヘッドは上を向きにくい。そしてシャフトが短いこともある。僕の1Wは10.25°~10.5°ぐらいが基本のロフトなのだが、1Wより低弾道になり驚く。冬のティーショットスペシャルとして抜群の素質なのだが、残念ながらシャフトが硬い。そしてVOODOOの特色なのだが、シャフトのしなりが独特。普通ならシャフトを変えて使うところだが、このネックに対応した、セルを販売していないので、リシャフトが出来ないことはないが、ネックとシャフトの接合部分がむき出しとなり、いささかかっこ悪い。残念だが、このままでは使えないので処分することにした。


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