このインプレッションは2010年12月に書かれたものです
この冬の新製品で、キャロウェイは怒濤の新製品ラッシュを展開するのだけど。僕はアメリカでは以前より販売している。ディアブロオクテインのTOURの1WをまたまたJYPERSで衝動買い。契約プロのアーニーエルスが、すぐに使い始めUSツアーで勝ったという噂の1Wだ。
構えた感じ気に入ってるFT-TOURを低重心のまま易しくした感じの印象だ。 とりあえず買って計測して、驚いた。総重量がなんと328.2gもあるのだ。シャフトが70g弱、ヘッドが200g弱、グリップが50g前後としても320gで収まるはず。気になってしょうがない僕は、店長に各パーツをバラして計測して貰った。ヘッド204g、グリップ55g、シャフト69gヘッドの204gも重いけど、グリップの55gも重い。データでは
ディアブロオクテインTOUR 9.5° +プロジェクトX TOUR6.0
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長さ45inch/重さ328.9g/バランスD5/振動数257cpm/センターフレックス値4.22/ロフト10.25°/フェイスアングル±0/重心角/22
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この45インチでこの総重量はかなり厳しく。タイガーやエルスクラスがちょうどいいぐらい。ヘッド重量が204gもあると、こんなに重いグリップでもバランスはD5となってしまう。とても45インチでは使えない。短めの1Wを作って見たいと思った。シャフトは今のエースマグレガーマックテックDH101に入れている。フジクラモトーレVC6.2 S より少し重い70g台のモトーレVC7.2のSを使ってみたいと思っていたところ。折角抜いたのでヘッドを計測してみる
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ヘッド重さ204.2g/ネック長69mm/ネック深さ39mm/重心距離40mm/重心深度38.5mm/重心高34.5mm/フェイス厚57mm (フェイス最下部からの重心高28mm)
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FT-TOURより重心距離が1.5mm長く重心深度は3.25mm深い、重心高は2mm低い(ソールからの重心高は33.75mmとFT-TOURのが低いのだけど、フェイス最下部からの重心高は30.75mmなので、オクテインTOURのが低い。)ヘッドとしては低スピンで飛距離性能がありそうなヘッドであることが、データ的にハッキリした。
で組上がったデータは
ディアブロオクテインTOUR9.5° +フジクラモトーレVC7.2 S
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長さ44.75inch/重さ329.6g/バランスD4/振動数269cpm/センターフレックス値5.48/ロフト10.25°/フェイスアングル±0
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ヘッド重量が僕の理想値より重い分、長さを短くして組むことにする。捕まりに不安があるのでフェイスアングルも±0、だいたい一般的には-0.5°ぐらいのフェイスアングルで、スクエアに見えるもの。しかしこのクラブはクラブの顔自体はかぶって見えないのでこれぐらいでも、少しオープンに見える。シャフトでも捕まえたいというのがありVC7.2にしてみる。さてどうなるか?
僕のホームコース(気持ちは)千葉市民ゴルフ場で打ってみた。いきなりティショットが、右に出て隣のティグラウンドまで行ってしまい焦った。すっぽ抜けでこんなに飛ぶなんて、驚きの飛距離だった。僕も持ち球はドロー系、しかしそれでも捕まらない。僕の感覚では、チーピンを打つぐらいで、良いドローが出る感じ。低スピンの棒球が打ちやすいが、スピン量は推定2200回転ぐらい、飛距離性能は驚きだ
僕が、タイガーかエルスなら、凄く武器になるけど、手におえないので。処分したいと思う。ヘッド重量があと少し少ないと、印象は変わったかもしれない
が、ヘッドスピードの速いフッカーには、凄く武器になるし、低スピンと飛距
離は魅力的だ
日本仕様はT島が試打したらしく、ここまでヘッド重量を感じないし、カタロ
グ値の重量も50g台のシャフトで総重量307gに仕上がっている。試打した感じ
も非常によいと言っていた。日本仕様でも定価44100円とも安い。ヘッドが200
g前後に、収まっているなら再チャレンジしたい。低スピンで魅力的なヘッド
だ