金田久美子が使って話題になったパターウッド。ずっと気になっていて、つるやゴルフ神田駅前店で見つけた。ヘッドも今流行の白だし、5球ぐらい転がして迷うこと無く購入。
このパター今流行のパターにはない要素がある。それは重心が深いタイプなのに、フェースバランスでないこと、シャフトが曲がっていたりセンターネックだったりと、ヘッドの大きい重心の深いパターは、ほとんどフェースバランス。しかしこのパターは、しっかりと重心距離があって、それもL字パター並の長さ。構えてみるとパターを持っている感じではなくて、ウッドを短く持っている感じ。
そういえばタイガーウッズは、グリーン周りのアプローチでよくフェアウェイウッドを使って寄せている。そういう状況なら確かに使いやすそうだが、グリーン上ではどうなんだろうと興味津々で、僕が言い出しっぺの全国ハーフコース協会が、僕のバースディに開催してくれた千葉市民ゴルフ場での記念コンペでいきなり投入。
実際バタバタで練習グリーンでもほとんど打つ余裕もなく、コースで打ってみると、とにかく弾きがいい。高速グリーンではちょっと怖いぐらい弾く。ウッド形状なので「高反発??」と思うぐらい。これぐらい弾くとインパクトが緩みそう。前回紹介したパターグリップ「スーパーストローク」の逆。
やはりメリットはグリーンエッジから1mあるときや、花道から、もちろんカラーからでのパターを使ったアプローチが、とってもやりやすいこと、2回アプローチでつかったけど、どちらもOKの距離まで簡単に持っていけた。
重心距離があると、ヘッドを返す動きが出るので球がつかまる。ミスにやさしいL字パターという感じだけど、これだけ重心が深いとフェースバランスじゃないと、僕としてはバランスの悪さと違和感感じてしまう。しかしフェースバランスだと球を右に押し出してしまう人やグリーンまわりでパターを多用する人には非常にいいパターだと思う。あとはネックがストレートで、クラブに近い形状だから、パターをアプローチ感覚で打てるので、ロングパットでの距離感を出しやすい。
しかしやっぱり弾きがよすぎるので、僕の得意じゃないショートパットが怖いので、処分することにした。
インプレッション2012年8月