マーク金井とは?

マーク金井
1958年9月16日生まれ
大阪府出身 身長183cm
血液型A型
クラブアナリスト。ゴルフ誌だけでなく、TV、ラジオな、どさまざまなメディアで活躍する、自称「ゴルフ芸人」。ハンデ3の腕前と豊富な知識を活かした、わかりやすい試打レポートには定評がある。最近はクラブ設計者としても活躍、メーカーが作れなかった、アマチュアを救うクラブを設計。悩めるゴルファーのために自らゴルフスタジオ・アナライズを主宰している。最近発売した電子書籍「一生役立つゴルフ」シリーズ3部作は、アマチュアゴルファーを救うコースマネジメントや考え方が話題となり、電子書籍としては、記録的な売上を記録して、書籍として発売される。

マーク金井 ゴルフとの出会い

中学2年のときに、たまたまジェットストリームでおなじみの城達也さんが、おそらく日曜の朝の10時からJALビッグイベントゴルフをやっていたんです。こんなものがあるんだな、と思って観ていました。そしてたまたま家の近所に練習場が合ったので、そこのネットの脇にあるボールを取ってきて真似事みたいにしていました。

そしてとりあえずあえずやってみました。当時はMIZUNOが強かったんです。クラブ1本から買えたんです。でも1本5000円、当時の月給といえば5~6万ぐらい。いまよりもかなり高級品でした。当時家業は喫茶店をやっていて、確かコーヒー1杯150円とか、そんな時代です。

マーク金井とはイメージ1商売人の息子だったので、自分でゴルフをやるためのお金を稼ごうと思って練習場に行ったら、キャディをしているお兄さんがいて「おまえもキャディやるか?!」と言われて、いきなりキャディを始めました。当時僕は中学生だったのですが、今と同じく身長が高いので、歳を誤魔化して高校生のふりをしていました。今は無くなった「あいがわカンツリー倶楽部」にて、日曜日にキャディをやっていたんです。1回行くと1日5000円くれました。それで月に2、3万円くらい稼いでいましたよ。そのお金で自分でクラブを買い出してゴルフを始めましたね。中学2年の頃、ませた子どもしたね。それでハーフセットを買って、中3くらいからゴルフをちゃんと始めました。

その当時良かったな、と思うのは練習場のゴルフスクールに入ったことですね。関西ではゴルフ場のことを山って言うんですけど、知ってますか??山って言う理由は、川があるからなんです。まずは、ショートコースや河川敷なんかに行って練習する。そして先輩やプロの方に、お墨付きと言いますか、「お前そろそろ山に行っていいよ」って言われるまでは川に居なくちゃいけないんです。嘘みたいな本当の話シリーズ・・(笑)。

樟葉パブリックっていう河川敷のゴルフ場で、日本でただ1つの正式ツアー競技があったんですよ。グレッグノーマンとか来て勝っちゃってます(笑)その樟葉によく行きました。なんと小学生料金からあったりして・・確か、小、中、高、大、大人料金、があったんですその当時良いゴルフ場に行くと1万円するのが、中学生料金1200円でまわれたんです。非常にジュニアに対して優しかった。そして変なおじいさんがレッスンしてまして、本当に変なおじいさん。そのおじいさんがなんと宮本留吉さんだった。後でびっくりしました。

マーク金井とはイメージ2僕はレッスンを違う人に習っていたのですが、樟葉でまわり、40台くらい出るようにたったのでコースへ初めて行きました。ジュニアの試合に僕は高校2年生のときに出ました。全日本ジュニアは昔からありましたが、そのときが第1回目の関西ジュニアでした。(そのとき優勝した人が松尾好員さん。日本を代表するゴルフのクラブの設計家)そして練習ラウンドで一緒にまわったのが、今シニアツアーで活躍中の植田浩史プロでした。でも僕、当時すごいナイーブだったので(誰も信じてくれないのですが・・)

初日が80、80で通ったんです。それで調子に乗って、休めばいいのに練習場の大阪に帰って球打って、次の日88叩いて見事予選落ちしたんです。「もうゴルフやーめよ。」って思いました。当時、たくさん練習して挑戦したつもりだったので、通るのが当たり前だと思っていたんです。今から考えればそんなに大したことはやっていなかったんですが。それでグレちゃったんです。 そうなんです。「俺には才能が無い!」って。グレて何もしなくなってしまった。

関西大学に入って、体育会系の学連ゴルフ部に入れ、と言われたので、1日だけ行ったけどすぐやめたんです。これは本当に根性が無い証明になっちゃうんですが・・「まず坊主になれ」と言われ、それはまあ仕方が無いか、と思いました。でもさらに「学ランを着ろ」と言われたんです。植田さんも言っていましたけど、当時体育会のゴルフ部っていうのは非常に扱いが悪いようで、他の体育会は真面目だけど、ゴルフはナンパなイメージがあるから、逆にものすごい規律があったようです。毎日グラウンドを走るのは当たり前で、手を後ろに組んで待ち、先輩が来たら「オス!」って言う(笑)。僕はまだ入部のサインをしてなかったから、それを見た瞬間に、やめたんです。

それから、ずっとゴルフやらなかったんですが大学3年か4年の時に、親が無理やり誘うから仕方なくゴルフに行ったんですが80くらいでまわったんですよ。昔やったことをわりと覚えていたのかもしれません。やると楽しくて同好会がちょうどあったので、僕大学7年まで行ったんですけど、後半2、3年は同好会の試合に出ました。

マーク金井とはイメージ3卒業してアメリカへ行ったんですが、もちろんゴルフ留学とかではありません。たまたま大学の先生に、「お前はアメリカへ行った方がいいよ」って言われたんです。サクラメントのあたりへ行って、1ヶ月に30ラウンドくらいゴルフを半年やって、一生分ゴルフしたからもういいや、と思って日本に帰ってきました。そしてまったくゴルフと関係の無い仕事を3年くらいやっていました。そのうち、やっぱりゴルフの仕事がしたいと思い、縁あってALBAでお世話になって・・そして今気付いたら、肩書きがゴルフ芸人になっていました(笑)。

ALBAを辞めてからは何を?

実は名前はちょっと出せないのですが、海外や日本の有名なティーチングプロやプロゴルファーのゴーストライターを長い間やってました。そしてクラブが好きだったので、試打する仕事や、ゴルフクラブに関する記事を書くようになったんです。そして週刊ゴルフダイジェストの人気企画「買わずにいられない」というのがはじまりました。そこで初めて「マーク金井」を名乗り始めました。

アナライズを作ったキッカケは?

車のカーグラフィックっていうのが大好きなんですが、車だったらテストコースっていうのがあるでしょ?もちろんメーカーが自社で持っていますし、タイヤメーカーやイロイロテストコースがあるわけです。ゴルフクラブもいろんなメーカーの試打スペースや、テストスフィールドを持っています。しかしメーカーの枠を超えて全てのクラブを公正にテストできるスペースが欲しかったんです。いろんな雑誌社に提案して、ある雑誌社が乗ってくれて、ほぼ実現しそうなとこまで来たんですが、雑誌社がそこまでする必要があるのか?という話になってしました。まあ経営的判断ですから仕方ないです。そんな時に、今は契約していませんが、アメリカのある弾道計測器メーカーが契約をしてくれて、そのお金がはいるなら、僕がテストコースを持ってしまえ!という気になり。アナライズを作りました。

そこで、メディアから依頼のあったクラブやシャフトのテストや、アマチュアゴルファーのクラブフィッティングを有料で行うクラブ診断などをはじめました。そして練習器具やDVDの販売をはじめました。でもクラブやシャフトを設計するとかは思ってもいませんでした。

クラブやシャフトを作り始めたキッカケは?

マーク金井とはイメージ4ずばり 金です(笑)もちろん冗談です。でもお金がないとクラブは開発出来ませんし、練習器具もしかりです。それはクラブメーカーも同じことで、いいクラブを作っても売れなくては会社が成り立ちません。売れるクラブを作ろうとすると、メーカーも「マーケティング」を一生懸命やって、製品にそれをフィードバックさせるのです。ゴルファーが言った一言を大手量販店のバイヤーが、それでは売れないとメーカーに伝える。しかし残念ながらゴルファーの言葉を正確に聞いて、その問題点がちゃんと伝わっているか疑問です。それはゴルファー自身が、何が問題か正確に把握していないからです。自動車はアクセルを踏み込めば、高性能であればあるほどスピードが出ます。しかしゴルフクラブはそうではありません。ゴルファー自身がエンジンなのですから、クラブの性能を発揮させるには、技術が必要だからです。

僕はアナライズを作って8年、クラブの診断などで、アマチュアのスイング、クラブデータを何千人と詳しく目にしています。そしてアマチュアに必要なクラブが見えて来ました。アナライズにはクラブメーカーの人もたくさん訪れます。そんなメーカーの人に、その話をすると、それは非常にわかっているのだが、「それでは売れない」と大手量販店のバイヤーの人にダメ出しされると言います。たとえばバンスの強いウエッジは、練習場のマットではソールが跳ねるから・・ゴルフは芝の上でするので、練習場のマット跳ねても問題はないんですが・・お客さんが跳ねると言えば、大手量販店もそれを拾い上げバイヤーに伝えるのは、仕方ないことでしょ?メーカーが作れないなら僕が作ろうと思い、アマチュアがゴルフを楽しめ、使うことで上達への道があるクラブを作り始めました。しかしこういう商品は、試打してもらうか、ちゃんと説明しないと売れないクラブです。だから売るのが大変・・(笑)

練習器具も、ちゃんと説明しないとホントの必要性がわかって貰えないので大変です。僕はいいスコアでまわることが、ゴルフのホントの楽しみだと思っています。だからゴルフを上達して欲しいのです。ホントに必要な知識をつけて、ゴルフを上達して欲しいのでブログも書いています。もちろん僕の作ったクラブや練習器具がどうして必要なのかということも、上達につながるので書いてますけど(笑)

そして上達を目指すゴルファーのための情報サイトとして、このWEBページを作ったのです。

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