ミケルソン、アニカが使っているキャロウェイの複合ドライバー、
FT-3
リシャフトするために本日分解してみると、
ツアースペックと言うこともあって、ヘッド重量は202.7グラムとやや重め。
SLEルール適合フェースにしては反発が高い(ボール初速が上がりやすい)のが気に入って購入したのですが、これはヘッド重量が影響しているのかも知れません。ヘッドは軽いよりも重い方が反発力が高まるからです。ヘッドを重くすればデメリットもありますが、飛びの要素としてヘッド重量は見逃せないファクターです。
で、次にやったのがこれっ!!
(協力・アナライズ A坂さん)
重心マーカーに乗せてスイートスポット位置を計測。
定規で測ってみると重心高は35ミリ前後。市販モデルとしてはやや低めですが、現在エースのXドライブ405に比べると重心はほんの少し高め。低スピンで飛ばしてやろうとしつつも、ドロップしづらい位置に重心が設定されています。
重心距離も定規で測ると34~35ミリぐらい(正確に計るには専用計測器が必要。20万円以上と高額なために未だ購入できず‥‥トホホ)でした。
続いて、シャフトの接着寸は約33ミリ。
FT-3の場合、キャロウェイにしては珍しくスルーボアを見送っただけでなく、シャフトの先端側を生かしやすい設計になっていました。ちなみにXドライブ405の接着寸は53ミリ。これは市販ドライバーの中ではかなり深くシャフトが入るドライバーっす。
20ミリも接着寸が異なると、同じシャフトを成り行きで装着した場合、硬さを含めて振った感じがガラッと変わってしまいます。
うーん、困った。
シャフトはすでに赤マナ73を用意しているのですが‥‥接着寸が決まりません‥‥
FT-3は複合ヘッド。ヘッドに熱を加えてシャフトを抜くことができません(これで失敗するとヘッドが死にます)。このため、一度装着したらやり直しがきかず、1発打ってダメだったらそのシャフトは「チーン!!」お釈迦になってしまうんですわ~。
なんとか明日までにはシャフトを装着します。
んじゃ。