マーク金井blog

2014年07月17日MLBオールスターを見て、プロゴルフツアーのあり方について真面目に考えてみた‥‥

昨日午前中は久しぶりにテレビ前にかじりついてました。他でもありません、メジャーリーグのオールスター中継があったからです。ダルビッシュとコージ・ウエハラ、どちらもマウンドに立ちました。画面の前で身震いしました。メジャーの顔であるジーターは今年で引退が決まってましたが、2打数2安打の大活躍。名プレーヤーのスーパープレーも堪能させていただき、試合は2年連続でア・リーグが制しました。オールスターはお祭り的な要素が強いですが、これを制するとワールドシリーズの開催権が有利になります。なので、勝ちにもこだわる試合なのがメジャーならではです。

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写真はMSN産経ニュースより転載 ↑記事は写真をクリック

さて、今年のオールスターは米国・ミネソタ州ミネアポリスにあるツインズの本拠地、ターゲット・フィールド。ここは米国のスタジアムとしては珍しく、電車で行けるスタジアム。最寄り駅から近いので手軽に観戦できます。そして、フィールドと観客席の距離が非常に近い。まさに野球ファンにはたまらない理想的なスタジアムです。マーク金井も野球観戦大好き人間で、年間10試合近くスタジアムに足を運びます。神田で仕事しているので、後楽園ドームは目と鼻の先。神宮球場も30分以内、横浜球場も1時間弱で行けます。

そこで、今回のエントリーはスポーツ観戦、プロスポーツのあり方について。野球やサッカーに比べるとゴルフは観戦にかなり不利です。まず駅から歩けるゴルフ場でトーナメントが開催されることはめったにありません。かつては男子ツアーでくずはオープンという試合があって電車で見に行けましたが、今は電車だと、最寄り駅からギャラリーバスに乗るかタクシーを利用することになります。加えて、都心から30分以内なんてことも不可能。関東近郊での大会がっても、都心からだと1時間以上はかかってしまいます。

 

そして、野球やサッカーに比べると観戦するのも大変です。観戦スタンドが非常に少なく、ギャラリーは基本立ち見です。見るのが結構疲れますし、飲食しながら見るのも難しい。
ざっと上げてみても、野球やサッカーに比べると、地の利の悪さ、ギャラリーへの配慮が足りてません。ゴルフはスタジアムではなくフィールドなので致し方ない部分もありますが‥‥

 

次にプロスポーツのあり方についてですが、野球やサッカーは選手と観客(ギャラリー)との一体感があります。スタジアムという閉鎖された空間で観戦できることも影響してますが、野球もサッカーも観客(ギャラリー)が試合を盛り上げています。野球もサッカーも観客ゼロでは競技が競技として成立しない感さえあります。実際、サッカーでは無観客試合があったりしますが、その時の空気感というのは通常の試合とまったく異なります。野球もしかりでガラガラの時と、満員の時とではスタジアムの雰囲気、そして選手のプレーぶりにも少なからず差があるような気がします。実際、今年のサッカーワールドカップではGoogleが勝ち負けを予想したそうですが、予想の判断材料にどんな観客が見にくるのかを含めていたそうです。

ここからはまったくマーク金井の独断と偏見ですが、以上のことをひっくるめて考えると‥‥

プロとはその競技でお金を稼ぐこともさることながら、
プロとは観客(ギャラリー)の前でプレーしてこそプロとして成立する

ような気がしています。ジャンルは異なりますが演劇は観客ゼロだと演劇として成り立ちません。観客ゼロだと本番ではなく稽古です。人前で演じてこと、演劇は演劇として成立し、プロの役者は観客の前で演技してプロの役者として成立するのです。だから役者さんたちは一生懸命、集客活動を行っています。

 

今、ゴルフ界ではテレビ中継のあり方についていろんな議論が交わされてますが、その前に考えなくてはいけないのは、試合会場にギャラリーをいかに集めるかということ。マスターズや全米オープンのように観戦チケットが入手できないような状況を作ることが優先すべきことだと思います。プロトーナメントをライブで観る人が多くなれば、テレビ中継のあり方も必然的に変わってくるような気がします。ちなみにゴルフの本場、米国ではアマチュアの大会、全米アマチュア選手権で毎日1万人のギャラリーが集まるそうです。残念ながら日本でもっともギャラリーが多いトーナメントでも毎日1万人は集まらないでしょう。昨年の日本オープン(国内メジャー)は、4日間トータルで1万人以下だったらしいです。単純計算すれば、

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昨年の日本オープン優勝者 小林正則 写真はJGAのHPより転載

1日で2500人以下!!

1日で2500人ぐらいしかギャラリーが集まらないプロの試合をテレビの地上波で放送されている。この現実を考えると、テレビのゴルフ中継がいつ無くなってもおかしくないと思います。

では、どうすればゴルフは観客(ギャラリー)を増やすことができるのか?

いきなり野球やサッカーのようには行きませんが、まずは手軽に観戦に行ける場所でもトーナメントを開催するのがいいでしょう。例えば、関東だと赤羽ゴルフ倶楽部。関西だとくずはパブリック。どちらも駅から徒歩数分でコースに着きます。年に1度でもいいから、サクッと観戦できる場所でトーナメントを開けば、手軽にプロトーナメントを観戦できます。そして、現地で観戦して好きな選手が出来たり、迫力あるプロのショットを観ればリピーターが増えてくる可能性が出てきます。かなり、かなり地味な方法ですが、まずは草の根的にギャラリーを増やすことが大事でしょう。

 

そして、プロ選手に関しては試合を増やすことも大事ですが、観客の前でプレーできる試合を増やすことがもっと大事です。日本でも全国でミニツアーが開催されています。マーク金井もかつてプロギアのミニツアー、SOTツアーに出てましたが(アマチュア枠)、その多くは賞金は出ますが無観客試合。小さい試合は増えているのが大変好ましいのですが、そのほとんどはギャラリーが入ってません。なんとも勿体ないです。武者修行するならば、賞金稼ぐだけでなく、ギャラリーの前でプレーしてもらいたい。50人でも100人でもかまいません。芝居の世界だと、有名な役者さんが小さい劇場(観客50人)ぐらいの前で演技したりもします。

 

ギャラリーが0人とギャラリーが1人とでは大違い。選手の前に1人でもギャラリーがいれば、それだけでもプレーに差が出るような気がします。

 

マーク金井は世界最小のMMTトーナメントを作ろうとしたきっかけもそこにあります。プロのプレーぶりを手軽に間近に観てもらいたい。そのために、開催場所は電車でサクッと行ける赤羽ゴルフ倶楽部を選びました。競技を9ホールにしたのも、観戦時間を短縮することでギャラリーに見やすくしたかったからです。今回のMMTはコース内にギャラリーは入れませんが、土手から観戦できます。土手からの観戦ですからもちろんタダ(無料)です。

 

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詳細は↑をクリック

本大会は8月22日金曜、午後2時半からスタート

赤羽ゴルフ倶楽部はホールと荒川の土手が非常に接近しており、土手から選手のプレーぶりを間近に観られます。草野球を観るかのような手軽さで、ぜひとも観戦しにきて下さい~。

 

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7月19日 26日(土)

ゴルフの竪琴講習会

満席となりました。

7月27日(日)

中越豪 パッティングセミナー

10時の部 満席 14時の部 受付開始します!

ジオギャラクシー代表 中越豪。ツアーサービス、プロキャディの経験もある。中越豪があなたをパッティングの世界の入り口にご案内します。希望者にはパターの調整もします(別料金)愛用のパターをお持ち下さい

お値段は8000円です

お申し込みは yoyaku@analyze2005.com お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!)

8月3日

4スタンスセミナー(レッシュプロジェクト公認トレーナーによる)

10時開始 14時30分開始

レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!

開催場所

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-8-7光起ビル地下二階

アナライズ 神田スタジオ

  • アナライズはお待ちいただけるスペースがございません。開催時間の5分前ぐらいにお越しください。
  • 日曜祝日ですが、ビル入口のドアが防犯上の都合オートロックで閉まってしまいます。
    /恐れ入りますがお越しの際はお電話いただけると、ビルの入口の鍵を開けさせていただきます

ゴルフの竪琴 好評再発中。

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