11月に発売が予定されている三菱レーヨンのシャフトといえばこれっ!!
ディアマナの新バージョンのMシリーズで、ロゴ背景色の色をもじって「赤マナ」と呼ばれてますが、種類は全部で3週類。
M63(60グラム台前半)
M73(70グラム台前半)
M83(80グラム前後)
発売間近ということもあって、ゴルフ雑誌でも試打インプレされる機会が増えてきましたが、先週、ボクも一番軽いM63(試打用)を1本何とか入手しました。
早速、組み上げて見たら‥‥何、何、何と~重さを除いたスペックは、M73とまったく同じ!! 吃驚仰天、同じシャフトでも個体差があるというのに、この2本ときたら、
振動数は264cpm
センターフレックスは4.8kg
ヘッドはどちらもXドライブ405でヘッド重量はほとんど同じ。長さはM73の方が44.75インチで、M63の方は45インチ。軽い方を少し長くしたのは、振った時のフィーリングを同じにしたかったから。この手法はクラブメーカーもよくやる手法。メーカー側もこうセッティングされることを予想していたのか? それとも偶然の一致なのか? いずれにしても、ボクの手元にあるM63は、M73がちょっと辛い人に人向けとしては理想的な仕上がり。
しかし、スペックだけでは語れないのがシャフト!!(計測項目が少なすぎるともいえますが‥‥汗)
ワッグルしてみると、何回比較してもM63の方がシャフトの振れ幅が大きいし、手に伝わる感触もM63の方がクニャッとしている。同じSでも、M63の方はSRというシールを貼りたくなりました。
実際に打ってみても、
フィーリングは変わりません。ボクは切り返した時にシャフトの硬さをジャッジしますが、明らかにM73よりもM63の方がしなり量が多めだし、軟らかい。当然シャフトのしなり戻りも、M63の方が少しスローな感じがします。ここまでフィーリングが違うということは、結論はひとつ。恐らく、M63の方が先端剛性を意図的に下げているのでしょう。シャフトの先端側がムチのように大きくしなるってくれるから、M73と同じ振動数なのに軟らかく感じているみたいです。
ここからはボクの推察ですが、赤マナM63は女子プロたちのヘッドスピードに合わせているような‥‥感じがします。ストライクゾーンはSでヘッドスピードが42~45m/sぐらい。M73同様、捕まりがいいので、捕まったフェードを打つのにすごく適していますし、シャフトで球を捕まえたい人にも相性が良さそう。反面、インからあおって引っかかる人にはつかまり過ぎる怖さも。青マナが「左に絶対行かせないぞ」とすれば、赤マナは3シリーズとも「つかまり重視」のシャフトというのが今のところのボクの結論っす。ご参考にして下され。
ちなみに、今日のスコアは39、37(千葉・大多喜城GC フルバック 4バーディ、OB1発)
んじゃ、