マーク金井blog

2014年07月09日コンパクトなトップを作るための極意とは!?

昨日はインターネットラジオ、ソラトニワ「マーク金井の喋らずにいられない」の公開生放送日。ゲストはピンゴルフジャパン広報の山口尚子さん。一昨日(7月7日)に記者発表された新製品、ピンG30シリーズのドライバーとアイアンを持参していただき、クラブについて色々お話を伺いました。

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ピンゴルフジャパンの山口さん業界では、赤羽の米倉涼子と呼ばれている

G30ドライバーはヘッド体積460CCとルール最大級ながらも、今回は空力特性をアップさせたことが最大の特徴としてアピールされています。クラウンのフェース側に6本のフィン(タービュレーター)を取り付けることで空気の流れが良くなり、結果的にヘッドスピードを上げる効果が期待できるとのこと。米ツアーで戦うB.ワトソンはG30を使うことで更に飛距離が伸び、先週米ツアーを制したA.カブレラはいきなりG30を使っていました。マーク金井は神田のスタジオでじっくり試打しましたが、進化を感じたのはフェース。インパクト音が心地良い金属音になり、フェースの弾き感もアップしています。発売は9月上旬ですが、発売が今から待ち遠しいドライバーです。

G30はドライバーだけでなくFW、UT、そしてアイアンもラインアップしています。アイアンも飛距離を優先した設計になっており、前作(G25)と比べるとロフトが立っています。G25のロフトは5番で26度でしたが、G30では5番で24度。2度もロフトが変われば、5~7ヤードぐらい飛距離が違ってきます。もちろんピンのことですから、従来モデル同様、G30も歴代モデルを継承している部分があります。

ひとつはバンス角が大きいこと。

7番アイアンでバンス角が8度
8番アイアンでバンス角が9度
9番アイアンでバンス角が11度

バンス角を大きめに付けることでダフりのミスに強くなっています。そして、ピンと言えばライ角。従来モデル同様、このG30でもライ角のバリエーションは12種類もあり、これはクラブメーカーで唯一実施していることです。アイアンの性能をフルに引き出すには適正ライ角のアイアンを使うことですが、昔も今もピンが一番ライ角のバリエーションが多いです。

日本ではピンと契約しているのは、男子ツアーでは塚田好宣プロ。来週からは3度目の全英オープンに出場しますが、ドライバーはもちろん最新モデルのG30。アイアンは風対策を考えて、ブレードタイプのS55を使うそうです(一昨日の記者発表の場でコメント)。

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塚田プロと語る!話している内容はMMTのことだったりしますw

さて、その塚田プロですが持ち球はドロー。トップはシャットフェースで重心距離が長いピンのドライバーと相性が良いスイングをしていますが、トップはコンパクト。ロングヒッターですが、腹八分なトップです。そして今週発売のゴルフ雑誌「アルバ」では、腹八分なトップの作り方をレッスンされています。

塚田プロは‥‥

「テークバックやトップで左手首が甲側に折れるとオーバースイングやシャフトクロスになります」と解説してますが、まったくその通り。左手首が甲側に折れると、グリップが緩み、関節も緩んでどこまでクラブが上がっていきます。加えて、左手首が甲側に折れてしまうと、それに連動してフェースが開き、オープンフェースなトップになります。オープンフェースだと、いくらG30のドライバーがやさしいと言っても性能をフルに引き出すことはできません。G30のように慣性モーメントが大きいヘッドは重心距離が長く、オープンフェースだとフェースをスクエアに戻しづらくなるからです。

腹八分のトップを作るためには、「アドレスで左手首の角度をキープすること」を塚田プロはアドバイスしています。でも、本当に腹八分のトップを作りたいならば、左手首というのは少し手の平側に折れ曲がっているぐらいでちょうどいいいです。実際、塚田プロのトップを見ても、左手首はフラットな状態から少し手の平側に曲がっています。そして、フェースは空を向いたシャットフェース。まさに重心距離が長いピンのドライバーと相性が良いスイングをしています。

テークバック、そしてトップで左手首を甲側に折らない(手の平側に少し曲げる)コツは、左前腕の使い方にあります。テークバックを開始したら、左前腕を反時計回りにねじりながらテークバックして下さい。左前腕を反時計回りにねじると、それに連動してフェース面は閉じていきますが、それでOKです。そして、試していただくと分かりますが、左前腕を反時計回りにねじると関節が緩みません。身体の硬い人はもとより、身体が軟らかい人でもトップはコンパクトになってきます。

ピンのG30に限らず、慣性モーメントの大きさをアピールしているドライバーはほぼ例外なく重心距離が40ミリ以上と長くなっています。このタイプのドライバーを使いこなすには、性能を100%引き出すためにはトップで左手首を甲側に折らないことが求められることを、ぜひぜひ覚えておいて下さい~。

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