先週は国内で男女ツアーが開催され、男子の長嶋茂雄インビテーショナル・セガサミーカップ(北海道、ザ・ノースカントリーGC)では終盤まで勝負がもつれ込み、プレーオフに突入。プレーオフ3ホール目に石川遼選手が小田孔明を下して、国内ツアー11勝目を挙げました。女子の日医工女子オープン(富山県、八尾CC)では、今年から日本ツアー初参戦を果たしたジョン・ヨンジュ(韓国)が、7バーディノーボギーの「65」をマークして逆転し、ツアー参戦から12試合目で初優勝を飾りました。横峯さくら選手も最終日にスコアを6つ伸ばし、2打差の単独2位に入りました。そして、昨日のマーク金井といえば、MMTツアーが開催される赤羽ゴルフ倶楽部で薄暮ハーフをプレーしてきました。クラブの本数はもちろん9本。手引きカートではなく、担ぎのセルフプレーです。
さて、今日のエントリーもクラブセッティングについてです。前回のブログではクラブの本数について書きましたが、今回はスコアアップできる具体的なセッティングについて書きたいと思います。
サッカーのピッチ同様、ゴルフコースにもバイタルエリアがあります。バイタルエリアとは得点になりやすい活動が起こる地帯のことですが、ゴルフのバイタルエリアとはスコアに直結しやすい地帯のことです。プレーヤーの力量によっても異なりますが、
マーク金井の場合のバイタルエリアは、ピンから130y以内!!!!
130y以内にボールが入ったら、確実に3打以内で上がるようなプレーを心がけています。もちろん、状況によっては2打以内も狙います。言い換えると、130y以内ではミスが出づらいクラブ、スコアが出る(距離感を合わせやすい)クラブを入れてます。
具体的に言うと
・9番アイアン
・PW
・AW(U)
・SW
・LW(コースによっては入れない)
・パター
普段8~9本でプレーしているのに、130y以内のクラブは5~6本も入れています。対してバイタルエリア外で使うクラブはというと、
・ドライバー
・ユーティリティ
・5番アイアン
・7番アイアン
の4本だけ。14本入れる時は、6番アイアン、8番アイアン、3Wや5W、ユーティリティを入れたりもしますが、ほとどんのラウンドでは9本で事足ります。ゴルフコースのバイタルエリア外では、とりあえず前にボールが進めばいいと思っているので、いろんなクラブを使うよりも使うクラブを決めた方が楽だし、ミスも出づらいからです。サッカーに例えるならば、ゴルフの場合、バイタルエリア以外はディフェンスエリア。バイタルエリアに近づけるための距離は求められますが、シュートを打つほどの精度は求めれらません。ある程度距離が出れば厳密な方向性は求められませんし、厳密な距離感も求められないからです。とりあえず距離が出てフェアウェイをキープ、グリーンにそこそこ近づけさえできればOKです。
スコアメイクのためのクラブセッティングの極意は
ディフェンスエリア(ティショット、ロングの2打目。残り130y以上のグリーンを狙うショット)では確実に前進できるクラブを入れておくこと。
ディフェンスエリアでいくらナイスショットを打ってもスコアに直結しません。200yからベタピンついたりすることもありますが、これは想定外のナイスショット(笑)。ディフェンスエリアで必要なことは、いかに確実にロングパスを決められるかということ。ボールをグリーン方向に確実に近づけるかが求められます。ディフェンスエリアで絶対やってはいけないのは横パスとかバックパスです。ゴルフの横パスとは左右に大きく曲げて林や池に打ち込んでしまうこと。ゴルフのバックパスはOBです。
例えば、ドライバーでチョロやOBが多いならば、ドライバーは抜きましょう。ミニドライバーや3Wでもいいし、ユーティリティでティショットすればいいんです。ディフェンスエリアのセカンドショットで大事なことは、確実に前進できるクラブを使うこと。7番アイアンでもいいし、ユーティリティでも構いません。100切り、90切りを目指すならば確実に150y打てるクラブさえあれば大丈夫。70台を目指すならば180y打てるクラブが1本あれば、ディフェンスエリアでのパスミスを減らせ、それがスコア浪費を減らすことにつながります。
マーク金井の場合、かつては2打目で230y以上飛ぶクラブをバッグに入れてましたが、今は入れてません。特に9本プレーの時は、200y以上飛ぶクラブはバッグから入れないようにしています。2打目で230y飛ぶクラブは失敗した時に大怪我する確率が高くなるからです。そして、なにより普通にプレーする場合、2打目で200yも飛べば十分スコアメイクできるからです。
次にバイタルエリアでのクラブ選びで大事なのは方向性と距離感がちゃんと出るクラブをバッグに入れておくこと。最近、飛ぶアイアンが増えてきましたが、バイタルエリアにおいて大事なことは、飛距離よりも距離感。例えば、130y打ちたいのに140yも飛んでしまうクラブというのは、サッカーに例えるならば枠を捕らえてないシュートを打つようなもの。グリーンを狙うショットにおいては、自分のイメージした距離が打てるクラブがやさしいクラブです。具体的に言うと、
130y、115y、100y、85y
この距離をフルショットで狙えるクラブがバッグに入っていると、枠を捕らえるシュートが打ちやすくなります。
130yは9番
115yはPW
100yはAW
85yはSW
でフルショットできる距離。だから、下の番手の本数が多くなるのです。もちろん、これはあくまで目安です。バイタルエリアが100y以内ならば、まずは100yが打ちやすいクラブをバッグに入れて下さい。距離に合わせてスイングを変えるのではなく、普通にスイングした時に100yが打てるクラブを入れるのです。
サッカー同様、ゴルフもバイタルエリアでいかに枠を捕らえるシュート(ショット)を打てるかでスコアは決まります。マーク金井は打感よりもやさしいアイアンを好んで使うのは、その方が枠を捕らえる確率が高くなるから。そして、アイアンはライ角調整をしてから使うのは、その方が枠を捕らえる確率が高くなるからです~。
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