サッカーワールドカップは予選リーグがまもなく終わろうとしてます。今回は南米チームの活躍とアジア勢が振るわなかったことが目立ちました。アジア勢は予選リーグで勝利がひとつもありません。南アフリカ大会のような奇跡は起こらず、アジア勢は引き分けが最高で、他はすべて敗戦です。決勝トーナメントに勝ち上がったチームを見ると、その多くがFIFAランキングが20位以内となっています。日本は4年後のワールドカップを目指すことになりますが、そのためには、アジア予選を勝ち抜くとこと同じぐらい、少なくともFIFAランキングを25位以内に押し上げる必要があるでしょう。
ワールドカップはまだまだ続きますが、今日のエントリーはビギナー(初心者)が楽しくラウンドするための方向について書きたいと思います。弊社女子スタッフも昨日、ラウンドデビューしましたが、デビュー戦で大事なことは「またゴルフ場に行きたい」と思うようになってもらうことです。スノボほどではありませんが、ゴルフも初心者の頃は、楽しさよりも苦しさの方が多いスポーツ。スノボ初心者は転んでばかりになりますし、ゴルフ初心者はミスショットを連発するのを避けられないからです。
そして、スノボの場合、最初にやって2回目も行こうとする人は半分以下だそうです。転んでばかりだと全然楽しくないし、怪我するのも怖くなるからです。ゴルフの場合、スノボほどではありませんが、最初のラウンドが辛くなり過ぎるとモチベーションが一気に下がってしまう恐れがあります。
では、どんな風にラウンドすれば、ビギナー(初心者)がゴルフ継続的にしたくなる気持ちになれるのか?
まずはコース選び。スノボのゲレンデには初心者用、中級者用、上級者用とあるのと同じく、ゴルフ場にも難しいコースと易しいコースがあります。なので、ビギナー(初心者)には易しいコースを必ず選んで下さい。具体的に言うと、
・距離が短い(9ホールで3000y未満)
・できるだけアップダウンが少ない(河川敷が理想)
・OB、池、林、バンカーがあまり多くない(コースレートが70未満が理想)
・できれば9ホールのコース
ビギナー(初心者)にとって、マーク金井が強くオススメしたいのが9ホールのコースでのプレーです。ビギナー(初心者)にとっていきなり18ホールプレーというのは、初めてスノボする人が、リフト1日券を購入して朝から夕方まで滑るのと同じようなもの。
ゴルフをやりなれた人にとっては9ホールは物足りないかも知れませんが、ビギナー(初心者)にとっては、いきなりの18ホールはプレー時間が長すぎます。9ホールぐらいがちょうどいいです。そして、元気なビギナー(初心者)で物足りないからもっと「プレーしたい」と言われれば、9ホールを2回プレーすればいいでしょう。同じコースならば景色も少し覚えてたりするので、ビギナー(初心者)にもプレーに余裕が生まれます。
次に大事なのがクラブセッティング。
ビギナー(初心者)に14本のクラブは必要ありません。クラブは少なければ少ないほどいいです。マーク金井は以前、坂田信弘プロの担当をしてましたが、坂田塾ではゴルフを始めたばかりの子供は使えるクラブは2本だけ。パターと6番アイアンだけでラウンドします。今、シード選手として活躍している笠りつ子プロも小学生低学年の頃は、パターと6番アイアンだけで熊本の名門コースをプレーしていました。まあ、そこまで減らさなくてもいいですが、具体的には‥‥
・ドライバー(無くてもいいです)
・5番ウッドもしくはユーティリティクラブ(ロフト18~20度)
・7番アイアン
・9番アイアン
・ピッチングウエッジ
・サンドウエッジ
・パター
この7本で十分です。クラブが少ないメリットは、クラブ選択で迷わなくなるし、ミスが出づらいクラブを抜いておくことで、ミスショットを減らせるからです。ビギナー(初心者)に限らず、慢性的に100以上叩く人ならば、この7本でプレーした方がスコアは確実に良くなります。
最後にプレーの方法ですが、可能ならばパットとアプローチを除けば、すべてティアップしてボールを打つことをオススメします。これも坂田塾の受け売りですが、坂田プロはビギナー(初心者)に対しては、練習でもラウンドでもティアップして打たせています。ティアップすることでスイングが悪くなるのを防止できるからです。ボールのライが悪いのに、無理にノータッチで打たせるよりも、ティアップして打ってもらった方がミスショットが防げるだけでなく、スイングが悪くなるのも防止できます。そして、グリーン上では4パットでOK。バンカーに入ったら2回って出なかったら、バンカーの外からプレー続行することをオススメします。ビギナー(初心者)に甘いと思われるかもしれませんが、プレーの進行、メンタル面を考えると無理に困難な状況から打たない方がいいと思います。
ビギナー(初心者)の頃は、あまり細かくスコアを付けない方がいいと思います。スコアよりもプレーの進行が大事なことを覚えてもってほしいからです。このブログでも書きましたが、プレー時間が短くなれば、それに比例してスコアも良くなるから。スコアについては、パーやボギー、ダブルボギーまではスコアを付けるのはありですが、それ以上はノーカウントでいいような気がします。誤解を恐れずに言えば、初心者の頃はいいスコアだけつければいいでしょう。実は、これはゴルフのちゃんとしたプレー方法のひとつにもあり、ステーブルフォードという競技(これはかつて米ツアー公式競技にありました)は、ダブルボギー以上はすべてスコアは0です。
32-1 b ステーブルフォード競技 |
ステーブルフォード競技での得点は、ホールごとに決められているスコアとの比較で競技者に次の点数が与えられ、それを集計して決める。 プレーしたホールで 点数 決められたスコアより2打以上多いか、 スコアの申告がないとき …………………………………..0点 決められたスコアより1打多いとき …………………….1点 決められたスコアと同じとき …………………………….. 2点 決められたスコアより1打少ないとき …………………3点 決められたスコアより2打少ないとき………………….4点 決められたスコアより3打少ないとき …………………5点 決められたスコアより4打少ないとき …………………6点 競技者の得点数を集計して最高点を得た競技者が、優勝者である。 |
http://www.jga.or.jp/jga/html/rules/rulebook/ch300/ch300_rule32.html
ビギナー(初心者)がゴルフをもっと続けたくなるかどうかは、最初の頃のラウンドで決まるとマーク金井は思っています。ゴルフは最終的にはスコア(数字)を競いますが、まずはコースに慣れ親しむこと。スコアを真面目に付けるのはコースに慣れ親しんでからでも全然遅くないでしょう。もちろん、昨日プレーした弊社女子スタッフもスコアはまったく付けてません~。
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