FUJIKURAが今、一番力を入れているシャフトと言えばランバックス。3軸シートと平織り(2軸)シートを組み合わせた新素材シャフトで、スピーダーと比較すると弾道安定性を狙ったシャフトです。
現在、3タイプがラインアップされてますが、今回は
リシャフト本の試打でフィーリングがすごく良かった「プロトタイプ」を入手(写真下)。メーカー公称値はSで70.5グラムですが、実測値は
69.5グラム。フジクラの場合、公称値よりも実測値が少し重いモノが多いのですが‥‥これは公称値よりも少し軽め。ちなみにカット後の重量は65グラムほどでした。
ヘッドはBSのXドライブ405(8.5度)。
リシャフト後のスペックは
リアルロフト 8度
(Xドライブは元々ロフトがかなり立っています)
フェースアングル -0.5度
(見た目はスライトリー、フックフェース)
ライ角度 59.5度(アップライトが好きなもので)
長さ 44.75インチ(最近、この長さがスタンダード)
総重量 320.5グラム(赤マナ73よりもチョイ軽め)
バランス D1.5
(鉛1枚ヘッドに貼り付け、相変わらずフジクラはバランスが出づらいなぁ)
振動数 268cpm(SらしいSの硬さ)
最初、40ミリの接着寸で組み上げましたが、
シャフト先端側が少し硬い感じがしたので、即、リアッセンブル。接着寸を5ミリ減らし、35ミリに変更。たかが5ミリと思うかも知れませんが、これが結構変わってくるんですよ~。先のしなり感が増すだけでなく、手元側のしなりもわずかですが増えてきます。
で、ナイスショットした時のデータがこれっ!!
ノーマルのランバックスに比べると、先調子感が控えめで低スピン弾道が打ちやすく仕上がりました。スピン量が1900回転というのはドロップの怖さがありますが、これはシャフトよりもヘッドの影響が大きいでしょう。なんたって8度ですからね。リアルロフトを1度増やしてやれば、2000~2300回転ぐらいに落ち着きそうな感じがします。
しなりについては、ノーマルのランバックスよりも切り返しで「手元側がクイッ」としなってくれるので、僕的にはタイミングが取りやすい。スピーダーなどと比べると弾き感が少ないですが、いい意味でシャフトが動き過ぎません。
おーっと、もう11時50分を過ぎている‥‥(汗)
明日は、ホームコースの猿島でラウンド。試打レポートは明日詳しくカキコしまっす。
んじゃ、