マーク金井blog

2014年06月12日今話題のミニドライバー、マーク金井の試打インプレッション!!

昨日はバドミントンのヨネックスオープンを観戦してきました。場所は東京体育館。元々は日本オープンだったそうで、国内選手はもとより世界各国のトッププレーヤーが参加しています。マーク金井は11日もっとも注目のカード、山口茜(勝山高校)とロンドン五輪覇者にして世界ランク1位のリ・シュェルイ(中国)の対戦を間近で観てきました。

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第1ゲームを山口選手があっさりが取り、第2ゲームも取って勝ってしまうのでは?と期待したものの、19-19から2点をリ・シュェルイに取られてしまいました。ファイナルも両者拮抗しましたが、終盤に入って力の差がジワジワ出始めリ・シュェルイ選手に軍配が上がりました。山口選手は世界ランク1位のリ・シュェルイと互角に戦い、激しいラリーやきわどいヘアピン合戦など、見応え十分でした。そして改めて感じたのは、スポーツ観戦は生で観るのが一番面白いです。そして野球もそうですが、スタジアムで椅子に座って観戦するのが楽しいです。突拍子もないかも知れませんが、ゴルフの試合もスタジアムで座って観戦できれば、もっとギャラリーが増えるし、もっとエキサイティングな試合が繰り広げられるような気がしました。

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さて、今日のエントリーもミニドライバーについてです。マーク金井は現在、ミニドライバーを2本所有しています。

キャロウェイ  X2ホット ディープ    ロフト12度
テーラーメイド SLDR S ミニドライバー  ロフト12度

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どちらも並行輸入品を購入して、すぐにリシャフトしました。ヘッドだけ欲しい場合、日本仕様よりも平行輸入品の方が割安だからです。さて、この2本のミニドライバー。ヘッド計測してみると、「嘘でしょ」ってぐらい似ている所と、まったく似ていない所があるのが分かりました。

キャロウェイ
X2ホット ディープ

・重心距離  35.5ミリ
・重心深度  31.75ミリ
・重心高さ  25ミリ
・フェース厚 40ミリ
・ヘッド重量 211.9グラム

 

テーラーメイド
SLDR S ミニドライバー

・重心距離  35.5ミリ
・重心深度  30.25ミリ
・重心高さ  27.25ミリ
・フェース厚 40.5ミリ
・ヘッド重量 216.4グラム

フェースの厚みと重心距離はまったく同じです。そして、どちらも重心深度が浅くて低重心。数値的にはX2ホット ディープの方がより低重心で少し重心が深め、対して、SLDR S ミニドライバーは少し重心が高めで少し重心が浅めです。基本的には2本とも、

浅低重心で低スピン弾道が打ちやすい!!!!!

今どきのぶっ飛びドライバーと同じコンセプトです。実際、打ってみても両方とも弾道はドライバーと同じ。FWならではのスピンが効いてフワッと浮いた球は出ません。放物線弾道でランもしっかり出ます。しいて違いを挙げれば、キャロウェイの方がスピンが少ないのでランが出やすい感じがします。

キャロウェイ X2ホット ディープはティショット専用
テーラーメイド SLDR S ミニドライバーはティショットにも、FWからでもOK

な感じがしました。ヘッド形状も球筋に連動していて、X2ホット ディープの方がドライバーを小さくしたような形状。テーラーメイド SLDR S ミニドライバーの方は3Wを大きくしたような形状です。球筋的には、どちらもヘッドが返りづらく左のミスが出づらいクラブです。

そして、この2本の1番の違いはヘッド重量!!!!

キャロウェイ X2ホット ディープ
・ヘッド重量 211.9グラム

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テーラーメイド SLDR S ミニドライバー
・ヘッド重量 216.4グラム

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その差は4.5グラムありました。たかが4.5グラムと思うかも知れませんが、同じ長さで組み上げるとバランスが約3ポイント変わってきます。マーク金井はどちらのミニドライバーも43.5インチで組み上げましたが、X2ホット ディープはヘッドの重さがちょうど良くてしっかり振り切れます。対して、テーラーメイド SLDR S ミニドライバーの場合、43.5インチだとヘッドが効き過ぎて、振り遅れてしまいます。こSLDR S ミニドライバーに限らず、最近のテーラーメイドのウッドはヘッド重量がかなりヘビーです。それにも関わらず、テーラーメイドはヘッドが重いことをアピールしていません。加えて、メーカー公式サイトにはヘッド重量の記載が何故か無いです。

重いヘッドが振り切れない場合、クラブを少し短くすると振りづらさが解消されます。短くするとクラブ全体の慣性モーメント(MOI)が下がるからです。マーク金井的にはSLDR S ミニドライバーは43.25インチぐらいがちょうどいいかも知れません。

ミニドライバーはティショット用として使うのにかなり適していますが、とにかくスピンが少ないのが特徴です。なので、ヘッドスピードが遅めの人だと12度のロフトだとボールが上がりきらない可能性が高いです。ティショット用で使う場合でも12度でボールをちゃんと上げるには、ヘッドスピードは44m/s以上は必要でしょう。43m/s以下の人の場合ならば12度より14度の方がキャリーを稼げるし、飛距離も出そうな感じがします。

そして、改めて感じたのがシャフトの重要性です。ヘッドの性能を生かすも殺すもシャフトで決まります。マーク金井が一番最初に作ったシャフトはFWに適したW65ですが、これは60グラム台のシャフト。60グラム台のシャフトはiミニドライバーにもちょうどいい重量帯です。ミニドライバーはクラブの長さが43.5インチ前後と通常のドライバーよりも2インチほど短いです。この長さを考えると、シャフト60g台、そして手元のしなりを感じやすいシャフトがオススメです~。

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