マーク金井blog

2014年06月01日ゴルフプレーで本当に必要なクラブの本数とは!?

一昨日はアメリカンなゴルフ場、多摩ヒルズでラウンドしてきました。米軍基地施設なので出入り口は仰々しいですが、一歩中に入ればそこは米国ゴルフ場。クラブハウスの作り、トイレの小便器の高さもアメリカそのままです。コースは2人乗りの乗用カートでセルフプレーが基本ですが、担いで回っている人もいたりします。グリーンはベントと高麗の2グリーンでメインが高麗。高麗は芝目がかなり強く、ショートパットも油断できません。1メートルでもショートのミスが出たりします。

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マーク金井はドライバーを2本試打することもあって、久しぶりにキャディバッグの中にはクラブが15本入っていました。しかし、実際にプレーで使ったのは、

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・ドライバーその1(タイトリストVG3 9.5度)
・ドライバーその2(タイトリストVG3 10.5度)
・アナライズオリジナルUT(21度)
・5番アイアン(タイトリストAP1)
・7番アイアン(タイトリストVG3)
・9番アイアン(タイトリストVG3)
・PW(タイトリストVG3)
・SW(タイトリストVG3)
・パター(リンクスナチュラルパター、マレット型)

ドライバーを2本使ってますが、それでも9本だけでプレーしています。薄暮ハーフの時は9本でプレーしていますが、実は、普通に18ホールプレーする時も9~10本ぐらいしか使いません。ゴルフルールで14本まで使えることになっていますが、14本使うことは滅多にないです(笑)

そこで今回のエントリーはゴルフプレーに本当に必要なクラブの本数について。現在市販中のアルバ(6月12日号)の漫画でも書かれてますが、クラブが14本以内と定められたのは1938年。それ以前はもっとたくさんのクラブを入れているプロがいました。ウォルター・ヘーゲンは25本、トミー・アーマーは24本、最多本数すでは27本使っていたプロもいたそうです。クラブの本数が増えれば当然、担ぐキャディへの負担はかなりのものになります。そして、クラブが増えるほど本来の技術を争うという本質から外れているという批判も多くなり、やがて現代の14本に落ち着いたそうです。

さて、このクラブの本数。現在では多くのアマチュアが14本をキャディバッグに入れてますが、マーク金井がゴルフを始めた頃(昭和47年頃)は、そんな人ばかりではありませんでした。ゴルフを始めたばかりの初心者の多くは

・ドライバー
・3番ウッド
・3番アイアン
・5番アイアン
・7番アイアン
・9番アイアン
・パター

この7本でスタートし、後からSWを追加するというのがスタンダードでした。当時はゴルフクラブが高価なこともあり、ハーフセットを買い求める人が多かったからです。もちろんマーク金井もその1人で、最初に購入したのは

ミズノのマスターフラッグ

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というモデルでした。当時はクラブは1本ずつ購入できたので、ハーフセットで購入しても後から偶数番手のアイアンを追加で購入できました。今、1本づつクラブを購入できるのはメーカーはピンぐらいですが、非常に合理的なシステムです。その当時は、経済的な理由からビギナー(初心者)はハーフセットというのが当たり前でした。

そしてゴルフ上達の観点から見ても、ハーフセットは合理的です。クラブの本数が少ないと1本のクラブで工夫することになるからです。アイアンの場合ならば距離調節の幅が広がります。7本だとフルショットだけでは飛距離の階段を作れないからです。

では、今どきはどれぐらいの本数にすればゴルフが上手くなるのか?

スコアメイクの観点から考えると、昔同様、クラブの本数が少ない方がいい思います。具体的に言うと、

・ドライバー
・ユーティリティ
・7番アイアン
・9番アイアン
・PW
・SW
・パター

これが現代版ハーフセットになり、ゴルフをこれから始める人が、このようなセットでプレーすれば14本使うよりも確実にゴルフが上手くなるでしょう。昔のゴルファー同様、本数が少ないほど1本のクラブで色んな工夫を覚えます。加えて、このハーフセットにはミスが出やすいクラブ、FWやロングアイアンが1本も入ってません。ミスが出づらいクラブを排除することで、打たなくていいミスショットを減らせます。

そしてここからがポイントですが、スコアメイクに必要なことはプレー時間を短くできるセッティングでプレーすることです。ナイスショットしたら220ヤード飛ぶけど、ミスしてチョロが出やすいクラブとうのはプレー時間を短くできません。プレー時間を短くするには左右に大きく曲げないで確実にグリーンに近づけるクラブでプレーすることです。具体的に言うと、

ティショットは170y
セカンドショットは150y

これがちゃんと打てれば、ほとんどのホールはボギーオンが狙えます。交通事故が起こりづらいクラブを手にしてボギーオンを狙えるプレーを続ければ、1ホールでの大叩きが減り、確実に100が切れるようになるのです。

練習場でいいショットが打てるのに、なかなか100が切れない。
パーがそこそこ取れるのに、なかなか100が切れない。
1ホールで大叩きしてしまい、なかなか100が切れない。

これらはメンタル面も影響していると思いますが、実はクラブセッティング、クラブ選択にも問題があります。100を切るのに必要なことはドライバーを飛ばすことでもなく、セカンドで200y打つことでもありません。チョロ、ダフりのミスをしないこと。セカンドショットで確実に150yぐらい飛ばせるようになることと、100ヤード以内で大きなミスショットを打たないこと。そして、グリーン周りでチャックりやトップしないこと。つまらないミスを減らせれば、それだけで100は楽に切れるようになります。

クラブの本数が減ればキャディバッグが軽くなるだけでなく、スコアも確実に良くなるのです~。

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