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4スタンスセミナー 6月1日 10時と14時半開始分
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アナライズの女性スタッフは練習6日目にして初めてゴルフクラブを手にしてボールを打ちました。それまでは、練習はゴルフの竪琴だけ。竪琴でフォームを形成するのに要したのは5日間です。練習時間は1回30~40分。ゴルフの竪琴でゆったりとしたハーフスイングを繰り返すことで‥‥
・身体をしっかり使うこと
・右手が上、左手が下の感覚を養うこと
・ハンドファースなインパクトを迎えること
この3つの要素をマスターしました。そして、6日目にはスーパーシャットくんという短いクラブを使ってのハーフスイングを開始。クラブを手にしても竪琴を振っているかのような綺麗なスイングでボールを打ちました。スイングをスロー再生してみると‥‥
インパクトはハンドファースト!!
そして、シャフトのしなりもちゃんと使えるスイングにもなっていました。ゴルフの竪琴は正しいハンドアクションを会得するのに役立つ練習器具ですが、実は、シャフトのしなりを上手く利用する感覚も養えます。シャフトというのは、トップからダウンの切り返し(そしてダウンスイング)では、ヘッドが遅れるようにしなります。
ヘッドが遅れるようにしなるのが「順しなり」です。
対して、ダウンスイングの途中からインパクトにかけては、しなったシャフトがしなり戻る(復元しようとする)ように動きます。
ヘッドが前に飛び出ようにしなるのが「逆しなり」です。
シャフトが上手く使えるようになるというのは、この「順しなり」と「逆しなり」をスイング中にタイミング良く発生させることです。そして、「順しなり」と「逆しなり」をタイミング良く発生させることができると、シャフトのしなりを利用してヘッドが効率良く走り(結果、ヘッドスピードが上がり)、ボールの捕まりも良くなって方向性も安定します。リズムも良くなって、再現性の高いスイングになるのです。
では、なぜゴルフの竪琴を使うと「順しなり」と「逆しなり」をタイミング良く発生させることができるのか?
ゴルフの竪琴は両手が3次元的に離れています。そして「右手が上、左手が下」の状態をキープしたままスイングするため、ダウンスイング前半で手首のコックをキープしやすくなります。両手が離れていると、トップでは、
左腕が真っ直ぐ伸びて、右ひじ、右手首が曲がった状態になります。
このポジションをキープしたまま下半身からダウンを開始すると、手首のコックがキープされます。手首のコックがキープされていれば「順しなり」が作れるのです。
シャフトの「逆しなり」については、ゴルフの竪琴で「インパクト止めドリル」をすることでマスターできます。ゆっくりとしたハーフスイングでスポンジボールを打ちますが、
インパクト(ボールが当たった瞬間)ですべての動きを急停止します。
ここでのポイントは手首を絶対にリリースしないこと。「右手が上、左手が下」な状態で右手首は甲側に少し折れ曲がっている状態でボールをヒットし、ヒットした直後にすべての動きを急停止します。
ヘッドを走らせようとするのではなく、急停止しながらボールを捕らえようとすると、
腕の振りに急ブレーキがかかります。この急ブレーキこそがシャフトの「逆しなり」につながるのです。シャフトをしならせるというと難しく感じるかもしれませんが、この急停止する感覚がつかめると、シャフトは勝手にしなり戻ってくれます。
誤解を恐れないで言うと、グリップを緩く握っているとシャフトのしなりは効果的に発生しません。振動数計はシャフトの手元側をチャック(固定)することで、シャフトが縦に振幅するのと同じです。ゴルフスイングでもシャフトの手元側をチャック(固定)してこそシャフトに負荷がかかり、シャフトはしなるのです。
そして、ハンドファーストなインパクトで振り遅れないためには、シャフトの逆しなりが必要不可欠です。
ハンドファーストな状態でボールを打とうとすると振り遅れてしまう人が少なからずいますが、そういう人の大半はインパクトゾーンでシャフトの逆しなりが発生していません。ハンドファーストが悪いのではなく、シャフトのしなりがちゃんと使えていないから振り遅れてしまっているのです。
シャフトをしならせるには、ダウンスイングの前半で手首のコックをほどかないことですが、これはやさしいことではありません。クラブを持ってボールを打ちたくなると、手首のコックはいとも簡単にほどけます。しかし、ゴルフの竪琴ならば両手が離れているので、ダウンスイングで手首のコックをキープする感覚をダイレクトに養えるんです~。
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