「アイアンの飛距離自慢」は屁の突っ張りにもならないのは重々承知しておりますが、今週47歳の誕生日を迎えようとするのに、最近、アイアンの飛距離が伸びてきました。GDOチャレンジで正確なヤーデージのもとプレーした時だけでなく、ホームコースでもパー3で持つ番手が1つ小さくなりました。現在の各番手キャリーは以下の通り。
4番 190ヤード
5番 180ヤード
6番 170ヤード
7番 160ヤード
8番 145ヤード
9番 130ヤード
PW 120ヤード弱
「ストロングロフトのアイアンを使っているからじゃないの?」と突っ込みを入れられそうですが、現在使っているのはキャロウェイのXツアー。日本仕様なのでウイークロフトではありませんが、5番のロフトが26度でPWのロフトが46度。クラブをしょっちゅう売り買いしている人間ですが、この10年近くはすべてこのロフト設定で使っております。ごくごく普通のロフト設定で今どきのアマ向けアイアンと比べると全番手ロフトは2度ぐらい寝ています。
自分ではシャフトのしなり戻りが上手く使えるようになり、インパクトで一押しできるようになったこと。そして、従来よりも体の動きがダイナミックになったことが思い当たるフシですが、それに一役買っているのがこれっ。
長さが70センチぐらいの超短尺アイアン(ロフトは7番)。
練習器具として「ピジョンゴルフ」さんで売られていたのを衝動買いしたのですが、いいんですよ~これが。ここまで短いと平地でもつま先下がりで打つようになるじゃないですか。結果、ダウンで少しでも上半身、左サイドが伸び上がればトップかシャンク。前傾角度を維持する感覚を自然に養えます。同時に、重心移動、体(へそ)をしっかり動かさないとボールが全然飛んでくれません。テークバックでクラブをヒョイと上げてしまうクセも自然矯正できました。
それでいて、シャフトがスチールなのでタイミング良く切り返すと、こんなに短いシャフトにもかかわらず「しなり」を利用してボールをしっかり弾くこともできる。買った当初は「部屋でも振れるお気軽練習クラブ」ぐらいの感覚。それにしては1万2600円はちと高いなぁ、中古で売りに出したら査定金額は1000円ぐらいかなぁ、なんて思ってましたが、今ではスイングチェック、スイングプレーン作りに欠かせない最強のアイアンとなっております。ちなみに、こんなに短くてもフルスイングすると120ヤード飛ばせます。
設計家の竹林隆光さんは「クラブがスイングを作る」とよくコメントされてますが、ホントその通り。ボクは、このアイアンを手にしてから、まだ一度も「練習しても上手くならない」という悪循環に陥ってません。これ、ホンマです。