アナライズからお知らせ
アナライズでやってます4スタンスセミナー。次回は5/18開催します。
レッシュプロジェクト公認トレーナーの山下プロ、西野プロが4スタンスの基礎知識から、ご自分のタイプ診断、スイングのアドバイスなど3時間みっちりやります。料金は8000円です 場所は神田のアナライズです。
10時開始の部。14時半開始の部があります!
参加ご希望の方は、yoyaku@analyze2005.comに お名前とお電話番号とご希望時間を書いてメール下さい(携帯アドレスでないほうが後々助かります) よろしくお願いします!
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昨日は女子ツアー公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」の初日を観戦してきました。場所は茨城GC(西コース)。女子ツアーは通常3日間競技ですが、公式戦やメジャー競技は男子同様4日間競技。予選2日間、決勝2日間。初日は好天に恵まれながらも風が強いこともあって、スコアは伸びてません。
トップが2アンダーでフォン・シャンシャン。アンダーパーでホールアウトしたのはわずかに5人だけです。対して、オーバーパーを打った選手は100人以上いました。アマチュアでツアー優勝した勝みなみ選手も強風とメジャーのセッティングに翻弄され、スコアは10オーバーの82。120人中115位と低迷しています。
マーク金井はラジオにゲスト出演してもらった工藤遙加プロの応援がメインでしたが、出場選手のクラブチェックもちゃかりしてきました。多くのプロはクラブ契約していますが、面白いことに最新モデルを使っていないプロもいます。テーラーメイドだと初代グローレが相変わらず人気ですし、ミズノだとクラフト425とかを使ってるプロもいました。そして、注目すべきはシャフト。男子同様、女子も純正シャフトを使っているプロはほとんどいません。ドライバーを含め、ウッド系はリシャフトしています。工藤プロに関して言えば、
ドライバーはレジオーフォーミュラM(日本シャフト)
FWはツアーAD BBシリーズ(グラファイトデザイン)
でした。
さて、今日のエントリーも今どきドライバーについてです。39本同時にクラブを打ち分けてみて、改めて感じがことがあります。それはスペックがますますカオス(混沌)化していることです。
どこがカオス(混沌)化としているかと言うと、‥‥
ロフト表記とシャフトのフレックス(硬さ)です。
ご存じのようにドライバーには「9.5度」とか「10.5度」といったロフトが表記されています。そして、シャフトの硬さとしては「R」「SR」「S」と表記がなされえいます。
これは30年前も現在も変わりません。しかし、30年前と違って、現在はこの表記に統一基準がまったくないのです。
9.5度なのにボールが妙に上がりやすいドライバーの場合、そのほとんどはリアルロフトが11度以上あったりします。対して、10.5度でもボールが上がりづらい場合は、リアルロフトが10度前後です。このため、クラブに表記されているロフトだけをみても、クラブの性能を窺い知ることが非常に難しくなっています。
ちなみに、リアルロフトはクラブを実際に見ればすぐに分かります。フェースが立って見えるタイプはリアルロフトが多くありません。フェースが寝て見えるタイプはリアルロフトが多い。ロフト表記とリアルロフトのギャップはもはやゴルフ業界においてはスタンダードになりつつあります。
シャフトもしかりで、30年前はRの振動数は250cpm前後、Sの振動数は260cpm前後という感じでした。それが、最近となると純正シャフトだと240cpmを下回るSシャフトがかなり増えています。その反面、アフターマーケット用のシャフトが純正装着されている場合、Sで265cpmなんてシャフトもあったりするのです。
スペック表記がカオス(混沌)化する要因はいくつかありますが、少なくともこれからゴルフを始めようとする新規ユーザーにとって、このカオス(混沌)はクラブ選びを間違えてしまうリスクが高くなることはあっても、低くなることはないでしょう。
ゴルフクラブ、中でもドライバーは安価な商品ではありません。それを考えると、クラブのスペック表記はそろそろ曲がり角にきているような気がします。
例えば、ロフト表記ならば数字をやめてしまうのも一つの方法でしょう。ボールが上がりにくい方を「L」、上がりやすい方を「H」なんて方が、新規ユーザーには分かりやすいような気がします。
シャフトについても、軟らかい方を「S」(ソフト)、硬い方を「H」(ハード)なんて方が、新規ユーザーには分かりやすいような気がします。
ドライバーはスペックが合っているか合っていないかで、打ちやすさがガラッと変わりますし、飛距離にも少なからず影響を与えます。それを考えると、スペック表記がカオス(混沌)化することは、ユーザーにメリットはありません。このカオス(混沌)を是正するには、販売店が鍵を握っているのではないでしょうか?
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