国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」は、最終日に65の好スコアをマークした宮里優作プロが逆転優勝。これで年をまたいでの国内2連勝を決めました。スタートホールから連続5バーディーで飛び出し、バックナインもボギーを2つ叩きながらもバーディーを3つ奪ってスコアをひとつ伸ばして優勝しました。
一方、今季7戦目となる女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」では、15歳のアマチュア、勝みなみさんがツアー最年少記録を塗り替えて優勝!!!!! なみいるプロを押しのけて、高校一年生のアマチュアがツアー初優勝を果たしました。
勝みなみさんも最終日にベストスコア「68」をマークしています。国内女子ツアーでアマチュアが優勝したのは史上4人目。これまでの3名は清元澄子、宮里藍、そして昨年優勝した、キム・ヒョージュです。
マーク金井はどちらもTV観戦してましたが、優勝する選手に共通しているのはパッティングの精度の高さ。長めのバーディパットがスコンスコンと入り、1~2mの短いパットを確実に決めています。特に勝みなみさんは最終ホールのパーパットが圧巻でした。嫌な距離をど真ん中からキッチリ沈めてパーで上がっていました。
ゴルフの格言に「パット・イズ・マネー」というのがありますが、テレビを観ていてまさに実感させられました。マスターズもそうですが、グリーンが速くなれば速くなるほど、パットが占めるウエートがどんどん高くなってきます。
さて、今日21日は月刊ゴルフ雑誌の発売日です。月刊ゴルフダイジェスト、ゴルフクラシック、そしてワッグルが発売されていますが、その中でもマーク金井が注目しているのが月刊ゴルフダイジェスト。毎号毎号、これでもかってぐらい分厚くて特集記事がてんこ盛りされ、回も読み切るのに1ヶ月以上かかりそうなボリュームですが、
市販アイアン32機種の研究分析レポートですが、プロによる飛距離をするページでは、必ずロフト角が表記されています。試打ではブリヂストンのファイズが、
7番で180y!!
と一番飛んだと書いてありますが、ファイズの7番のロフトは
29度!!
これは32モデルの中で最もロフトが立っていました。ちなみに、一番ロフトが寝ている7番アイアンのロフトは
35度(タイトリストMB)で飛距離は155y
でした。同じ7番で距離が25yも違いますが、飛距離に一番影響が出ているのがロフトであることもきちんと分かるようにページが作られています。ファイズに限らず、飛びをアピールしているアイアンは7番アイアンのロフトが立っています。加えてフェースが薄くすることで反発を高め、低重心にすることでスピンが減って飛距離が出やすくなっています。ちなみに、2014年発売の32モデルの7番アイアンの平均リアルロフトは‥‥
31.7度!!
そして、飛距離に少なからず影響を与える要素である7番のバンス角の平均は
4.0度
となっていました。バンス角が一番大きいアイアンはタイトリストのMBで7.7度。バンス角が一番小さいアイアンはブリヂストンのファイズの-0.5度。ちなみに、ダンロップのゼクシオ8もバンス角が非常に小さく0度でした。
バンス角の数値を見ていくと、米国メーカーのアイアンは総じてバンス角が多めで、国内メーカーのアイアンはバンス角が総じて少なめです。
ではなぜ、国内メーカーのアイアンはバンス角が総じて少ないのか?
その理由は次回じっくり説明しましょう~。
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