昨日は関西出張、北六甲CCでラウンド撮影してきました。スタート時点では雲一つない晴天から、3ホール目には突然の土砂降り。撮影を1時間ほど中断してからは全英オープンなみの強風下。1日でいろんなシチュエーションで撮影&プレーを楽しんできました(笑)。
掲載前なので詳しい内容は控えさせていただきますが、昨日は一度も打ったことがないボール、一度も打ったことがないクラブ、そして一度もプレーしたことがないゴルフ場でのプレー。おまけに強風。普段はブッシュネルで距離を測定しながらプレーするのですが、昨日はそれもできませんでした(キャディバッグを間違って他のゴルフ場に送ってしまったため)。
まるで八方ふさがりな状態でのプレーでしたが、ゴルフの内容はすごく良くて、ミスショットらしいミスは2発だけ。距離感のミスもほとんどなく、アプローチは花道からのチップインバーディが1回。バーディパットは6メートルと4メートルがカップのど真ん中から決まりました。撮影だったのでOKパットが甘々でしたが、ボギーを打ったのは3ホール。雨で途中棄権しましたが、かなりいいゴルフができました。
さて、今日のエントリーはボール選びについてです。
ボールを選ぶ基準はいくつかありますが、一般的には‥‥
飛距離性能
スピン性能
ボールの硬さ(軟らかさ)
打感(フィーリング)
対象ヘッドスピード
これらが選ぶ要素になっています。実際、ゴルフボールのパッケージを見ても、これらの要素について、どんな特性になっているのかがちゃんと表記されています。
では、どの要素にこだわってボールを選べば自分に合ったボールを選ぶことができるのか?
どの要素にこだわってボールを選べばスコアを1打でも縮めることができるのか?
ドライバーの飛距離が出ない人ならば、飛ぶボール。アプローチでスピンをギュギュッとかけたい人にはスピンが効くボール。ソフトなフィーリングを求める人には軟らかいボール‥‥いずれも間違いではありませんが、実は、ボールを選ぶ上で一番大事なことは、これらの要素ではありません。ボールを選ぶ上での最重要キーワードは、
距離感!!!!
なのです。普段よりも5ヤード飛ぶボール、バックスピンがキュキュッとかかるボール、打感がソフトで心地良いボール。これらの満足度が非常に高いボールは使っていて気持ち良いですが、いずれの要素もスコアメイクには直結しません。飛んでも止まっても、心地良くても、距離感が合わないボールというのはスコアメイクには直結しないからです。誤解を恐れずに言えば、飛ばなくても、止まらなくても、フィーリングが悪くても、距離感が合うボールはスコアが確実に良くなります。具体的に言うと、
100y打ちたい時、ナイスショットして100y飛ぶボール
30yのアプローチで20yキャリーして10yランが出るショットを打った時、
その通りの弾道が打てるボール
5mのパットを打った時、5mちょうど転がってくれるボール
ちょっと応用編だと、
アゲンスト風でもフォローの風でもイメージ通りの距離が出るボール
イメージ通りの弾道高さが出るボール
距離感というのは人によって違います。そして人によって違うということは、自分に適したボールというのも人によって違います。もちろん、距離感の出し方というのも人それぞれなので、適したボールもそれぞれ違います。
そして距離感に関して言うと、 優先順位としては‥‥
パットの距離感
アプローチの距離感
アイアンの距離感
ドライバーの距離感
距離が短いショットほど優先順位が上にきます。理由は単純、カップに近い所ほど距離感の善し悪しでスコアが変わってくるからです。
では、どんなボールを使えば距離感が良くなるのか?
この続きは次回、じっくり説明しましょう〜。
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