昨日はパーゴルフさんの撮影で、24時間営業の練習場に行ってきました。打席にはセガのスイング分析システムが導入され、かなり今どきな感じでした。そして今どきと言えば、世界フィギア選手権。今年は今週から埼玉スーパーアリーナで開催。マーク金井も「観戦せずにはいられない」とばかり、生まれて初めてフィギア競技を見てきました。昨日は男女ペアのSPと男子のSP。オリンピックで金メダルを取った羽生選手を間近で観てきました。4回転ジャンプが4回転しているかどうかを目で確かめるのは、ドライバーのスピン量が2400回転なのかどうかを目で確かめるのと同じくらい、肉眼では確認できませんでした(笑)
さて、今日のエントリーもボール初速を上げるための方法論についてです。大事なことなので何度も繰り返しますが、飛びに影響する要素は3つあり‥‥
ボール初速 飛びに70~80%影響
打ち出し角+スピン量 飛びに20~30%影響
というのが定説です。高反発ドライバーが一世を風靡してルールで規制されたのは、
ボール初速がアップするからです。誰が打っても飛ぶドライバーはありませんが、高反発は唯一の例外。反発性能がアップするとボール初速もアップして、飛距離が伸びてきます。
では、ルール適合品の場合、どんなドライバーを打ってもボール初速が変わらないのかというと、そんなことはありません。ゴルファーのとの相性が少なからずありますが、ボール初速が出やすいドライバーとそうではないドライバーがあります。
ボール初速は 主には次の5つの要素によって決まります。
ヘッドスピード
打点位置
ヘッド重量
ロフト
重心距離
打点位置が悪い場合を除けば、一般にはヘッドスピードが速い方がボール初速も上がってきます。
ヘッドスピード≒ボール初速
となります。しかし、その一方でヘッドスピードが同じであっても、ボール初速が出やすい人と、ボール初速が出づらい人がいます。例えば、女子プロゴルファーと男性アマチュアを比較した場合、ヘッドスピードは‥‥
どちらも40m/s前後
ところが、ボール初速となると結構異なります。
女子プロ ヘッドスピード40m/sでボール初速60m/s前後
アマチュア ヘッドスピード40m/sでボール初速56〜58m/s
この差は飛距離の差にもなっていて、アマチュアよりも女子プロの方がドライバーの飛距離が出ています。
では、なぜ女子プロとアマチュアとではボール初速に差が生じるのか?
芯で捕らえていても女子プロとアマチュアとではボール初速に差が出ることがままあります。いくつか要因が考えられますが、そのひとつにシャフトの使い方があるとマーク金井は考えています。これはかなり個人的な見解ですが、自分で試打していても
シャフトの逆しなりが上手く使えてインパクトを迎えた時はボール初速が上がり(結果、飛距離も伸びる)、シャフトの逆しなりが上手く使えなくてインパクトを迎えた時はボール初速がおもったほど上がりません(結果、飛距離が伸びない)。
そして、この逆しなりが上手く使えた時は、何とも言えない感触が手に伝わり、
「今のキックが入った!!」
という言葉が出ます。このキック(シャフトの逆しなり)が入ったかどうかで、ドライバーの飛距離だと10y以上変わってくる場合もあるのです。
シャフトはクルマのエンジンと違って、シャフト自らがパワーを出すわけではありません。しかり、シャフトのキック(逆しなり)が上手く入ると、ヘッドは効率良く加速しながらインパクトを迎えるために、
ヘッド重量が200gだとしたら、210とか220gになったような感じでボールをヒットしているような感じになるのです。
対して、ヘッドスピードが同じでもシャフトのキック(シャフトの逆しなり)が入っていないときは、ヘッドが軽くなった感じでインパクトを迎えるために、
ヘッド重量が200gだとしたら、180とか190gになったような感じでボールをヒットしているような感じになるのです。
今のところ、この仮説にはなんら物理的な根拠はありません。あくまでマーク金井が試打して感じたことを書いてます。しかし、ボクだけでなく女子プロとアマチュアのボール初速の出方の違いとかを検証すると、この仮説はあながち外れていないと思っています。
ヘッドスピードを上げることはボール初速を上げることにつながりますが、それと同じくらい大事なのがシャフトをちゃんとキックさせて(逆しなりさせて)、インパクトを迎えること。これができていると、ヘッドスピードが同じでもボール初速は確実に上がってくるでしょう〜。
(▼▼)b
マーク金井がリンクスと共同開発した靴がついに出来上がりました!!デザインも素材もこだわりました。靴紐もキャタピランを標準装備!!! インソールも2種類入っていて、徹底的に履き心地にこだわりました!!よろしく!!
サイズ揃いました!!こちらをクリック↓
こちらも毎日更新しております。アナライズのストアブログ(T島ブログ)