一昨日あたりからお腹の調子がすぐれず、腹筋にまったく力が入りません(笑)。そんな中、千葉市民で開催された東日本大震災チャリティコンペに参加してきました。
ハーフコース振興協会ですからプレーは9ホールのみ。クラブは9本以内ですが、マーク金井はお腹をいたわる意味で8本。その内、4本はクラブテスト用でした。
ドライバーは10年ぶりくらいに48インチ!!
シャフトはフジクラのスピーダー474。長さに対応するために普段より20g軽いシャフトを装着しています。ヘッドはエースドライバーの初代グローレです。スタジオで300.1ヤードを記録したドライバーで、コースではこれが筆お下ろしです。
1番はアゲンスト風が強かったので260ヤード弱ほどでしたが、圧巻だったのがフォロー風のホール。2番は390ヤードですが、セカンドの距離は75ヤードほど。7番は355ヤードでピンを少しオーバー(右サイドのラフ)。風に助けられたとはいえ、どちらも実測で300ヤードを越えました。ドラコン選手がそうであるように、マーク金井もクラブを長くした方が飛距離が伸びることが証明されました。
その一方で長尺の弱点も少し垣間見えました。長さが47インチを越えてくると、同じヘッドでもスピンが増えてきます。初代グローレは低スピン弾道が打ちやすいヘッドですが、それでも長尺になるとスピン量が300〜500回転ぐらい増えます。スピンが増える要因はこれからじっくり検証していきたいと思いますが、入射角、シャフトのしなり戻りが影響している感じがします。これまでいろんなクラブをテストしてきてますが、ドライバーの場合はこのような相関関係があります。
重いヘッド=球が低くなりやすい
軽いヘッド=球が上がりやすい
短いシャフト=スピンが減りやすい
長いシャフト=スピンが増えやすい
今回試打した48インチ仕様のグローレの場合もこの相関関係が見事なぐらい当てはまりました。「軽いヘッド+48インチ=球が上がってスピンが増える=アゲンストに弱い弾道」となったわけです。逆に言うと、この試打をしたことで、アゲンスト風に強いドライバーは「重いヘッド+45インチ以下」ということも分かりました。マーク金井としては長尺ドライバーを入れる時は、ドライビングスプーンを入れたくなりました。ドライビングスプーンは「重ヘッド+43.5インチ」。アゲンスト風に強い球が打ちやすいからです。
さて、今日のエントリーはドライバー選びについてです。「自分にあったドライバーを教えてほしい」「ドライバーを選ぶ基準を知りたい」というゴルファーが少なくありませんが、ドライバー選びの迷宮から抜け出すために、まずやるべきことがひとつあります。それはヘッドとシャフトを切り離して考えること。例えば、ヘッドを選ぶ時はシャフトを固定して下さい。対して、シャフトを選ぶ時はヘッドを固定して下さい。ヘッドもシャフトもバラバラだと、ヘッド性能、シャフト性能を見極めづらいからです。マーク金井の場合、純正シャフトを使わないということもありますが、ヘッドを試す時は、アナライズのW65を装着してテストします。シャフトを試す時は、初代グローレでテストしています。
2つめのポイントは、自分に合いそうなクラブだけではなく、自分に合わないと思うクラブもテストしてみることです。例えば、小ぶりなヘッドが好きな人ならば、わざと投影面積が大きなヘッドを打ってみる。捕まりがいいクラブが好きな人ならば、わざと捕まらないクラブを打ってみる。スクエアフェースが好きな人ならば、わざとフックフェースのクラブを打ってみる等々‥‥
好みのクラブだけでなく、好みじゃないクラブも積極的にテストしてみて下さい。
「食わず嫌いは損をする」ではありませんが、ドライバー選びにおいて大事なことは自分で選択肢を狭くしてしまわないこと。クラブの長さしかり、ロフトしかり、シャフトの硬さしかり。とにかく、自分には合わないなと思うようなクラブ、自分には合わないようなスペックを打ってみて下さい。わざと合わないクラブを打つことで、自分に合ったモノが何かが見えてきます。似たようなクラブばかり打つよりも、まったくジャンル違いのクラブを打った方が、ドライバー選びの迷宮から抜け出しやすくなるのです。
クラブ選びにおいても自分のことを客観的に判断するのはやさしくありませんが、合わないクラブをわざと打つことで、自分を知ることができますよ〜。
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