マーク金井blog

2014年03月15日ドライバーの飛距離を300ヤードに近づける極意とは!?

昨日は取材が2連チャン。お昼に報知新聞のインタビュー取材、午後2時からはゴルフパートナーの連載取材&撮影がありました。どちらもクラブ選び、クラブ指南に関するもので、マーク金井とっては得意中の得意な取材でした。

そして取材後、次の予定まで20分ほど時間があったので、開発中の長尺シャフトの試打をしてみると‥‥1発目からいい感触。2発目には280ヤードを楽に越え、気合いを入れた3発目では、なんと

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300.1ヤード!!!!

計測器によって飛距離の数値は異なりますが、アナライズではこの3年以上、ずっとフライトビジョンを使っています。これでの過去最高飛距離は、フジクラの生中継試打での293ヤード。55歳にして7ヤードの自己ベストを更新できました。スノボにはしょっちゅう行ってますが、ジムとかに通っていません。記録を伸ばせたのは、ひとえに道具(クラブ)とスイング(技術)のおかげです。

キャロウェイは昨年、300yスプーンを作った開発者は、プロレスかアメフトをやってそうなマッチョな人で、ヘッドスピードは楽に55m/s以上出てました(笑)

対してマーク金井はマッチョではありませんし、年齢も55歳。体力的には下り坂に突入しています。にもかかわらず、昨年あたりからまた飛距離が伸びてきました。ヘッドスピードも少しづつアップしてきました。

そこで、今回からはドライバーの飛距離を300ヤードに近づける極意、技で飛距離を伸ばす方法について書いていきたいと思います。

まず、基礎体力が桁違いな人を除けば、300ヤードを達成するには条件があります。飛距離は‥‥

ヘッドスピード
ボール初速
ミート率
打ち出し角
スピン量

これらの数値をいかに効率良く上げるかにかかっています。具体的に言うと

ヘッドスピード  50m/s以上
ボース初速    72m/s以上
ミート率     1.48以上
打ち出し角    12〜15度
スピン量     2000〜2400回転

これらが満たされると、ドライバーで300ヤード飛ばせます。

では、どの項目がゴルファーにとって一番高いハードルになるのかというと、ヘッドスピードです。アマチュアの平均的なヘッドスピードは40m/s前後。これは女子プロと同じぐらいですが、このヘッドスピードをどこまで引き上げられるかが重要なポイントです。

では、どんな道具(クラブ)選び、どんな技(技術)を磨けば、ヘッドスピードを大幅にアップできるのか?

道具(クラブ)においては、飛距離を競うドラコン選手がお手本になります。彼らが使っているドライバーは長さはルールぎりぎりの48インチ。クラブもそれほど重くはありません。ヘッドスピードを上げるには長くて軽いクラブが有利です。ちなみに、昨日マーク金井が300ヤードを達成したドライバーは

47.5インチ(60度測定法)

でした。普段は45.5インチなので2インチ長いドライバーでヘッドスピードを普段よりも2m/sアップさせることに成功したのです。そして、ここからが大事なポイントですが、長尺でヘッドスピードを上げるためにはヘッド重量も大事な要素。重いヘッドだと振り遅れるので、軽めのヘッドが求められます。PRGRがアスリート向けの長尺でegg1というドライバーを登場させましたが、これのヘッド重量は

190g!!

アスリート向けのドライバーの場合、195〜205gぐらいなので、10gほど軽くなっています。個人差はありますが、

190〜195gぐらいが長尺にちょうどいいヘッド重量でしょう。昨日、マーク金井が使ったヘッドは初代グローレで、これは約195gです。

シャフト重量も大事な要素で、ヘッドスピードを極限まで上げるためには軽い方がいいです。マーク金井は普段60g台のシャフトを使いますが、普通の人が300ヤード越えを狙う時は、

45〜50g

これぐらいが目安です。46.5インチ以上の長尺の場合、普段よりも10〜20gぐらい軽くした方が振り遅れませんし、ヘッドスピードを上げやすくなります。

おーっと、連載原稿の締切時間が迫ってきました。この続きは明日書きましょう〜。

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