いよいよ明日から国内女子ツアーの2014年シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が始まります。舞台は琉球GC(沖縄県)。昨年は森田理香子プロがプレーオフで横峰さくらプロに競り勝ちました。マーク金井が注目しているのは比嘉真美子プロと工藤遙加プロ。二人とも女子ツアーきってのロングヒッターで、強い球が打てるプレーヤーです。そして、昨年のリベンジを果たすべく横峰さくらプロにも活躍を大いに期待したいです。
さて、今日のエントリーはシャフトのしなりを上手く使うコツについて。昨日のブログでも書きましたが、シャフトのしなり(正確にはしなり戻り)を上手く使えるかどうかは、ダウンスイング途中からの腕、手元(グリップ)スピードを減速させられるかどうかで決まります。
ヘッドスピードを上げようとして腕、手元(グリップ)を速く振ってしまうアマチュアが少なくありませんが、そんなことをしているほどシャフトのしなりは上手く使えません。腕、手元(グリップ)を速く振ってしまうほど、シャフトがしなり戻ることができなくなるからです。また、ダウンスイングからインパクトにかけて腕、手元(グリップ)を速く振ってしまう人は、硬いシャフトを好む傾向があります。硬いシャフトの方が振り遅れづらく、スライスやプッシュアウトのミスが出づらくなるからです。
ダウンスイング途中から、腕、手元(グリップ)を速く振っているかどうかは、EPSONの「エム・トレーサー」のようなスイング解析システムで正確にチェックできますが、スイングの自撮りでも確認できます。
フォローで左ひじが引けている(曲がっている)
フォローで頭が突っ込んでいる
フォローで右肩が高い
フォローで左肩が消えている(肩の開きが速い)
これが当てはまっていると、まず、腕、手元(グリップ)の減速があまりないと思って間違いないでしょう。そして、球筋でも分析できます。
コスリ球が出やすい
スピンが多くて飛ばない
天ぷらのミスが多い
これが当てはまる人も、ダウンからフォローにかけて腕、手元(グリップ)を速く振ってしまう癖がついていると思って間違いないでしょう。
では、どこをどう意識すれば、腕、手元(グリップ)を速く振ってしまうのを止めることができるのか。腕、手元(グリップ)スピードを減速させながらインパクトを迎えることができのか?
昨日のブログでも書きましたが、超軟らかいシャフトを使ってボールを打つのは非常に効果的な練習法です。シャフトがグニャグニャだとしなり戻りを待たないと上手くボールを捕らえることができません。腕、手元(グリップ)を速く振ってしまう人でも、減速させながらインパクトを迎えようとするようにスイングし始めます。
そして、もうひとつオススメしたいドリルがあります。それは
寸止め!!
いつも通りにテークバックしてトップまで上げ、ダウンスイングを開始したら、インパクトを迎える直前で急停止。ヘッドがボールに当たる直前でヘッドの動きをピタッと止めることをやって下さい。寸止めする感じをつかむには、ペットボトルやタイヤでもいいですし、マーク金井の場合はボールを入れる筒を使って寸止めドリルをしています。
もちろん、寸止めドリルでも自撮りをして下さい。グリップが左太ももぐらいに達した時にヘッドが寸止めできるのが理想です。グリップがおへその手前で寸止めするのは好ましくありません。これだとブレーキをかけるタイミングが早過ぎます。グリップが左太もも内側に達した時、ヘッドがボールの手前ギリギリの所で止まる。これを目指して下さい。
この寸止めドリルをやると、腕、手元(グリップ)を速く振ってしまう動きは出ません。そんなことをすると寸止めできないからです。男性用カーボンシャフトのRぐらいでもかなりシャフトはグニャリとしなり戻るのが手に伝わります。動画で自撮りすると、シャフトが逆にしなり、ヘッドが前に飛び出しているのが画像で確認できるでしょう。そうです、
寸止め=腕、手元(グリップ)を減速する感覚を養える
寸止め=シャフトのしなりを使える
ようになるのです。実際のスイングは寸止めほど強いブレーキを掛ける必要はありませんがが、腕、手元(グリップ)を減速させることを上手くできるようになると、シャフトはしなり戻りが発生し、それがエネルギー効率が高いインパクト、ヘッドスピードアップ、そしてボールを捕まえることがやさしくなるのです。
スイングの型を覚えるのは素振りが効果的ですが、ヘッドスピードアップや、シャフトのしなりを上手く使えるようになるには、この寸止めドリルがかなり効果的です。
そして、寸止めの感覚をスイングに転化する時は、
ボールを打たないで打つ!!
という感覚を意識してみて下さい。禅問答のような感じがするかも知れませんが、これが分かってくると、プロ、上級者のようにグリップスピードを減速させられるようになってくるでしょう。
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