マーク金井blog

2014年02月24日振りやすいクラブとやさしいクラブは似ているようで違う!!

ソチオリンピックに影響を受け、今年はスキー、スノボに行きまくっています。正月明けから毎週月曜日は滑りに行くのが定例になり、今日もこのブログがアップされる時間には上越新幹線に乗って、ゲレンデに向かっています(笑)。ガーラ湯沢には日帰りツアーがあって、これが超格安!!。往復新幹線に半日リフト券が付いたパックだと8200円。ゴルフもプレー料金が安くなりましたが、スキー&スノボはそれを上回るほどリーズナブルなお値段です。

ゴルフクラブ同様、スノボも道具を揃えるのにお金がかかるのがネックですが、マークダウン品(旧モデル)だとかなり安く揃えることができます。先週は2本目の板をビンディング付きで1万4000円購入しました。もちろん新品です(笑)

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体はひとつしかないのに、スノボの板を2本所有。2本目の板は1本目の板と性能がかなり異なる板で、とにかく回転性が高い板をわざと買いました。ゴルフに例えるならば、重心距離が短いマッスルバックアイアンのようなタイプです。マーク金井はスノボ初心者ですが、初心者でも道具の違いが体感できるのか試したくなったのです。

さて、今日のエントリーはやさしいクラブと振りやすいクラブの違いについてです。

昨日のブログでも書きましたが、やさしいクラブとは‥‥

ヘッドが大きくて見た目に安心感がある
ミスに強い
ボールが上がりやすい
捕まりが良い(スライスしづらい)

クラブのことです。対して振りやすいクラブとは‥‥

軽い

クラブのことです。クラブ設計家の竹林さんは「ゴルフ・クラブの秘密」の中で、振りやすさと軽さの関係についてこのように記述されています。

常識のウソ②
クラブは軽い方が打ちやすい

ボールを打たずにクラブだけを振ってみると、どんなに力があるゴルファーでも軽いクラブほど振りやすい。ところが、振りやすいクラブと打ちやすいクラブとはまったく別物である。ゴルファーがスイングするためには、その人に合った適正な重量がある(ゴルフ・クラブの秘密より引用)

そして、クラブの重さとスイングについて書かれています。

バックスイングは、ある程度のクラブの重量がないと正しいトップ・スイングの位置まで上がりにくい。クラブを軽くすると、自分では今までと同じように上げているつもりでも、実際には浅くなっていることが多いものだ(ゴルフクラブの秘密より引用)

クラブを軽くすると振りやすくなり、そしてヘッドスピードが上がります。軽量化というのはメリットだけでなくデメリットもあるのです。軽いとテークバックが浅くなりやすく、そしてスイングがしっかりしている上級者を除けば、軌道が不安定になったり、打ち急ぎや手打ちのミスが出やすくなるのです。

軽いクラブ≠やさしいクラブ
少し重いクラブ=やさしいクラブ

これがクラブ選びの真実なのです。では、どれぐらいの重量がゴルファーにとってやさしいクラブになるのでしょうか?

竹林さんは「ある程度のクラブの重量」と記述し、特に具体的な重量については明言されていません。マーク金井もゴルフ雑誌などでは「振り切れる範囲で重いクラブ」というふうに抽象的にアドバイスしています。具体的な重さを知りたい人にとっては、なんともまどろっこしい言い回しですね。例えば、40歳男性ならば●●●グラムと具体的な数値が必要ですが、それが書かれていません。

では何を基準に重さを選べばいいのか?

ここでマーク金井のスノボの話に戻ります。少しコストはかかりますが、重さが異なるクラブを振り比べてみることをお勧めします。2本、もしくは複数のクラブを振り比べると、「おお、これは軽すぎる」とか「これは重すぎてしんどい」ということが分かるのです。比較対象をしてみることで、クラブが、自分にとって「軽すぎるのか」「ちょうどいいのか」「重すぎるのか」を判断できるのです。

もちろん、年齢によっておおよその目安はあります。男性ゴルファーでドライバーを選ぶ場合(長さ45インチ)‥‥

20~30歳   305~330g
30~40歳   300~325g
40~50歳   295~320g
50~60歳   290~315g
60~70歳   285~310g
70歳以上    280~305g

これぐらいが目安です。この重さは初心者から中級者、そしてスイングが不安定なゴルファーにとって「やさしい」クラブの重さの目安です。スイングがしっかりしてて、軽いクラブを使ってもトップが浅くならない人、軽いクラブを使っても軌道が不安定にならない人の場合は、この目安よりも軽いクラブを使っても全然大丈夫です。

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マーク金井のエースドライバー ツアーステージGR+アナライズW65は319g前後だが、今軽量化にチャレンジ中!

軽いクラブには「早く振れる」メリットがあるからです。

クラブは上達によって変えていくものですが、クラブの重さについても上達によって変えて行く方が良いと思います。特に、50歳を過ぎた上級者の場合は、クラブを軽くするとヘッドスピードが上がって飛距離アップを狙えます。言い換えると、軽いクラブというのは実は初心者よりも上級者と相性が良いのです~。

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