都心の雪はほぼ溶けましたが、昨夜から今朝にかけて千葉ではまたまた降雪。県内のゴルフ場はまたまたスキー場のような状態に陥り、せっかくの祝日に千葉エリアのゴルフ場はクローズを余儀なくされました。冬に雪はつきものとはいえ、今年は雪の当たり年です。どこのゴルフ場も休日返上で雪かきしていますが、これが想像をはるかに超える重労働。マーク金井は学生時代ゴルフ場でバイトしてましたが、ゴルフ場の雪かきでぎっくり腰になったことを今でも覚えています。特に溶けた雪が凍って固まってしまうと、そこはスケートリンクのような状態。氷を剥がすというのは気が遠くなるほどの重作業なんです。
その重作業に比べればクラブ1日50~100本打つなんてことは普通なことです。ブログを毎日更新することも、それほど大変なことではありません。凍った氷を剥がすのに比べれば‥‥
さて、今日のエントリーはストロングロフト(7番で30度以下)なアイアンの賢いセッティングについてです。
昨日のブログでも書きましたが、ドライバーのヘッドスピードが40~43m/sの場合、ロフトが30度前後が一番キャリーが出ます。言い換えると、7番のロフトが30度だとすると、
6番 27度
5番 24度
ぐらいになります。こうなると6番と5番は地面から打った場合、ナイスショットしてもボールが上がり切らないために、7番と同じぐらいしかキャリーが出なくなります。池越えのセカンドで7番だと越えない場合、6番でも5番でも池を越えることができなません。池を越えるためには、7番アイアンよりもキャリーが出るクラブが必要になります。具体的に言うと、アイアンよりもボールが上がるクラブ、フェアウェイウッド(FW)、もしくはユーリティクラブ(UT)が必要です。例えば、6番アイアンと同じロフト(27度)でもFWやUTはボールが上がりやすい分だけキャリーが出てくれるからです。
ドライバーのヘッドスピードが40m/s前後ならば、今どきのアイアンは7番以下からで十分なんです。理由は単純、5番と6番で番手なりのキャリー(飛距離)を出せないからです。
ちなみにマーク金井はタイトリストのVG3というアイアンを使っていますが、7番のロフトが30度、6番が27度で5番が24度。ドライバーのヘッドスピードが46m/sあるので6番(27度)で最大のキャリー(175Y)が出ますが、5番(24度)だとナイスショットしてもキャリーは6番とほぼ同じです。なので、風が強い時を除けば、アイアンは6番から。5番アイアンを抜いて、そのかわりにUTをバッグに入れてます。
今どきのアイアンはストロングロフトにすることで7番が飛ぶようになっていますが、それと引き替えに7番以上の番手(6番、5番)は、飛距離を出すのが非常に難しいクラブ、地面から打った時にキャリーが出づらくなってしまっています。これが今どきのロフトが立ったアイアンのジレンマなんです。
アイアン選びの基準はいくつかありますが、アマチュアの多くは‥‥
7番で150y!!
というのが基準になっています。マーク金井がゴルフを始めた頃、今から40年前は
5番で150yというのが基準でしたが、いつの間にかそれが7番で150yになりました。そうです、ストロングロフトの最大のメリットは
150yを7番で狙える!!
ドライバーの飛距離が200y前後でも7番で150y飛ばせる。今どきのアイアンはこれが優先順位の一番になっているのでしょう。そして、アイアンの試打クラブは7番。5番がやさしく飛ばせるクラブよりも7番がやさしく飛ばせるクラブを作らないと売りづらい。それもロフトを立てる大きな要因になっていると思います。
昔はアイアンは3番からPWまでの8本が主流でした。それが今どきは5番からPWまでの6本が主流です。しかし、ロフトが立っているアイアン(ストロングロフト)では、5番アイアンは昔の3番アイアンと同じロフトで距離が出づらくなっています。それを考えると、これからのアイアンセットは6番からPW、もしくは7番からPWというのがアイアンセットになっていくでしょう。実際、ヤマハはインプレスRMXシリーズで7番からPWの4本セットで販売しています。7番のロフトが30度以下の今どきのアイアンは4本セットがスタンダードになって欲しいものです〜。
明日はアイアン4本時代における賢いクラブセッティングについて書きましょう〜。
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