昨日は静岡県に遠征してゴルフしてきました。今年3回目のラウンドでしたが、過去2回はハーフのみ。3度目の正直で18ホールちゃんと回りました。月曜日のスノボの影響で全身筋肉痛でしたが、ドライバーは筋肉痛の影響がほとんどありません。ヤマハのインプレスRMXツアーモデル(シャフトはアナライズW65)に助けられたこともありますが、ほぼノーミスでした。反面、アイアン、アプローチ、パットは筋肉痛の影響でいい所なし。腹筋に力が入らないのでインパクトが緩んでしまいダフり気味のショットが多く、パットにおいては腹筋に力が入らないのでタッチ(距離感)が上手く合いませんでした。
クラブはタイトリストのAP1を初めて実践投入しましたが、ソール幅が広いので予想通り、ダフり気味に入った時、クラブがミスをカバーしてくれました。ダフって手前にショートしたと思ったショットが4回ありましたが、その内3回はグリーンに届いてくれたおかげでボギーを叩かないですみました。
さて、今日のエントリーは初心者のためのアイアン選びについて。初心者にとって地面上のボールを打つのは恐怖感があります。ティアップしていないと、手前をダフる怖さがありますし、トップする怖さもあります。初心者にとってアイアンでボールをクリーンに打つことは難しいことです。
加えて、ボールを上げたくなるとすくい打ちしやすくなります。本来、ダウンブローに打つべきクラブで、正反対のこと(すくい打ち)をやってしまうと、まず間違いなく悪い癖が付いてしまいます。
では、どんなアイアンが初心者に適しているのか?
3つポイントがあります。
ひとつはダフって打ってもダフりのミスが出づらいこと
もうひとつはダウンブローに打ちたくなること
もうひとつはミスヒットした時に手にビリビリこないこと
上2つのポイントを満たすかどうかはクラブのソール幅とソール形状でほぼ決まります。具体的に言うと、
ソール幅が広いこと
バンスが強いこと
逆に言うと、ソール幅が狭いアイアン、バンスが弱いアイアンはダフりのミスに対する許容範囲が狭くなりますし、ダウンブローに打ちづらくなります。
最後のポイントを満たすかどうかは重心の深さで決まり、重心が深い(深重心)なほど、芯を外して打った時、手にビリビリきません。逆に言うと、マッスルバックアイアンのように重心が浅い(浅重心)クラブほど、芯を外して打った時、手にビリビリときます。
では、クラブのどこを見れば初心者に適したアイアンを見つけられるのか?
アイアンはドライバーほど内部構造を凝ることはできません。クラブの外観(デザイン)を見れば、クラブの性能を見極められます。大事なのはソール幅と、ソールの形状で、
ソール幅が広い=深重心
ソール幅が狭い=浅重心
です。バンス角については少し慣れが必要ですが、シャフトを地面に垂直な状態で、ソールがどんな風に出っ張っているかを見ると、バンスの大小がチェックできます。
フェース側よりもバックフェース側の方がソールが出っ張っている、いわゆるお尻側がぽっちゃりして見えるアイアンはバンスが多い(ハイバンス)です。また、硬い地面にヘッドをポンと置くことでもバンスの大小をチェックできます。バンスが大きいアイアンは、
ヘッドを硬いフラットな床に置いた時=フェースが被る(フェースが左を向く)
となります。対して、バンスが少ないアイアンは、
ヘッドを硬いフラットな床に置いた時=フェースが被らない
感じになります。ゴルフショップの床は大体フラットで硬いです。なので、ショップでヘッドをポンと置けば、バンスの大小をかなり正確にチェックできます。ちなみに、メーカーによってはカタログやインターネットの自社サイトにバンス角が明記されています。7番アイアンで5度以上あればバンスが大きいです。バンス角もメーカーによって測り方が異なるので、一番正確なのは硬いフラットな床に置いてみることです。マーク金井もアイアンのバンスをチェックする時は目でチェックして、床にヘッドを置いてチェックしています。
手前味噌ですが、マーク金井が設計したLynxのSSアイアンは、硬い床にヘッドをポンと置くとフェースがこれでもかってぐらい左を向きます。市販アイアンでソールの幅はもっとも広く、市販アイアンでもっともバンスが大きいからです。
そして、アイアンも軽すぎるのは初心者には向いてません。少し重めで、シャフトは少し軟らかいモノをお勧めします。年齢、体力によっても異なりますが重さを感じるクラブを選んだ方が、悪い癖が付きづらいです。
次回は、初心者のためのクラブ重量の選び方、そしてバンスが多いアイアンのメリットについて説明しましょう〜。
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