日本は今一番寒い時期ですが、ウインタースポーツをし始めると寒いのが好きになってきます。ゴルフだと寒くいとグリーンが凍ってプレーしづらくなりますが、スキーやスノボだと雪質が良くなるので嬉しくなります。33年ぶりのスキーに続き、昨日は7年ぶりにスノボに行きました。手袋がないので神保町のスキーエリアに行ったのですが、手袋と一緒にスノボ一式衝動買い。日本一安いお店に入ったのが運のつき。ボードとビンディング、そしてブーツがすべて込みで3万円ポッキリ~。板だけでも3万円以上することを考えたら‥‥もうお店の思うつぼ。気がついたらレジに並んでいました。
そして、スキー同様、ボートもものすごく進化してました。スキー同様、ロッカータイプのボードを買ったのですが、実にターンしやすく作られています。逆エッジが出にくいのです。スキーに比べるとボードは初心者ですが、それでも7年前よりもスムーズにターンできました。リフトに9本乗りましたが、転んだのは2回だけ。今年は3月上旬ぐらいまでは、スキー&スノーモードになりそうです(笑)
さて、今日のエントリーも長尺ドライバーの正しい作り方についてです。
リシャフトして長尺ドライバーを作る場合、長さを決めなくてはなりません。ルールでは48インチまでとなっていますが、基準となるのはヘッド重量。
195g前後ならば、46.5インチ
190g前後ならば、47.25インチ
に組み上げるをお勧めします。ここで表記しているのはヒールエンド計測での長さ。
60度法測定の長さで言うと、
195g前後ならば、47インチ
190g前後ならば、48インチ
に組み上げてもらって下さい。バランスとかは全然気にしなくていいです。長尺で飛距離を伸ばしたいならば、ヘッドの重さを基準にして最大の長さをまず組み上げてもらうことをお勧めします。
ゴルフクラブの場合、長さの測り方が2種類あります。ですので、長尺ドライバーを組み上げる場合は、必ずどの基準の長さで組み上げるかをショップや工房に伝えることが大事です。ちなみに、アナライズでは過去も現在もヒールエンド法で長さを計測しています。長さを計測する基準の場所が異なるためにヒールエンド計測よりも60度測定法の方が長くなります。クラブメーカーの場合、一般には‥‥
国内メーカーはヒールエンド法計測
米国メーカーは60度法測定
となっています。なので例えば、プロギアの46インチとテーラーメイドの46インチを比べると‥‥
テーラーメイドの方がプロギアよりも0.5〜0.75インチほど短くなります。言い換えると、テーラーメイドやキャロウェイの46インチというのは長尺のようで長尺ではありません。ヒールエンド計測に換算すると45.25〜45.5インチしかないからです。
市販ドライバーで言うと、プロギアegg1は46インチですが、これはヒールエンド方の計測。60度測定法だと46.75インチとなります。そして、フォーティーンの場合は、モデルチェンジで長さの計測法が変わりました。最新モデルの長尺ドライバーは
ゲロンディですが、これは47.75インチ表記。60度測定法での表記になっています。
で、話を元に戻すと、
ヘッド重量に合わせて長さを決めてリシャフトしたら、そこからは実際にボールを打って、長さを最終調整しましょう。当たり前ですがリシャフト後、クラブの長さを伸ばすことはできませんが、クラブを短くすることは可能です。例えば、190gのヘッドで47.25インチ(ヒールエンド法計測)で組み上げて打ってみて、長くて振り切れないと感じたら、0.25〜0.5インチほど短くしてみるのです。少し手間がかかりますが、これならばシャフトを無駄にするリスクを確実に回避できるからです。
長尺の場合はバランスはほとんど考えなくていいです。例えば、バランスがD6とかD8でも振り切ることができるならば、そのままでOK。バランスが気になって、少しバランスダウンしたいならばヘビーグリップを装着したり、グリップエンド側に鉛を10g前後貼ってカウンターバランスにするのもありです。
自分にちょうどいい長さは、ゴルファーによって変わります。そして長さに関しては、一番長い状態から試してみて、打ちづらいと感じたらそこから再調整していくことをお勧めします。もしくは、一番長い状態から0.5〜1インチ短く持って打つのもいいでしょう。長尺の先駆者である杉原輝男プロ、そして長尺ドライバー設計のオーそりーティであった竹林隆光さんも1インチ短く持って長尺ドライバーを上手く使いこなしていました〜。
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