マーク金井blog

2014年01月12日ヤマハ「インプレス RMX(リミックス)」はいまどきのドライバーの進化の行方を象徴している!!

現代のドライバーは、二極化している!?

今週の米ツアー、「ソニーオープン イン ハワイ」は2日目を終えてブライアン・スチュワートが10アンダーでトップに立ちました。日本勢では谷原秀人プロが1打差で2位タイと大健闘!! 日本勢は7名出場し、今田竜二プロ、武藤俊憲プロが予選通過。池田勇太プロ、川村昌弘プロ、宮里優作プロ、そして石川遼プロが惜しくも予選を通過できませんでした。このブログがアップされる頃には3日目の成績が出ていると思いますが、谷原プロには何とか最終日まで優勝争いをしてもらいたいものです(3日終了時点で6位タイ)

さて、今日のエントリーはいまどきのドライバーの進化の行方についてです。マーク金井は33年ぶりにスキー板を履き、スキー板が劇的に進化したことを肌で感じました。昔のスキーに比べると、いまどきのスキー、カービングのロッカースキーはものすごく簡単にターンができます。ゴルフクラブもこの30年で相当進化しましたが、多くのユーザーはゴルフクラブよりもスキー板の方が進化を体感しやすいと思います。そして、スキー板は滑りのシチュエーションに合わせ、それぞれのジャンルに適した板が市販されています。言い換えると、オールマイティなスキー板はほとんどありません。

では、ゴルフクラブはどうなのか?

メーカー側は声を大にして言いませんが、実はゴルフクラブもスキー板同様、ジャンル分けがかなりなされています。ゴルフクラブの中でももっとも買い換え頻度が高いドライバーに関して言えば、クラブは二極化傾向があります。ドライバーは飛距離が求められるクラブですが、いまどきのドライバーに関しては、飛ばしのロジックが2つあると言ってもいいでしょう。具体的に言うと、

タイプA「浅重心+重心アングル小(19度以下)」
タイプB「深重心+重心アングル大(24度以上)」

この2つに分けることができます。例えばヤマハやキャロウェイの場合、この2タイプの両方をラインアップしてます。

タイプA

ヤマハRMXツアーモデル
キャロウェイ・ビッグバーサアルファ

タイプB

ヤマハRMX02
キャロウェイ・ビッグバーサ

2013-11-12 09.47.03

他社ドライバーで上げると

タイプA

テーラーメイドSLDR

P1050296

タイプB

PING i25

 

クラブの特性に合った打ち方がある

タイプAもタイプBも飛びをアピールしていますが、クラブ性能はまったく違います。ヘッドの挙動は正反対と言ってもいいぐらい異なります。そして、それぞれのタイプのドライバーの性能を100%引き出すには、それぞれのタイプに適した打ち方が求められます。しかしながら、クラブメーカーのカタログ、サイトでは打ち方についてのアナウンスは‥‥今のところほとんどありません。

飛びについての説明はこれでもかってぐらいありますが、どうやって打てばいいのかについては言及していません。このため、タイプAのドライバーもタイプBのドライバーもそれぞれ「飛び」のロジックを展開しているだけです。

その結果‥‥アマチュアの多くは‥‥

タイプA「浅重心+重心アングル小(19度以下)」
タイプB「深重心+重心アングル大(24度以上)」

一体、どっちの方が飛ぶのか?
一体、どっちの方が高性能なのか?

という素朴な疑問が発生します。1ヤードでも遠くに飛ばしたいと考えているゴルファーにとっては、かなり大きな疑問です。それぞれのタイプのセールスポイントを真面目に読めば読むほど迷路に入りますが、答えは、ヤマハキャロウェイがすでに示しています。

そうです、ゴルファーによって、スイングの仕方によって、飛ぶドライバーは異なるのです。タイプAの方が飛ぶゴルファーもいれば、タイプBの方が飛距離を稼げるゴルファーもいるのです。ヤマハキャロウェイはそれが分かっているから、ヘッドの挙動が異なる2つのタイプのドライバーを同時にラインアップしているのです。ヤマハRMXにしてもキャロウェイのビッグバーサにしても、どちらも同時に打ち比べると挙動は全く違い、同じスイングをするとボールの飛び方がガラッと変わります。ドライバーの性能が二極化していることが実感できます。

では、アマチュアはどちらを選べば飛ぶドライバーを手にすることができるのか?

この続きは明日じっくり説明しましょう〜(▼▼)b

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