一昨日は吉田弓美子プロの祝賀会コンペでイーグルポイントに行ってきました。あいにくの雨模様でしたがグリーンのコンディションは最高で、高速グリーンを堪能してきました。スクランブル競技なのでボギーはまず出ません。バーディパットをいかにいれるかでしたが、マーク金井は巡り合わせがよかったこともあって6個バーディパットを沈めました。パターはナチュラルパター。ロフトは7度と多めですが、高速グリーンではロフトが多い方が転がりが安定することが改めて確認できました。
そして、昨日は月刊ゴルフ雑誌の発売日。月刊ゴルフダイジェスト、月刊ゴルフクラシック、そしてワッグル。いずれも年末年始号ということもあって、内容が盛りだくさん。特に月刊GD2月号(2014)は「なんだこりゃ~」てぐらい本が分厚い。MacBookAirと同じくらいの重さを感じますし、読み切るには1ヶ月ぐらいかかりそうなぐらい記事がてんこ盛りされてます。
その月刊GDで気になった記事がありました。江連プロの連載ページで、片山プロが再び江連プロの元で練習していることが書いてありましたが、気になったのがシャットフェースの記述。
「少しシャットに上げるクセを直せば、もっと楽に上がる」
(江連プロ、月刊GD 2014年2月より引用)
確かにその通りで、シャットに上げるよりもシャットに上げない(オープンに上げる)方が、関節が動きやすくなる分だけトップが深くなりやすい(オーバースイングにもなりやすい)です。しかし、片山プロの片手打ちのトップの写真を見てみると‥‥
宮里藍ちゃん、岡本綾子プロばりの、バリバリシャットフェース。トップでフェースは空を向いています。もしボクが担当編集者であれば、この写真を掲載することはしないと思います。理由は単純、江連プロのコメントにそぐわないからです。片山プロは左手だけで美しいトップ、深いトップを作っていますが、フェースの向きはバリバリのシャット。柔軟性が高い身体の持ち主だからなせることですが、残念ながら写真と文章が合致していません。せっかくのいいアドバイスですが、読者が混乱する可能性が高いと思います。
前置きが長くなりましが、今日のエントリーもシャットフェースの正しい作り方についてです。
大事なことなので繰り返しますが、ゴルフクラブは構造上、フェースが開きやすい。まずはこれをしっかりと脳裏に刻んで下さい。言い換えると、テークバックでフェースをシャットに使うというのは、ほとんどのゴルファーにとってかなり不自然な動きを強いられるということです。気持ち悪さ、違和感を受け入れる準備がないと、シャットフェースというのは身に付きません。
では、どこをどう意識すればアヤコさんのようにシャットフェースのトップを作れるのか?
左前腕を反時計回りにねじり
右手首を甲側に折り曲げていきます。
今までフェースを開いてテークバックしていた人にとって、この動きは相当な違和感があります。アナライズの診断にこられたゴルファーにシャットフェースの作り方を説明すると、すべての人が「今までこんな動きをやったことがない」と口をそろえて言います。そして、ものすごく気持ち悪いと‥‥
言い換えると、その気持ち悪さを受け入れないことにはフェースを開く癖を矯正できませんし、シャットフェースに上げることも身に付かないのです。
では、どんな練習をすればシャットに上げる感覚が身に付くのか?
習うよりも慣れろではありませんが、とにかく新しい動きを身体に染み込ませることが大事です。練習場でボールを打つことと、新しい動きを身体に染み込ませることは似ているようで全然違います。新しい動きを身体に染み込ませるコツは、ボールを打たないでとにかくドリルを何度も何度も、何度も繰り返しやることです。長時間やる必要はありません。毎日10分でもいいから継続してやり続けることです。
シャットに上げるドリルはいくつかありますが、今日はゴルフ雑誌を使ったドリルを紹介しましょう。やり方は簡単、両手の平を合わせてアドレスしますが、合わせた手の平の間にゴルフ雑誌を挟みます。左の平側にゴルフ雑誌の表紙、右手の平側にゴルフ雑誌の裏表紙がくるようにして下さい。
これで準備完了。後はボールを打つつもりでゆっくりテークバック。テークバックとともに表紙が地面を向くようにしていきます。そしてグリップが右腰あたりに達したら、雑誌の向きを確認して下さい。
ここで表紙が地面を指すぐらいになっていればシャットにテークバックできてきます。そして、右手首が甲側に折れ、左手首が少し手の平側に折れていればOKです。フェースを開いて上げている人の場合、手首を横に使った感じになるかと思いますが、それでいいです。
フェースをシャットにしながらテークバックするのは、簡単そうに見えて簡単ではありません。フェースを開いて上げる癖がついている人の場合、真逆な手首の使い方になるからです。
世界のアヤコさんがこのドリルをやっているとは思いませんが、世界のアヤコさんに近づくにはこのドリルは必要不可欠です~。
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