マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は関西編。兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブ(三木市)。世界を代表するロバート・トレントジョーンズ・ジュニア設計のコースです。近隣のゴールデンバレーと同じく「レイアウトがタフで難しい」と評判になっていて、一度はプレーしてみたかったコース。名前に相応しく20種類以上、約1万5000本の桜が春になると咲き乱れるそうです。信和グループのコンペでトークショーをすることになり、それで運良くプレーできました。コースはキング、クイーン、プリンスと3つありますが(それぞれ9ホール)、キングとクイーンをプレーしました~。
11月29日プレー。
スタート時間 9時28分
天候は晴時々曇り。風、ときどき強風。
今年一番の寒さで最高気温5度前後。
概要
1988年(平成1年)11月開場
設計 ロバート・トレントジョーンズ・ジュニア
キング 3425y パー36
プリンス 3379y パー36
クイーン 3379y パー36
コースレート キング&クイーン 71.7(ジョーンズティ)
プリンス&キング 71.4(ジョーンズティ)
クイーン&プリンス 71.5(ジョーンズティ)
JGA KGA加盟
ベント、ワングリーン
乗用カート 電磁誘導式 キャディ付かセルフを選択
アクセス
車利用の場合
山陽自動車道/三木東ICより約8km(12分)
電車利用の場合
神戸電鉄粟生線・志染駅(神戸電鉄粟生線・志染駅下車)
志染駅から15分 約1400円
クラブバス無し
マーク金井は神戸市内三宮からクルマで向かいました。新神戸トンネルを抜けると約30分くらいでコースに着きます。三宮、神戸エリアからは約30キロと交通至便です。大阪からだと高速道路が好いていれば約1時間ほどで到着できます。プレーした日はあいにく中国自動車が事故渋滞で、大阪北部からは少し時間がかかりました。
クラブハウス
27ホールのコースだけあって平屋のクラブハウスはかなり大きく、中もゆったり。通常のレストランの奥に大きなVIPルームがあり、そこにはロッカー、洋室と和室。そして、VIP専用のお風呂も2つ完備しています。マーク金井はトークショーのゲストということもあって、洋室を使わせてもらいました。
平屋ですがレストランからは練習場とコースが存分に見渡せます。
VIPルームのロッカールームは広々してて、一番奥に風呂場。トイレの洗面台には歯ブラシがあって、ウオシュレットもちゃんと完備されています。
コース
丘陵コース。全体的にはゆるやかな起伏があり、適度なアップダウンがあります。真っ直ぐなホール、ドッグレッグしたホール、打ち上げ、打ち下ろし。どのホールもレイアウトが戦略的。距離はそれほど長くなりませんが、とにかく頭を使ってプレーすることが要求されます。設計者のトレントジョーンズはこう言ってます。
「ゴルフは野外でするチェスゲーム」
さあ、次の一手を考えてティショットを打って下さい。まさに、これがチェリーヒルズのコンセプトです。マーク金井は事前にコースを下調べして、FWを2本抜いて16度のユーティティと5番アイアンをバッグに入れました。ティショットで打つ距離のバリエーションを増やしたいからです。
グリーンはスティンプメーターで9.5フィート(11月29日時点)。サンドグリーンでグリーンはやや硬め。フェアウェイからキッチリ打てばボールはピタリと止まりますが、ダフったり、ラフから打つとボールは止まりません。スーッとグリーン奥まで抜けていきます。グリーンは平均700~800平米前後、アンジュレーションは程良くありますが、中にはポテトチップのようなうねったグリーンもあります。
フェアウェイ 短く刈り込まれているのでフライヤーが出づらい。
地面は少し軟らかめなので、ディボット跡は深くなりすい
ラフ 脱出に苦労するほど深くはない。
フライヤーで飛距離が出るので距離感が出しづらくなるが、
アイアンが飛ぶのでアマチュアには喜ばれそう
グリーン スピードは普通だが、グリーンはやや硬め。
バンカー 典型的なアメリカンスタイルなので、これでもかってぐらい プレーヤーをびびらせるバンカーが多数ある
マーク金井はキング&クイーンをプレー。ティはレギュラー使用。
キング1番、351y パー4
軽く打ち下ろしの右ドッグレッグ。右サイドにバンカーがあって、それをコストグリーン近くまでいけるが、少しでも曲げるとトラブルに巻き込まれる。落下地点が一番広いのは210~230y地点。マーク金井は16度のUTでフェアウェイキープ。グリーン左サイドはバンカーだらけ。右サイドから攻略するとパーが狙いやすい。グリーンは縦に長い2段。ピンは手前ぎりぎり。9番でセカンドを打つもアゲンストの風に押し戻されて2ヤードショート。バンカーのアゴの上に止まったところから2mに寄せるものの、フックラインを読み切れずにボギー発進。
キング2番、2番、156y パー3
約20ヤード打ち下ろしのスリリングなショート。打ち下ろしに加えて、風がもろに吹き抜けるレイアウトなので距離感が非常につかみづらい。左右に外すと下りのアプローチとなり寄せワンが難しくなる。マーク金井は風を読み切れずグリーン右側バンカーそばのラフに外す。58度のSWでグリーンエッジに上手く落すものの、下り傾斜にボールがスーッところがり2.5mオーバー。パーパットはカップをかすめて、連続ボギーを叩く。
この続きは明日アップします~。
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PS.
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