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毎年、毎年、この時期には新しいクラブが次々と登場します。12月のボーナス商戦を狙っているのだと思いますが、今年も数えるのが大変なくらい新作クラブが登場し、すでに数えるのが大変なくらい新作クラブを試打しました。新作クラブの試打はゴルフ雑誌とっても目玉企画。この時期はマーク金井もいろんな雑誌で人間試打マシーンになってお手伝いをしています(笑)
そして試打の仕事をしていると必ず聞かれるのが‥‥この一言。
そんなにたくさんのクラブを打ったら、
スイングがおかしくなりませんか?
確かに、クラブが変われば打ち方も変わってきます。ゼクシオとタイトリストのマッスルバックとでは、同じ打ち方にはなりません。職業病と言ってしまえばそれまですが、クラブを手にしたら、無意識の内にクラブが求める打ち方になります。具体的に言うと、マーク金井はクラブの重心距離(つかまり具合)に合わせてスイングを微調整しています。例えば、マッスルバックと今どきの大型ヘッドキャビティを比較した場合、
マッスルバックの重心距離 32~36ミリ
大型キャビティの重心距離 38~44ミリ
マッスルバックと大型キャビティの重心距離は10ミリ以上異なる場合があるのです。ここまで重心距離が変わればヘッドの挙動も全然違ってきます。マッスルバックを打った直後に大型キャビティを打てば捕まりづらく感じますし、大型キャビティを打った直後にマッスルバックを打てば捕まり過ぎて引っかかりやすくなるのです。もちろん、1発打てば重心距離の違いを感じ取れるので、すぐにクラブに適した打ち方になります。
さて、この重心距離。
ゴルファーによって心地良い重心距離は異なります。そして重心距離が短いアイアンに慣れている人は、重心距離が長いアイアンは打ちづらいと感じます。
逆はあまりありません。重心距離が長いアイアンに慣れている人は、重心距離が短いアイアンを使ってもあまり違和感を感じません。重心距離の長いクラブに慣れると、重心距離に対するキャパシティが広がるからです。
マーク金井はいろんなクラブを試打した後は、オーバーホールの意味を兼ねて、神田のスタジオでスーパーシャット君でボールを打ちます。昨日のブログでも書きましたが、スーパーシャット君の重心距離は‥‥
約50ミリ。
これは大型キャビティ、460CCのデカヘッドよりも重心距離が長いです。
すべてのクラブを調べたわけではありませんが、恐らくもっとも重心距離が長いゴルフクラブでしょう。スーパーシャット君でストレートボールを打つ練習、インパクトでフェースをスクエアに戻す練習をすれば、フェースをシャットに使う感覚を養えます。加えて、どんなに重心距離が長いクラブを試打しても違和感なく対応できるからです。
スーパーシャット君は重心距離が長いだけでなく、重ヘッド、重グリップが装着された短尺クラブです。手先でヒョイと振れません。体をしっかり使ってスイングする感覚も取り戻せます。ロフトは7番アイアンと同じですが、ヘッドは通常の7番よりも約100g重く、グリップは通常のグリップよりも約20g重くなっています。アマチュア向けの軽いクラブをたくさん試打すると知らず知らずの内に手打ちになってくるのですが、それを払拭するのにもスーパーシャット君は役立ってくれます。
ゴルフスイングはクラブの影響を少なからず受けます。マーク金井はFBにも定期的に自分のスイングをアップしていますが、その時に手にしているのはいつも短尺アイアン。かつて雑誌の記者時代、ジャンボ尾崎プロが短いクラブを使ってスイング作りしているのをヒントに、マーク金井もスイング作りで短尺アイアンを使うようになったのです~。
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