マーク金井の独断と偏見に満ちあふれた超私的なゴルフ場調査、今回は東千葉です。経営は現在OGM(オリックス・ゴルフ・マネジメント)です。千葉東金道路・東金ICから約2キロと地の利が非常に良く、神田からだと1時間かかりません。コースレイアウト、メンテナンスにも定評があるコース。後編はじっくりとコースインプレッションしてきましょう~。
東4番、380y パー4
左ドッグレッグでティからグリーンまで打ち上げのホール。白ティからだと、ドライバーで真っ直ぐ打つとフェアウェイを突き抜ける。マーク金井はドローを狙って打つも、コースの罠にまんまとはまり引っかけて左にOB。セカンドからも打ち上げでグリーン面は見えない。見た目よりも打ち上げが強く、ワンクラブ大きめで打つぐらいで、ちょうど距離が合ってくる。グリーン奥に外すとグリーンは強い下り傾斜。上手く打ってもオーバーしやすく寄せづらい。
東5番、521y パー5
東アウトの名物ホール。ティから200y先に池があり、フェアウェイ中央には大きな杉の木が立ちはだかる。ハンデキャップ1が示す通り、ティショットではかなり正確な方向性が求められる。セカンドからは軽い打ち上げで、グリーンは縦に2つ並ぶ。ティショットで池越えに成功すれば2オンも可能だが、グリーン手前には大きなバンカーが待ち受けている。
東6番、446y パー4
白ティからでも450y近くある長いミドル。ティショットは打ち下ろしだが、ここもフェアウェイに大きな杉の木が立ちはだかる。左サイドにはバンカーと池。ティショットで距離を稼がないと2オンが難しいにもかかわらず、ティショットの落としどころが非常に狭くなっている。ハンデキャップは7だが、東アウトでもっとも難易度が高く、パーで上がれるとすごく嬉しいホールだ。
東7番、414y パー4
ティからフェアウェイにかけて両サイドはびっしり林。林間ならではのレイアウト。アウトは左ドッグレッグが多いが、ここは右ドッグレッグ。ティショットではフェード系の球筋が打ちたくなるホールだ。グリーン回の左サイドにはバンカー。その左はOB。セカンドを左に引っかけてしまうとパーセーブが難しくなる。
東8番、166y パー3
打ち下ろしのショート。左グリーンは落し所が狭く、奥と左サイドがOB。風の影響を受けやすいので距離感、方向性がつかみづらい。グリーンとグリーンとの間に打つのが安全策だが、少しでもショートするとバンカーが待ち構えている。
東9番、537y パー5
緩やかな打ち上げのロング。軽く右ドッグしており、ティからグリーンまで右サイドは崖になっている。グリーン手前100y付近に大きな木があるので、セカンドの狙い方がスコアメイクの鍵を握っている。マーク金井はセカンドを7番アイアンで刻み、残り120ヤード地点からPWで3オン。3メートルを外してパーでホールアウト。
東10番、377y パー4
フェアウェイの右側に大きな杉の木が配されているミドル。左サイドにはフェアウェイバンカーが2つ。ティショットはややプレッシャーがかかるが、セカンドは広々している。ティショットが上手く打てるとパーが取りやすい。
東12番、518y パー5
軽く左ドッグレッグしているロング。ティショットで左サイドのコーナーを狙うと距離を稼げるが、左サイドはずっとOBが続く。セカンドからは打ち下ろし。グリーン手前には大きなバンカーが待ち受けている。グリー回りの左サイドは崖になっていてすぐOB。3打目が上手く打てるかどうかでスコアがガラッと変わりそうなホールだ。
東15番、491y パー5
ティショットは打ち下ろし、セカンドからは軽い打ち上げのロング。ティショットはフェアウェイが絞られているが、セカンドからは広々。ドライバーで260ヤード以上飛ばせると、2オン可能。ティショット次第ではバーディー、イーグルも狙える。マーク金井はセカンドをグリーン手前花道まで運び、1メートルにつけてバーディー。
東17番、401y パー4
フェアウェイに大木が縦に2本連なるミドル。フェアウェイは右傾斜しているので左サイドに打った方がセカンドが狙いやすい。距離もタップリあるにも関わらず、ティショットでは正確な方向性が求められる。セカンドからグリーンにかけては軽い打ち下ろし。グリーン回りはバンカーがひとつだけなので、セカンド以降はプレッシャーが強くかからない。
東18番、181y パー3
池越えのショート。グリーン左サイドの奥にクラブハウスを見渡せるホームホール。グリーン回りにはバンカーが配されているが、グリーンが大きいのでワンオンさせるのはそれほど難しくない。
総評
アウトは左ドッグレッグが多く、そして左サイドがOBなホールが多い。距離を欲張ってショートカットを狙うと大叩きしやすい。マーク金井も4番でティショットを引っかけてOBを打ってトリプルを叩いた。対してインは比較的真っ直ぐなホールが多く、ティショットが安定しているとスコアメイクしやすい。今どきのアメリカンスタイルなコースと比べると、東千葉は和風なレイアウト。グリーンも受けグリーンが多く、手前から攻めた方がアプローチ、パットとも打ちやすい。ティショットで球筋を求めるホールが多いので、ドライバー調子次第でスコアがガラッと変わるコースだと思います。
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