マーク金井blog

2013年09月24日横峯さくらが今季2勝目、生涯獲得賞金9億円突破!!

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の最終日、首位タイからスタートした横峯さくらは、7バーディ2ボギーで通算15アンダーまで伸ばして今季2勝目、ツアー通算20勝目を飾りました。これにより生涯獲得賞金も‥‥

9億円を突破!!!!

83236_360240

GDOより転載 フォトギャラリーは写真をクリックすると見れます

出場試合数270で生涯獲得賞金9億円を超えたわけですが、これは不動裕理、福嶋晃子に続く3人目の快挙です。サラリーマンの生涯獲得給与は2~3億円。横峯プロは賞金だけでサラリーマンの3倍近く稼いだことになります。

27歳の若さで9億円突破も凄いことですが、270試合で20勝も凄い記録です。単純計算すれば‥‥

13.5試合で1勝!!

今年は連続予選通過記録が「101」途絶えましたが、年間2勝ペースというの記録を見ると‥‥横峯プロは並外れて「勝負強い」選手であることが証明されています。

さて、この横峯プロ。先週のマンシングではドライバーの打ち方のイメージを変えたそうです。GDOの記事によると‥‥

ci_small

プレー面での変化もある。「今はティショットだと“200ヤード”を飛ばす感覚で振っている」というのだ。平均飛距離が約240~250ヤードという横峯からすれば、この“200ヤード”という数字は明らかに短い。「飛ばそうと思うと力んで良い結果がでない。200ヤード飛ばすことを考えれば、無駄な力が入らず、しっかり振れる」という逆説的な飛ばし理論だ。

自他ともに認めるフェードヒッターだが、力むと、時に逆球のドローも出てしまい、この数年はコースマネジメントに苦しんできた。「(フェード、ドローの)両方出ると、トラブルも起こりやすい。ゴルフは、スコアを作っていかなければいけないので」という、横峯なりの苦悩解消にもつながる理論だ。

(以上、GDOニュースから引用)
http://news.golfdigest.co.jp/news/jlpga/article/46280/1/

アマチュアの多くはドライバーがちゃんと飛べばスコアになると思っている人、飛ばすことに生き甲斐を感じているゴルファーが少なくありません。確かに、ドライバーが飛べば気持ちいいし、グリーンに近づけば2打目で持つクラブが短くなるのも事実です。しかし、横峯プロも言っているように、力むと逆球が出やすくなります。加えて、アマチュアの場合だと、チョロが出たり天プラも出ます。OBや池ポチャを打つリスクも高まる。ナイスショットとミスショットの差が大きくなってしまい、スコアを作ることが非常に難しくなるのです。
そしてアマチュアの場合、ドライバーが飛んでもスコアが良くなる保証がありません。100前後でプレーする人の場合、ナイスショットが2発続く保証がないからです。

アマチュアの多くはドライバーショットでスコアが決まると思いがちですが、ドライバーではスコアを作ることはできません。ドライバーが良くてもセカンドでミスをしたらスコアは悪くなります。セカンドが良くてもパットを外せばスコアは崩れます。ただし、ドライバーで大きなミスをしたらスコアは確実に悪くなります。

OB
池ポチャ
隣に打ち込んでワンペナ

チョロ

こういった致命的なミス、致命的なトラブルをしでかすとスコアは作れません。トリプルボギー以上の大叩きを招く原因にもなります。ティショットというのはナイスショットを打つことよりも交通事故(致命的なミス)をいかに避けるかが求められるのです。

おーっと、今日のテーマであるレッスンの上手な受け方を思ったら、原稿締切りの催促が入りました。この続きは明日書きます~。

PS.ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身の動き、そして正しいハンドアクションを会得できるからです~。


カテゴリー トーナメントから

コメントは受け付けていません。