昨日はインターネットラジオのソラトニワ、「マーク金井の喋らずにいられない」の公開放送日。お江戸銀座の松屋デパートの屋上にあるガラス張りのスタジオで93分ほど喋り倒しました。
2回目で早くもアシスタントのアリエルはお休みでしたが、とっておきのゲストに登場していだきました。そのお方とは‥‥
ジャズフュージョン・ギタリストの矢堀孝一さん。音楽のプロ中のプロですが、ゴルフ大好き人間。最近はゴルフ雑誌でゴルフスイングと音楽のコラボを手がけてらっしゃいます。オンエア中はマーク金井の無茶ぶりにも嫌な顔をひとつせず、何でもスラスラと応えていただきました。メトロノームの正しい使い方を伺った時は、トリビアの「へぇ~、へぇ~」のボタンを押しまくりました。
そしてオンエア中にマーク金井がテーマに取り上げたのがこれっ!!
台風の最中、新橋のジーパーズでSLDRのUS仕様を3万3500円で衝動買い。米国で399ドルで売られているクラブなのに、送料も消費税も込みで3万3500円。話題のドライバーがこんな値段で売られていたら、ゴルファーならば買わずにいられません(笑)
さて、このUS仕様のSLDR。本当は9.5度のRシャフトを購入したかったのですが、お店に並んでいたのはすべてSシャフト。US仕様はシャフトが硬くてハードです。このSLDRもその予想通りでした。
シャフト硬度の目安となる振動数は276~277cpm。ワッグルしてもシャフトはほとんどしなりません。このSLDRもそうで、米国仕様と日本仕様の一番違いはシャフトの硬さです。SLDRの場合、ソールに可変ウエートが装着されていますが、これも日本仕様と米国仕様とでは異なり、日本仕様が18g、米国仕様が20gです。
クラブスペックは
総重量320.1g
長さ45インチ
バランスD4
リアルロフト9.25(表示9.5度)
フェース向き-2.5(ノーマルポジション)
フェース厚58ミリ
スイートスポット高さ33ミリ
(すべてアナライズ計測)
もちろん、米国仕様も日本仕様もヘッドの基本特性は同じです。可変ウエートが2g異なる以外は、どちらも実際に打った時の印象はほとんど同じです。
では、SLDRはどんなゴルファーに向くのか?
メーカーのHPを見ると、「飛距離追求ドライバー」「低・浅重心で低スピン弾道が打てる」とアピールしています。実際に試打してみても重心位置が普通のドライバーと異なることが体感できます。具体的に、SLDRの特性は‥‥
重心アングルが並外れて小さく、このため一般的なドライバーと比較するとヘッドの操作性が高い反面、重心アングルが大きいドライバーと比較すると、ヘッドが返りづらい、ボールが捕まりづらく設計されたドライバーです。可変ウエートをヒール側に配することで重心距離をかなり短く設定できますが、いかんせん重心アングルが小さい。
重心アングルが‥‥
17度!!!!!!!!
しかないので、重心距離を短く設定しても捕まり過ぎるフィーリングはありません。重心距離が長くなるようにウエート配分すると、かなりインから煽って打っても引っかかる弾道が出づらい。オートマチックに捕まるクラブを求めるスライサーには扱いづらく、フッカー御用達ドライバーだとボクは思います。ヘッドをインサイドから入れて、ややあおって打っても左に引っかかるミスが出づらいです。
おーっと、締切りの時間が迫ってきました。この続きはまた今度じっくりしましょう~。
(▼▼)b
PS.ボールをたくさん打ってもスイングは変わりません。ボールの行方や自分のフィーリングが邪魔をするからです。悪い癖を直したい、本気で正しいスイングを会得したいと思うならば‥‥身体の動きをチェックしやすい方法で練習しましょう。マーク金井はゴルフの竪琴を使っているのは、これが一番身の動き、そして正しいハンドアクションを会得できるからです~。
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